FC2ブログ

〔試合評〕Burn!の親・稼頭央が決めた今季3度目のサヨナラ劇!──2012年8月25日(土)○楽天イーグルス2x-1日本ハム

スポンサーリンク

当ブログのfacebookページを作成しました。ブログの更新情報をメインにアップしていく予定です。余裕が出てきたら、ブログでは書かない・Twitterでつぶやかないこのページならではの話題や情報も盛り込んでいければと思います。もしよろしければ「いいね!」お願いします。





-------------------------------------


○楽天イーグルス2x-1北海道日本ハムファイターズ
20120825DATA2.jpg

■ハイライト映像




先攻・日本ハムのスタメン・・・1番・田中賢(ニ)、2番・小谷野(三)、3番・杉谷(右)、4番・中田(左)、5番・稲葉(指)、6番・陽(中)、7番・ホフパワー(一)、8番・鶴岡(捕)、9番・金子誠(遊)、先発・谷元(右投)。

後攻・楽天のスタメン・・・1番・聖澤(中)、2番・島内(左)、3番・銀次(ニ)、4番・枡田(一)、5番・草野(三)、6番・河田(指)、7番・鉄平(右)、8番・岡島(捕)、9番・藤田(遊)、先発・ダックワース(右投)。

Burn!の親・主将の一振りで決めた、今季3度目のサヨナラ劇!

あとアウト3つ。イーグルスは追い込まれていた。しかしその差は僅か1点である。2番・島内から始まり、3番・銀次、4番・枡田と続く最終回の攻撃。勢いに乗るルーキーと、今季急成長を遂げたどろんこ3兄弟の長男、次男。この顔ぶれなら、精彩を欠く武田久から少なくとも同点の走者の出塁はできるはず。そのような期待があった。

島内はこねるようなファーストゴロで凡退したものの、1死後、期待が確信に、そして、奇跡のサヨナラに変っていく。

銀次が捉えたのは武田久のキレがない外角スライダーだった。おっつけた流し打ちは左翼線へ。悠々の2塁打が最後のチャンス演出に成功する。

枡田も続いた。1回、3回といずれも得点圏で凡退していたのだ。その慎太郎が3度目の正直とばかりに4番の大仕事を成し遂げた。見逃せばおそらく低めボール球の曲がりが小さいスライダーを、左前へ弾き返していった。

2走・銀次が3塁を蹴って本塁突入。レフト・中田から強肩発動のレーザービーム。本塁上は完全アウトのタイミングになるか?と思われた。しかし、なんという僥倖。捕手・鶴岡が球を逸らした。銀次がホームを踏み、同点! (楽1-1日)

本塁クロスプレー時に打者走者・枡田は2進していた。1死2塁、草野が敬遠で1死2,1塁。この日スタメンをはずれていた松井の名前が代打でコールされる。

低めのワンバウンドを見逃して2-2とした直後の5球目だった。高めに浮いた武田久のカーブにバットを上手く合わせていく。物凄い歓声を味方につけ、打球は左翼ライン際へスライスして着弾。2走・枡田が悠々生還できるサヨナラ打となった! 

イーグルスにBurn!を持ちこんだ張本人による会心Burn!で、イーグルスは今季3度目のサヨナラ勝利! 松井のサヨナラ打は今季2本目となった。

■今季のサヨナラ勝利
※テキストは球団オフィシャルサイト試合速報より引用

◎7/1ソフトバンク戦(E3x-2H)・・・松井の左ニ。2-1から甘く入った変化球をとらえ、前進守備の外野の頭を越える! 2塁走者・聖澤が生還し劇的なサヨナラ勝利!

◎7/10オリックス戦(E6x3Bs)・・・枡田の左中本/3ラン。延長10回裏、初球、高めのストレートを弾き返し、打球はグングン伸びセンターの頭上を超える! 劇的なサヨナラ3ランホームランで楽天イーグルスが勝利!

◎8/25日本ハム戦(E2x-1F)・・・松井の左翼安。2-2から高めのスライダーを流し打ち、レフト線へポトリと落ちる! この間に、2塁走者・枡田が還り、楽天イーグルスがサヨナラ勝ち!


これでチーム成績は、107試合48勝52敗7分の借金4。順位は5位変わらず。ゲーム差は1位・西武と6.5、2位・日本ハムと6.5、3位・ソフトバンクと4.0、4位・ロッテと2.5、6位・オリックスと7.0となった。なお、各種成績は下記のように推移している。

さあ、このカードの最終戦になる次戦は、エースが投げる。今度こそ白星がつく好投を期待している。

◎日本ハム戦・・・20試合9勝9敗2分 (Kスタ11試合6勝4敗1分)
◎後半戦成績・・・26試合8勝14敗4分、勝率.364
◎パリーグ内成績・・・83試合38勝38敗7分
◎8月月間成績・・・21試合8勝10敗3分
◎直近10試合成績・・・・10試合4勝6敗

◎Kスタ成績・・・51試合25勝22敗4分
◎ナイトゲーム成績・・・74試合34勝37敗3分
◎先制された試合・・・50試合12勝33敗5分
◎1点差試合・・・40試合22勝18敗
◎借金6からの巻き返し(8/22~)・・・4試合3勝1敗

おかげさまで、ブログ村「楽天イーグルス」部門1位です。引き続き応援宜しくお願いします
にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村


HANREI.jpg


最終回、劇的な2点獲得のサヨナラ劇となったのは、初登板となった新外国人ダックワースの好投以下、救援陣の最少失点リレーと、守備陣の好プレーがあったからだ。0-1でしのいだことが、9回に希望の光を灯らせた。これが2点ビハインド、3点ビハインドだったら、最終回の結末はまた違った台本になっていたかもしれない。

鉄平、聖澤の好プレー

4回、先頭・中田に中前に弾き返され、その後ニ盗を許し、無死2塁のピンチを迎えていた。ここでライト・鉄平の好プレーが飛び出す。稲葉の当たりは右前を襲う痛烈なライナー。これをダッシュ。正面に飛来する球際を、スライディングキャッチで綺麗にグラブに収めてみせた。着弾すれば無死3,1塁、もしくは生還を許していた場面だった。その後、陽の遊ゴで2走・中田の動きを逃さず冷静に3塁へ送球してタッチアウトにしてみせた、ショート・藤田の好守備とわせて、大きいプレーになった。4回のゼロは守備でもぎ取ったゼロとなった。

鉄平が魅せれば、4試合ぶりにスタメン復帰した聖澤も魅せる。7回2死2塁だ。鶴岡の中前安打で本塁を狙う2走・稲葉を、聖澤がバックホームで刺したのだ(上記映像参照)。

■走者2塁(または2,1塁)、相手打者の中安による聖澤の本塁補殺記録
◎4/18ロッテ戦、0-0、2回2死2塁、伊志嶺の中安、ニ走・根元をバックホームで刺す!
◎4/22ソフトバンク戦、1点リード、4回2死2塁、長谷川の中安、ニ走・松中を好返球で刺す!
◎8/25日本ハム戦、1点ビハインド、7回2死2塁、鶴岡の中安、ニ走・稲葉を本塁好送球で刺す!

フォーム変更した片山の2イニング零封劇

ダックワースの後を受け、7回8回をゼロに抑えた片山の働きも見逃せない。2安打1四球。聖澤の好プレーにも助けられ、完璧な内容ではなかったが、精彩を欠く片山に一条の光が差し込む内容ともなった。

羽村亜美さんのリポートによると、前日のマウンドからフォームを変更したという。佐藤コーチから「打者からすれば怖さがないんだ」との指摘を受け、若干サイド気味、スリークォーターに修正。本人もチャレンジとして取り組んでいきたいとのことだった。

当ブログでは再三指摘しているが、今季の片山はとにかく空振りが取れず、被打率が高い。ということは、バッターにとって見やすい球になってしまっているということを意味する。その点でも、今回の挑戦は見守っていくべき価値にあるもののように感じる。

実際、空振りを取ることができるようになっている。前日は鶴岡を空振り三振に、この試合は7回1死2塁で代打・ニ岡を、膝元にくいこんでいく誘いのスライダーで2球バットに空をきらせて空振り三振に、8回の杉谷も同様の球で空振り三振に抑えることができた。

ハウザーの負担が増す現在、片山の復活なくして・・・という所なので、さっそく効果が表れている点は、朗報といえそうだ。

ハゲタカ小山の流れを変える三振劇、今季1勝!

昨年8勝をあげた小山がようやく今季初勝利となった。9回アタマから三番手として登板。4番・中田、5番・稲葉、6番・陽、日本ハムの主力バッターを三者連続の空振り三振劇に抑える力投をみせた。中田には高めの変化球を振らせ、稲葉には高めの速球。勢いでバットを振らせることに成功。陽にはアウトコースいっぱいに決まるスライダーで空振りを奪ってみせた。

もちろん、小山に白星が沢山つくことは、正常とはいえず、あまり嬉しいことではない。しかし、このような僅差のビハインド、小山のしっかりした仕事は今後も欠かすことのできないものだ。今季も青山、ハウザーに続く42試合の登板数。防御率も1.98だ。このままいけば5年連続50登板は確実で、なんだかんだいっても、今季も小山が果たす役割は、非常に大きいのだ。

■楽天・ダックワース 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Cur=カーブ、Ch=チェンジアップ
vs右打者47球=St28、Sl14、Cur3、Ch2
vs左打者38球=St26、Sl4、Cur2、Ch6
20120825DATA4.jpg

初登板のダックワース、期待以上のナイスピッチング!

6回、打者22人に85球(1イニング当たり14.17、1人当たり3.86)、被安打5、奪三振2、与四死球0、失点1、自責点1、対戦被打率.238(21-5)。

全体のストライク率63.5%(85球中54球)、初球ストライク率63.6%(22人中14人)、3球目で2ストライク率52.9%(17人中9人)

「打」では銀次、枡田、松井。「守」では鉄平、聖澤。「投」では片山、小山の活躍も見逃せない。しかし、この試合、勝利に大きく貢献したのは、やっぱり、この人、ダックワースの好投だろう。

3回こそ3本のヒットを集められ田中賢の巧打で1点先制を許したものの、1回5回6回と3イニングを三者凡退。2回は1死1塁から陽に外角いっぱいに変化球を投げ切ることができ、バットの先でのショートゴロ、6-4-3の併殺網にかけてみせた。4回は鉄平、藤田の好守備のアシスト等もありピンチの芽を摘み、2死1塁、低めにチェンジアップを制球し、ホフパワーを三邪飛に討ち取り、この回を切り抜けてみせた。

試合前、私はダックワースの球数を注視していた。2軍に登板した2試合では、ヒットを打たれた8/10西武戦(被打率.409)でも、ヒットを打たれなかった8/18日本ハム戦(被打率.227)でも、15球以内が目安とされる1イニング当たりの球数は、明らかに多すぎる18.20、19.17を記録していた。

■ダックワースの2軍投手成績


球数が多くならず、ストライク先行のピッチングができるか?どうか?この1点を注目して観戦したのだが、杞憂に終わったようだ。

ピンチを招いた3回までは球数過多気味だったものの、その後、5回6回を三者凡退に抑えたこともあり、この試合の1イニング当たりの球数は14.17と上々。ストライク率は決して高くはなかったが、及第点といえそうで、3ボールカウントにすることが少なく(僅か2打席)、2軍戦では2試合とも四球を出していたのが、この試合ではゼロにおさえることができた。

外国人投手といえば、コントロールに難があるというイメージがつきまとう。しかし、ダックは前評判どおり、制球力が良い。久しぶりに高いレベルで投げたいところに投げることができる外国人投手を見た思いだ。走者を出してセットポジションになる場面では少々ばらつきが見られたものの、走者なしの状況では、岡島の構えたミットどおりにほぼ投げ切ることができていた。

4回は2度の盗塁、足で揺さぶりをかけられたものの、味方好守備などにも助けられ、崩されることなくゼロに抑えてみせた。

この内容だと今後も大いに期待できそうだ。ダックワースはヒメネスと入れ替わりで上がってきたため、少なくともヒメネスの仕事はこなしてもらわなければならないのだが、ヒメネス以上の仕事も期待できるかもしれない。

一方、絶対的な球種は持ち合わせていないのでは?と感じる。持ち味のカーブはこの日の精度がかんばしくなかったのか?僅か5球にとどまったのでなんともいえないが、速球は139.0キロが平均球速。チェンジアップも空振りを取ることができるレベルではなさそうだ。

球威に欠けるため、結果に関わらず良い当たりを許したか?という被ウェルヒット率では当ブログ調べでは.316(19-6)を記録している。それなりのヒットを許しながらも抑えていくタイプと言えそうだ。

■楽天・ダックワース 配球図
※各コースの上段は速球、下段は変化球、速球はストレートとシュートの合計
20120825DATA3.jpg

■日本ハム・谷元圭介 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Sh=シュート、Fo=フォーク、Cut=カット、Cur=カーブ
vs左打者73球=St46、Sl5、Sh3、Fo3、Cut3、Cur13
20120825DATA6.jpg

空振りに終わったといえる、左9人を並べる谷元攻略の楽天打線

6回、打者22人に73球(1イニング当たり12.17、1人当たり3.32)、被安打5、奪三振4、与四死球0、失点0、自責点0、対戦被打率.250(20-5)。

全体のストライク率64.4%(73球中47球)、初球ストライク率54.5%(22人中12人)、3球目で2ストライク率61.5%(13人中8人)。

この試合、楽天は、右の谷元に対し、左打者を全員9人並べてみせた。ここまで打撃不振が続きながらも守備力を買いスタメンで辛抱強い起用を続けた牧田を14試合ぶりにはずし、体調不良の聖澤を復帰させる。正捕手の嶋をはずし8月2試合目のスタメンとなる岡島を抜擢、8/8オリックス戦から再び4番に座り続けていたフェルナンデスもはずした。

右投手に左打者はセオリーといえるが、しかし、9人全員左を並べてみせたのは、博打ともいえた。結局、20打数5安打の対戦打率.250。ウェルヒット率も16打数4安打の.250。好投するダックワースに白星をつけることができなかった点は課題といえ、結果を出すことができなかったが、チーム状況がかんばしくない今、流れを変えていくためには、こういった思いきった采配も必要となってくる。

■日本ハム・谷元圭介 配球図
※各コースの上段は速球、下段は変化球、速球はストレートとシュートの合計
20120825DATA5.jpg


◎◎◎関連記事◎◎◎
注目記事
星野監督が考える粛清人員整理リスト2012。来季戦力外候補の顔ぶれを予想してみた?!
前回の日本ハム3連戦
〔試合評〕ラズナー無双の大仕事。武田勝の失投を確実に仕留めたイヌワシ打線──2012年8月14日(日)○楽天イーグルス2-1日本ハム
〔試合評〕ハム7継投リレーの前に零封負け。星野楽天がリーグ制覇できないその理由──2012年8月15日(水)●楽天イーグルス0-2日本ハム
〔試合評〕釜田118球の熱投でプロ初完封勝利!楽天の高卒新人では2人目──2012年8月16日(木)○楽天イーグルス1-0日本ハム


----------------------------------------------------------------------
〔読書感想文を書いてみました〕 赤坂英一『2番打者論』
----------------------------------------------------------------------
今年の4月に上梓された新刊の書評です。2番打者の奥深さ・重要さを伺い知ることができる1冊。
詳細は下記URLを御参照下さい。
http://tan5277.blog104.fc2.com/blog-entry-1123.html



---------------------------------------------------------
初めて当ブログにお越し頂いた方、何度か当ブログに閲覧頂いている皆様。もしブログの内容を気に入って頂けましたらRSSリーダーの登録よろしくお願いします
---------------------------------------------------------
ご感想のある方は下記コメント欄でどうぞ。ただし、感情に流された御意見・誹謗・中傷・悪意の類、プロ野球、楽天と関係のないもの、通りすがりなどハンドルネームがいい加減なものは御遠慮申し上げております
---------------------------------------------------------
最後まで読んで頂き、有難うございました。各種ブログランキングに参加してます。皆様の応援の1票が更新の活力源です。宜しくお願いします。現在ブログ村「楽天イーグルス部門」1位

にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

blogram投票ボタン



ブログパーツ
レンタルCGI







このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト



テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ

プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
07 | 2012/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
181位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
37位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}