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【試合評】 2013年7月13日(土) ○楽天イーグルス3-1西武。勝利を運ぶ小山伸一郎、回またぎ4奪三振の力投

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前夜の残滓がKスタに残った11回戦、則本ガッツボーズの6回1失点

昨夜、4時間44分、今季最長試合を戦ったイーグルスだった。9回2死まで勝利を目前していた試合が、延長12回、刀折れ力尽きるかたちでの惜敗。今日はナイターの翌日デーゲームとなった。今日もし負けるようなことがあれば、ナインやファンに残るのは、どっと押し寄せる疲労感ばかりだったはず。そういう意味でも、是が非でも一矢報い、カードの勝ち越しを3戦目に持ち越す必要があった。

1回表、Kスタのグラウンドには昨夜の残滓が漂っていたようで、則本が先取点を許す立ち上がりとなる。1死後、この試合2番セカンドスタメンの渡辺に、逆方向の打撃を許すと、その後2死2塁で4番・浅村に左中間へ飛球を運ばれ、これが先制打。1点を失っていた。(楽0-1西)

その裏、楽天も立ち上がりの十亀を攻めた。1死後、藤田、銀次の2、3番コンビが安打、四球で好機を作ったものの、AJが中飛、マギーは外へ逃げていく変化球にバットを振らされ、空振り三振。すぐさま追いつくことができない。

2回、3回と先発の好投が続き、両軍ともに得点圏に走者を送りこむことができない。そのまま1-1で進んだ4回裏のできごとだった。前夜、走者有・得点圏で4番の仕事ができなかったAJが奮起の一撃。カウントは3-1。ボール先行だったからストライクを取りにくるところを狙っていたと明かすバット一閃は、左翼席スタンド中段へ消えていく130mの同点ソロ・ショットとなる。

AJの17号ソロで同点に追いついた楽天は、翌5回、1死満塁からAJの押し出し四球、マギー遊ゴの間に三走が生還し、2点を勝ち越し。終わってみれば、この2点が決勝点となった。

5回は岩崎の打順から始まる攻撃だった。松井の代役として懸命にプレーをする岩崎が、中前に弾き返して戦端を切り拓いていく。聖澤の続いた。痛烈なライナーが十亀に直撃する投手強襲内野安打。2,1塁から藤田が送って1死3,2塁。絶好の場面でクリーンアップを迎えていた。

満塁でAJが獅子バッテリーを威圧する

銀次に対する1、2球目がボールになったところで、西武バッテリーは敬遠策を指示。AJ勝負に持ち込む。ところが、十亀、AJの威圧に押されたか、ストライクが全く入らない。アウトコースへのスライダーがことごとく大きく横に抜け、ストレートの四球。これが今季イーグルスが獲得した7個目の押し出しとなり、労せずして勝ち越しの1点が転がりこんでくる。なおも満塁、マギーの当たりはショート正面のゴロ。6-4-3のゲッツーコースにショート・鬼崎、球に手がつかず。2塁封殺するのが精いっぱい。この間に三走がホームに帰り、楽天のスコアボードに3点目が入った。(楽3-1西)

則本にとって最大の難所は、5回、6回に訪れた。2点を勝ち越してもらった直後の5回は1死2塁~2死3,1塁のピンチ。バッターボックスに前夜ホームランの栗山を迎えたものの、インコースを攻めて中飛に討ち取った。6回は浅村、秋山に安打、四球を許し無死2,1塁のピンチ。しかし、ここからが圧巻。嶋の好リードにも支えられ、スピリー、大崎、代打・石川を3者連続三振。則本ガッツポーズのピッチングは、バットに球を当てさせない完璧な投球で、試合の主導権を渡さない。

翌7回からは小山が登板。8回までの2イニングを5奪三振などでピシャリ。9回は前夜に今季2度目の抑え失敗をしたラズナー。先頭打者出塁を許したものの、今日は考えた投球をみせたラズナーは後続をシャットアウト。

則本は先発としては6/6ヤクルト戦以来、約1カ月ぶりの白星を手にすると、ラズナーは11セーブ目。藤田は今季8度目の猛打賞。チームは貯金を再び今季最多タイの12へと伸ばし、カードの勝ち越しを明日、ダックワースの投球に委ねることとなった。

これでチーム成績は78試合45勝33敗の貯金12。順位は1位。各種戦績は下記の推移となっている。

◎直近10試合=7勝3敗
◎7月月間成績=10試合7勝3敗
◎リーグ戦=54試合30勝24敗
◎交流戦明け=19試合12勝7敗

◎西武戦=11試合5勝6敗
◎土曜日=15試合10勝5敗
◎デーゲーム=29試合17勝12敗
◎Kスタ=37試合22勝15敗

両軍のスターティングラインアップ

西武=1番・ヘルマン(三)、2番・渡辺(二)、3番・栗山(左)、4番・浅村(一)、5番・秋山(中)、6番・スピリー(指)、7番・大崎(右)、8番・炭谷(捕)、9番・鬼崎(遊)、先発・十亀(右投)

楽天=1番・聖澤(中)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・マギー(三)、6番・枡田(左)、7番・島内(右)、8番・嶋(捕)、9番・岩崎(遊)、先発・則本(右投)


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■交流戦明けの楽天 1試合平均失点 棒グラフ


投手陣の頑張りが目立つ交流戦明けのイーグルス

これで楽天のチーム得点、失点、1試合平均当たりの数字は下記のように推移している。

得点335 (1試合平均4.29)
失点3.86 (1試合平均3.86)

しかし、この数字、交流戦明けに限って言えば、1試合当たり、得点4.32、失点2.74となるのだ。

上記棒グラフを見てほしい。交流戦明けの19試合の失点を試合数ごとにまとめたものになる。一目瞭然だ。3点以下に抑える試合が多くなっているのだ。これは全19試合のの63.2%に当たる。8失点以上が2試合記録されているが、これは交流戦明け直後のソフトバンク戦で喫したもの。6/23ホークス戦以降、大量失点を5点以上に設定するならば、そのようなゲームは僅か1試合しか記録されていない。

これは特筆すべきことのように感じる。まだまだ課題点はあれど、現状の投手陣は十分な活躍をしていると言えそうなのだ。

回またぎ2イニングを零封。小山伸一郎の力投

そして、今日も楽天投手陣は相手を僅か1点に止めた。則本の好投も光ったが、今日のMVPは小山の奮投に尽きる。7回、8回2イニングを零封に抑えたベテラン右腕の働きこそ、大きかったと思うのだ。

羽村亜美さんが届けてくれたベンチリポートによると、現在、状態は上々だと言う。

「状態安定しているようですよ。小山投手、スピード、それから、まっすぐの走りを毎年求めているので、今はそういったところを大事に投げられているんだと。手応え十分の投球ができているという話でした。」

手応え十分と自ら口にするほどだから、安心して観てはいたものの、回またぎの8回、先頭・栗山に1,2塁間を突破されて無死1塁になったときは、少し手に汗を握る場面となった。というのは、下記表のとおり、今季、小山は回またぎでの失点が多いのだ。ここまで6試合で回またぎ登板の記録があり、そのうち3試合でまたいだ回で失点に絡んでしまっていた。

■小山伸一郎 2013年 回またぎ時の投手成績
※網掛け行=回またぎのイニングで失点有


どんな経験豊富な投手であっても、集中力がいったん途切れてしまう回またぎの投球は難しい。そういう話をよく聞くし、無死1塁で打席に迎える面々は、4番・浅村以下、相手中軸だった。そのため固唾を飲んだというわけなのだ。

ところが、小山、ここから獅子を圧倒する。

浅村にファウルを打たせて追い込むと、ラストはアウトコース低め際どい所をズバッと決めた見逃し三振。続く秋山にはこれでもか!というほど速球を見せた後、ラストは低めに沈む得意のシンカーで、秋山の腰をヘナヘナにさせる空振り三振。スピリーには外の144キロまっすぐで振り遅れの空振り三振。ストレートが走っていた。

この試合のストレート、MAXは146キロ、平均は144.4キロを計測した。これは昨年の平均球速143.0キロを上まわっており、羽村亜美さんの取材で小山が語ったように、本当に充実した季節の只中にいるのだと思う。

青山は36登板と登板過多気味で2連投が続いていた。連戦日程も残り4試合あることを考えると、このタイミングで青山を休ませることができたのは大きいと言えそうだ。

敬遠後の結果は?

この試合の決勝点は1-1の同点で迎えた5回1死3,2塁、3番・銀次を敬遠して満塁策を取った後、4番・AJによる押し出し四球の1点だった。西武バッテリーは敬遠策に失敗したと言えるし、楽天サイドからすれば、AJの威圧感と辛抱強く球を見定める選球眼がモノを言ったということになる。

銀次の敬遠で、イーグルスが今季獲得した敬遠は8となった。そこで敬遠直後の打者の打撃成績を確認してみたい。

下記のとおり、ここまで8回のうち4回で得点が入っている。50%の確率で相手の敬遠策を打破できている点は、評価に値する点だと思う。

■敬遠直後における打者の打席結果
4/6ロッテ戦、1点を追う6回、1死3,2塁で松井敬遠、嶋は右犠飛
4/11日本ハム戦、同点の6回、2死2塁でジョーンズ敬遠、牧田は死球、満塁でマギー中飛
4/11日本ハム戦、同点の7回、2死2塁で松井敬遠、代打・中島は右飛
4/27西武戦、3点リードの4回、2死3,2塁で嶋敬遠、森山は中安、松井は右本、藤田は一ゴ
5/25広島戦、0-0の5回、2死2塁で鉄平敬遠、則本は空三振
6/2中日戦、1点リードの6回、1死2塁でマギー敬遠、銀次は二飛、代打・小斉は空三振
6/27西武戦、2点リードの3回、2死3,2塁で嶋敬遠、岩崎は押し出し四球、聖澤は三バ安、藤田は二ゴ
7/13西武戦、同点の5回、1死3,2塁で銀次敬遠、ジョーンズ押し出し四球、マギー遊ゴ、枡田三ゴ

■楽天 則本昴大 球種別 投球詳細
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6回、打者26人、114球(1回当たり19.00、1人当たり4.38)、被安打5、被本塁打0、奪三振6、与四死球3(四2死1)、失点1、自責点1。

《初球26球》
右打者14球=ストレート8、スライダー4、カーブ2
左打者12球=ストレート1、ツーシーム1、スライダー5、チェンジアップ2、カーブ3

《2ストライク以降35球》
右打者15球=ストレート4、スライダー8、チェンジアップ1、カーブ2
左打者20球=ストレート14、スライダー3、チェンジアップ3.

則本、左打者に追いこんでからのストレート勝負が奏功

前夜の勢いでライオンズが取った初回先制失点。2回、3回も獅子にだらだらと点を取られることなく、零封できた点が大きかった。走者を出したものの先頭打者は切って取っていた点が奏功し、ライオンズの攻撃の機運を削ぐことに成功した。

最大のピンチ5回、6回は良くしのいだ。5回2死3,1塁、栗山を中飛に討ち取ったシーンが大きかった。この回、炭谷にフルカウントから歩かせてしまい、渡辺にはデッドボール。2四死球で「与えてしまったピンチ」なだけに、好打者・栗山に仕事をさせなかった投球は、価値のあるもの。嶋のリードも冴えた。2-1とボール先行になったものの、第4球がアウトコースいっぱいに決まり、カウントを並行に戻すことに成功。ラスト第5球は、嶋がミットを構えたインコースに果敢に145キロ速球を投げ込み、栗山のバットを詰まらせた。勢いのない飛球はほぼ定位置のセンターフライ。

この栗山との対決のように、左打者に対して、追い込んでからのストレート勝負が上々の威力を発揮。獲得アウト全18個中、左打者を2ストライク以降のストレートでアウトに取ったのは実に6個を数えている。(三振3、ゴロアウト1、外野フライアウト2)

■西武 十亀剣 球種別 投球詳細
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6回、打者27人、114球(1回当たり19.00、1人当たり4.22)、被安打6、被本塁打1、奪三振5、与四球3、失点3、自責点3。

《初球27球》
右打者12球=ストレート5、スライダー4、カーブ3
左打者15球=ストレート6、スライダー2、シンカー3、カーブ4

《2ストライク以降36球》
右打者16球=ストレート5、スライダー5、カーブ5
左打者20球=ストレート10、スライダー1、シンカー5、カーブ4

楽天戦4連勝中の十亀に土

楽天戦4連勝が続いていた十亀に土を付けることができた点は、朗報だ。

しかし、一方で、攻略したのか?と言われれば、答えに窮する攻撃となった。タイムリーヒットはなし。上げた3得点は、AJの同点弾、AJの押し出し四球、マギーショートゴロの間の1得点と、3点のうち2点は相手側から貰った色彩が強かった。

聖澤、島内、マギー、嶋といったあたりが、十亀に苦しんだ。

平均球速108.2キロのカーブと144.0キロのストレートが作る緩急差、両サイドに投げ分けてくるピッチングが、楽天打者を邪魔した。追い込まれてからの変化球対応に悩み、結果を出せずに終わった。

一方、ボール先行カウントからの打撃では、8打席、7打数3安打、1四球と戦果が出た。【終】

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