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〔試合評〕毎年恒例、青山四球祭、本日開催!──2012年4月28日(土)△楽天イーグルス3-3日本ハム

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△楽天イーグルス3-3北海道日本ハムファイターズ
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■ハイライト映像





先攻・日本ハムの先発メンバー・・・1番・田中賢(ニ)、2番・小谷野(三)、3番・糸井(右)、4番・中田(左)、5番・稲葉(一)、6番・陽(中)、7番・スレッジ(指)、8番・金子誠(遊)、9番・鶴岡(捕)、先発・斎藤佑(右投)。

後攻・楽天のスタメン・・・1番・聖澤(中)、2番・高須(三)、3番・フェルナンデス(一)、4番・ガルシア(指)、5番・牧田(右)、6番・松井稼(遊)、7番・鉄平(左)、8番・嶋(捕)、9番・内村(ニ)、先発・ヒメネス(右投)。


稲葉の2000安打はヒメネスから

5/6(日)まで続くゴールデンウィーク9連戦の最初のカード、楽天は本拠地で日本ハムと戦う。その初戦だった。長丁場の初戦、勝って勢いをつけたいという狙いと、前日2000安打まであと1本とした稲葉を相手にどこまで一矢報いることができるのか?も1つの見どころとなったが、メモリアルな一撃は初回早々に記録されることとなった。

1回表、楽天の先発ヒメネスが制球に苦しむ。ストライクとボールの差がはっきり、2四球を与えて2死2,1塁のピンチを迎えてしまうと、バッターボックスは5番・稲葉。ボール球が続いて3-0となってしまってからの4球目だった。ストライクを取りにいった甘い速球をひっぱりにいった一撃は、右前へ運ぶ先制打となった。稲葉は前日「打たせないようにした」と息まいていたヒメネスをあっさり攻略、史上39人目の2000本安打を早々に達成してみせた。

ちなみに、楽天の投手が2000本安打を献上してしまったのはこれで3度目となっている。1度目は2006年5/11横浜スタジアムでおこなわれた横浜戦、愛敬尚史が石井琢朗に史上34人目の2000安打を、2度目は2007年5/17東京ドームでの日本ハム戦、山村宏樹が田中幸雄に35人目となる2000安打を、それぞれ打たれてしまっている。


機動力で斎藤佑樹を追い込む!

初回に1点を先制されてしまった楽天は、2回以降、ヒメネスが粘りの投球をみせて試合を作る。すると、1点を追う5回裏だった。イヌワシ打線が機動力をからめて斎藤佑樹を遂に攻略、一気に3得点をあげ、逆転に成功した。

最大の功労者は背番号23、聖澤だ。

先頭の嶋が安打出塁、内村が送って1死2塁で、打順は1番に返って聖澤。その初球を弾き返した。強い打球が中前へと抜けていき、2塁走者・嶋が本塁を陥れ、同点においつく。

なおも1死1塁、打席は高須。斎藤佑─鶴岡のバッテリーは1塁の聖澤を執拗に牽制する。投手捕手合わせて合計7度の牽制で聖澤の足を封じようとするも、その間、僅か2球で追い込んだ高須へのカウントが悪くなっていく。

2-2からの5球目、聖澤がニ塁陥落に成功、斎藤佑は結局、高須にも3-2から四球を与えて1死2,1塁の再び得点圏に。

ここで3番・ホセのバットが仕事をした。

痛烈な打球が三遊間を破り、2塁から聖澤がホームイン。極めつけは3点目だ。動揺を隠せない斎藤佑はその後、イヌワシ打線に対し2度の暴投、さらに1点を追加した。(楽3-1日)


不運な内野安打に痛恨の押し出し四球。9連戦の初戦は手痛いドロー発進に

2点リードした楽天、スリーマウンテンズ、ラズナーを擁する救援陣で逃げ切らなければならない展開だった。

しかし。直後の6回表に捕まってしまう。ヒメネスが残した1死2,1塁のピンチに、日本ハム側が代打・ホフパワーを打席に送ってくると、星野監督は左腕の片山にスイッチ。ホフパワーはセカンドゴロに討ち取るも、その次に落とし穴が待っていた。

2死3,1塁、田中賢。内角球に詰まらせ、ゴロを打たせることに成功する。しかし、楽天側からみれば飛んだコースが「不運」だった。片山の左、一塁方向に転がったこのゴロを片山が捕りきれない。バックアップ処理した内村はすかさず1塁に送球するが一足早く、田中賢が駆け抜けてセーフ。この間、3塁走者に生還されて1失点。(楽3-2日)

ここで星野監督は片山を諦め、青山にスイッチする。ところが、青山が誤算だった。小谷野に対して外角球で誘うもいずれも乗ってこず、結局ストレートの四球で歩かせてしまう。さらに2死満塁、糸井に対してもコースの際どい所を狙うとしたばかりに明らかなボール球になってしまい、3-0から3-2まで持ち直すも、結局、同点となる押し出し四球を与えてしまう。(楽3-3日)

7回以降、青山、小山、ハウザー、ラズナーのリレーで延長10回までを零封できたのは、一定の評価ができるところも、それよりも、6回に2点を失ってしまった「拙さ」が目立つ、そんな手痛いドローゲームになってしまった。

これでチーム成績は21試合8勝11敗2分、日本ハム戦4試合1勝2敗1分、Kスタ戦績10試合4勝5敗1分、先制された戦績は13試合4勝8敗1分となっている。


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青山の2四球は、いかんぜよ!

シーズン前半の青山の四球劇は、好投を取り戻すための「通過儀礼」になりつつある。

というのも、昨年も同様の光景を目撃したからだ。Kスタに竜を迎え討った6/12中日戦、スコア2-1と1点をリードした8回、二番手としてマウンドに上がった青山は順調に2死を取るも、そこから4番~6番に3連続四球を出し2死満塁に。すると、7番野本に2点適時打を浴び、試合をひっくり返されてしまう。試合後、星野監督は青山に2軍行きを告げたのだった。2軍で頭を冷やした青山は、その後、1軍で好投をみせたのは、ご存じのとおりだ。

2009年も似たようなことがあった。試合後、ノムさんが「誤算もヘッタクレも無いよ!ぶん殴ってやりたいよ。考えられないよ」とボヤいた5/25横浜戦だ。終盤の9回、スコア5-4と1点リードする状況でマウンドに登った。1死は取るものの、そこから2四球、ヒットを許して1死満塁のピンチを迎えてしまうと、続く内川にサヨナラとなる2点適時打を浴びてしまった。しかし、それから約1カ月後の6/11中日戦、Kスタのお立ち台に立つ好投をみせた。スコア3-0と3点をリードして迎えた8回、無死満塁の場面で青山がマウンドに。4番ブランコから始まるという絶体絶命の場面だったものの、犠飛で1点を失う最少失点に止めてこの難を切り抜け、みごとKスタのヒーローに輝いている。

今日の試合は、走者無しから始まったこの2例とは違い、得点圏に走者を背負った中での登板だった。外野に1本ヒットが出れば、2塁走者が本塁に突入してくる危険性はあった。緊迫の度合いとすれば前2例とは比較にならない。嶋が真中甘めにミットを構えていたにも関わらず、コースの隅を再三突かざるをえない青山なりの事情があったのかもしれない。

それにしてもだ。7回、稲葉に真中高めに甘く入った速球を外野に飛ばされるも、球威が勝り、打球が伸びず、左翼やや後方で鉄平が余裕をもって捕球する平凡フライに討ち取ることができた光景をみると、それだけの球を持っているのだから、ストライクゾーンで勝負して欲しかったとつくづく思うのだ。

同様のことは、先発のヒメネスに言える。外角のくさいコースで打者を誘おうとするあまり無駄にボール球を増やして苦しむことになったヒメネスだが、5回2死満塁で迎えた稲葉には、稲葉のホットゾーン、内角低めにその初球を投げ込んでしまう。待ってました!とばかりに外野に打ち返されてしまうも、恐らく球威が勝ったのだろう、思ったほど伸びない平凡なセンターフライに討ち取ることに成功した。こういう光景をみるにつけ、なぜもっとストライクゾーン内で勝負にいかないのか?と思わずにはいられないのだ(良い球を持っているだけにね)

■楽天・ヒメネス 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Ch=チェンジアップ
vs右打者57球=St36、Sl18、Ch3
vs左打者51球=St36、Sl7、Ch8
20120428DATA5.jpg


■楽天・ヒメネス 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20120428DATA4.jpg

副作用、色気がでてしまったか?・・・ヒメネスのボール率44.4%

5回1/3、打者26人に108球(1人当たり4.15、1イニング当たり20.25)、被安打5、3奪三振、与四球5(全て単打)、与死球1、3失点、3自責点。クオリティスタートを記録することができなかった。

この日のボール割合は44.4%。108球のうち48球がボールカウントになっていた。昨年のヒメネスは制球力が悪くこのボール割合が常に40%前後で推移するような内容だった。

しかし、今日は少し事情が異なる。明らかなボール球もあったが、コースを際どく突こうとした結果が少しはずれてボールになったり、クサイところに投げて打者を誘おうとするも相手が乗ってこずにボールになってしまったり・・・という球も多かったのである。

これは昨年と比べて制球力に自信がでてきたからこその「副作用」ともいえるが、個人的にはヒメネスはストライクゾーン内に強い球を投げ込んでこそが前提の投手だと思うので、非常にもったいない心地なのだ。動く速球をゾーン内に大胆に投げ込んで、打者に打たせてアウトを取る、これができていなかった。

今日の被打率を見ると、斎藤佑樹の被打率は.304と3割を越えたのに対し、ヒメネスの被打率は.263と3割を切っていた。それだけに、ストライクで勝負することで、無駄なボール球、余計な四球を減らして、もっと楽にピッチングができたのでは?と思うのだ。

■日本ハム・斎藤佑樹 球種別投球詳細
St=ストレート、Sl=スライダー、Cut=カットボール、Ch=チェンジアップ
vs右打者62球=St31、Sl27、Cut2、Ch2
vs左打者50球=St22、Sl10、Cut13、Ch5
20120428DATA7.jpg

前回とは一転、左打者が一矢報いたものの・・・

6回、打者28人に112球(1人当たり4.00、1イニング当たり18.67)、被安打7、4奪三振、与四球3、3失点、3自責点。クオリティスタートとなっている。

前回4/13対戦時の試合評「聖澤、松井、内村らの左打者は9打数0安打と1本もヒットを打つことが出来ず」仕事ができなかったと書いた。

今日は右打者が11打数4安打の.364、左打者が12打数3安打の.250とまずまずの結果を出した。下記の配球図でも一目瞭然のとおり、右打者は外角中段の球をヒットにし、左打者はゾーンを上げて高めの球で好結果を残した。しかし、得点圏では12打数2安打、特にガルシア、牧田、松井稼がそれぞれ2度凡退するなど、ここぞで1本が出ないかたちになってしまった。

特に1回。聖澤が右前安打で出塁に成功、打球処理した糸井がファンブルしているのをみて、すかさず1塁を蹴って一気にニ塁を陥れた好走塁があっただけに、ガルシア、牧田が凡退し、ここで得点が入らなかった悔やまれる。

【終】

■日本ハム・斎藤佑樹 配球図
※各コースの上段は直球、下段は変化球
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