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「不平等」「いっぱいくわされた」と私が感じた楽天・鉄平とオリ後藤のトレードについての雑考

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風雲急を告げた12月19日早朝



本日、2013年12月19日の始まりは、イーグルスファンにとって、せわしない早朝となった。

未明、海外から報せが入ってきた。楽天を自由契約になっていたマギーが、三塁手を探していたフロリダマーリンズとの間で契約合意に達したと報じられた。年俸は約1億1000万。出来高がついての1年契約だという。この件については今朝、日本のメディアが第一報を報じる前に当ブログも速報した。

その直後のこと。あの鉄平コールをもうKスタで叫ぶことができなくなってしまう事態が告げられた。スポニチなど複数メディアが楽天・鉄平とオリックス後藤光尊の交換トレードを伝えたのだった。創業50周年の来季へ向けて再建モードのオリックスと、内野手の戦力不足に頭を抱えていた楽天、双方の思惑が一致し、今回のトレード劇になったようだ。

それにしても、鉄平の心中は複雑だろう。偶然にも今夜、おマメさんが店長を務める仙台のスポーツバー「haunt」で鉄平のトークショーがあるという。ファンを目前して、第一声、鉄平は何を語るのだろうか?





来年36歳を迎える後藤は、秋田県八郎潟出身。社会人を経て2001年ドラフトで当時のオリックスブルーウェーブへ入団。10位指名という珍しさで当時のリストを確認してみたところ、出戻りの平野恵一、元楽天の竜太郎らと同期に当たる。1年目から1軍で使われ、2005年から出場機会を増やし、2008年には初の規定打席到達。以来、チームの主力選手としてプレーし、2010年は143試合に出場した。岡田監督時代にはキャプテンにも任命されるなど、チームを代表するフランチャイズプレーヤーだった。また、分配ドラフトを経てオリックスに在籍し続けた唯一の選手でもあった。国内FAを取得した2010年オフに4年の複数年契約を結び、来季の年俸は1億5000万だった。

鉄平については、皆さん良く御存じのとおりである。統一球導入をきっかけに自身の打撃を見失い、出場機会を減らしていた。今オフには野球協約の減額制限を超える大幅減俸。首位打者を取り1億3000万まで到達したバットマンが、来季年俸を4000万でサインを終えていた。

本当に今朝は慌ただしい始まりになったが、そのどちらも、個人的にはこういう事態になるであろうこと、8月の段階である程度は想定できていた。



◎楽天・星野仙一監督が考える粛清人員整理リスト2013。来季戦力外候補を予想してみた (2013.8.19)
http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-1801.html

マギー・・・・・・ここに名前を上げたのは、そうなって欲しくないという思いからである。しかし、現実になりそうな嫌な予感がしてならない。・°°・(>_<)・°°・。というのは、31歳とまだ若い。MLBからお呼びがかかる可能性も高いと思われるのだ。田中登板試合ではMLBのスカウトが多数バックネット裏に陣取るが、そこで68打数23安打、6二塁打、6本塁打の好成績。極東の地でマギーに再評価の光が当てられても、おかしくはないのだ。

鉄平・・・・・・鉄平を苦しめた極端な投高打低の季節も終焉したものの、その打率は昨年より低い.240。牧田故障後の外野レギュラー争いで島内に敗れ、7/1に登録抹消されてからはファーム暮らしが続いている。鉄平が2軍で借り暮らしを続けている間、1軍ではまさかの岡島が右翼レギュラーに定着。怪我から癒えた枡田も完全復活し、1軍での居場所はなくなり、利府での借り暮らしが本暮らしになろうとしている。寂しいが、これが現実だ。


11/15付エントリー「大幅減の楽天鉄平。3割復活にかすかな希望を与えるデータとは?!」でも「鉄平の置かれた状況はますます厳しくなりつつある。契約更改が済んだから来季もイーグルスだと考えるのは早まった判断で、年俸4000万でハンコを押させることができた今だからこそ、トレードの可能性も出てくる。まだ予断を許さない状況が続くと思われる」と書いた。

そういう訳で来るべき時を覚悟していたのだが、いざ来てしまうと、やっぱり、大変寂しい思いがしてくる。チームの顔というべき選手による交換トレードは、生え抜き要素を大切にするNPBの野球ファンの心に、波風を立てることは必至だ。

しかし、寂しさはあるものの、今後もそのような傾向になっていくのだろうと推測している。真にチームに必要な選手、球団から求められている選手は、グラウンドの中でチームの勝利に貢献できる選手であって、選手グッズ等の売上でチームを支える選手ではない。

(下記へ続く)


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決して偶然ではないマギーのメジャー復帰と鉄平トレード



ところで、マギーのメジャー挑戦と鉄平のトレード。奇しくも同じタイミングになったこと、これは決して偶然ではないだろう。これらはワンセットで考えるべき案件のように感じるのだ。

どういうことか?というと、今オフにおける楽天のストーブリーグ「打」の最大方針は、アンドリュー・ジョーンズ、ケーシー・マギー、MJ砲との再契約にあったはずだ。

日本を後にするとき、両人が発したコメント、まるで対照的だった。AJが再び戻ってくる旨を報道陣に伝えたのに対し、マギーは態度を保留した。日本で失いかけていた自信を取り戻したマギーは、家族事情も絡んでメジャー再挑戦を視野に入れていたからであった。これは両者の置かれている立ち位置が大きく影響していると思う。両者ともNPB1年目で素晴らしい成績を残したが、意味合いはまるで違う。

AJは来年37歳になる加齢が最大のネックになる。加齢からくる体型変化などもあって、かつてのように外野を華麗に守ることはできなくなっている現在、AJは(交流戦で1塁を守ることはあっても)これからもほぼ指名打者専用選手だろう。そこで残した.243/.391/.454は好成績だとしても、MLB関係者の眼には平凡に映ったはずだ。彼らの心をノックするまでには至らなかった。このことは、AJ本人が良くわきまえている。だからこそ、戻ってくるというコメントになったのだ。

一方、マギーは来年32歳。あと数年は元気に動くことができる年齢に当たる。楽天ではホットコーナーを任されて怪我なく144全試合そつなくこなし.292/.376/.515の好成績をあげることができた点は、本人に再度メジャーでやってみようという大きな自信をを与えたはずだ。FA市場に健康的な三塁手が出てこなかった今オフ、その三塁手を必死に探していたマーリンズ側には、その点が好アピールポイントとして映ったであろうことも、容易に想像ができる。結果的に田中将大と同じチームを選んだことも、海の向こうから「再発見」されることになる契機になった。

結果的に見れば、マギーのプロキャリアの中で楽天での1年は、選手価値を高めてメジャー再挑戦を可能にさせた充電期間になったわけだが、楽天側にとってそんなアゲインストな状況であっても、マギーと再契約の交渉を進めていくことは必要のことだった。西武・浅村栄斗の7.6に次ぐパリーグ2位5.5のWAR(Wins Above Replacement)を記録したマギーを、みすみす手放すわけにはいかないからだ。

マギーの動静で身動きが取れず後手にまわった楽天のストーブリーグ



しかし、結果的に言えば、マギーの動静が──マギーには非はないのだが──ストーブリーグでの楽天の動きを制限させてしまったと言える。

藤田=松井で固めた二遊間も来年は32歳と39歳。特に松井については星野監督が「ウチは(松井)稼頭央が故障するとチーム力が一気に落ちる」というように、良くも悪くも内野のアキレス腱になりつつある。39歳になる来季はなおさらその懸念が高まることにもなる。私が定期購読するブログ「あい ウォッチBaseball!!」によると、39歳シーズンでのNPB遊撃最多出場は、2009年に石井琢朗が記録した52試合だという。来年も松井が遊撃のポジションを守り続けることは、難しいと判断するほうが、危機管理上、妥当だ。

藤田にしても同様である。元来、怪我体質の選手であり、規定打席に到達したのが今季が初だった。三十路を越えると、1年1年が加齢との戦いを余儀なくされるだろうことは、これをお読みの30歳以上の読者の皆さんにも、経験があるはずだ。

一方、藤田、松井をバックアップするべき、西田、阿部、三好といった若手は、圧倒的に経験が足りず、戦力として期待することはあっても計算はできない面々になる。

そういう事情を考えた時、西武からFAになった片岡を取りにいったり、中日を退団した井端を検討するという報道があった楽天のストーブリーグでの動きは、理解できるところなのだ。

本音を言えば、楽天は全力で片岡を取りに行きたかったのかもしれない。しかし、当時、マギーとの間で再契約との交渉も続けられており、楽天は好感触を掴んでいたようでもあった。

もしマギー三塁だとすると、二遊間の二枠で藤田、松井、片岡といったレギュラー格が3人入ることになる。もしそうなった場合、1億円前後の選手1名がどうしても常にベンチに置かれることを意味する。そういう背景もあってて、最大限の年俸と複数年を提示した楽天だったが、なにより片岡が求めていた出場機会を明言することができなかったと思うのだ。

井端については、世代交代を掲げる楽天では、来年39歳という高齢は相反することになる。井端取りなら、西田ら若手に機会を与えたほうが良いという判断だろうし、高須を戦力外にした意味も失われてしまう、ということだったと思われる。

結局、課題の内野手補強について、有効な手を打てないままズルズルと来てしまった。いや、当事者である楽天は、マギーとの再契約へ向けての交渉が順調だと判断して気が緩んでいたとも言える。マギーとの一件に、交渉下手な日本人という一面を垣間見てしまう思いもした。

地元紙記者がマーリンズがマギーの獲得を検討と明らかにしたのは12/13のこと。これは憶測だが、恐らく、内野に穴が生じてしまうこの報を受けて、慌ててオリックスとのトレードの話を本格的に詰めていったのかもしれない。

そういうわけで、私はマギーのメジャー挑戦と鉄平トレードは一連の動きだったと見ているのだ。

それにしても、やってくるのは、後藤光尊である。東北の秋田出身という点も獲得材料の1要素を占めたのだろう。秋田のファンの皆さんには、鉄平が出ていく寂しさはあるものの、同時に同郷選手の入団は喜ばしいことだと思う。

後藤の入団。私が期待できないのでは?と考えるその理由



しかし、後藤にどこまで期待できるのだろうか? どこまで計算できるのだろうか?

まず、年俸差だ。鉄平が4000万に対し、後藤は複数年契約を結んでいた関係上、成績不振でも1億5000万。この1億5000万を楽天が肩代わりすることになる。鉄平の4000万を差し引いても1億1000万の負担だ。今季、マギーの年俸が1億円だったことを考えた場合、後藤の年俸は、我々楽天ファンの目には、あまりにも不合理に映ってしまう。

冷静に見つめた時、このトレードは不利なのではないか。

「オリックスの球団本部長・瀬戸山隆三氏にうまいこといっぱいくわされたな・・・」というトレードになってしまうのではないか。

もちろん、来季はまだ始まってもいない。ここであれこれ言うのは野暮かもしれない。けれども、藤田と内村、横川・井野と仲澤・金刃のトレードのようなハッピーなことにはならないのでは?という思いが強いのだ。

下記に後藤の成績表を2つ掲げてみたので、御覧頂きたいと思う。

(下記へ続く)


■後藤光尊 年度別 打撃成績
後藤光尊成績

■リーグ平均値と比較する後藤光尊の年度別OPS推移
20131219DATA7.jpg


キャリアハイと言える成績を残し、国内FAを取得した2010年を最後に、その成績は後退傾向だ。特に2012年、2013年のここ2シーズンの落ち込みは酷く、そのOPSはリーグ平均を著しく下まわる5割台だった。

二塁手打撃成績という点でみても、今季の後藤の.242という打率は、50試合以上スタメン出場したパリーグ7人の二塁手(F西川、F中島、L片岡、H本多、E藤田、M根本、Bs後藤)の中でワーストである。.594を記録したOPSも同7人中、下から2番目の低い成績に終わっている。

この人、ボール球にも手を出してしまう癖が酷く、そのため四球が極端に少なく、結果、出塁率が上がらず、OPSの足をひっぱってしまっている。


■後藤光尊 年度別 ボール球スイング率
※『プロ野球オール写真選手名鑑』の2012年、2013年版より
2011年=38.7% (リーグ平均26.2%)
2012年=42.1% (リーグ平均27.1%)


2013年二塁手UZRはリーグワースト



マギーが抜けて後藤が入ったということで、来季のサードは後藤か?という見立てが多いようだ。しかし、二塁手としての平均的な打力すら現在所持していない中、二遊間と比べると打での期待が大きくなるサードを任せるには、はっきり言って役不足だ。なにより、火力不足である。

際立った打での貢献が難しいとすると、目を向けたいのは、守備力である。しかし、これもかんばしくない結果になっていたことが『セイバーメトリクス・マガジン2』で明らかにされている。

同書によると、今季、500イニング以上を担当したパリーグ二塁手6人(E藤田、L片岡、F中島、H本多、M根本、Bs後藤)の中で、UZRが最も低かったのは後藤。その値は-12だったという。(ちなみに藤田は+11.5。片岡の10.2を抑えてリーグトップ。藤田と後藤の差は23.5点にも及んでいる)

つまり、リーグ平均レベルの二塁手と比べた場合、今シーズンの後藤は守備で12失点していたことを意味するのだ。打では最高の成績を残したと言える2010年も、日本のセイバーメトリシャンの草分け・道作氏の分析によれば、後藤の二塁守備は15.45失点を喫していた計算になっている。


◎参照エントリー>>Baseball Lab守備評価~Second Baseman


二塁の他に三塁、遊撃も守ったことから、ユーティリティプレーヤーとしての特性を報じているメディアもあるようだ。しかし、個人的には大きく食指が動くことはない。前述のように、プロで最も多く守ったセカンドでそれなのだから、あまり守ったことがない三塁、遊撃は推して知るべしだろうし、三塁、遊撃は2008年を最後に1度も守備に就いたことがないのも不安材料でしかない。他に魅力がないから、取ってつけたような後付け理由にも思えてしまうのだ。松井、藤田のバックアップ要員という見方も、来年36歳のアラフォーで、攻守両面でパフォーマンスが下落傾向の選手が、果たしてバックアップメンバーと言えるのだろうか?

以上のことから、このトレード、鉄平がいくら精彩を欠いているとはいえ、後藤との交換は、あまりにも不釣り合いで、もったいないのでは?というのが、私の現時点での感想になる。

来年39歳の松井。その起用法をどうするか?



打撃はあまり期待できないかもしれない鉄平だが、守備ではいまだに素晴らしい力量を維持している。オリックスは少なくとも優れた守備力をローコストで手に入れた。もしかすれば、新天地で打棒も復活するかもしれないという判断だ。

一方の楽天は、マギーの動向で積極的に身動きできず、結果的に追い込まれたかたちになり、止むに止まれず、攻守両面で衰えが激しいアラフォーの高額年俸選手を、瀬戸山氏になんやかやうまいこと言われて、「押しつけられてしまった」というのが、妥当な見方なのではないだろうか

年俸が年俸なだけに、見切りの判断が難しく、星野監督も最低限のまとまった数のアット・バットを後藤に用意するはずだ。もしそうなって後藤が冴えない場合、その分を最初から西田や阿部に与えておけばよかったのに・・・ということにもなりかねない。

っていうか、特に西田だ。我々ファンはアジアシリーズでの勇姿を忘れてはいない。今まさに羽ばたかんとする若鷲に、そろそろマジで、連続したかたちでのまとまった打席数を設けて欲しいと思う。今シーズンの52打席で残した打率.167は、コマ切れの合計値であり、とても判断材料にはならないと思うのだ。

後藤を積極的に使うぐらいなら、西田ら若鷲にチャンスを与えてやって欲しいと思っている。

それに、来年39歳になる松井の起用をどうするか?も考えなければならないはずだ。

打順で言えば、マギーの退団が決定した今、来季は松井の打撃負担が今季より増える可能性が出てくる。今季はMJ砲が打線の大黒柱を担ったため、打撃における松井の負担度は軽減されていた。主に座った7番で.268/.331/.396の成績は恩の字。データ的にも7番・松井のOPS.727は、リーグ平均7番打者のOPS.675を上まわっていた。打撃での負担を減らし、信頼感のある松井をショートの守備に専念させたという意図もあっただろう。その結果が遊撃123試合スタメン出場につながったのだと思う。

しかし、来年39歳。この年代になると、特にアスリートは1年加齢するだけで選手価値が下がっていく。怪我のリスクも高まるだろうし、身体的衰えによるパフォーマンスの低下は、あのイチローでも抗うことができずにいる、どうしたって避けられない厳しい現実である。

今年の1/6付エントリー「【予想】初優勝を目指す星野体制3年目、楽天イーグルス2013年開幕スタメンを考える!!」でも予想したように、サードコンバートも可能性としてありえるかもしれない。球団側が「打」での貢献を願うなら、このプランはありだろう。WBCではサードの守備も想定して積極的に高代延博内野守備走塁コーチのノックを受けていたという。このことは高代氏の著書『WBC 侍ジャパンの死角』で紹介されていた。

ポジションは遊撃のまま。相手先発の左右で、西田とのツープラトンシステムを敷く選択肢もありえるかもしれない。相手先発がサウスポーの時には、右打ちの西田を先発出場させて経験を積ませ、右投手時には松井が左打席に入って打ち返していく。元々は右打ちの松井だが、NPB復帰以降の楽天の左右打席別のIsoPを確認すると、左打席.142、右打席.117。左打席で右投手と対戦したときのほうが、長打が多く出ているのだ。

マギーの後釜を担うべき新外国人打者の獲得は?!



あと、気になるのは、外国人打者の獲得である。本日、日刊スポーツがレンジャーズで投げていた左腕のブラックリー獲得へと報じている。かねてから星野監督は投手で2人は取りたいと洩らしていたので、AJの他に新外国人投手2人という構想なのだろう。マギーに代わる外国人打者の獲得はあるのだろうか?

これも本日の日刊スポーツが拾っている安部井スカウト部長の言葉によると、「(マギーについて)メジャーでプレーする最後のチャンスだったので、意志を固めたという連絡だった。日本一に大きな役割を果たしてくれた。痛いことは痛いが、(代わりの選手を探す)準備は進めていた。その作業を進めていく」とのことなので、打者で1人助っ人を取るということになりそうだ。

鉄平の惜別記事は只今、用意中。近日あげます。

【終】

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