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【試合評】 2013年7月24日(水) ○楽天イーグルス9-4ソフトバンク 高まる初優勝への期待感が、確信へと変わった第一歩

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今季5度目の先発全員安打。期待が確信へと変わる敵地逆転勝利

後半戦の開幕戦、敵地・北九州で戦った3時間59分の攻防は、間違いなく今季ベストゲームの最有力候補となった。

高まる初優勝への期待感が、確信へと変わる第一歩になった。

先発・川井が長谷川に先制3ランをくらい、二番手・宮川も細川に左中間席へソロショットを運ばれ、5回までに重たい4失点を背負った楽天。6回表、ジョーンズ、マギーの連続適時打にタイムリーエラーで3点を返したものの、追いつくことができずに1点差で9回表を迎えていた。マウンド上は鷹の守護神・五十嵐亮太だ。

その後、楽天打線は土壇場で五十嵐を攻略。6本の長短打と相手のエラーも絡んで、マウンドから引きずりおろす6得点の猛攻撃をみせてくれた。

ヒーローは枡田慎太郎だ。

9回1死3,2塁から勝ち越しの決勝打を右前に放った。140キロ台後半のスピードボールと120キロ台のナックルカーブで緩急攻めで追い込まれていた。フルカウントからのラスト8球目、128キロカーブを弾き返し、前進守備の1,2塁間を見事に破ってみせた。前半戦の終盤、ようやく戦列復帰した背番号32は、今までの出遅れを取り戻すべく強烈な槍働きを見せている。今後へ向けて頼もしさを感じさせるビクトリーヒットになったが、個人的には、逆転勝利の流れを運んだのは、先頭打者・藤田のサード内野安打だと信じている。

藤田が先頭打者で本当に良かった。

改めてそう感じた一打だった。当ブログでは再三繰り返しているけれども、あの内野安打はまさに狙い撃ちのヒットで、藤田にしか成し得ない出塁劇である。サード前方へ叩きつける打撃をすれば、打球がハイバウンドとなって松田の頭上を襲うに違いない。藤田はここまで読んで無死1塁の出塁に成功したのだった。自らの頭上を超えていこうか?というバウンドを松田は懸命に背走しグラブに収めたものの、藤田は悠々1塁を駆け抜けてセーフ。

この後、銀次の右前安打でしっかり三進、無死3,1塁からジョーンズのセカンド前方の当たり損ねゴロで見事なスタートを切り金子のファンブルを誘う。この一連の走塁も見事だった。

藤田生還で同点に追いついた楽天は、その後、1死3,2塁から枡田の決勝打、島内が代わった嘉弥真から左翼線への適時二塁打、なおも1死3,2塁で岩崎が1塁線へスクイズ、2死2塁で聖澤の右前適時打などで、一挙6得点。

9回裏は青山がしっかりゼロで締め、9-4の逆転勝利を飾った。楽天の安打は13本で今季5度目の先発全員安打もマークした。

KOとなった川井の後を継いだ宮川、斎藤の好投も見逃せない。

宮川は4回2死3,1塁のピンチで登板したが、李杜軒を見逃し三振に討ち取り、これ以上の炎上を防いでみせた。翌4回に細川にソロ弾を被弾したものの、3回1/3を投げて最少1失点にまとめるピッチングは、味方の逆転勝利の可能性を残す素晴らしい仕事となった。

斎藤もこれで7試合連続無失点の投球。いよいよベテラン右腕のエンジンも温まってきたと言えそうだ。この2人の好投は、優勝戦線を戦い抜くに当たって、救援陣に若干の懸念を有していたイーグルスにあって、心強いピッチングとなった。

また、本当にこの逆転勝利は価値ある白星で、今季ここまでイーグルスが6回終了時に負けていた試合の成績は3勝25敗だった。この勝利は4勝目を記録するビクトリーになったのだ。さらに言えば、ここまで楽天の逆転勝利は2点差をひっくり返したのが最大だったが、この試合では4点差からの逆転勝利となっている。

ソフトバンク側から言えば、二塁手レンジファクターで最高値を誇る本多が左腰背部で登録抹消され、代役として起用した李杜軒、金子が合計3個のエラーを喫するという、本多の不在と馴れない土のグラウンドによる守備が大きく影響したと言えそうだ。さらに、1点差を守り切ることができなかった。かつて僅差を制する戦いを熟知していたその面影はなく、今季のホークスは1点差に弱く、ここまで7勝14敗の大幅負け越しを記録していた。結局、楽天が最終回に大量点をあげて5点差の試合になったものの、僅差をなかなか制することができないホークスの課題点が露出した試合になった、とも言えそうだ。

これでチーム成績は、83試合48勝35敗、順位は1位。貯金は今季最多タイの13。ゲーム差は2位・ロッテと2.0、3位・西武と4.0、4位・日本ハム、5位・オリックスと7.5、6位・ソフトバンクと8.0としている。

下記に各チームのリーグ戦成績をまとめてみた。ご覧のとおり、楽天はリーグ戦でも強く、一方、ソフトバンクはリーグ戦だけで10個もの借金を作ってしまっている。この表だけで言えば、優勝戦線のライバルは、西武とロッテに、もっと言えば終盤におかわり君という最強補強ができるライオンズに絞られてくるのかなあと感じる。

■パリーグ リーグ戦成績


各種戦績の推移は下記のとおり。

◎直近10試合=6勝4敗
◎7月月間成績=15試合10勝5敗
◎ソフトバンク戦=13試合7勝6敗
◎リーグ戦=59試合33勝26敗
◎カードの初戦=34試合23勝11敗
◎ビジターゲーム=43試合25勝18敗
◎ナイトゲーム=53試合31勝22敗
◎6回終了時にビハイド展開のゲーム=29試合4勝25敗

両軍のスターティングラインアップ

楽天=1番・聖澤(中)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・マギー(三)、6番・枡田(左)、7番・島内(右)、8番・嶋(捕)、9番・岩崎(遊)、先発・川井(左投)

ソフトバンク=1番・中村(右)、2番・今宮(遊)、3番・内川(指)、4番・松田(三)、5番・長谷川(中)、6番・江川(左)、7番・ラヘア(一)、8番・李杜軒(二)、9番・細川(捕)、先発・寺原(右投)


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■楽天 川井貴志 球種別 投球詳細
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3回2/3、打者16人、64球(1回当たり17.46、1人当たり4.00)、被安打6、被本塁打1、奪三振2、与四球1、失点3、自責点3。

《初球16球》
右打者10球=ストレート6、スライダー2、カーブ2
左打者6球=ストレート3、スライダー2、カーブ1

《2ストライク以降11球》
右打者8球=ストレート3、シンカー4、カーブ1
左打者3球=ストレート2、スライダー1

困った時のボブが機能せず

球宴で投げた田中は次カードのアタマに、疲れが出てきている則本にも無理をさせることができないということで、後半戦の開幕、星野監督が指名したのは、困った時のボブだった。この日の北九州市民球場は17時を超えても34度と暑く、さらに両翼92mという狭い地方球場にマウンドが高くて柔らかいという“難しい状況“が揃っていた。

則本を持ってくることもできなくはなかったとは思うのだが、前述した“難しい状況”に足を取られ、分が悪いホークス相手に4連敗となってしまうと、新人右腕の快進撃にも大きく水を差してしまうことになる。それよりも、2位・ロッテとのKスタ3連戦に則本をまわすことで、田中、則本で2位に勝ち越しを狙うという作戦である。そういった明確な意図が伝わってくるので、川井が後半戦開幕投手に指名されたことに、違和感は感じなかった。

しかし、その川井は制球が甘すぎた。前半戦はストライクゾーンの両サイドに見事なコントロールで投げ分けるピッチングが光ったものの、この試合のストライク率は59.4%。約2分の3が合格ラインと言われる中、大きく下まわる数字となった。長谷川にくらった逆方向への先制3ラン、あの球はストライクゾーンど真ん中の失投となってしまった。

■ソフトバンク 寺原隼人 球種別 投球詳細
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5回1/3、打者24人、100球(1回当たり18.75、1人当たり4.17)、被安打6、被本塁打0、奪三振3、与四球1、失点3、自責点2。

《初球24球》
右打者10球=ストレート4、スライダー2、カーブ4
左打者14球=ストレート5、スライダー3、フォーク2、カーブ4

《2ストライク以降25球》
右打者5球=ストレート1、スライダー4
左打者20球=ストレート10、スライダー2、フォーク6、カーブ2

大場の予言が的中した寺原の5回2安打無失点の好投劇

今季の寺原は背筋痛で出遅れ、腰痛で1度抹消されるなど、精彩を欠く内容が続いていた。前回7/16ロッテ戦のピッチングを観たが、コントロールもばらつき、140キロ台後半も多く計測していた速球を、荻野貴に三塁打など簡単に打ち返されてしまう内容だった。

それと比べると、この試合での寺原はある程度コントロールもまとまっていて、楽天は5回まで僅か散発2安打に封じられてしまった。

寺原の好投を、同じチームの大場が予言していたという興味深い報道があったので、引用したい。

「そりゃ、寺原さんしかいないでしょ。まず、マウンドが軟らかい。寺原さんは得意ですからね。しかも屋外だから照明もドームに比べて暗く感じるし、打者からしたら球が速く感じる。球が速いピッチャーの方がいいんですよ。巨人の沢村も今年、屋外で3勝してるでしょ。僕は球が遅いからダメですけど」(7/24付日刊スポーツ「ソフトB寺原「鬼門」突破で13球団勝利だ」より)

4点を追う6回、好投する寺原から楽天は3点を返すことに成功している。1番聖澤から始まる打順だった。聖澤、藤田の1、2番コンビの連打で作ったチャンスを、4番AJ、5番マギーがしっかり得点につなげてみせた。理想的な攻撃で3点を返した6回は、その後へ望みをつなぐ貴重な攻撃となった。

◎◎◎関連記事◎◎◎
《川井の前回登板試合》
【試合評】 2013年7月17日(水) ●楽天イーグルス0-3オリックス リベンジに燃える金子千尋の前に散発3安打... 金子の楽天戦通算投手成績表を掲載
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