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【記録】 シアトル・マリナーズ 岩隈久志vsレイズ、ブルージェイズ、オリオールズ 2012年 打者別 対戦成績

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岩隈久志の新挑戦。

メジャーリーガー155人と繰り広げた519打席の対戦を、打者別対戦成績にまとめ直して振り返っている。

ここまで、エンジェルスレンジャーズアスレチックスヤンキースの打者別対戦成績を確認してきた。


今回はアメリカンリーグ東地区のレイズ、ブルージェイズ、オリオールズの打者別対戦成績だ。


■アメリカン・リーグ東地区
vs タンパベイ・レイズ(TB)

20121224TB.jpg


一時期、松井秀喜が在籍していたレイズとは、7/20に先発で対戦がある。

敵地トロピカーナ・フィールドでのビジターゲーム、延長14回を戦い3-4xのサヨナラ負けで幕を閉じた5時間超えのロング・ゲームとなった。

先発の岩隈は6回を投げて、被安打6、被本塁打1、奪三振7、与四球1、2失点。先発転向後、最多の球数(93球)を放り、初のクオリティスタートを記録するナイス・ピッチング。奪三振7も先発転向後では最多。

「本来のピッチングができて良かった。しっかり(軸足に)立つことを集中して、ワインドアップでリズムをつくっていけた。(体の)上と下が合う感じだった」と本人も収穫を口にする好内容となったが、いかんせん、味方打線のバットが湿ってしまう。今季15勝を挙げた先発シールズ以下レイズ投手陣に僅か5安打に封じられ、先発初勝利の白星はお預けとなっている。

では、上記表、上から打者別に確認していこう。

ベン・ゾブリスト(Ben Zobrist)。今季主にニ塁手、遊撃手を担い、打率.270、20本塁打、OPS.848の好成績。四球97個はアリーグ2位。安打以外の出塁率IsoDは.107の驚値。貧打に喘ぐ打線を支えた好打者は、岩隈に対しても“嫌らしさ“をみせた。

対戦成績は3打数2安打1ニ塁打。ライナー性の当たりとなった2本のヒットは、いずれも岩隈をピンチに追い込む一打となった。

1回は1死1塁で0-1からのアウトコース中段のシンカーに、素直にバットを合わせていく打撃で中前へ弾き返していく。この時、遊撃ライアンはニ塁後方という守備シフトを敷いていたものの、その頭上をライナーが悠々越えていく中前安打に。スタートをきっていた一走が好走塁をみせ3塁を陥れる間にゾブリストも2進。1死3,2塁のピンチに追い込まれたが、後続を凡退させ、大事には至らなかった。

2本目のヒットは6回の第3打席。先頭アップトンに一発を打たれ同点に追いつかれた後の1死走者なしの場面だった。2-1から外の落ち切らないスプリッターを逆らわない素直なバッティングで逆方向の左中間へ。レフトのペゲーロがグラブを伸ばして懸命に追うもののあと一歩及ばず、フェンス到達の悠々ツーベースに。この後、得点圏で後続にタイムリーを許し、岩隈は一時レイズに逆転を許すこととなった。

第2打席は4回の先頭。バントヒット狙いのセーフティーバント作戦に遭ったものの、ここは岩隈がしっかり処理、「投バゴ」に討ち取ったが、いずれの打席も“嫌らしさ”のある内容だった。

「晴れのち雨」になったB.J.アップトンとの対決

1番バッターで28本ものチーム最多本塁打を打ったB.J.アップトン(B.J.Upton)との対戦は、岩隈側からみて「晴れのち雨」といったところか。3打数1安打1打点、2三振、1本塁打の結果となった。

1回の初対決では変化球を上手く振らせるなどしてファウル、空振りで追い込むと、2-2からの速球が外角低めいっぱに決まる見逃し三振、3回の第2打席では相手の打ち気を利用し、ストライクゾーン内で空振り、空振りで追い込むとラストは低めに誘うスプリッターが炸裂、空振り三振に切って取った。

しかし、6回の第3打席では痛烈なお返しをくらうことに。0-1からの第2球、アウトコース低めクサイところを要求したモンテロのミットとは裏腹に、145キロ速球が真中高めの“打ちごろ”に入ってしまう。これをバット一閃され、左翼席への同点弾とされてしまった。

打率.325、OPS.806の成績を残したジェフ・ケッピンジャー(Jeff Keppinger)も「晴れのち雨」と言えそうだ。

初回味方が1点を先制した直後の裏、岩隈は2死3,2塁のピンチを迎えていた。バッターボックスは5番ケッピンジャー。2球はずれて2-0とボール先行カウント。ここから2球外でストライクを取り2-2と立て直すも、第5球がはずれフルカウントになっていた。6球、7球とスプリッターを選択、打ち損じを狙っていくもののファウルで粘られてしまう。正念場となったが、ラストの8球、アウトコース低めに伸びのある93マイル(約150キロ)速球が決まり、空振り三振、ピンチを切り抜けている。

2打席目は二飛でここまでが「晴れ」。6回、同点の2死2塁で対峙した3打席目は「雨」になった。3-0からストライクを取りにいった真中気味の速球をひっぱられ、三遊間に飛んだゴロを追う三塁シーガーが捕りきれず。グラブの先に当たり打球がイレギュラーし、バックアップのライアンも逆を突かれて打球は左前へ。ニ走が生還する一時勝ち越しのタイムリーになっている。

1打席目、93マイル速球による空振り三振はみごとだった。岩隈も速球に手応えを感じたはずだ。ここで少し横道に入る。救援と先発の岩隈、最も見違えたのは4シームが走るようになって機能し出したことが大きいと考えている。その一端が次に紹介する数字に表れているように感じる。

6月までの救援時と7月以降の先発時、93マイル(約150キロ)以上を計測した4シームの割合を調べてみた。

◎救援=4シーム164球のうち6球、割合3.7%
◎先発=4シーム438球のうち26球、割合5.9%


割合にして2.2%上昇した。4シーム全体の被打率は.287だったが、93マイル以上に限定すると.100になる。10打数1安打、8三振、1四球、1二塁打の上々の成績を残したのだ。その8三振の1つがケッピンジャーから奪った空振り三振だった。球種別の考察はまた後日機会を設けてみたいと思っているので、ここまで。話を戻そう。

ホゼ・モリーナ(Josh Molina)との対戦は「遊ゴ併」「中飛」の2-0。併殺打は6-4-3のイージーゴロとなったが、中飛は疲労が溜まってきた中盤に高めに入った球をウォーニングゾーンの中まで飛ばされる快飛球となった。中堅ウェルズによる背走スーパーキャッチに救われるかたちとなっている。

松井秀喜はこの試合、延長に入ってから代打で起用されるものの、先発・岩隈との対戦はなかった。


vs トロント・ブルージェイズ(TOR)
20121224TOR.jpg


ブルージェイズ戦での登板は2試合、4/28敵地で二番手、7/30本拠地で先発。このカードも救援と先発で大きく明暗分かれている。4/28にはエンカーナシオンにグランドスラムをくらって1回4失点、一方、7/30は8回1失点、メジャー自己最多13奪三振の好投で先発初勝利を手中に収めた。

トロントとの対戦被打率は.206、被OPSは.731も、先発だけに限れば被打率.143、被OPS.512となっている。

対戦成績表の上から眺めていこう。

衝撃的すぎた・・・エンカーナシオンの逆方向満塁弾・・・

やっぱり、エンカーナシオンです・・・ いまだに私の脳裏に焼き付き、どんなに振り払おうとしても離れようとしてくれない(トホホ・・・) 結局トータルでは5打数1安打とその後抑えることに成功したものの、最初の一振りが、あまりにも強烈すぎすぎすぎだった。

打率.280、42本塁打はアリーグ4位、OPS.941の好成績を残したドミニカ生まれのスラッガーの途方もないパワーが、岩隈に容赦なく襲いかかったのは、メジャー2登板目となった4/28でのできごとだ。先発ミルウッドの後を受けて3点ビハインドの8回アタマから登板した岩隈は、連打でピンチを作り、4番を敬遠策で歩かせて無死満塁で迎えたエンカーナシオンと初顔合わせを迎えていた。

その初球を狙われた。オリボのミットは内角を要求するものの、岩隈が投じた91マイル速球は逆球となってアウトコースへ入っていく。しかしだ、見逃せば完全ボールの抜け球である。NPBの打者なら手を出さないコースだ。にも関わらず、狙った獲物は逃さない猛獣のように、エンカーナシオンのバットが唸りを上げた。フルスイングの一撃は逆方向へ。右翼イチローの頭上をあざ笑うかのように越えていく満塁弾・・・。恐らく、岩隈自身も戦慄を覚えたはずで、今なら明かせるけど、私、これで1度、奈落の底に落とされ、お先真っ暗。応援の糸が切れかかりました。

ちなみに、ダルビッシュのメジャー初の被本塁打もエンカーナシオンが打っている。4/30の4回2死走者なし、2-1からの第3球、ダルのスライダーの失投を左翼席へ。8/17にもダルは2ランを浴びている。

13奪三振ショーの象徴といえるロウリーとの対戦

13奪三振劇となった7/30の先発初勝利、この試合の好投を象徴するのが、ブレット・ロウリー(Brett Lawrie)との対戦である。4打席4三振、スプリッターを振らせての2個の空振り三振と、外角いっぱいに反応させずに討ち取った見逃し三振、気持ちの良い4打席となった。

岩隈が同一打者から4個以降の三振を奪ったのは、155人中3人。そのうちの1人がロウリーだった。


■岩隈が4個以上の奪三振を獲得した打者
◎アルバート・プホルス(Albert Pujols)(LAA)・・・対戦打率.154、13打数2安打、4三振、2二塁打
◎ハワード・ケンドリック(Howard Kendrick)(LAA)・・・対戦打率.182、11打数2安打、4三振、1犠飛
◎ブレット・ロウリー(Brett Lawrie)(TOR)・・・対戦打率.000、5打数0安打、4三振


「雨のち日本晴れ」の結果は、ブルージェイズの1番・右翼、ラジェイ・デービス(Rajai Davis)との対決である。1回、フルカウントの末、外を狙った速球が少しシュート回転して中に入ってきたところを左翼フェンス最頂部に着弾する先頭打者本塁打を打たれてしまう。しかし、その後の3打席の対決がおみごと! この日の13奪三振の3個はデービスに変化球を振らせての空振り三振だった。


7/30/2012 岩隈圧巻の13奪三振全て魅せます!



vs バルティモア・オリオールズ(BAL)
20121224BAL.jpg


オリオールズ戦での登板は1試合、メジャー初の先発となった7/2セーフコフィールドでのナイトゲームである。5回を3安打に抑えるものの、惜しいことに被本塁打1が3ランで3失点、勝ち負けつかなかった。

その3ランを岩隈から放ったのがクリス・デービス(Chris Davis)だった。打率.270、33本塁打、OPS.827でチームの中核を担う好打者である。左翼フェンス最上段直撃の「左越二」、イチローの足を早々に釘付けにした右翼席上段への「右本」、いずれもボール先行1-0からの甘い球、逆球を芯で捉える痛打である。

初先発のマウンドは制球に苦しみ、ストライク先行の組み立てができず、粘投となった。しかし、遊撃手J.J.ハーディ(J.J. Hardy)との対決は別。2球目で0-2と追い込んだのが2打席、3球目で1-2と2ストライクを取ったのが1打席と、早め早めに追い込む理想的なカウント構築で、「空振り三振」「見逃し三振」「捕邪飛」にねじ伏せてみせている。

【終】


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