FC2ブログ

100%支持したい田中将大による来季からのメジャー挑戦表明

スポンサーリンク




沈黙を保ってきた田中将大、遂にメジャー挑戦を表明



懸案の新ポスティング制度、すったもんだした挙げ句、ようやく成立している。NPBでは昨日オーナー会議で了承があり、今日MLBも承認を決定。本日から3年間、この新制度が有効となる。

この問題、当ブログはここまで静観を保ってきた。Twitter上ではちょいちょいツイートしていたものの、少なくともここでは静観の構えをみせていた。というのも、失効中の制度が新たに発効しなければ、田中将大のメジャー行きという話が現実味を帯びてこないからだ。

そういうわけで、制度が定まらない状況で、田中のメジャー挑戦を云々することは、ナンセンスだとも思えた。(こういうセンシティブな問題を取り上げるのは、いつも以上の労力と熱量が要るのだ)

その制度が今日ようやく日米合意に達し、本日昼、渦中の田中が立花球団社長と会談。発効したばかりの制度を用いて来季からのメジャー挑戦の意向を表明している。

良く指摘されるように、この新ポスティングシステム、旧制度と比べた時、選手側にとっては大きな前進の一里塚になったのでは?と思う。選手会が主張していた複数球団との交渉権を得ることができた点は大きいし、高騰した入札金の支払いに割かれていたメジャー球団の経済的資源が、今度は選手年俸に正しく反映されるであろうことも容易に予想がつくからだ。選手目線に立った場合、少なくとも旧制度と比べた場合、こちらのほうが真っ当なシステムだと言える。

本当に評価したいのは入札金の多寡よりも、選手年俸など契約面だ



60億を超えるだろうと見られていた田中の入札金が最大でも約20億円に抑えられることとなった。安すぎるという声が上がっている。しかし、田中には関係のない話だろう。なぜなら、前述したとおり、入札金は楽天が受け取るものであって、田中の懐には一銭も入らないわけなのだ。あまりにも高すぎる場合、田中が受け取ることができたであろう選手年俸にしわ寄せが生じる恐れも出てくるのだ。

もしそうなった場合、真っ当ではないと思う。田中自身がその対価をしっかり受け取ることができるシステムにしていくべきであり、今回、まがりなりにもそこに近づくことができた点を評価したいと思うのだ。

もちろん、球団側の事情を斟酌すると、過去と比べた場合、最大約20億円は安すぎると言える。いったいぜんたい約20億円という金額がどういう事情で突如出てきたのか?全く明らかにされていないし、どういう事情で交渉に当たったNPBがそれを了承したのか?が良く見えてこないため、どうしてもストレスが溜まってしまう話なのだ。

しかし、この件を入れても、田中将大による来季からのメジャー挑戦表明、私は絶対支持したいと思っている。

悲願の日本一に導いた日本球界No.1投手が、今オフ初めて公の場で「自分自身の力を新たなステージで挑戦させて欲しい」という気持ちを明確に表明したのだ。難色を示している三木谷オーナー、立花球団社長ら楽天野球団経営陣には、ぜひ田中の決断を快く後押ししてあげて欲しいと思う。

会談後、Kスタ宮城で行われた記者会見、その一問一答は下記のとおり。日刊スポーツから引用したい。


ブログ村投票のお願い。
皆さんの1票が継続運営のエネルギーになります

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村



マー君「新たなステージで」/一問一答
(日刊スポーツ 2013年12月17日14時6分)
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20131217-1232608.html

田中:本日、球団の方に、来シーズンをメジャーで挑戦させてほしいという希望をお伝えしたことを、ご報告します。また、立花社長には、お忙しい中、時間を割いて面談の場を持っていただいたことに感謝しています。

──大リーグへの希望。どのような言葉で熱意を伝えたか。

田中:まずは、入団して7年間ですね、楽天イーグルスに入って、お世話になった、育てていただいたという感謝の思いと、また、自分自身の力を新たなステージで挑戦させて欲しいという気持ちを伝えました。

──それに対して立花社長からどういう言葉を得た。

田中:お話は、何度もこれまでもしてきましたが、今日、ポスティングのシステムが正式に合意したので、「その言葉を預からせてほしい」と。

──今日は結論が出なかったのか

田中:はい。

──ポスティング締結まで葛藤はあったのか。

田中:システムが決まらない限り、何もできないので、決まるまでは何も考えていませんでした。

──立花社長の「預からせてもらう」という言葉があったようですが、直接的な慰留の言葉はあったのか。

田中:そこは大前提として、いつも言っていただいていますし「残ってほしい」とは言われていますけれども。それも踏まえて、僕の気持ちを伝えさせていただきました。

──心は決まっている?

田中:う~ん。自分の希望として、伝えさせていただきました。

──去年、将来的な移籍希望を話していた。気持ちは変わらなかった?

田中:将来的に挑戦したいというのは変わらなかったのですけど。シーズンが終わって来シーズンのことを考えたとき、新たなステージで自分の力を出したい、挑戦したいと思いました。

──球団の答え、感触は?

田中:非常に親身になって話を聞いてもらいましたし、今後もいろんなことを含めて、お話をしていくことになるので、コミュニケーションをこれまで通りしっかり取っていければと思います。

──来年のキャンプインを考えると、今後は時間がタイトになる。

田中:でもそれは、今日システムが決まったことなので、それは分からない。

──次回の会談は?

田中:まだ次の話し合いはいつとかは、していません。

──親身になってくれているというが、球団が希望をかなえてくれそうか?

田中:それは分かりませんよ。今日結論が出たわけじゃないですし、今後も話し合いをしていくことなので。

──今後も希望を訴えていく?

田中:訴えるというか、思っていることを話していきますし。球団の方からも思っていることは(言え)と、話し合いですから。

──新たなステージと言ったが、メジャーに行くことの意味合いとは。

田中:意味合いですか。まだ決まっていないので、希望はそうですが、まあ、決まってからでいいんじゃないですか。

──制度の決まる今日まで自分の気持ちを言えなかったこともあったと思う。その間は辛かった?

田中:僕にコントロールできるものではないので、すべて決まってからと思っていた。

──チームは初優勝。それも決断に至る要因になったか

田中:そうですね。それもひとつだなと思う。

──年齢も若い。若いうちに挑戦したい?

田中:それがすべてではないですけれども、それもひとつかなと思います。

──2年後のFAではなく、今年移籍する理由は?

田中:いろんなことを踏まえた上で、自分でタイミングと言ったらおかしいですけど、そう思ったので。すべて踏まえた上で。

──代理人はどうする?

田中:システムが決まってからと今までも言ってきました。(代理人も)これから選定していければいいなと思います。

──体のメンテナンスは

田中:全然、思っていた以上にいいと思います。

──自分の中でいつまでに結論を出して欲しいか。

田中:考えていないです。納得できるというか、お話ししながら。

──自分で選べる制度に変わったことをどう受け止めているか。

田中:システム、制度について僕がどうこう言えるものではない。発言は控えさせていただきたい。

──メジャーのどの球団でやりたいとか、あこがれとかは?

田中:いや、特にありません。

──西とか東とかの希望は?

田中:だから、特にありません。

──残留の可能性は?

田中:僕からそれを言うことはないと思います。それは、ポスティングシステムというのは球団の権利なので、球団が「かけません。残ってくれ」と言われれば、プロとして、それはそこでまた全力を尽くしてプレーするのがプロですし、その覚悟はあります。

──日本一連覇もやりがいあると思う。気持ちに揺らぐことは。

田中:ないです。

──楽天ファンに言いたいことは。

田中:感謝しかないですね。プロ入り当初から、高校卒業したばかりのひよっ子が、1軍のマウンドで、温かい言葉をかけていただいた。声援はいつも耳に届いてました。終盤しんどくなったところの球場の盛り上がりだったり声援は非常に力になったし、育てていただいたなと思います。いつも思っていますけどね。

──チームメートにはどういう思いか?

田中:どういう思いですか。まあ、みんなで今年戦ってきて、最高のチームメートだと思いますし、また、いつも言ってることですけど、感謝していますし、チームメートに限らず球団のスタッフの方に支えられてここまで来たと思いますし。プロに入ってから、辞められていない方もいますけど、すべて縁があって助けられたと思います。チームメートにも感謝ですね。

──決断までに誰かに相談した?

田中:誰に相談するんですか? 奥さんは気持ちは理解してくれています。


日本シリーズ第7戦、田中一世一代の160球連投劇。
楽天野球団はあの感動を否定できるのか?!



まだ映像としてほんの僅かしか確認できていない段階でこれを書いているのだが、字面だけ追ってみても、田中の決意のほどが良く伝わってくる会見だったのでは?と思う。

「残留の可能性は?」との問いに「僕からそれを言うことはないと思います」、「日本一連覇もやりがいあると思う。気持ちに揺らぐことは?」との問いに「ないです」と明確に答えた田中だ。決意は固まった。

それに、代理人の話が出てきたけど、色々売り込みもあったはずなのに、本当にまだ決めていなかったことにも驚かされた。この点は、田中が筋を通した、誠意をみせたということだと思っている。決して楽天をないがしろにしているわけではないことは、この1点だけでも確認できる。

もし楽天がそろばん勘定だけで田中のメジャー挑戦を認めないということになったら、私の中では、これ以上の失望感はない。ぜひ後押ししてあげて欲しいと思う。

こう書くと、田中は海外FA権を取得していないじゃないか、そのように、したり顔で指摘するファンが絶対に出てくる。もちろん、ルール上ではそうだろう。異論はない。しかし、海外FA権取得を待たずしてメジャー挑戦できるだけの功労を、この7年間、田中将大は魅せてくれたのではなかったか。

日本シリーズ第7戦の160球連投劇。あれで田中のNPBにおける、東北における、楽天における直接的な役割は終止符を打ったのではなかったか。

3-0の3点リードで迎えた9回表、三番手として日本一を決めるマウンドに送り出されたのは前日160球を投じたばかりの田中将大だった。田中本人からの強い訴えがあったという。私は今なお田中を登板させた星野監督の采配は日本一の中にも「汚点」を残したと思っているが、そんな私であっても、あの場面、田中のピッチングがはNPBでの正真正銘最後のマウンドになるだろうと強く感じた。

同様の思いは、田中本人の中にも、その訴えを聞き届けた星野監督以下首脳陣の胸中にも、コールされてマウンドに向かう田中を見守った両軍選手も、Kスタに居合わせた25,249人のファンも、テレビの前で釘付けになった日本全国の野球ファンも、これをお読みのあなたも、きっと強い共通認識の下にいたはずだ。

だからこそ、ファンモンの「あと一つ」に乗せて、7年間に及んだ田中将大の歩みが、前人未到24連勝無敗記録の伝説が、それぞれの中で、美しく昇華し、結実していったのだろうと思うのだ。

多くのファンが心を震わせたこの感動に、楽天野球団は単純なそろばん勘定だけで、水を差して良いのだろうか?

(このまま海外FAまで認めないということになるとそれこそ入札金は一銭も入ってこないし、1年待って来オフ容認という折衷案?を採ったとしても、グッズや経済効果等を合わせて果たして得をするのか?すら良く分からない点ではあるが・・・)

田中将大が次なるステージへ進むために、選手生命にかかわるハイリスクをあえて背負いながら、自らその伝説を終結させにかかったあの160球連投劇を、否定するようなことがあってよいのだろうか?

(田中伝説は日本一と共に一旦終止符が打たれたわけだが、舞台をMLBに移して再び新しい伝説が幕を開けていく。そこには、これまで見せてくれたものと同等もしくはそれ以上のドラマが待っているはずで、このことを純粋に楽しみたいし、楽しむことができないファンはもったいないなあと思う)

もし認めないという判断を下すなら、楽天野球団は多くのファンが納得できるような、丁寧な説明を用意すべきである。

田中をあと1年2年、NPBで囲っておくことは、MLBでも物凄いポテンシャルを秘めている田中将大の可能性を、ただ意味もなくタイムロスさせることになるのではないか。もちろん、球団側が容認しなかった場合、本人も語るように切り替えてシーズンで好投してくれるだろう。しかし、それは真の意味での打者との勝負だろうか。到底、私にはそう思えないのだ。NPBにとって全てをやり尽くした田中にとってここで足踏みを続けることは、途方もない虚無感との消耗戦にしかすぎず、本当に意味ないことだと思う。

私は楽天イーグルスファンである。もちろん、イーグルスの連覇ということだけを願うなら、来季も田中が投げてくれることは大きい。しかし、ここで私が言いたいことは、そんな器量の狭い話ではないのである。

難色を示す立花球団社長の口からは頻繁にステークホルダーのフレーズが飛び出している。そのステークホルダーは広義な意味で捉えれば、楽天ファン、野球ファンも当然含まれるはずだ。田中の挑戦を応援したいと思っている私のようなファンは大勢いるはずである。そのようなファンにもしっかりとした理由を提示していもらいたいと思う。
 
ところで、ウインターミーティング出張中の立花球団社長が田中の件に対して「田中が残ると言えば、それで(面談は)終わると思う」と発言したのを、皆さん、ニュース映像で御覧になっただろうか?

私は、あの物言い、本当に残念で仕方がなかった・・・

もちろん、多忙なウインターミーティングだ。ごった返したホテルかどこかの会場でのぶらさがりによるコメントだった訳だ。タイトな日程で急いでいた。時差ボケもあって疲れていた。記者陣に同じ質問を何度も繰り返しされてウンザリ・・・等という立花球団社長の心情も推し測ることができる。

しかし、日米野球ファンが注目している重大案件なのだ。普段Kスタで発する一言一言よりも何十倍もの重みがそこには生じる。その意味で言えば、ややぶっきらぼうで冷めたようにも取れるあの口ぶりからは、日本一最大の功労者となった田中に配慮する姿勢を見ることはできなかったのだ。【終】


BLOGTOPMAILMAGAZINE3.jpg
8月に創刊した当ブログの有料メルマガ「shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン」。御好評頂いております。これをお読みのあなたも、さらに深くイーグルスのこと知ってみませんか? 毎週月曜日発行。月額499円です。購入方法(まぐまぐと直接販売)やメルマガ本文の一部内容など、詳しい御案内は下記エントリーに記しました。1人でも多くの皆さんの読者登録、お待ちしております。
◎shibakawaの楽天イーグルス応援マガジン、読者募集のお知らせとバックナンバー一覧
☆12/16配信最新号の主な内容は「盗塁阻止率ではなく盗塁企図阻止率で診たいパリーグ球団別捕手力」です。
---------------------------------------------------------------


Amazon、楽天イーグルスオフィシャルショップなど楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベー ションになります




◎◎◎関連記事◎◎◎
田中将大と藤田一也がみせる相乗効果。藤田好守の背景には対戦打者の明確な打球方向が存在した
日本シリーズ第7戦9回、楽天・星野仙一監督の田中将大起用について私が「汚点」と書いたその理由
ダルビッシュ有、田中将大を語る。11月20日報道ステーションインタビュー文字おこし

《当ブログのコメントルール》御感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球や楽天と関係のないもの、名無しや通りすがりなどハンドルネームがいい加減と私が判断したものは、内容に関わらず、御遠慮申し上げております。頂いても削除の対象となります。なお、管理人の都合により、返信が遅れる場合、またはできない場合がございます。

《Twitterやっています》
アカウントは@eagleshibakawaです。ブログ更新のお知らせ、プロ野球、スポーツの話題、時々実況しながら記録などをつぶやきます。

《facebookページを作りました》当ブログのページをfacebookに作成しました。ブログ更新情報やブログに載せない、Twitterでつぶやかない軽い話題などもアップ中。現在いいね!280人突破。
http://www.facebook.com/eagleshibakawa

ブログパーツ
レンタルCGI







このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト



プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
11 | 2013/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
132位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
25位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}