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〔試合評〕2008年9/27オリックス戦以来、本塁打で決めるKスタ延長戦サヨナラ劇!──2012年7月10日(火)○楽天イーグルス6x-3オリックス

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「星野楽天2012年。CS出場へ後半戦カギを握る打者、投手は?」

怪我人続出のシーズンとなりましたが、若手の台頭などもあり、7/6現在、35勝33敗3分で3位と望みを持つことができる好位置につけるイーグルス。後半戦を制して2009年以来3年ぶりのプレーオフ進出を強く願っています。そのためには、後半戦、象徴的な好活躍をみせる、キーマンというべき投手、打者の出現は、不可欠だと思います。そこで、あなたが考える「後半戦カギを握る投手、打者」を教えて下さい。

打者:現在70票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55936_0.html
投手:現在61票⇒ http://baseball.blogmura.com/board/vot/voting15_55937_0.html


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○楽天イーグルス6X-3オリックスバファローズ


■ハイライト映像


先攻・オリックスのスタメン・・・1番・スケールズ(右)、2番・大引(遊)、3番・後藤(ニ)、4番・李大浩(一)、5番・T-岡田(左)、6番・バルディリス(三)、7番・北川(指)、8番・伊藤(捕)、9番・川端(中)、先発・西(右投)。

後攻・楽天のスタメン・・・1番・聖澤(中)、2番・銀次(ニ)、3番・松井稼(遊)、4番・岩村(三)、5番・枡田(一)、6番・河田(指)、7番・牧田(右)、8番・鉄平(左)、9番・岡島(捕)、先発・川井(左投)


9連戦の初戦、延長戦を制す枡田慎太郎のサヨナラホームラン!

延長10回裏。時計の針は既に3時間30分を越えていた。このイニング決めないと引分けになる。そういう試合展開だった。

先頭の聖澤が戦端を切り開く左前安打で出塁、続く銀次がしっかり送り得点圏のチャンスを作る。3番・松井稼は敬遠で歩き、4番・岩村が空振り三振に倒れて、2死2,1塁。劇的な幕切れとなったサヨナラホームラン劇のお膳立てが整った。

バッターボックスは枡田慎太郎。

岸田の初球、148キロ速球が外角高めに入った所を思い切り叩いていった。

打球は前進守備を敷く外野の頭上を越えて伸びていき、左中間スタンドに飛び込む、サヨナラ3ラン!!

いやはや、恐れ入りました。

まさか入るとは思わなかったのは、観戦している私も同様。思わず目を疑ってしまいました。お立ち台で嬉しさのあまり呆然となり、羽村亜美さんの問いを何度も聞き直した枡田本人も同様。「あれホームラン?入ったの?入ったのが見えなかったよ(笑)。あ、そうなの?すげぇな!そりゃ失礼しました枡田さん(笑)」。試合後の会見で寝ぼけた珍コメントを発し枡田に謝罪した星野監督も同様だ。

この一撃でのサヨナラ勝利、オフになって今シーズンを振り返ると、エポックメイキングな一振りになるかもしれない。そう、2009年の8/16ロッテ戦で飛び出した山崎武司の2打席連発ホームランのような、意味合いを帯びるのかもしれない。

楽天のサヨナラホームランというと、2011年4/23日本ハム戦(ほっと神戸)で2-2で迎えた9回裏、ルイーズのサヨナラソロホームラン以来である。Kスタでのサヨナラ本塁打は、2010年9/19ロッテ戦、5-5の9回裏、高須のサヨナラ3ラン以来、延長戦で飛び出したサヨナラホームランということになると、実に2008年までさかのぼる。Kスタでおこなわれた9/27オリックス戦。4-4の同点で迎えた延長11回裏、フェルナンデスのバットからサヨナラ2ランが誕生して以来となった。

これでチーム成績は74試合37勝34敗3分の貯金3。順位は3位変わらず。ゲーム差は1位・ロッテと4.5、2位・日本ハムも勝利したため0.5は変わらず、4位・西武と2.5、5位・ソフトバンクと4.0、6位・オリックスと7.0となっている。なお、各種成績は下記のように推移している。


◎オリックス戦・・・10試合7勝2敗1分
◎交流戦明けリーグ戦・・・15試合10勝4敗1分
◎7月月間成績・・・7試合4勝3敗
◎直近10試合成績・・・10試合6勝4敗

◎Kスタ成績・・・33試合16勝15敗2分
◎ナイトゲーム成績・・・47試合24勝22敗1分
◎先制された試合・・・23試合7勝16敗
◎楽天側に本塁打が出た試合・・・23試合16勝7敗


20120710DATA2.jpg



枡田慎太郎vsストライクゾーン外角高めの球

一夜明けてこのエントリを書いているが、あの感動の余韻が身体じゅうを駆け巡っている感がして、いまなお興奮気味なのだ。阿部、銀次とともに「どろんこ三兄弟」として売り出された今季、一時期は堅さが見られる拙い守備も目立ち、バットでもなかなか快音が聞かれず、阿部、銀次と比べると遅れを取っている感は否めなかった。その枡田がここまでやってくれるとは。スタンドに入ったことも重要だが、迷いのないスイングをみせてくれている点も重要だと思う。

一般に左打者のストライクゾーン外角高めは逆方向の当たりでも伸びていくことが多いとされる。左打者特有のコースなのだそうだ。サヨナラホームランを放った岸田の球もまさにここに入った速球だった。下記に枡田がストライクゾーン外角高めを打った打席履歴を表に出してみた。

16打数8安打、1ニ塁打、2三塁打、1本塁打、3三振、3犠打となっている。13本の長打のうち4本がこのゾーンから生まれているのだ。もっと言えば、右投手対戦時では11打数7安打、1ニ塁打、2三塁打、1本塁打、2三振、1犠打となっており、右投手が投げるストライクゾーン外角高めの球に相性抜群と言えるのだ。

右投手ということでいえば、枡田は13本の長打(ニ塁打8、三塁打2、本塁打3)を記録しているが、そのうち12本が右投手から放っている。13本のうちストライクゾーンの真中高め・外角高め・外角中段で記録したのが11本(うち右投手10、左投手1)。右投手が投げる高め・外角の球に長打という目覚ましい戦果を残している点が、記録から確認できるのだ。今後の観戦で枡田を見るときのカギにしてもらえればと思う。


■枡田慎太郎 vs ストライクゾーン外角高めの球 打席結果履歴
20120710DATA7.jpg


苦節5年の好活躍

枡田の好活躍も凄かったが、同様に感慨深かったのが、背番号99番、33歳の河田の打棒である。この試合、6番・指名打者でスタメン出場をし、2打席連続の快音。1打席目は変化球をおっつけてレフトの左へ運ぶライナーヒット、2点を追う4回1死3,2塁でまわってきた2打席目は今度は1,2塁間を痛烈に破っていく右前への同点打、2打数2安打2打点の活躍ぶりだった。これで出場した3試合連続マルチ安打となり、9打数6安打と打席数が少ないながらも打率は.667という好数字を残している。

この巧みなバッティングを見ていると、この4年間、なぜ1軍に1度も呼ばれなかったのか?改めて不思議に思えてならない。もちろん、守備位置に難があったということなのかもしれないが、1軍で1度も起用できなかった歴代首脳陣の判断が「不作為」に思えてきてしまう。そんな穿った見方をついついしてしまうほど、大輪の花を咲かせようとしている遅咲きの好活躍は、見ごたえがあるのだ。


岩村の四球

延長10回裏、松井稼が敬遠で歩かされて1死2,1塁、まわってきた5打席目で、1、2球、外角中段の速球をやすやすと見逃し追い込まれ、3球目の外角球を振りにいって空振り三振に倒れてしまった岩村。確かにこの打席は疑問が残るものになってしまったが、それでも、この人も活躍をした。そう診ている。この試合、7/7西武戦に続くプロ2度目となる4番スタメンで出場した岩村は、ヒットこそ記録できなかったものの、その2打席目で貴重な四球を選んでいた。

T-岡田の先制打、バルディリスのソロ弾で楽0-2オと2点ビハインドで迎えた4回だった。1死走者なしで2打席目を迎えたのが岩村だった。結果はストレートの四球で歩いたのだが、西が投げた4個のボール球は明らかなボール球ではなく、いずれも思わず手を出したくなるようなクサい球、ストライクゾーンから誘ってくる球だった。それをしっかり見きわめて歩いたこの四球が、その後河田の同点打を生む2点同点劇の足がかりとなった。

岩村の四球が攻撃の橋頭堡となった例はスコア6-2で勝利した7/6西武戦でもある。試合を決めることになった2回4点先制劇は、この人の四球から始まった。以降、枡田、鉄平、牧田の3連打含む4安打1犠飛で4得点をあげることとなったのだ。

延長11回の打席は悔いが残るものとなったが、依然、この人の選球眼は安定している、と言えそうだ。


時間がなくなってしまった。このエントリはここまで。他にもなんとか踏ん張った川井のことや、相手先発・西のこと(左打者の膝元の変化球が効果を発揮していた)も書きたいのだが、時間がないので割愛する。


■楽天・川井貴志 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Sin=シンカー、Cur=カーブ
vs右打者71球=St30、Sl22、Sin17、Cur2
vs左打者26球=St10、Sl10、Sin2、Cur4
20120710DATA4.jpg


■楽天・川井貴志 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20120710DATA3.jpg


■オリックス・西勇輝 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Fo=フォーク、Cur=カーブ、Ch=チェンジアップ
vs右打者(牧田2打席)6球=St2、Sl4
vs左打者78球=St45、Sl22、Fo5、Cur4、Ch2
20120710DATA6.jpg


■オリックス・西勇輝 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20120710DATA5.jpg


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