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〔試合評〕前半戦のホーム最終戦、投打が噛み合いBURN!と快勝!──2012年7月15日(日)○楽天イーグルス5-0日本ハム

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「星野楽天2012年。CS出場へ後半戦カギを握る打者、投手は?」

怪我人続出のシーズンとなりましたが、若手の台頭などもあり、7/6現在、35勝33敗3分で3位と望みを持つことができる好位置につけるイーグルス。後半戦を制して2009年以来3年ぶりのプレーオフ進出を強く願っています。そのためには、後半戦、象徴的な好活躍をみせる、キーマンというべき投手、打者の出現は、不可欠だと思います。そこで、あなたが考える「後半戦カギを握る投手、打者」を教えて下さい。

打者:現在100票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55936_0.html
投手:現在83票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55937_0.html


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○楽天イーグルス5-0北海道日本ハムファイターズ


■ハイライト映像


先攻・日本ハムのスタメン・・・1番・田中賢(ニ)、2番・杉谷(左)、3番・糸井(右)、4番・中田(一)、5番・小谷野(三)、6番・陽(中)、7番・ホフパワー(指)、8番・大野(捕)、9番・金子誠(遊)、先発・ウルフ(右投)。

後攻・楽天のスタメン・・・1番・聖澤(中)、2番・銀次(ニ)、3番・鉄平(左)、4番・枡田(一)、5番・ハーパー(指)、6番・岩村(三)、7番・牧田(右)、8番・嶋(捕)、9番・藤田(遊)、先発・辛島(左投)


前半戦のホーム最終戦! チーム一丸で勝利をつかむ!

試合前、球団オフィシャルサイトのトップページに力強く刻まれていたキャッチコピーである。日本ハム12回戦は、まさにこの言葉どおりの好ゲームとなった。投げては左手中指違和感から復帰した辛島が7回をゼロに抑え、打っては3本の適時打と2本の犠飛による5得点、投打が噛み合う理想的なかたちで、楽天がスコア5-0でファイターズを降している。

楽天の「零封」勝利、相手打線をゼロに抑えて勝った試合は今季これで9試合目。そのうちKスタで6試合を記録している。

試合は初回に動いた。楽天が3番・鉄平の先制犠飛で1得点。振り返ってみればこの1点が決勝点となった。

1回裏、日本ハム先発・ウルフの立ち上がりを攻める。リードオフマンの選球眼と足攻が大きかった。低めに球を集めてくるところを聖澤の眼がしっかり見定めていく。ボール先行3-1から外角低めの際どい球を見切り四球で歩く。すると、銀次の打席時2球目だった。今度は足で仕掛けて、間一髪ながらもニ盗に成功(今季32個目)、銀次の送りバントで三進し、1死3塁。犠牲フライでも1得点という舞台が整った。ここで6/8中日戦以来、今季6試合目の3番“定位置”に戻ってきた鉄平が初球打ち。センター後方へ飛来した飛球は飛距離十分、3塁から聖澤が悠々生還して、楽天が先制した。(楽1-0日)

幸先良く先制したイヌワシ打線だったが、2回以降は6回まで、ウルフに立ち直りにきっかけを与え、目指すべきピッチングを許してしまった。岩村、牧田、藤田、聖澤、銀次、鉄平、枡田がゴロを打たされるかっこうとなっていく。

スコア1-0の僅差のまま終盤に進んでいくのか?と思われた6回裏だった。先頭打者・銀次が快音とともに綺麗なクリーンヒットをセンター前に弾き返していくと、この一打が口火となり、この回、一挙4得点を追加、試合を決めた。

鉄平が銀次をスコアリングポジションに送って1死2塁、3試合連続で4番に座る枡田がここで4番の仕事をみせる。ウルフの甘く入ったカーブを右中間深くに打ち返し、これが2点目を呼び込むタイムリーに。

なおも、攻撃は続いていく。この試合初のスタメン起用となった5番・ハーパーが強引に1,2塁間を破っていく右前安打、枡田も好走塁をみせて1死3,1塁。ここで日本ハムはウルフを諦め、二番手・乾にスイッチ。しかし、岩村が選球眼の良さを発揮、乾からストレートの四球をもぎとり、チャンスはさらに広がって1死満塁。

たまらずにベンチを飛び出した栗山監督、三番手に矢貫を火消しに向かわせるも、楽天打線の容赦ない返り打ちが待っていた。

1死満塁から7番・牧田が中前に弾き返していくタイムリー (楽3-0日)

1死満塁は続き、8番・嶋、ストライクを取りにきた球をセンターへ打ち返して犠牲フライ (楽4-0日)

2死3,1塁となって、9番・藤田も続いた。矢貫の初球をレフト線へ流し打つトドメのタイムリー (楽5-0日)

BURN! BURN!の連続となる怒涛の波状攻撃は、日本ハムの戦意をくじくのに十分だった。その直後の7回表、辛島がしっかり三者凡退に抑えてみせたが、大野の打席がそれを象徴していた。ファースト・枡田の正面へ転がったゴロは、まさに、士気が萎びてしまったかのような力ないボテボテのゴロだったのである。

これでチーム成績は78試合39勝36敗3分の貯金3。順位は変わらず3位。ゲーム差は1位・ロッテも敗れたため2.5、2位・日本ハムとは0.5、4位・西武と1.5、5位・ソフトバンクと2.5、6位・オリックス7.5となっている。なお、各種成績は下記のように推移している。


◎日本ハム戦・・・12試合6勝5敗1分
◎交流戦明けリーグ戦・・・19試合12勝6敗1分
◎7月月間成績・・・11試合6勝5敗
◎直近10試合成績・・・・10試合5勝5敗

◎Kスタ成績・・・37試合18勝17敗2分
◎デーゲーム成績・・・29試合14勝13敗2分
◎先制したゲーム・・・42試合29勝12敗1分
◎相手先発外国人投手・・・10試合6勝4敗




後半戦への希望となるKスタでの貯金1

前述したように「前半戦のホーム最終戦! チーム一丸で勝利をつかむ!」というキャッチコピーが、試合前の球団オフィシャルサイトに踊っていた。私はもちろん、そのとおりになってほしいと思っていた。調子が下降気味の1位・2位の差を縮めていく前半戦のヤマ場といえる試合ということもあったが、一方でKスタの成績を気にしていたからだ。

試合前、Kスタでの成績は17勝17敗2分の五割。「地の利」がある本拠地球場での試合は一般に有利とされているが、今季の楽天はKスタで貯金を作ることができていなかったのだ。


■パリーグ 2012年 チーム別 本拠地球場での成績
※2012年7/15終了時
※オリックスは京セラドーム試合のみ。ほっともっと神戸では10試合3勝6敗1分です。



例年Aクラス入り、優勝争いするチームは本拠地での勝率が高い。今後、楽天がAクラス争い、優勝争いを演じていくためには、この試合勝ちを収めて、球宴前の前半戦、Kスタでの成績を貯金1で終え、後半戦につなげていくことが必要だった。

その点で、今日、勝利できたことは本当に大きいと思う。松井稼、フェルナンデス、高須らベテランを休ませることができたのも大きい。


初回に仕掛けた聖澤の勇気あるニ盗

1回の鉄平による先制決勝犠飛をお膳立てした、聖澤のニ盗も貴重なものとなった。1回無死1塁で出塁した聖澤を、2番・銀次が送りバント(をすることは今季1度もないのだが)をするにせよ、進塁打で送るにせよ、せっかく足があるのに、無死1塁をアウトカウントを増やして1死2塁にするのは、もったいない。スコア0-0、1回無死1塁からニ塁を狙うのは、当然相手も警戒しているためハイリスクとなってくるが、それでも、聖澤には常に狙ってほしいと思う。

無死1塁から1死2塁にするのと、盗塁を挟んで無死2塁から犠打や進塁打で1死3塁にするのとでは、大きく状況が異なってくる。もちろん、後者のほうが楽天にとって大きなチャンスとなる。

下記のとおり、同状況での聖澤のニ盗企図は6度目。成功率は5割。盗塁後の聖澤がホームを踏むことができたのは、この試合が今シーズン初となっている。


■スコア0-0、1回無死1塁で1塁走者・聖澤のニ盗企図履歴
※2012年7/15終了時
20120715DATA9.jpg


■楽天・辛島航 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Sh=シュート、Cur=カーブ、Ch=チェンジアップ
vs右打者55球=St22、Sl9、Sh8、Cur5、Ch11
vs左打者40球=St21、Sl17、Cur2
20120715DATA4.jpg


QSは続くよどこまでも

7回、打者26人に95球(1人当たり3.65、1イニング当たり13.71)、被安打3(全て単打)、奪三振6(空振り三振3、見逃し三振3)、与四球1、失点0、自責点0。

これで先発5試合全てクオリティスタートを記録、戦列を離れる前にみせたあの抜群の安定感は何ら失われてはいなかったことを証明してみせた。2軍の7/8DeNA戦で7回5失点とイマイチだったのを気にしていたのだろう、本人はもう少し下で調整してから1軍に上がりたかった、状態は万全ではないとしつつも、それを全く感じさせないピッチングだった。

「落ち着いて1人1人しっかり打者に向かって行くことが出来た」「ランナーが出ても1人1人という意識は忘れないように」「低めに意識して投げた」。お立ち台で語った辛島のこの言葉が、丁寧なピッチングを生み出していた。

7イニング中、イニング先頭打者の出塁を許してしまったのが合計4イニング、得点圏に走者を背負ったのが合計5イニングという点だけみれば、ウルフより辛島のほうが分が悪いピッチングとも言えるかもしれない。しかし、それを感じさせない落ち着いたピッチングだった。


打者にとって絶好球となる高めに抜けた甘い半速球がなかった辛島

好投の要因をデータから1つ探るとすると、低めに球が集まっていた=高めの変化球がほとんどなかった、この点である。

下記配球図、黄色網掛けのゾーンが「高め」である。ここに投げ込まれた変化球は右打者で1球、これはボールゾーンでそのままボールカウントになっている。左打者では外角高めストライクゾーンに入った2球(1球は外いっぱいの見逃しストライク、もう1球は糸井の合わせただけの平凡な右飛)、合計僅か3球だった。

ストライクゾーンの高めに甘く入った半速球は、打者にとって待ってました!とばかりの格好の絶好球となる。ヒットを打たれるリスクが非常に高い危ない球なのだ。今日の辛島は(というより、今日の辛島「も」と言ったほうが良いのかもしれないが)、このヒヤッとさせられる変化球がなかったといえる。


■楽天・辛島航 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球、速球はストレート、シュートの合計値
20120715DATA3.jpg

5回1/3で4失点も及第点だったはずのウルフ

5回1/3、打者23人に78球(1人当たり3.39、1イニング当たり14.63)、被安打6、奪三振1、与四球1、失点4、自責点4。

ピンチを招き6回途中でマウンドを降りたウルフだったが、合格点とはいえないまでも及第点だったかと、敵軍からみてもそのように感じる投球だった。出てきた二番手以降がしっかり抑えていれば、ウルフの失点・自責点は2止まりだったはずだ。

獲得アウト16個のうち半分の8個がゴロアウトでのもの。犠打での2個を入れると、内野グラウンドアウトは10個を記録した。打たれたヒット6本のうち、ゴロヒットが4本。安打でも凡打でもウルフが目指すべき、相手にゴロを打たせるということに関しては、成功していたのだ。


■日本ハム・ウルフ 球種別投球詳細
St=ストレート、Sh=シュート、Cut=カット、Cur=カーブ
vs右打者8球=Sh5、Cut3
vs左打者70球=St1、Sh40、Cut12、Cur17
20120715DATA6.jpg


■日本ハム・ウルフ 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球、速球はストレート、シュートの合計値
20120715DATA5.jpg


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