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【試合評】星野楽天、今季12度めの零封勝利で勝率.600へ到達──2013年8月3日(土) ○楽天イーグルス3-0日本ハム

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中盤、均衡破れる。敵軍のタイムリーエラーで楽天が11試合ぶりに先制点

中盤までの投手戦を最終的に制したのはイーグルスだった。序盤、両軍ともに再三チャンスを作りながらも、好守もあって決定打が出ない。5回までスコアボードは0-0。ようやく均衡が破れたのは6回表のことだった。楽天が日本ハムの不可解な継投の綻びを突き、相手失策で1点を先制する。

6回表、先頭AJが武田勝に討ち取られた後、敵軍ベンチが動いたのだ。打席にマギーを迎えた所で、楽天をゼロに抑えてきた79球の武田勝を諦め、二番手に河野を投入。この首をかしげたくなるような継投作戦が、結果的に楽天にとって吉と出た。

マギーが真中に入ってきた失投スライダーを捉え、左翼線の線上で打球が弾む二塁打。その後、1死2塁、岩崎は投手頭上を超えて2塁後方に着弾するセンター返しを弾き返していく。中前ヒットコースの打球に追い着いたのはショート・大引だった。ところが処理後の1塁スローイングが悪送球。この間、マギーが3塁をまわって先制のホームを踏んだ。楽天にとって実に11試合ぶりの先制ゲームとなった。(楽1-0日)

先制した直後の6回裏、日本ハムは4番・中田から始まる攻撃。ダックワースは中田を討ち取った後、本日41歳の誕生日だという稲葉に中前へバースデーヒットを打たれたものの、後続を凡退させ、6回無失点。

7回以降は、小山、青山が1点差をつなぐと、最終9回表、打線が前夜に続いて相手五番手・矢貫を攻め立て2点を追加。9回はラズナーがきっちり3人で終わらせ、終盤に日本ハムを突き離した楽天が3-0で勝利、今季の零封勝利の数を12へと伸ばし、さらにこのカードの勝ち越しを決めている。

勝率.600へ

これでチームは6連勝。成績は91試合54勝36敗1分、勝率をちょうど大台の.600に乗せ、貯金は球団史上最多を日々更新する18。2位・西武が敗れたため、2ゲーム差を7.0に広げ、独走態勢へ突入している。なお、各種戦績は下記のとおり。

直近10試合=7勝2敗1分
リーグ戦=67試合39勝27敗1分
後半戦=9試合7勝1敗1分
日本ハム戦=13試合8勝5敗 (札幌ドーム4勝0敗)
ビジターゲーム=46試合27勝19敗
相手先発左投手=33試合20勝13敗

両軍のスターティングラインアップ

楽天=1番・岡島(右)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・マギー(三)、6番・枡田(左)、7番・岩崎(遊)、8番・嶋(捕)、9番・島内(中)、先発・ダックワース(右投)

日本ハム=1番・陽(中)、2番・大引(遊)、3番・アブレイユ(指)、4番・中田(左)、5番・稲葉(一)、6番・小谷野(三)、7番・大谷(右)、8番・大野(捕)、9番・中島卓(二)、先発・武田勝(左投)


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貯金18、勝率.600を過去8年のパリーグ優勝チームと比べてみる

楽天が参入した2005年以降では下記のようになった。貯金、勝率ともに過去の優勝チームのそれと比べても遜色のない数字になりつつある。

幸いにも楽天が首位に立った7/4以降、2位以下のチームが星の潰し合いを演じたため、ゲーム差は遂に7.0まで広がった。聞くところによると、早ければ優勝マジックが来週中にも点灯するという話もあり、交流戦明け以降、一気に走ったイーグルスの尽力が報われる時が近づいていると言えそうだ。

■2005年以降パリーグ優勝チームの成績
2005年=ロッテ、貯金35 (84勝49敗3分、勝率.632)
2006年=日本ハム、貯金28 (82勝54敗、勝率.603)
2007年=日本ハム、貯金19 (79勝60敗5分、勝率.568)
2008年=西武、貯金12 (76勝64敗4分、勝率.543)
2009年=日本ハム、貯金22 (82勝60敗2分、勝率.577)
2010年=ソフトバンク、貯金13 (76勝63敗5分、勝率.547)
2011年=ソフトバンク、貯金42 (88勝46敗10分、勝率.657)
2012年=日本ハム、貯金15 (74勝59敗11分、勝率.556)

■楽天 ダックワース 球種別 投球詳細
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6回、打者25人、106球(1回当たり17.67、1人当たり4.24)、被安打5、被本塁打0、奪三振6、与四球2、失点0、自責点0。

《初球25球》
右打者17球=ストレート3、ツーシーム6、カットボール3、チェンジアップ2、カーブ3
左打者8球=ストレート2、カットボール2、チェンジアップ3、カーブ1

《2ストライク以降37球》
右打者22球=ストレート3、ツーシーム8、チェンジアップ3、カーブ8
左打者15球=ストレート3、ツーシーム8、チェンジアップ2、カーブ2

動く球でゴロを量産。ダックのゴロ率82.4%

球が良く動いていた。その動く球に対し、日本ハム打線は対応できず、ゴロを打たせたいダックの術中にハマることとなった。一般に、高めの球はリスクを伴うとされるものの、この日のダックの場合、良く動くからこそ、高めであっても相手打者の凡打が増えていく。102球中、高めに記録された37球の行方を追ってみると、9打数1安打とダックに軍配が上がった。

獲得アウト18個中、奪三振6個、ゴロアウト10個。そのほとんどのアウトを内野で奪ってみせたダックが、外野に飛球を運ばれたのは、2回小谷野の左中間二塁打、3回陽の右翼ファウルフライ、6回小谷野の右飛の3本だけだった。

許したヒットは5本。しかし、そのうち4本はゴロ安打だったから、凡打も含めた全体のゴロ率は82.4%にまで跳ね上がっている。徹底した打球管理に成功したと言えそうだ。

稲葉を泣かせた絶妙フロントドア。大引を翻弄したカーブ4連投

4回まで毎回スコアリングポジションに走者を背負ったものの、要所を締めた。1回は1死後、大引に1塁線を破られてしまい、その後中田へは四球。2死2,1塁でバッターボックスは稲葉。思わず41歳になったベテランも苦笑する見逃し三振に討ち取った結果球が白眉だった。インコース低めのボールゾーンからストライクゾーンの内角いっぱいに入ってきたフロントドアのツーシーム。意識しないと対応できないという左打者泣かせの球を絶妙コースへ決めてみせた。

5回、1死走者なしでの大引との三度目の対決も、みどころの1つと言える。大引には既に2本のヒットを許していた。ここで初球ファウルを打たせて0-1から嶋が採った配球は、ブレーキの効いた縦割れカーブの連投だった。しかも4連投だ。

ダックに対し岡島がカーブの連投をよく要求するのに対し、嶋はあまり要求しない。しかし、大引には2安打打たれていた。この日、まだ大引に対し使っていなかったカーブを選択。さらに滅多に使わない連投という配球の封印を解き、大引を翻弄、見事、空振り三振に討ち取っている。

■日本ハム 武田勝 球種別 投球詳細
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5回1/3、打者22人、79球(1回当たり14.81、1人当たり3.59)、被安打5、被本塁打0、奪三振0、与四球1、失点0、自責点0。

序盤、苦しむ武田勝に対し、ミスショットが目立った楽天打線

昨年リーグを制したファイターズが今シーズン一転して最下位に沈んでいるのも、「投」ではこの人、武田勝の不調が大きい。開幕直後に被った故障の影響もあるのだろうが、個人的にはボールが飛ぶようになった影響をモロに受けてしまっている投手の象徴というイメージが強い。

この試合も立ち上がり、コントロールに精彩を欠いた。体調面からくる制球力の低下もあるだろうし、失投は許されないという意識の下から生まれるメンタルな面での力みが逆に制球力低下に拍車をかけているという見方もできるかもしれない。とにかく、制球が甘かった。しかし、これを捉えきることができない楽天打線。討ち取られたというより、ミスショットしたという色彩が強い凡打が目立った。特に2回1死2,1塁、二飛に倒れた嶋、右飛の島内のバッティングは、打ち損じの要素、打者側のミスの割合が強く、残念なシーンになってしまった。

その武田勝を無失点ながらもマウンドから引きずり降ろすことに成功したのは、やはり、マギーの存在だったか。前回7/9東京ドームでの対戦時、マギーは武田勝から2打数2安打。左翼線に痛烈な二塁打を弾き返すと、2打席目は「一番搾り」の看板に直撃する推定飛距離150mの左翼弾。この印象が大だったろうし、この試合の中前安打、四球へのアプローチをみて、敵軍ベンチは危機を察知したのかもしれない。

しかし、日本ハムの継投作戦にもなんのその、マギーが代わったばかりの河野からツーベースを放ってみせた。外を狙ったスライダーが真中へ入ってきた。右投手が投げる真中から内角スライダーはマギーの大好物とは、先日のエントリーで検証したばかり。そのとおりの戦果をあげてくれた。

◎◎◎関連記事◎◎◎
《ダックワースの前回登板試合》
【試合評】 2013年7月25日(木) ●楽天イーグルス2-5ソフトバンク バッテリーミス、嶋の配球ミスが招いたラヘアの2打点と松田の2ランショット
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【試合評】プロ野球記録に並ぶ開幕15連勝。北の大地で魅せた田中将大の独擅場──2013年8月2日(金) ○楽天イーグルス4-1日本ハム
【試合評】 同点2ランのマギー。大好物は右投手が投げる真中・内角スライダーです!!──2013年7月31日(水) △楽天イーグルス2-2西武

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