楽天の1番打者に松井稼頭央が相応しくないその理由~~パリーグ各球団 初回先頭打者打撃成績より
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交流戦の折り返しで首位に立った楽天は、明日からKスタで4連戦。横浜DeNAと2戦戦った後は、高木竜を迎え討つ日程となっている。6月の出足が本拠地で戦うことができる点も、イーグルスにとって有利と言えそうだ。
交流戦初優勝を目指す楽天がなすべきことは、まずは投手陣が試合を作ることに尽きると思う。この点は、交流戦で先発ローテを組み変え、田中を中5日ローテでまわすことにしたことが大きくモノを言うはずだ。日程どおりなら6/3中日戦(Kスタ)、6/9巨人戦(東京ドーム)、6/15、6/16阪神戦(Kスタ)のどちらかに登板ということになるはずだ。
中5日でまわすことに関しては、賛成だ。ただ、決して本調子とは言えない中で投げているエースだ。その際には球数や疲労に気を配りながらの起用を首脳陣には求めたい。MLBでは中5日や中4日で投げるのは当たり前になってくる。田中にとっても、近い将来を見据えたとき、中5日ローテでの登板は糧になるはずだ。
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一方、打線は、DHが使える仙台4連戦を機に、組み替える選択肢も、あるのでは?と思うのだ。
具体的に言うと、今の松井稼頭央に1番打者は相応しくないのだ。
それどころか、チーム得点力の足をひっぱりかねない、そんな悪しき存在になっている。
1番打者の大きな役割といえばリードオフ、切り込み役だ。
走者無しの場面から、攻撃の起点となるべく出塁していく。この仕事が最大任務になってくる。その意味で、必ず無死走者無しで打席がまわり、先取点攻防に大きく関わってくる初回の打撃成績を、私は重要視している。
先取点を取ることができれば、試合を有利に運びができる。その点でもリードオフが初回先制劇の足がかりを担う仕事をすることは、大きいと考えている。
下記表に目を移してもらいたい。
パリーグ各球団の初回先頭打者打撃成績をまとめた表だ。
■パリーグ各球団 初回先頭打者打撃成績
※2013年5/29終了時

これをみると、楽天の1番打者の出塁率はリーグ平均.321に対し.255。リーグ5位の低さなのだ。打率もリーグ平均が.232に対し.205。こちらは同4位と冴えない。
1番打者の低迷する出塁率が、楽天の初回得点の少なさにもろに影響を及ぼしていると言えそうだ。
打率、出塁率ともに好成績の西武、ソフトバンクはいずれも20点台を記録する一方、楽天の15点はロッテに続く少ない得点となっている。
(※オリックスは例外で、1番打者凡退後、2番以降が出塁、クリーンアップに一発が飛び出すケースが多く、最多34得点を稼いでいる)
現在、楽天の1番打者は開幕当初は聖澤が務めたが5/21から松井が1番に起用されている。聖澤が12試合に起用されたのに対し、松井は35試合で起用されている。
その松井の初回先頭打者打撃成績は出塁率.286、打率.219、32打数7安打、3三振、3四球、2二塁打、1本塁打とかんばしくないのだ。さらに言うなら、直近10試合の打率は37打数5安打の.135とすこぶる悪い。
4/17~4/20の3試合、腰の張りで休場した松井だが、4/21ロッテ戦以降の全28試合ショートスタメン出場を続けている。そろそろ疲れが溜まってきていても、おかしくはないのだ。
そろそろリードオフの重役から任を解いてあげるべきだ。
打線の下位で復調を促すか、あるいは時期を見ながら休ませる必要もあるだろう。
初優勝を狙うには経験豊富な主将の、攻守にわたる槍働きは不可欠だ。安定したプレーを取り戻してもらいたいという意味からも、このあたりでリフレッシュ休養は必要だ。
では1番打者は誰が適任か?って。
聖澤を置いて他にはいない。
聖澤も初回先頭打者打撃成績は12打数2安打、2三振、1二塁打の.167とかんばしくない。ただ、これは打撃の調子を落としていた開幕直後の数字で、自分のスイングを取り戻してきた今と比べることはできない。
打線を組み替えは、このように考えてみた。
(松井を休ませるパターン。銀次とマギーを入れ替えてマギー3番も面白いかもしれない)
1番・聖澤(中)
2番・藤田(遊)
3番・銀次(二)
4番・ジョーンズ(指)
5番・マギー(三)
6番・嶋(捕)
7番・小斉(一)
8番・鉄平(右)
9番・島内(左)
良い流れのときは動かさない。采配の鉄則だと言う。その意味では、このタイミングでの打線の組み替えは難しいかもしれない。ただ、初優勝を狙うには、一歩先を見据えた決断もこれから増えていかなければならないのだ。
はてさて、明日のスタメンはいかに?
■パリーグ全球団 初回先頭打者打撃成績
※2013年5/29終了時

◎◎◎関連記事◎◎◎
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これをみると、楽天の1番打者の出塁率はリーグ平均.321に対し.255。リーグ5位の低さなのだ。打率もリーグ平均が.232に対し.205。こちらは同4位と冴えない。
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打率、出塁率ともに好成績の西武、ソフトバンクはいずれも20点台を記録する一方、楽天の15点はロッテに続く少ない得点となっている。
(※オリックスは例外で、1番打者凡退後、2番以降が出塁、クリーンアップに一発が飛び出すケースが多く、最多34得点を稼いでいる)
現在、楽天の1番打者は開幕当初は聖澤が務めたが5/21から松井が1番に起用されている。聖澤が12試合に起用されたのに対し、松井は35試合で起用されている。
その松井の初回先頭打者打撃成績は出塁率.286、打率.219、32打数7安打、3三振、3四球、2二塁打、1本塁打とかんばしくないのだ。さらに言うなら、直近10試合の打率は37打数5安打の.135とすこぶる悪い。
4/17~4/20の3試合、腰の張りで休場した松井だが、4/21ロッテ戦以降の全28試合ショートスタメン出場を続けている。そろそろ疲れが溜まってきていても、おかしくはないのだ。
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2番・藤田(遊)
3番・銀次(二)
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5番・マギー(三)
6番・嶋(捕)
7番・小斉(一)
8番・鉄平(右)
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