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【試合評】 好投サブマリンに対し、修正能力の高さを見せつけたイヌワシ打線──2013年8月15日(木)○楽天イーグルス3-1ロッテ

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8/19発行のメルマガ第3号の内容は?



来週月曜発行のメルマガ第3号。第2号の編集後記に内容未定と書きましたが、枡田について触れてみたいと思います。

絶好調の枡田慎太郎、好活躍確信の中にも気になる懸念材料とは?

というタイトルで私が懸念しているデータを提示できればと思っています。他には岡島についても触れたいと思っています。

当メルマガを創刊号から楽しみたいという方は、今月がラストチャンス。9月に入ってからの御登録になりますと、8月発行の創刊号~第4号をお読みになりたいとき、バックナンバーを別途購入していただく必要があります。ぜひ8月いっぱいまでのこの機会を御利用下さい。

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ミスにしっかり乗じたイヌワシ打線



「こういう試合はミスをしたほうが負ける」。

試合後、ロッテ・伊東監督は記者陣にそう漏らしたと言う。まさにそのとおりで、このカードの1、2戦目は楽天にミスが、最終戦の今夜はロッテにミスが手痛い所で出た。

楽天は11勝目をかけてマウンドに登る則本。ロッテはサブマリンの渡辺俊。両先発で始まった16回戦は4回まで0-0の投手戦になった。その均衡を破るきっかけになったのが、ロッテ内野陣の守備ミスだった。

イーグルスが円陣を組んで臨んだ5回表のことだった。

1死後、松井が1,2塁間を破る右前安打で1塁に出ると、嶋の当たりはセカンド正面。4-6-3のゲッツーコースでチャンス潰えたか?と思われた。しかし、処理したセカンド塀内の2塁送球が悪送球となる。白球が左前へ転々とする中、走者それぞれ進塁、イーグルスは労せずして1死3,2塁という絶好のかたちを作ることに成功した。

この頂いた美味しい得点機を逃さなかったのがバッターボックスの島内だった。10試合連続安打を続けている背番号35が、その数を11へと伸ばしていく仕事の一打。痛烈な打球が中前へ抜けていき、走者2人が生還。まずは楽天が先手を取った。(楽2-0ロ)

2点を先制したイーグルスは翌6回にもAJのセンターバックスクリーン右へと飛び込む18号ソロショットで1点を追加。リードを3点差とした。(楽3-0ロ)

則本のピンチは2度あった。先頭打者の出塁を許した4回は1死2塁で3番・角中、4番・今江、相手の中軸と対決も、ファーストライナー、セカンドゴロに凡退させる。3点リードして迎えた7回は岡田、角中に連打を浴び、無死3,1塁のの絶対危機。4番・今江には外を狙ったスライダーが抜けて真中へ入った所を狙われたものの、ミスショットにも助けられてセカンドファウルフライに。ここまでは上々だった。球数も少なく、6回1/3で僅か71球。初の完封勝利、完投勝利ペースできていた。

しかし、1死3,1塁、ここでバッターボックスに迎えたブラゼルに粘りに粘られ14球を費やしたことで、完封、完投勝利といった記録はするりと逃げていくことになる。最後はセンターへ犠牲フライを打たれて、1失点。(楽3-1ロ)

2点差になった終盤8回以降、マウンドに則本の姿はなかった。球数からみればまだいけたものの、ブラゼルとの対決でメンタルを消耗したこともあっての継投になった。

しかし、楽天救援陣の出来が気になる2イニングになった。

ロッテ打線を黙らせていた則本が退いたことで、スコアボードが動き出すのでは?という不安もあったからだ。その不安を、長谷部が払拭した。ロッテの反撃をシャットアウトする大変良い仕事をみせていく。

8回は今までなら青山のところを、星野監督は左腕の長谷部を送り出したのだった。この判断が非常に良かった。ここ最近失点が目立つ青山は疲労の色が隠せない。長谷部が好投することでその青山を休ませることができた点は、大きかった。

確かに先頭打者が左の大松から始まるイニングだった。左対左という考えも一部あったのだろうが、右の代打G.G.佐藤が出てきても、星野監督は試合を長谷部に託した。G.G.佐藤、里崎、代打・細谷と右が続くところを、2者連続三振含む三者凡退のピッチングをみせる。

9回はラズナー。ラストバッターの角中に実に17球粘られたものの、最後は詰まらせてのサードファウルフライ。綺麗に3人で終わらせてのゲームセット。

2連敗で迎えていた楽天はロッテに一矢報いて同一カード3連敗を阻止。先発・則本はルーキーイヤーの田中将大の勝ち星に並ぶ11勝を飾っている。

これでチーム成績は100試合59勝40敗1分の貯金19。2位・ロッテとのゲーム差を再び5.5に広げ、西武を敵地で爆殺し3位に浮上してきたソフトバンクとは7.5、4位に落ちた西武とは8.5としている。なお、各種戦績は下記のとおり。

直近10試合=6勝4敗
リーグ戦=76試合44勝31敗1分
後半戦=18試合12勝4敗2分
8月=11試合7勝4敗
ロッテ戦=16試合9勝7敗 (QVC2勝6敗)
ビジター=50試合29勝21敗
ナイトゲーム=68試合40勝27敗1分

両軍のスターティングラインアップ

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・マギー(三)、6番・枡田(左)、7番・松井(遊)、8番・嶋(捕)、9番・島内(中)、先発・則本(右投)

ロッテ=1番・荻野貴(左)、2番・岡田(中)、3番・角中(右)、4番・今江(三)、5番・ブラゼル(指)、6番・鈴木(遊)、7番・大松(一)、8番・里崎(捕)、9番・塀内(二)、先発・渡辺俊(右投)

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緩急差を跳ねのけて、逆風をものともせず。AJ18号ソロショット



ジョーンズのコメント「打ったのは高めに浮いてきた真っすぐ。風が強くてスタンドまで届くか分からなかったけど入ってくれたし、渡辺は良い投手なので失投を逃さず打てて良かった」

1点リードの6回表、AJがセンターバックスクリーンへ放りこんだ18号ソロは、大きな大きな追加点になった。この一撃がなければ、その後の展開もまた違ったドラマになっていた可能性も否定できない。1点差ではなく2点差あったことが、終盤に好投した長谷部、ラズナーの気持ちを楽にさせたとも言えそうだ。

AJのホームランは7/13Kスタでの西武戦、1点を追う4回に十亀から放ってみせた左本以来、実に90打席ぶりというお久しぶりの一撃となった。

確かにアウトコースに浮いてきた118キロ速球だった。しかし、良く打ったと思う。直前に96キロのカーブを投げられ、ファウルした後だったからだ。緩急差は22キロついていた中での、センターからホームへ風速6m前後の向かい風が吹く中、バックスクリーンへ放り込んでみせたのは、さすが、この人という印象だ。

下記表は、直前の球より20キロ以上速い結果球でのAJの打席結果一覧になる。直前の球、あるいは結果球の球速どちらも判名したものだけが対象のため、分からないものは当然除外しているのだが、その中でもご覧のとおり、ここまで緩急攻めに良い結果を残せていなかったのだ。良くタイミングを狂わせられることなく、強打したと思うのだ。

■ジョーンズによる緩急差+20キロ以上の打席結果
※2013年8/15試合前時点


驚異の粘りを見せたブラゼルと角中



7回1死3,1塁、ブラゼルと則本の両者一歩も譲らない白熱の対決は見ごたえがあった。

1-0から2球連続でファウルを打たせて3球で1-2と追い込んでみせた則本だったが、追い込んでから8本のファウルを打たれるなど、粘りに粘られ14球を費やすハメになった。ラストの速球、甘いコースに投じられた球をブラゼルのバットが捉えたかにみえた。しかし、センターの頭上を超えていくようなことはなく、犠牲フライに止まる当たり。これがセンターオーバーの当たりだったら、と考えると、犠牲フライで御の字とも言えそうだ。ただし、この対決の影響で、前述したように初の完投勝利の夢は潰えることとなTった。

ワンバウンドになろうかという低めの誘い球にもくらいついていったブラゼルの集中力は、正直、戦慄を覚えるものがあった。ブラゼルといえば、あまりにも有名な自打球3連発ホームランで知られている。2009年のことだ。確か両足に自打球ファウルを当てた後、3球目は股間にも当てて、もんどりうった直後にスタンドへ運ぶ集中力の持ち主なのだ。

縦じまに身をまとっていた昨年6/6の楽天戦では田中将大相手に結局は空振り三振に倒れたものの、10球放らせるなど田中に苦労させた打者でもあった。そのブラゼルが、則本の完投勝利を阻むこととなった。

則本はここまで1打者に10球以上粘られたのが、4度ある。4/12西武戦1回浅村の10球(見三振)、4/19ロッテ戦7回鈴木の10球(中安)、5/25広島戦8回梵の12球(左中二)、6/6ヤクルト戦3回相川の11球(遊ゴ)、という内訳だが、今夜1打者に費やした最多球数記録を更新することとなっている。

ラストバッターとなった角中の粘りにも、少しキモを冷やされた。

こちらも僅か3球で1-2と追い込んだものの、そこから11本ファウルでくらいつかれるなど17球を要するかたちになってしまった。しかし、ラズナーは集中力を切らすことなく、良く立ち向かったと思う。もし根負けしてフォアボールを出してしまったら、打席に迎えるのは4番・今江だっただけに、4番にまわすことなくここで討ち取ることができたのは、良かったと感じている。

今季、ラズナーが1打者に10球以上投げた球数は6/15阪神戦の9回に今成の12球(四球)があったが、それを更新している。

■楽天 則本昴大 球種別 投球詳細
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7回、打者24人、91球(1回当たり13.00、1人当たり3.79)、被安打3、被本塁打0、奪三振3、与四死球0、失点1、自責点1。

《初球24球》
右打者8球=ストレート4、シュート1、スライダー3
左打者16球=ストレート8、スライダー5、チェンジアップ1、カーブ2

《2ストライク以降36球》
右打者4球=ストレート3、スライダー1
左打者32球=ストレート19、スライダー3、チェンジアップ8、カーブ2

風速6mのなんのその、則本、上々の11勝



これで則本は田中のルーキーイヤーの勝利数に並ぶ11勝(6敗)を記録。クオリティスタート率は73.7%まで上昇。7回以上2自責点以内の率
は42.1%としている。

試合前、最も心配していたのは、マリン独特の風による影響だった。則本のQVCマリンフィールドの登板はここまで2試合あった。4/19は風速3m。5/10は風速4m。過去2登板はいずれも風の影響はあまり受けずに済んでいた。しかし、この試合、センターからホーム方向へ6mの強風が吹いており、時節、打者のユニフォームもたなびく光景が見られ、この強風にコントロールを乱さなければよいのだが・・・という思いだったのだ。

ところが、全くの杞憂となる。与四死球はゼロ。対戦24打者中、2球目で2-0としてしまったケースは6回里崎の僅か1例だけ。3ボールにしたのも僅かに2人、ストライク率も74.7%と申し分のない出来となった。

ロッテの打者は早めのカウントで積極的に打ちに来ていたものの、球の下側にバットが入り内野ポップフライになるか、上っ面に当ててゴロにしてしまうかの二者択一を選ぶハメとなり、。相手に自身の打撃を全く許さなかった。

打者4球目以降に決着がついた対戦では、その大半が3球目までに2ストライクと追い込むことができた点もポイント高く、カウント構築面でも上々の戦果をあげていた。

一言で言うなら、威風堂々のピッチング、と言えそうだ。

■ロッテ 渡辺俊介 球種別 投球詳細


6回、打者25人、79球(1回当たり13.17、1人当たり3.16)、被安打6、被本塁打1、奪三振3、与四死球0、失点3、自責点1。

好投サブマリンに対し、修正能力の高さを見せつけた5回2点先制劇



僅か1安打に封じられてしまった序盤3回までをみると、このまま好投を許してしまうかもしれないという嫌な予感も正直あったのだ。4月に2度対戦しているものの、その2度の対戦と比べると、明らかに今夜のほうがサブマリンの出来は良かったと言える。風も味方につけ、緩急を駆使する投球術が冴えていた。

楽天の各打者がまるでタイミングが合っていないシーンがそこここに見受けられた。例えば2回、空振り三振に倒れた枡田である。調子の良い背番号32が力なく体勢を泳がされる光景が目立ったのだった。

しかし、打順が3巡目に入っていこうかという5回裏、一瞬の隙を突いて2点先制に成功する。直前に円陣を組んでいた。恐らく、「風の影響を受けやすいピッチャーで、今日は風があるのでいつも以上に緩急の差を感じる。打たされないようにすることと、上げたらノーチャンスなので低い打球で打ち返すことを意識して打席に入ること」という平石打撃コーチ補佐の訓示を忠実に実施した結果なのだろう。痛烈なライナー性の打球が多かった。

ということで、5回は、今季の楽天に良く見かけることができる修正能力の高さを目撃するイニングとなった。


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