FC2ブログ

マリナーズ岩隈、天敵キンズラー、マーフィーを抑えたものの、4番打者には通用せず・・・──7/4●SEA4-5TEX

スポンサーリンク




---------------------------------------------------------------
8月5日(月)遂に創刊!! メールマガジン読者募集中!!
---------------------------------------------------------------
当ブログもいよいよ有料メルマガをスタートさせる運びとなりました。創刊日は8月5日(月)。今のところ、毎週月曜日、月4回程度、月額499円(1通当たり約125円)を予定しています。おかげさまで、徐々に御登録頂いているようで、ありがとうございます。なぜ今メルマガなのか?どういう内容になるのか?クレジット決済以外の購入方法など詳しいご案内はコチラにしたためました。まぐまぐでの御登録は下記からどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0001609734.html


20130705DATA8.jpg


岩隈、アリーグ防御率ランキング1位へ



試合前、アリーグ防御率ランキングの1位には岩隈の名前が刻まれていた。長らく1位に君臨したレッドソックスのバックホルツが故障者リスト入りのため規定投球回未達になったのだ。そのためランキングからはずれて、2位の岩隈が1位に浮上していた。

ここ直近3試合いずれも4失点。クオリティスタートを記録できず、踏ん張り時を迎えている岩隈だが、この知らせは朗報となった。シーズンも残りが長いため鬼が笑うと言ってしまえばそれまでだけど、やっぱり、ファンとしては嬉しい。そのため、この表を下記に掲載して、備忘録としたい。十傑にはコローンやセールなど今季投げ合った投手も多い。

■アリーグ防御率ランキング
※7/4レンジャーズ戦試合前時点


ベルトレーに先制弾を許す・・・



敵地アーリントンに乗り込んでのレンジャーズ3連戦。マリナーズは2勝をあげていた。初戦はソーンダースの好投で勝利を収めると、2戦目は延長10回、シーガーの決勝2ラン。西地区の首位をアスレチックスと激しく争うレンジャーズに、敵地3連勝とひと泡吹かせるべく、最終戦のナイトゲームに岩隈が登板している。

7月4日はアメリカ独立記念日にあたる。試合前やイニング間、随所に華やかさを感じさせてくれるセレモニーが散りばめられていた“特別な1日”に、岩隈は途中まで好投を演じたものの、終盤7回に崩れて、悔しい4敗目を喫している。

本当に6回まで上々の内容だっただけに、残念な結末になってしまった。

立ち上がりの1回、三者凡退でスタートした。速球主体の組み立てで、分が悪いキンズラー、マーフィーの1、2番コンビをファストボールで押し、外野フライアウトに抑えた。3番・アンドゥルースは低めの投球で空振り三振に切って取る。

2回、先頭打者は4番・ベルトレー。1-2と追い込んでからインコースを攻めた投球が若干甘かったか。ボールカウントに余裕があったのでもっと厳しめにいってもよかったという状況、真中寄りに入ってしまった。Pitch f/xで見ると、ストライクゾーンの真中と内角中段の中間地点に到達した球をさばかれてしまった。打った瞬間だった。足が釘付けになった外野手の上空を悠に越えて左中間席へ消えていくソロ・ショット(SEA0-1TEX)。

だが、被弾した動揺は見当たらない。1点を許したものの、後続はピシャリと抑えてみせた。いずれもスプリッターで3者連続のゴロアウト。ベルトレーの一振りを除けば、「らしい」ピッチングを見せていた。

序盤のポイントとなったのは、3回は1死1塁の場面だったか。9番・マーティンに安打出塁を許して、1死1塁でバッターボックスにキンズラーを迎えていた。1塁のマーティンは今季18盗塁。岩隈にしては珍しく、執拗な1塁牽制でその足を警戒する。走者を気にするあまり、打者との対戦に集中力を欠くようなことがなければいいけど・・・と固唾を飲んで見守ったシーンになったものの、キンズラーをセンター右へのイージーフライ、後続マーフィーはセカンドへの詰まったイージーゴロに討ち取り、難所を切り抜けた。




4回から6回までレンジャーズ打線を1安打に封じたが・・・



4回以降からは上々。6回まで許した安打は僅かに1安打。ゴロアウトも5個と量産体制に入り、少なくともここまでは直近3試合の嫌な流れは感じさせなかったのだが、味方が逆転に成功した直後の7回裏、崩れてしまった。

6回表、味方打線はシーガー、スモークの連打で無死2,1塁の好機を作っていた。チャベスの当たりはセカンド正面のゴロ。4-6-3のゲッツーコースで好機消滅か?!と思われた矢先、僥倖が舞い込んでくる。二塁手キンズラーが走ってくる一走に直接タッチした後の1塁スローイングが暴投となったのだ。送球がファウルゾーンに抜けている間、二走が同点のホームを踏むことに成功している。(SEA1-1TEX)

同点に追いついたマリナーズは直後の6回裏、岩隈が三者凡退に占めると、7回表の攻撃、2点を勝ち越すことに成功した。レンジャーズ側が継投に入った代わりばなを攻めた。1死後、フランクリンのボテボテゴロを代わったばかりの投手が1塁悪送球(記録は内野安打)。その直後、イバニエスが右翼席への値千金の2ラン・ショットを放ってみせた。(SEA3-1TEX)

2点を勝ち越してもらった岩隈の7回裏のピッチング。先頭打者ベルトレーにまたしても被弾。1-1からの3球目。捕手ブランコのミットはアウトローを指し示していた。岩隈の投球は外のボールゾーンから真中高めに変化して入ってしまう失投シンカー。今度はセンターへ打ち返された。本来バックスクリーンがあるべき場所には芝生席があり、そこに飛び込んでいく一撃は、メジャーで岩隈が1試合で同一打者に複数の本塁打を許した初の記録となっている。(SEA3-2TEX)

その直後、ピアジンスキに外ぎりぎりのスプリッターを右前に運ばれると、ウィリスコーチがマウンドへ。その訓示もむなしく、次打者を低めへの意識が強すぎてしまったか、3-1から歩かせてしまい、無死2,1塁。ここで岩隈は御役御免となった。

後続の救援投手陣も精彩を欠いた。

火消しに出てきたファーブッシュが適時打、犠牲フライを打たれ、岩隈に2点の失点・自責点が追加される(SEA3-4TEX)。火消しの火消しになったファークワーもキンズラーにタイムリーを許して、この回4失点。(SEA3-5TEX)

さらにきわめつけはフランクリンのプレーだ。新人を使っているのだからこういったことは腹を括っておかないといけない。例えそれで足をひっぱられることはあっても、想定内としなければならない。ということは理解しているのだが、残念だったのは8回、同点とされてなおも1死1塁、打者はマーティンという状況でみせたセカンド・フランクリンの判断だった。

マーティンの当たりはセカンド正面。4-6-3のゲッツーコースだった。普通に6-3と転送されれば問題なく終わったシーンのはずだ。ところがフランクリン、走ってくる一走に直接タッチにいくことを選択。直接タッチにいったグラブが一走の走ってくる勢いに弾かれてしまい、グラブから飛び出したボールが外野へ転々としてしまったのだ。ゲッツーでイニング終了が、1死3,1塁のピンチを招いてしまい、その後、キンズラーのバットからタイムリーが生まれていた。

8回、イバニエスがタイムリーで1点を返したものの、追撃もここまで。岩隈は4敗目となっている。

両軍のスターティングラインアップ

マリナーズ=1番・ベイ(右)、2番・フランクリン(二)、3番・イバニエス(左)、4番・モラレス(右)、5番・シーガー(三)、6番・スモーク(一)、7番・チャベス(中)、8番・ブランコ(捕)、9番・ライアン(遊)、先発・岩隈(右投)

レンジャーズ=1番・キンズラー(二)、2番・マーフィー(左)、3番・クルーズ(右)、4番・ベルトレー(三)、5番・ピアジンスキ(捕)、6番・バークマン(指)、7番・モアランド(一)、8番・アンドゥルース(遊)、9番・マーティン(中)、先発・ペレス(左投)


■レンジャーズ戦 通算 試合別 投手成績
20130705DATA7.jpg

ブログ村投票のお願い。
皆さんの1票が継続運営のエネルギーになります。

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村


Amazon、楽天イーグルスオフィシャルショップなど楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベー ションになります




■試合別 投手成績
20130705DATA6.jpg

■球種別 投球詳細
20130705DATA2.jpg

6回0/3、打者24人、88球(1回当たり14.67、1人当たり3.67)、被安打5、被本塁打2、奪三振2、与四球1、失点4、自責点4。

《初球24球》
右打者11球=4Seam5、Sinker2、Slider2、Splitter2
左打者13球=4Seam4、Slider1、Splitter6、Curveball2

《2ストライク以降20球》
右打者11球=4Seam7、Slider2、Splitter2
左打者9球=4Seam1、Sinker1、Splitter7

《球種割合》
3回まで39球=4Seam15、Sinker7(速球56.4%)、Slider8、Splitter8(20.5%)、Curveball1
4回以降49球=4Seam11、Sinker8(速球38.8%)、Slider6、Splitter23(46.9%)、Curveball1

岩隈の談話「(7回は)前の回がちょっと長かったので、何となくリズムが崩れてしまった。せっかく点を取ってもらったのに粘り切れなかった。若干疲れは出てきているというのは感じるが、そんなことは言ってられない」

確かにベルトレーに2発浴び、この試合含めた直近3試合で複数被本塁打になってしまっている岩隈。今までは例え甘いコースの球でもあっても球威で押し切って、ファウルを打たせたり、凡打に討ち取ったりできていた場面が、痛打を浴びてしまっている。そういったケースは確かに増えている。夏本番を目前に迎えたまさに正念場の時で、どうにか我慢してオールスターブレイクまで辿りついてもらいたいと願うより、他はないのだ。

しかし、全く悪かったわけでもない。明るい材料も発見することはできたのだ。

7回を除けば、合格点以上の好投だったのだ。この試合の対戦被打率は.217。長打を浴びるケースは増えているものの、安打そのもののをを多く打たれているわけではない。2回に被弾したとはいえ、6回まで2塁に走者を背負うシーンはゼロだった。

獲得アウト18個中、実に10個がゴロアウトと、本来の投球ができていた。ボールが良く飛んでいくアーリントンで、一番してはならないのは打球が外野へ舞い上がってしまうことという点で言えば、全打球の57.1%をゴロで記録できていた点は、岩隈が6回まで好投していた何よりの証となる。

この試合、捕手はズニーノではなく6月中旬に入団した41歳のベネズエラ人ベテラン捕手ブランコだった。メジャーの複数球団を渡り歩いてきた典型的なジャーニーマンは、聞くところによると捕手としての能力は定評があるという。この試合でも、少なくとも初めてバッテリーを組んだ弊害は、少なくとも決定的なものは見当たらなかった。それどころか、打者有利球場で強打のレンジャーズ打線相手に、ここ3試合結果が伴わない岩隈を、上手くリードしていたのでは?とも感じるのだ。

それをうかがわせてくれる対戦があった。通算対戦成績12打数6安打、2三振、1四球、1死球、1二塁打、3本塁打の.500と、まさに天敵のキンズラーとの3打席に渡る対決である。結果は中飛、中飛(いずれもイージーフライ)、スプリッターでの空三振。岩隈はキンズラーに合計15球を投じたが、そのうち4シーム、シンカーの速球は実に11球を数えていたのだ。ここまでキンズラーに打たれた6本のヒットのうち、速球が結果球だったのが5本。速球に強い打者であることは、当然、バッテリー間で共有されていたはずである。しかし、速球を主体に組み立てていたことをみると、相手の思惑を巧妙にはずし、裏をかいたと言えるのかもしれない。

懸案のスプリッター、上々の効果発揮



球種割合でみれば、スプリッターが35.2%を記録。(今季全ての試合を確認したわけではないけど)ここ最近では最も多くスプリッターを投じた試合になった。アスレッチックス戦で看破され攻略されてしまった勝負球だ。その後遺症は当然あったとみるべきなのだが、良く35.2%も投げることができたといえる。これも捕手がキャッチングに課題がある新人ズニーノではなく、メジャーの吸いも甘いもわきまえているベテランのブランコだったから、安心して投げることができた、という側面はあるかもしれない。

そのスプリッターが、しっかり機能していた点も、良い知らせと言えそうだ。31球投げて、奪った空振りは6個(三振1個含む)。打たせたボテボテのゴロは6本。

打順が1まわりする3回までと、2巡目に入っていく4回以降で配球を変えていたのも、特徴的だった。序盤は速球主体。4回以降はスプリッターの割合が20.5%から46.9%に上昇し、変化球主体。打者に狙い球を絞らせない投球が実現できたと言えそうだ。(ただ、ベルトレーにだけは通用しなかった。さすがレンジャーズの4番打者だ)

配球図を確認してみると、特に左打者、アウトコース低めを中心に球を低め低めに集めようとする意識がくっきり表れている。

この試合、ストライク率は4/2アスレチックス戦の60.2%に続く、61.4%を記録していた。ボール球が多かったかな?という印象も、私が1日3回は覗きにいく愛読ブログ「野球の記録で話したい」さんが指摘するとおり「昨日の岩隈は、意識してボールを散らしていた」とも言えそうだ。

う~む、、、、7回、ベルトレーの第3球、高め失投が本当に悔やまれて仕方がない。【終】

■配球図
20130705DATA3.jpg

■7/4レンジャーズ戦の88球詳細
コースNo.は下記図のとおり。球速はマイル表示
黄緑=ファウル、紫=空振り

20130705DATA4.jpg
20130705DATA5.jpg

◎◎◎関連記事◎◎◎
【書評】 岩隈久志 著『感情をコントロールする技術~未来を切り拓く50の視点』(ワニブックス)
好敵手セスペデスにまたしても・・・ マネーボール戦略に屈したマリナーズ岩隈、今季3敗目──6/21●SEA3-6OAK
ここを乗り越えろ!! 長打を浴びる光景が増えてきたマリナーズ岩隈、カブス戦で8回4失点──6/28○SEA5x-4CHC

《当ブログのコメントルール》御感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球や楽天と関係のないもの、名無しや通りすがりなどハンドルネームがいい加減と私が判断したものは、御遠慮申し上げております。頂いても削除の対象となります。

《Twitterやっています》
アカウントは@eagleshibakawaです。ブログ更新のお知らせ、プロ野球、スポーツの話題、時々実況しながら記録などをつぶやきます。

《facebookページを作りました》当ブログのページをfacebookに作成しました。ブログ更新情報やブログに載せない、Twitterでつぶやかない軽い話題などもアップ中。現在いいね!230人突破。
http://www.facebook.com/eagleshibakawa

ブログパーツ
レンタルCGI





このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト



テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
06 | 2013/07 | 08
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
178位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
30位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}