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【試合評】 8回裏1死3,1塁、AJを併殺に取ったオリ比嘉幹貴のAJ殺しのスライダー~2014年4月1日(火)●楽天イーグルス2-4オリックス

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まさかの誤算で本拠地開幕戦を落とす



敵地で2009年以来の開幕3連勝を飾った楽天。帰仙しての本拠地開幕戦、その勢いをつなげていきたかったところだったが、先発・美馬が精彩を欠いた。

初回2点を先制してもらった後の3回表、先頭打者四球を含む3四死球に長短2本を集められ、3失点と逆転を許してしまう。5回表にはヘルマンにこの日2本目のタイムリーを浴び1失点。点差を2点に広げられてしまった。

イーグルスは好投西の前に打線が沈黙。初回に2点こそ取ったものの、2回から7回までゼロに抑えられてしまう。

8回、西降板後に無死3,1塁の絶好機を作り、打席は3番・銀次、4番・AJ。しかし、空振り三振に併殺劇。1点すら返せない。

最終回は平野佳のフォークに楽天の打者がついていけずに三者凡退のゲームセット。

昨年日本シリーズMVP右腕を押し立て、21,541人を集めた本拠地開幕戦で、今季初黒星を喫している。

両軍のスタメン

オリックスはオーダーを変更。開幕3連戦の1番・ヘルマン、2番・平野恵、3番・糸井の並びをガラリと組み換え、好調の平野恵を切り込み体調に下記のラインアップ。

この采配が的中し、平野は5打数2安打、2得点1打点、ヘルマンは4打数2安打2打点、糸井は4打数ノーヒットながらも1打点。1番から4番で全打点を叩き出している。

オリックス=1番・平野恵(二)、2番・安達(遊)、3番・ヘルマン(三)、4番・糸井(右)、5番・ペーニャ(指)、6番・坂口(中)、7番・ベタンコート(一)、8番・鉄平(左)、9番・伊藤(捕)、先発・西(右投)

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(三)、4番・ジョーンズ(指)、5番・ユーキリス(一)、6番・枡田(左)、7番・松井稼(遊)、8番・嶋(捕)、9番・聖澤(中)、先発・美馬(右投)


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開幕4戦連続でイーグルスが先制



先手は開幕から4戦連続でイーグルスが取った。

1回裏1死後、藤田がシングルヒットで出塁、続く銀次の当たりはショートゴロ。しかし遊撃・安達の2塁送球が大暴投。この間、走者進塁して3,2塁。

格好のチャンスを作った楽天はAJ内野ゴロの間に三走・藤田が先制のホームを踏むと、続くユーキリスがオリックス先発・西の高め失投を捉え、右中間フェンス直撃の痛烈二塁打。銀次をホームに呼び込む、1回に楽天が2点を先制した。(楽2-0オ)

楽天の先発は美馬。1回こそ三者凡退のゼロスタートを飾った背番号31だったが、2回、3回とピンチを迎えていた。

2回表はペーニャに左中間を真っ二つにされ1死2塁のピンチ。しかし、この場面は踏ん張り、後続の坂口、ベタンコートを退けた。

3回表、先頭・鉄平の四球を起点に美馬3失点



しかし、翌3回表のことだった。先頭打者・鉄平の古巣対決から、制球が明らかに乱れ始めた。

1-2と追い込んだにも関わらず、決め球フォークが2球連続高めにすっぽ抜けて3-2。フルカウントから外角低めの投球をしぶとく見切られて、フォアボールを与えてしまう。

その後、1死1塁で好調の平野恵。ボール先行3-1からの高め速球を打ち返され、これまた左中間を完全に割っていくタイムリー三塁打。(楽2-1オ)

思ったコースに投げられない苦しい美馬は、続く安達にデッドボール。1死3,1塁でヘルマンに中前へ弾き返され、これが同点打。なおもピンチが続いて1死3,1塁で4番・糸井の内野ゴロに3点目の勝ち越しのホームを踏まれ、この回3失点。逆転されてしまう。(楽2-3オ)

1番から始まる5回表オリックスの攻撃でも美馬はヘルマンのライトの右を超えるツーベースで1点を失うと、ここでマウンドを新人左腕・西宮に明け渡し、無念の降板。

ピンチは続いていて1死2塁で4番・糸井と対決した西宮だったが、落ち着いていた。

プロ初登板では緊張しすぎて指先の感覚がなくなりヤバくて制球が乱れたという。2度目の登板は制球も安定しており、糸井を空振り三振、坂口をショートゴロ。左の好打者を屠って、火消しに成功。

翌7回表には三番手・福山。8回イニングをまたいで先頭をアウトに取って、今季初登板の長谷部にバトンタッチ。その長谷部も残りアウト2つを取って、味方の反撃を待つ。

(下記へ続く)

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窮地で“AJキラー”を切ってきたオリ森脇監督の好采配



新人左腕からのブルペン好投リレーが流れを引き戻したのか、8回裏、イーグルスは絶好の反撃機を迎えていた。

この回は1番から始まる好打順。マウンド上は二番手・佐藤。しかし、この佐藤が制球に苦しむ。岡島がフルカウントから1塁に歩くと、藤田の右前安打で三進。無死3,1塁という理想のかたちを作って、バッターボックスにはクリーンアップを迎えていた。

ところが、3番・銀次が“らしくない”ベース盤手前ワンバンの変化球に空振りして三振。打席にAJを迎えた所で、高山コーチがマウンドにいく。

この場面、まさかセットアッパーの佐藤を変えてくるとは?と思ったファンも多かったのでは?と思う。私はありえると感じていた。出てくるなら比嘉だろうと。

案の定、比嘉が登板。実を言うと、昨年の比嘉vsAJの対戦成績は9打数1安打5三振。完全に比嘉に軍配が上がっていたのだった。AJはオリックスが切ってきたAJキラーにやられ、比嘉が投じた外のスライダーをひっかけての6-4-3の併殺ゴロ。チャンスが一気に潰えてしまった。

初回、自らの守備ミスで2点を失ったオリの遊撃・安達はその後、西の打たせて取る投球で7個のショートゴロを懸命に処理。AJの併殺ゴロが本試合8個目のゴロ処理だった。ショート左へ詰まり気味に飛んだ打球をしっかり処理して今度は暴投なく2塁送球。打球は6-4-3と転送されてのゲッツー劇になった。

昨年ショートで+12.7のUZRを記録し、守備範囲が広いことでも知られる安達。オリ勝利の要因の1つは、初回こそミスをしたものの、安達にゴロ処理させるような打球を楽天打者に多く打たせることができたのも、あると言えそうだ。

比嘉幹貴が持つAJ殺しのスライダー



AJは変則気味でサイドから投げ込んでくる比嘉のフォームを苦手としているらしく、中でも今日2球連続で投じられ、空振り、併殺打になった比嘉のスライダーを最も苦手にしている。

昨年、比嘉がAJに投げ込んだ全17球のスライダーの詳細を確認してみると、

◎空振り・・・9個 (空振り三振5個含む)
◎見逃しストライク・・・2個
◎ストライク寄与ファウル・・・1個
◎2ストライク以降ファウル・・・1個
◎ボールカウント・・・2個
◎内野ゴロアウト・・・1個
◎シングルヒット・・・1個


となっており、空振り率は驚異の52.9%!!

昨年比嘉のスライダー平均空振り率は16.8%だったから、どれだけべらぼうに高いか、どんだけAJがこのスライダーにタイミングが合っていないか、お分かり頂けるかと思う。

あの場面で“AJキラー”を切られたら、AJに代打っていう訳にはいかないし、その前の銀次が佐藤を打って欲しかったと言わざるを得ない。

ここで勝負あったと断言できるオリックス1回戦になった。

聖澤諒、セリーグ外野手連続守備機会無失策記録に並ぶ



昨年5/25広島戦で岩本の中飛を処理しパリーグ外野手連続守備機会無失策の新記録を塗り替えた聖澤は、その後シーズン終了まで更新を続け、その守備機会は809に到達していた。

本試合前時点でその数は815まで伸ばし、今日、1回表の平野、安達の中飛を処理したことで、守備機会は817に。1967年~1973年にかけて阪神・藤井栄治が記録したセリーグ外野手連続守備機会無失策記録の817に並んでいる。

藤井はその後パリーグに移籍し、この数を820まで伸ばしたという。NPB記録ということになると820、新記録は821ということになってくるかと思う。いずれにしても、このオリックス3連戦で新記録樹立となるかもしれず、明日明後日と注目していきたい。

追記:4/2スポニチ『絶好調のはずが…楽天・美馬 4失点KO「申し訳ない」』によると、プロ野球タイ記録とのこと。

(下記へ続く)

■聖澤諒 2014年 守備機会記録
※2014年4/1終了時


美馬学2014年4月1日オリックス戦投球割合

美馬学、連続無失点記録は35でストップ



4回1/3、打者21人、84球(1回当たり19.40)、被安打5、奪三振4、与四球2、与死球1、失点4、自責点4。

昨年のクライマックスシリーズ10/19ロッテ戦の初回を起点に、日本シリーズ巨人戦(10/29、11/3)、今季オープン戦(3/7西武戦、3/16ヤクルト戦)、3/26の日本製紙石巻との練習試合と、33イニング連続無失点が続いていた美馬の記録は、遂に35イニングで幕切れとなった。

ずっと目覚ましい好投が続いていたので、もし途切れるとすると、出会い頭の一発かな?と予想していたものの、まさか制球を乱して四球絡みで長打を浴びて失点とは、予想していなかった。

初回は三者凡退でスタートしたが、「予兆」はあった。

平野、安達と立て続けに右中間に打たれた中飛2本がそれだった。その後2回も糸井にセカンド正面へのライナーを打たれるなど、アウトに取った凡打でも良い当たりをされるのが目立っていたのだ。

制球が悪かった。

上記表が示すように全体ストライク率は54.8%。目安とすべきラインから11~12%少ない。初球ストライク率、3球目2ストライク率もかんばしくない。打者2球目で2-0とボール先行させたケースも5人と多く、カウント構築がままならなかった。

下記配球図が示すように、球が高めに抜けてしまうケースが多かった。高めであっても腕を振って力強い球を投げることができていれば違ったかもしれない。しかし、高めにシュート回転する速球の失投や変化球が抜けてしまうケースが目立った。右打者へは40.5%が、左打者には57.1%が高めを記録。被安打5本のうち高めで打たれたのは4本を記録していた。

美馬の持ち味であるカーブを織り交ぜた緩急。これが今日はできなかったのも、黒星になった原因だろう。上記表が示すように、全18球を投じたカーブは、そのうち10球でボールを記録。縦割れで低めに決めたいところが、高めにうわずって入るケースも半数の9球と多く、本調子ではなかった。

安打凡打の結果を問わず打者の打球がどれだけゴロになったか?を見るゴロ率も、グラウンドボールピッチャーらしくない38.5%だった。

中継で上野晃アナが紹介してくださった天気情報によると、17時現在で気温は13.7度。湿度は20数パーセントだったとういう、報道によると試合中は気温5度まで下がって冷え込みもきつかったという。かつ、湿度が低くて指先が乾燥したことも制球に影響を与えたのかもしれない。ただ、相手の先発や楽天の二番手以降が好投しただけに、言い訳にはならないとも言える。

(下記へ続く)

美馬学2014年4月1日オリックス戦配球図

西勇輝2014年4月1日楽天戦S投球割合

テンポ良い西の好投に、狙い球を絞りきれなかった楽天打線



7回、打者27人、99球(1回当たり14.14)、被安打4、奪三振4、与四球1、失点2、自責点0。

1回裏に安達の守備ミスに足を取られて2失点したオリックス先発・西は、2回以降修正して3塁を踏ませないピッチング。それどころか先頭打者出塁を許さず、4イニング三者凡退と、楽天打線を寄せ付けなかった。

制球もほぼ安定しており、ストライク率も合格ライン近辺。

27.3%という高い値を記録した見逃しストライク率が暗示しているように、楽天打線は狙い球やコースを絞り切ることができなかったと言ってよいかもしれない。結果、自身のかたちではないバッティングを余儀なくされ、ゴロアウトが増えた。

絶好球を仕留め損なった松井稼頭央



8回裏の無死3,1塁も大きかったが、逆転されて一転1点を追う立場になった4回裏の1死2,1塁、あのチャンスももったいなかった。

1死後、ユークがお散歩、枡田の今季初安打で2,1塁とした楽天はバッターボックスは左打席の松井稼。1、2球、西の変化球がはずれてボール先行2-0と格好の打者カウントを迎えていた。この後、3球目が外角低めいっぱいにスライダー決まる見逃しストライク。2-1からの4球目が、明暗を分けてしまった。

ストライクゾーン真中低めへ落ち切らないチェンジアップ。この球を打ちにいった松井稼は自打球ファウルにしてしまう。

昨年は右投手が投げてきたストライクゾーン低めチェンジアップに対し、10打数4安打、1三振、2二塁打とローボールヒッターよろしく好戦果を出していただけに、残念。

この後、追い込まれた松井はさらに低めにチェンジアップを投げ込まれて空振り三振に倒れ、後続の嶋も中飛に凡退している。【終】

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