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【記録】楽天 松井稼頭央 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率

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主将として攻守両面でチームを鼓舞するプレーでひっぱってきた松井稼頭央の2012年ゾーン・コース打率。

左打席での対右投手、右打席での対左投手の順にチェックしていく。
同時に各々の年度別成績、球種打率、空振り率も掲載した。


■対右投手ゾーン・コース打率
打率.258、256打数66安打、35三振、7本塁打
20121203DATA6.jpg

対右投手OPS、2年連続.692

日本球界復帰してから楽天での2年間の対右投手成績を下記に並べてみた。
2011年も2012年もOPSが同じ値なのだ。
出塁率も.296から.290とほぼ同じ。
長打率も.396から.402でほぼ同様。

2011年から打撃成績を上げてきた松井だが、右投手の成績は変わらずだったのだ。対左投手の打撃成績を改善させたことで、全体の数字を押し上げていたことになる。


■対右投手 年度別 打撃成績
20121204DATA3.jpg


さて、ゾーン打率を確認してみよう。

幾つかのゾーンで変化が生じている。

◎ストライクゾーン真中高め=前年は17打数4安打の.235だったが、今年14打数5安打1本の.357を記録した。
◎ストライクゾーン内角中段=前年は25打数11安打1本の.440を記録するものの、今年は.154(13打数2安打)。
◎ストライクゾーン真中=前年.429をマーク(28打数12安打2本)、今年は17打数4安打の.235。

前年と変わらず打率3割を記録したゾーンが3つある。

◎ストライクゾーン外角中段=前年.313(48打数15安打)、今年.364(33打数12安打)
◎ストライクゾーン内角低め=前年.375(24打数9安打2本)、今年.368(19打数7安打2本)
◎ストライクゾーン真中低め=前年.367(30打数11安打1本)、今年.308(26打数8安打1本)

2か所の低めゾーンで2年連続打率3割を記録したところに、さすがはローボールヒッターの名人!という印象を抱く。

ストライクゾーン内の9ゾーン、OPSで診た場合、どうなるのだろう?


■対右投手 ゾーンOPS


左打席での最強ホットゾーンは「ストライクゾーン内角低め」

このとおり、松井にとっての左打席、対右投手の最強ホットゾーンは
「ストライクゾーン内角低め」と言えそうだ。
OPSでは.1263。打率は.368。

記録した7本のヒットのうち実に5本が長打となった。(2二塁打、1三塁打、2本塁打)
昨年もこのゾーンではOPS1.083、打率.375を記録。9本のヒットのうち2本の本塁打を含む長打4本がここで発生していた。

次に球種打率と空振り率をみてみよう。


■対右投手 球種打率 空振り率


絶好球は、右投手の内角低め・外角高め速球

得意球、苦手球と明暗はっきり分かれた。

ストレートは打率.294、OPS.850と上々。

右投手から打った22本の長打のうち15本をストレートで記録している。
さらにゾーン・コースを確認すると、最強ホットゾーンである「ストライクゾーン内角低め」と、OPS.842を記録した「ストライクゾーン外角高め」の2か所で9本の長打をマーク。

松井の左打席で長打の期待が最も高まるのは、右投手が投げてくる「ストライクゾーンの内角低め・外角高め」の速球と言えそうだ。

一方、ストレートの次に対戦投手が多く投げてきたスライダーは散々な結果となった。

26打数3安打の打率.115、OPS.302。結果が安打か凡打かに関わらず良い当たりかどうかを調べるウェルヒット率でも当ブログ調べで.190と低かった。最強ホットゾーンである「ストライクゾーン内角低め」でも4打数ノーヒット。投げ込まれた14球に対しファウルが9度と球を捉えきれていない様子が浮かんでくる。来季へ向けての課題と言えそうだ。

スライダーとほぼ同程度投げ込まれたチェンジアップに対しては、上手く対応できていたようだ。打率.375、OPS.844。二塁打も3本放った。

確認してみると、落ち切らない甘いチェンジアップ、浮き気味のチェンジアップをしっかりヒットにしていた。ストライクゾーン内のチェンジアップに対しては打率.417にまで上昇していた。 (24打数10安打、3二塁打、2三振)

次に左投手対戦時のゾーン・コース打率。


■対左投手ゾーン・コース打率
打率.281、146打数41安打、20三振、2本塁打


左投手成績の改善が全体の数字をひきあげた

先ほども述べたように、松井が前年から打撃成績を改善させてきた大きな要因が、ここにある。

昨年は打率.249、OPS.641だったのが、今年は打率.281、OPS.766。

対左投手の対戦成績を上げたことで、全体の数字を底上げできていたのだ。

昨年は前半戦とにかく右打席で打てなかったのを思い出す(打率.194だった)。松井は元々右打ちだが、メジャーで右打席に立つ機会がほとんどなかったのが原因だったという。場数を踏むごとにアジャストし、後半戦は好結果を残したものの、トータルでは打率.249となっていた。日本球界復帰2年目の今年、対左で数字を上げることができたのは、そのような不安がなかったのが大きいだろう。

さらに、幾つかの指標をチェックしてみると、特に目立って改善されたのがBB/Kであることが判明した。昨年.303だったBB/Kは今年.750へ。倍増以上の伸びを示していた。

1個の三振に対し何打席かかるか?を診るPA/Kでは、5.82から8.10へ。
同様に1つの四球を選ぶのに必要な打席を診るPA/BBでは、19.20から10.80へ。

今季、左投手と対峙する右打席では「三振が少なく四球が多い」理想の打者像を演じていたことが確認できる。
右打席での選球眼改善が好成績に大きな役割を演じていた、と言えそうだ。


■対左投手 年度別 打撃成績
20121204DATA4.jpg

右打席でもローボールヒッターの面目躍如

さて、ゾーン・コース打率を確認してみる。

昨年と比べて大きく変化したのは「低めストライクゾーン」である。
3つあるこのゾーンのうち、昨年のホットゾーンは僅か1つ「真中低め」だけだった。
そのためトータルで57打数13安打、6三振、0本塁打の打率.228だった。

ところが、今季は3つのゾーン全てでまんべんなくヒットを放ち、3割以上を記録。
トータルで38打数14安打、4三振、1本塁打の打率.368のハイアベレージを残した。
右打席で記録した13本の長打のうち、5本は低めストライクゾーンで発生している。

今季は右打席でもローボールヒッターの面目躍如といえるバッティングができていたのだ。

同様にゾーンOPSも確認してみよう。


■対左投手 ゾーンOPS
20121204DATA6.jpg


右打席での最強ホットゾーンは、身体に近い「ストライクゾーンの内角中段・内角低め」と言えそうだ。

両方ともOPS1割超え。ここに投げ込まれた球は速球でも変化球でも好成績を残している。

あわせて球種打率、空振り率もみてみよう。


■対左投手 球種打率 空振り率
20121204DATA2.jpg


今年、右投手と対戦する左打席より、左投手と対峙する右打席で良い数字を残すことができたのは、ストレート、スライダー、チェンジアップ、相手投手が投げ込んできた全球数の88.3%を占めるこれら3球種でヒットを打つことができたからだ

右投手の速球で数多くの長打が生まれていたが、その傾向は対左でも変わらず。
結果、長打35本のうち全体65.7%に当たる23本は速球を打ち砕いたものだった。

右投手のときに苦手としていたスライダーを確認してみよう。
空振り率が右投手の時よりも少なくなっている。(11.5%⇒9.3%)
右投手のスライダーを見きわめての四球は1つもなかったが、左投手からは4個選ぶことができている。
見きわめが上手くいっていたと推測できるのだ。


以上をまとめてみる。

■まとめ
〔全体〕
◎右打席でも左打席でもローボールヒッターらしく「低めストライク球」を打ってヒット量産。
◎両打席ともに、速球を打って長打にするケースが多い。(35本中23本)

〔左打席 vs右投手〕
◎最強ホットゾーン=ストライクゾーン内角低め (特に速球に強い)
◎得意な球種=速球、落ち切らないチェンジアップ
◎苦手な球種=スライダー。ウェルヒット率も低く、芯をはずされた当たりが多かった。

〔右打席 vs左投手〕
◎ここでの成績改善が全体の数字を押し上げた。
◎昨年は「低めストライクゾーン」に苦労していたが、今年は「低め」を打って3割。
◎最強ホットゾーン=ストライクゾーンの内角中段・内角低め (速球・変化球問わず好成績)
◎得意な球種=対戦相手が投げる全球数の88%を占める速球、スライダー、チェンジアップでまんべんなく率を稼ぐことができた。

【終】

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