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【試合評】 2013年7月4日(木) ○楽天イーグルス8-4ロッテ 満を持しての同率1位。イヌワシ打線、追い込まれてからの本領発揮

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杜の都でマリーンズを粉砕! 満を持して同率1位タイへ!



いやっほ~い!
きた!きた!きた!きた! きましたーーー!!


遂に同率1位タイへ。まさに粉砕という言葉が相応しいロッテ10回戦となった。

相手先発は前回6/26オリックス戦で9回2死までノーヒットノーランの快投を演じたサウスポー、古谷拓哉だった。

だが、その古谷の映像を見ても、全く臆することがなかったバットマンが、ここに1名。実に頼もしい限りである

「そこまで良い所に決まっているイメージ、自分はしなかったんですよね。まっすぐに入っていって、甘めの外をセンター方向へというイメージでいきたい。振りきれば大丈夫」

試合前、羽村亜美さんの取材にそのように応じていたバットマンが初回、背番号33を背中に踊らせて口火を切った。追い込まれながらも、古谷が投じた速球だった。確かに「甘めの外のまっすぐ」である。心地よく振り抜いた打撃は、左翼線を襲う痛烈なツーベースヒット。

2死2塁でバッターボックスは4番・ジョーンズ。6/27西武戦の最終打席に二塁打を放って以来、ここ4試合、打席数にして18打席沈黙が続いていたAJのバットが唸りをあげていく。フルカウントからの第6球。この日、初めてのバットを振ったスイングは、古谷の高め失投を完璧に捉え、そのまま左翼席へ。打った瞬間だった。レフトを守る荻野貴は全く追うそぶりも見せず、上空を見送るだけ。AJの完璧な2ラン・ショットで楽天が2点を先制する。(楽2-0ロ)

楽天の先発は川井。前回6/27西武戦では安定した制球と狙い球を絞らせない巧みな投球で6回1失点で今季初勝利を上げたベテランは、この試合、そこまでの傑出した安定感はなかった。1番・根元から始まるロッテ打線2巡目の3回表、捕まってしまう。先頭打者から4連打、犠牲フライで2失点。(楽2-2ロ)

振り出しに戻った試合だったが、4回以降、再び主導権を取り、鷲づかみして離さなかったのは、イーグルスだった。

4回裏、先頭打者は銀次。今度は芯で捉えた飛球を左中間後方へ弾き返していく。相手守備がもたつきをみせた中、一気に3塁を狙う好走塁も光るスリーベースでチャンスを作ると、再びAJ。インコースのスライダーをさばいた一撃は、低弾道のラインドライブを描き、左翼Eウィングへ突き刺さる。銀次、ジョーンズの槍働きで楽天が2度目の先手を取っていく。(楽4-2ロ)

5回、2点勝ち越した楽天に決勝2点劇が生まれている。

1死後、ここ最近何度も魅せてくれる藤田、銀次の連打でチャンスを作ると、AJ三振後にマギー。追い込まれながらも低めチェンジアップに体勢泳がされることなく、しっかり踏みこんだバッティングは、サード後方の左翼線のライン上いっぱいに着弾していくツーベース。この当たりが、スタートを切っていた走者2名を悠々ホームへ迎え入れる2点追加打となった。(楽6-2ロ)

楽天は6回にも聖澤のファーストゴロの間に1得点、銀次の適時打でさらに2点を上げ、この試合8得点をあげた。

投手陣は川井が6回途中まで2失点でまとめる。7回、三番手・星野がピンチを招き、火消しに出た四番手・小山が井口にセンター返しの2点タイムリーを浴びたものの、8回は青山、9回はラズナーのリレーで、ロッテの反撃を絶ち、8-2で快勝。

3番・銀次が3得点4安打1打点、4番・ジョーンズが2得点2安打4打点2本塁打、5番・マギーが2安打2打点。クリーンアップ揃い踏みの活躍で、遂にロッテと並んで同率1位タイへ。6月以降に首位に君臨するのは、球団創設以来、初の快挙となった。

これでチーム成績は70試合40勝30敗。貯金は今季最多10。ゲーム差は3位・日本ハム、4位・西武と4.0、5位・ソフトバンクと4.5、6位・オリックスと7.5となっている。なお、各種戦績は下記のとおり。

◎直近10試合=7勝3敗
◎リーグ戦=46試合25勝21敗
◎交流戦明け=11試合7勝4敗 (得点51、失点33) ←バランスのとれた得失点
◎ロッテ戦=10試合5勝5敗 (Kスタ4勝1敗)
◎Kスタ=33試合20勝13敗

◎ナイトゲーム=44試合26勝18敗
◎ビジターゲーム=36試合20勝16敗
◎二桁安打試合=13試合10勝3敗
◎相手先発左投手試合=26試合15勝11敗

両軍のスターティングラインアップ

ロッテ=1番・根元(二)、2番・角中(右)、3番・井口(一)、4番・今江(三)、5番・サブロー(指)、6番・鈴木(遊)、7番・清田(中)、8番・金澤(捕)、9番・荻野貴(左)、先発・古谷(左投)

楽天=1番・聖澤(中)、2番・藤田(二)、3番・銀次(一)、4番・ジョーンズ(指)、5番・マギー(三)、6番・中島(左)、7番・松井(遊)、8番・嶋(捕)、9番・島内(右)、先発・川井(左投)


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実は心配していた左腕対決



川井vs古谷のベテランサウスポーの投げ合いということで、どちらの打線が左腕を打ち崩すのか?注目していた。と同時に、懸念材料もあったのだ。下記表に目を移してもらいたい。試合前時点での両軍スタメンの左投手打撃成績をまとめたものになる。

3割を記録する打者は楽天が銀次、マギー、嶋の3人に対し、ロッテは根元、井口、今江、清田、荻野貴の5人。OPSで好成績を上げた打者もロッテ勢が多く、チーム全体でもロッテが大きく楽天を凌駕していた。

その意味では、打線は良く打ったと言えるし、援護に救われた面はあるとはいえ川井は良くロッテ打線を2失点に抑えたと言えそうだ。

■楽天スタメンの左投手打撃成績
※2013年7/4試合前


■ロッテスタメンの左投手打撃成績
※2013年7/4試合前
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1試合3本塁打に挑んだAJと、サイクルヒットの挑戦権を獲得した銀次



やはり、銀次、ジョーンズの活躍が効いている。ジョーンズの1試合2本塁打は、5/31DeNA戦以来今季2度目、銀次の1試合4安打は5/18中日戦、6/25西武戦(5安打)に続く3度目となった。

ジョーンズは2点リードの5回1死2,1塁の第3打席目、明らかにもう1本を狙っていた。1試合3本塁打の期待高まるシーンだったものの、強引な打席に終始し、2度バットが空を切る空振り三振した。

ところで、楽天選手による1試合3本塁打は過去に達成者がいたのだろうか?と思い、ざっと調べてみた。他にも例があるかもしれないが、山崎武司が2007年5/17東京ドームでの日本ハム戦で成し遂げている。3本いずれも左中間席へ。2本が金澤健人、1本が伊藤剛から記録していた。

左翼二、左中三、中安。今季7度目の猛打賞を早くも決め、サイクルヒットの挑戦権を獲得した銀次に、6回2死3,1塁で第4打席がまわってくる。残念ながらもホームランとはならなかったが、この人らしい綺麗なセンター返しのクリーンヒットで、3塁走者をホームに迎え入れている。

■ロッテ 古谷拓哉 球種別 投球詳細
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追い込まれてから本領発揮した楽天打線



4回2/3、打者23人、100球(1回当たり21.43、1人当たり4.35)、被安打8、被本塁打2、奪三振7、与四球1、失点6、自責点6。

《初球23球》ストレート12、スライダー5、チェンジアップ2、カーブ4
《2ストライク以降36球》ストレート24、スライダー5、カーブ2、チェンジアップ5

平均球速136.7キロをマークしたストレートは球速表示以上に走っていた。聖澤、島内は古谷のストレートに2度の三振を喫したのだ。楽天打線は古谷のストレートの前に10打数2安打6三振。銀次、マギーが2本の二塁打を放ったものの、率にすれば.200と抑えられてしまった。

古谷は5回途中6失点で降板するような内容ではなかったと思うのだ。確かに前回のような快投ではなかったかもしれないが、それを感じさせてくれるほどのピッチングはしていた。

古谷が悪かった、というより、楽天打線が良かったのだ。

というのは、15打数6安打の打率.400という数字がそれを如実に表している。

この数字は、楽天打線が古谷から2ストライク以降に記録した打撃成績である。1回、銀次の左翼二、ジョーンズの左本、4回銀次の左中三、5回藤田の中安、銀次の左安、マギーの2点適時打となった左翼二。これらは全て追い込まれてから放ったヒットだった。

確かに高め失投もあったが、打者不利の状況で甘い球をしっかり仕留め、難しいコースであっても良く弾き返したと思う。

銀次、2ストライク以降のOPS.914へ



特に銀次だ。古谷から打った3本と、伊藤から打った1本。この日の4安打は全て2ストライク以降に記録していた。これで銀次は2ストライク以降の打撃成績を、71打数27安打、14三振、4四球、1死球、3二塁打、1三塁打、1本塁打、打率.380、OPS.914(!!!!)としている!!!

ロッテ側に立てば、ツメが甘すぎたと言えそうだ。追い込まれてからの変化球の精度がいまひとつだったのかな?と言える。2ストライク以降の対戦成績15打数6安打を結果球の直球、変化球別に分けると下記のようになる。

直球=8打数1安打6三振、1二塁打
変化球=7打数5安打1三振、1二塁打、1三塁打、1本塁打

せっかくストレートが走っていたのだから、ストレートを活かした配球・組み立てをすべきだったのだ。追い込んでからもストレートで押していく攻めの姿勢をみせることができていたら、楽天打線にここまでやられることはなかったのかもしれない。

さらに言えば、AJにはカーブをもっと多投すべきだった。古谷─金澤のバッテリーがAJに対し、カーブをようやく使ったのは第3打席の初球だった。AJはカーブを、特に初球カーブは振ってこないというデータは他球団も周知の事実であるのだから、そのデータを第3打席目にして使うのではなく、もっと積極的に使っていくべきだったのでは?と思うのだ。

現在かろうじて首位を維持しているロッテだが、やっぱり、里崎の再度の戦線離脱は痛手だろう。この試合も里崎の不在が響いたという要素は多分にしてありそうだ。

■楽天 川井貴志 球種別 投球詳細
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5回1/3、打者24人、88球(1回当たり16.50、1人当たり3.67)、被安打7、被本塁打0、奪三振1、与四球2、失点2、自責点2。

《初球24球》
右打者13球=ストレート8、スライダー1、シンカー1、カーブ3
左打者11球=ストレート9、シンカー1、カーブ1

《2ストライク以降24球》
右打者12球=ストレート6、スライダー3、シンカー2、カーブ1
左打者12球=ストレート4、スライダー1、シンカー4、カーブ3

ロッテ打線vs川井貴志、21打数7安打の対戦打率.333



結果に関わらず良い当たりかどうか?で診るWH率では.429。ロッテ打線も良く頑張っていたのだ。ところが、4安打を集めた3回2点劇はいずれもシングルヒット止まりだった。ここがこの試合における楽天との大きな差異である。

楽天はAJの二振りで4点をあげた。一方、ロッテはピストル打線よろしく単打をコツコツ積み重ねて2点止まりだった。長打の差が明暗を大きく分けたと言える。

粘投の川井をバックアップした好守備も光った。

同点とされた3回1死2,1塁、鈴木の痛烈な打球をファースト・銀次が好守。ここでもし抜かれていたり、打球を弾いていたりしたら、逆転されていた可能性は高かったのだ。2点リードも5回に迎えた1死3,1塁の場面、サブローのサードゴロをマギーが処理して2塁封殺、その後に魅せた藤田の状況判断が素晴らしかった。三本間に飛び出していた井口を見逃さず、5-4と渡った球は2-5と転送され、井口は3塁タッチアウト。珍しい5-4-2-5の併殺劇になったが、間違いなくチームを救う好プレーとなった。

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