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【試合評】8回裏1死3,1塁、師弟愛で鷲づかみにした決勝点~2014年4月6日(日) ○楽天イーグルス3-2ソフトバンク

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1勝1敗で迎えたホークスとの3ゲームシリーズの最終戦



本拠地6連戦の最終日。1勝1敗で迎えたホークスとの3ゲームシリーズの決着の火蓋は13時31分に切って落とされている。

楽天の先発は辛島。2勝目を狙う。対するホークスは今季から鷹軍団に入団したウルフ。ウルフというと私の中で楽天にとって良いイメージを探すのが難しい投手なのだ。

下記にウルフの楽天戦成績を挙げてみた。御覧のとおり、対戦防御率は1.98。楽天戦でのウルフは1試合に2点取ることができるかどうかといった好投手で、イーグルスの打者は数多くのゴロアウトをウルフに献上するのが、これまでの常だった。そして、それは初Vの昨年の変わらない光景だった。

このカードを勝ち越すには、辛島の好投が前提条件で、かつ、ウルフから早めに先制点を取ることができるか?という点に留意して試合観戦に臨んだ。

■ブライアン・ウルフ 年度別 楽天戦 主な成績


後藤光尊、2008年9/17以来約6年4カ月ぶりのショート



両軍のスタメン

小関が3試合連続でスタメンマスク。後藤のショート出場は2008年9/17ソフトバンク戦以来、約6年4カ月ぶり。楽天移籍後、紅白戦や練習試合を入れた対外戦でもショートの守備に就いたのは3/22中日戦だけ。この時も途中出場だった。

枡田のスタメン出場は4/1オリックス戦以来。指揮官の頭の中には、枡田の対ウルフ通算対戦打率が17打数6安打の.353とハイアベレージを残しているデータもインプットされていたかもしれない。

ソフトバンク=1番・本多(二)、2番・今宮(遊)、3番・内川(左)、4番・李大浩(指)、5番・長谷川(右)、6番・松田(三)、7番・中村(一)、8番・鶴岡(捕)、9番・柳田(中)、先発・ウルフ(右投)

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(三)、4番・ジョーンズ(指)、5番・ユーキリス(一)、6番・後藤(遊)、7番・枡田(左)、8番・小関(捕)、9番・聖澤(中)、先発・辛島(左投)


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AJ、後藤、天敵ウルフ撃ちのアベック弾



辛島が立ち上がり3人で片づけてベンチに帰ってくると、その裏、楽天打線も三者凡退。ウルフの前に平凡な内野ゴロ3本を献上してソフトバンク3回戦が始まる。これは僅差の試合展開になるのかな?という印象の1回だった。

しかし、翌2回裏、イーグルスに貴重な2点の先制点が入る。

AJと後藤のバットから、それぞれ今季1号が生まれたのだった。

まずはAJ。先頭打席だった。1-0から甘く入ってきたツーシームを左翼席へ突き刺した。昨日の松田の弾丸ライナーのさらに上をいく超弾道のラインドライヴが楽天応援団の下へ吸い込まれていく。AJの先制弾は楽天の今季コボスタ第1号となった。

ユーク凡退後、今度は後藤。1-1から外のツーシームに合わせにいったような打撃だった。最初、レフト・内川が捕れる感じで追いかけていたのだが、最終的にはフェンスを背にしながらボールを見送るEウィング弾。おりしも風は右翼から左翼へ風速7.9mの強い風が吹いていて、風をも味方につけた移籍第1号となった。

2点を貰った辛島は、3回以降も好投をみせていく。

先制直後の3回表も、内野ゴロ2本と空振り三振の三者凡退で下位打線を退けると、4回は4番・李大浩の前にヒットを許したものの、李大浩をショートへのイージーゴロに取り、無失点。4回を終わってホークス打線に2塁を踏ませない好内容だった。

バッテリーミスの連続で1点を失った5回表



その辛島にこの試合初のピンチが到来したのは、5回表のことだった。

先頭打者は長谷川。1打席目にヒットを打たれていた左の好打者に、落ち切らないチェンジアップをセンター返しされ、無死1塁。

続く松田三振後、中村の打席時にイーグルスにミスが出た。

1-2からの第4球・変化球投球時(クイックは1.30秒だった)に一走・長谷川に二盗されてしまう。その直後のことだった。2-2となって第5球、低めに誘うチェンジアップがワイルドピッチ。小関が左打席側に弾いていた隙を、二走・長谷川に3塁を狙われてしまう。慌てた小関の3塁送球がまさかの悪送球。後方へ大きく抜けている間、長谷川はそのままホームイン。楽天はバッテリーミスの連続でもったいない1点を失った。(楽2-1ソ)

なおも、打席上の中村にもフルカウントから際どい球を見きわめられ、フォアボール。続く鶴岡の初球打ちが1,2塁間を破っていき、1死2,1塁とピンチは続いた。このピンチで球数を擁しながらも、柳田、本多を討ち取ることができたのは大きかった。

過去ウルフから一発をかっ飛ばした両人によるアベックホームランで2回に2点を先制した打線だったが、その後、なかなかウルフの前に得点圏を演出することができない。3回は1死後、藤田が狙ったかのようなハイバウンドのショート内野安打で出塁に成功。しかし、銀次が6-4-3のゲッツー。4回、6回は三者凡退。5回、7回は出塁したものの、いずれも2死からの出塁でチャンスが広がっていかない。

結局、7回を終えて、辛島7回5安打1失点。ウルフ7回6安打2失点。7回までは試合前に予想していたとおり、ロースコアの投手戦だった。その中でも2点を先に取ったことの意味は大きかった。

(下記へ続く)


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勝ち越しを許さない福山の好投、プロ初勝利!



試合が再び動いたのは両軍継投に突入した8回のことだった。両軍1点ずつを取り合った。

8回表、9番・左の柳田から始まるホークスの攻撃。楽天は二番手で左の金刃を送り出していた(捕手も前の回の好機で小関に代打が送られたため、嶋に変わっている)。しかし、今季3試合目の登板となった金刃が誤算。今季初めて打たれたヒットが、柳田の代打で出てきた江川の初球打ち同点Eウィング弾だった。気持ちの整理がつかないまま、金刃は1番・本多にもヒットを浴びてしまう。ここで星野監督が動く。金刃に代えて三番手で福山。

今季4試合目の登板となった福山が素晴らしい働きをした。

今宮にバントで送られ、スコアリングポジションに走者を背負い、3番・内川、4番・李大浩という、のるか?そるか?の分岐点。鼻の穴を大きく膨らませながら、内川には全5球まっすぐ勝負。一流打者のバットを押し込み、ファウルを打たせて追い込むことに成功すると、2-2からのラスト143キロ速球はピッチャー返しのゴロ。福山も好反応を見せて1塁へ送ってアウト。続く李大浩にはセカンドへイージーなゴロを打たせて、窮地を脱出している。

師弟愛でもぎ取った決勝点!



福山がホークスの勝ち越しを許さなかったからこそ、裏の回の攻撃で、福山プロ初勝利&楽天移籍後初のヒロインを手繰り寄せる、銀次の決勝タイムリーが生まれている。

8回裏、同点止まりで終わったホークスは二番手で岡島。もし福山が打たれてホークスが勝ち越していたら、もし楽天のホームランが1本だけだったら森福の場面。同点で延長戦が視野に入ってきたことから、岡島が出てきてくれたのが、楽天側に有利に作用した。今日の岡島は調子が良くないようにみえた。高めに抜けたり、甘く入ることが多かった。森福だったら、今季初の延長戦に突入していた可能性は高い。

1死後、1番・岡島が突破口を切り開いた。痛烈な一撃で1,2塁間を突破する右前安打で出塁すると、続く藤田の打席時、闘将のタクトが勝負に出る。

ボール先行2-1からの第4球、エンドランを仕掛ける楽天ベンチ。岡島の球がすっぽ抜け高めの完全ボール球になってしまう。なんとかバットに当ててファウルで逃げた藤田。しかし、2-2と追い込まれてしまう。

ここで引く闘将ではなかった。続けてエンドランのサイン。

今度はアウトコースに入った投球を藤田が綺麗に逆方向へ弾き返し、グラブを伸ばすショート今宮の先を抜けていく。岡島は一気に3塁へ。

1死3,1塁、ホークスベンチから郭コーチがマウンドに行っている間、バッターボックスに向かう前の銀次に闘将が自ら振り抜けと激励。最後にヘルメットをポン!と叩かれ送り出された秘蔵っ子が、大仕事を成し遂げた。

しっかり振り切ったスイングで右前へ矢のようなクリーンヒットを射かけ、岡島が決勝のホームイン!(楽3-2ソ)

1死3,1塁になったところで星野監督が銀次に歩み寄った瞬間、私は勝利を確信しました。

指揮官が直接銀次に激励した直後の打撃成績、さすがに私の手元にはないのですが(中継カメラが射抜いていない場面でもあったかもしれないし)、かなりのハイアベレージなのでは?と思う。(中継カメラが射抜いた時のそれなら調べることできるかも。メルマガのネタにしようかしら?)

勝ち越したイーグルスは9回表、ファルケンボーグ。1安打されながらも後続をシャットアウトし、3セーブ目。

楽天がこのカードの勝ち越しを決め、チーム成績を5勝4敗としている。順位はホークスと並んで2位タイ。今日も勝った1位・オリックスとのゲーム差は2.0。

本拠地6連戦を終えたイーグルスは週明けからビジター日程。札幌・千葉で6連戦を戦かった後、来週週明けには福岡に転戦。ホークスとの2ゲームシリーズを戦い、帰仙するのは10日後の日程となっている。ビジター8試合を前にして、借金1で臨むのか?貯金1で臨むのか?は大きな違い。後者で敵地に乗り込むことができるのは、大きい。

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ストライク先行。リズムも良かった辛島



7回、打者26人、113球(1回当たり16.14)、被安打5(全て単打)、被本塁打0、奪三振6、与四球1、失点1、自責点0。

今日の登板、ストライク先行をテーマに掲げて臨んだという。初登板3/30西武戦は変化球の精度が悪く、3ボール以上を記録したのは対戦22人中、実に10人を記録していた。1イニング当たりの球数もかさみ、18.56だった。

その修正を掲げて登板した本試合、素晴らしい内容だった。各々の数値の推移を確認してみよう。

全体ストライク率・・・55.6% → 66.4%
初球ストライク率・・・54.5% → 65.4%
3球目2ストライク率・・・33.3% → 75.0%
ゴロ率・・・33.3% → 73.7%
1イニング当たり球数・・・18.56 → 16.14

いずれも数字が大きく改善されている。前回思ったように機能しなかったチェンジアップやカーブも、この試合では修正されていた。

ゴロ率は倍増。辛島のテンポ良い打たせて取る投球が、バックを守る守備陣にも良い意味で伝染、約6年4カ月ぶりにショートの守備に就いた後藤は、6回2死走者無し、李大浩が弾き返したピッチャー返しのライナーを辛島のグラブをはじいてショートの右、2塁ベースの左隣に着弾して抜けようかというところをダイビングキャッチ。即起き上がって1塁送球アウトにする美技を魅せている。

素晴らしい投球を見せた辛島だったが、2個許してしまった盗塁は頂けない。1つめの盗塁は変化球ということもあり、始動してから小関のミットに収まるまで失格の1.30秒だった。クイックにも課題ありと言えそうだが、他にも明確な癖が出ているのかもしれない。

右打者には変化球の8割を低めに集めていた



配球図を確認してみよう。現在首位打者の内川、4番・李大浩、昨日2ランの松田など強打者が多い右打者に対しての配球図に注目したい。右打者に投じた変化球27球の81.4%に当たる22球が、低めゾーンに集まっていた。ストライク先行に加えて、痛打リスクが高まる高めの失投を防ぎ、変化球を低め低めに集めた意識が、好投につながったと言えそうだ。

結果、右打者との対戦被打率は.133。これが大きかった。

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イヌワシ打線13個のゴロアウトを量産



7回、打者26人、102球(1回当たり14.57)、被安打6、被本塁打2、奪三振4、与四球1、失点2、自責点2。

結局、この日も、イーグルスはウルフのゴロアウトピッチングの前に、ゴロを量産。併殺含む13個のゴロアウトを献上していた。対戦打率は25打数6安打の.240。昨年外国人に滅法強かったAJと風にも恵まれた後藤に一発が出なかったらとするとゾッとする試合とも言える。

ただ、ウルフの場合、恐らく契約でそうなっているのだろう、好投していても100球前後で降板するのが常(昨年128球という記録が1つあるが、これは例外中の例外だろう。このときはライオンズ相手に完封勝利を飾っている)。辛島が最少失点でホークス打線を抑えたからこそ、ウルフが退いた後の終盤に勝ち越しを決めることができたのだと思う。【終】

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