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〔雑感〕もうこれ以上、鉄平を追いつめるな!!!

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悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす。

成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである。

成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは勇気を持ち続けることだ。


これらの語録、いずれもウィンストン・チャーチルの言葉として知られている。チャーチルは、皆さん御存じのとおり、第二次世界大戦時の英国首相。戦後「鉄のカーテン」演説でも知られる、英国きっての名宰相だ。

チャーチルが残したとされている名言、なんだか、野球にも通じる所があるではないか。

一流と呼ばれている選手は、上手くいかなかった時ですら次につながる好材料を見つけ出すもの。このことは今季のオープン戦での田中や塩見の発言から、改めて納得させられた部分でもある。

6割勝てば優勝争い、3割打てば一流バッターというなにかと「失敗」の多い野球では、ノムさんの言うとおり「失敗と書いて成長と読む」スポーツで、勇気や闘争心、上を向く姿勢は、プレイヤーにとって欠かすことのできない素質だと思う。

しかし、それは、通常の精神状態、通常のコンディションにある選手達に言えること。

今、この選手に、それは当てはまらない。

背番号46、鉄平のことだ。


失敗の先にあるはずの成功の光は今霞んでしまってほとんど見えない状況であるし、勇気を持ち続けることができるメンタルではないはずだ。

そんな鉄平だが、4/3ソフトバンク戦では山田から、久々に「らしさ」が宿った芯を食う“会心の一撃”を右中間に放ち、これがタイムリースリーベースとなった。復活を願う僕らファンを喜ばせたが、この1本をもって復活の兆しというには、あまりにも時期尚早で(ぼくも相当な楽観主義者だけど)あまりにも楽観的だということは先日書いたばかりである。

事実、その試合のヒーローインタビューで鉄平選手の口から出た言葉は景気の良い話ではなかった。

「去年と今年の僕にしては珍しい打球が出たな、と思いましたね(笑)僕自身、まだまだ(試合に)出たり出なかったり、不甲斐ない姿をお見せすることもあると思うんですが(以下略)」と語っているように、きわめて冷静に今自分が置かれている状況を見つめ、長いトンネルを抜けるにはまだまだ時間がかかることを示唆する発言をしていたのだ。


■鉄平 1軍 日程別 打撃成績
20120409DATA3.jpg


現在、打撃成績は23打数3安打1三塁打の打率.130。
9試合終えた時点でスタメン出場は4/3ソフトバンク戦以来の6試合、左翼、右翼で出場している。

打撃の調子が上がらない中、4/6オリックス戦では主軸の3番で先発出場も、5の0と不発で終わってしまった。

首脳陣としても、なんとかして輝きを取り戻してほしいと強く考えているはずで、指揮官や大久保コーチも相当苦しんでいる様子はありありと伝わってくる。

そういえば、先日のオリックス戦の試合前、こんなエピソードがあったという。出塁率が記載された紙を持った大久保コーチの表情がなにやら青ざめていたというのだ。どうやら原因は鉄平のそれが2割にも達していなかったからだという。こんなニュアンスの逸話を実況アナが披露していたのを覚えている。


もうこれ以上、鉄平をスタメンで起用することは、終わりにしないか。

これ以上、鉄平を苦しませてはいけない。重荷を背負わせてはいけない。

ぼくは、鉄平を2軍に落としてあげるべき時が来たのでは?と考えている。

これが1年前の開幕9試合を消化した時点だったら、ぼくの考えは違ってくる。鉄平は1軍に必要だ、近いうち本来の姿に戻るはずと信じて疑わなかった。しかし、その打撃スランプは昨年春季キャンプから約2年にわたっているのだ。

悩めるかつての首位打者に対し、先日、実況アナが「出続けることで結果を調子を上げていくタイプですよね」といったニュアンスの発言をしていた。しかし、現在の鉄平が1軍の試合に出続けることで、調子や結果を上げていくとは、なかなか考えづらい。何も生まれないのでは?と考えるほうが残念ながらイメージしやすいし、恐らくそちらのほうが真実に近いのでは?と思う。

1軍で苦しむ姿を、チームに貢献できなくて歯がゆさでいっぱいの姿を、これ以上見たくないし、おそらく本人もこの状況どうしたらよいのか手詰まりなのではないだろうか? このままだと、鉄平本人のためにもよくないし、チームにとっても「弱み」になりかねない。下で復調の機会をじっくり設けるべきだと思う。

現在、1軍登録されている外野手は、センターのレギュラー・聖澤の他に、中島、中村、牧田、テレーロがいる。ガルシアが戻ってくるまでDH起用のテレーロと、先日の死球の影響で休場が続いている牧田(だが抹消されていないのをみると軽微だと信じたい。早く戦列復帰してほしい)には期待ができないかもしれないが、中島、中村がいるではないか。ファームに目を移すと2年目の榎本が好数字を残しているようなので、上げる選択肢もあるはずだ。


さて、ここからデータで鉄平の打撃詳細を確認してみよう。

下記でここまでの打撃詳細を調べてみた。





鉄平選手は26打席に立っている。対戦投手は合計89球を投げた。

そのうち41球でバットを振りにいき(スイング率46.1%)、空振りになったのが5球、バットに球が当たったのが36球だった。(コンタクト率87.8%)

バットに球が当たった36球のなかで、ファウルになったのが13球、フィールドに飛んでいて打席結果が出たのが23球(2犠打含む)、3球のうちヒットになったのが3球となっている。

バットをスイングしにいった41球に対しヒットになった割合は僅か7.3%。100球バットを振りにいったら1割に満たない約7球でしか、Hのランプが灯らない計算になってくる。この割合、2年連続で打率3割を記録した「あの頃」と比べると、恐らく相当低い数字であることは間違いない。


次に、いくつかコース・ゾーン別で確認してみよう。

一般にヒットになる確率が高い「ストライクゾーン高め」(コースNo.7、8、9)をみてみよう。対戦投手は19球を投げてきた。スイングしたのが84.2%に当たる16球。ヒットになりにくいとされている「ストライクゾーン低め」のスイング率は37.5%だから、「ストライクゾーン高め」は鉄平選手も甘い球、打てる球という認識があるからこそ高いスイング率になっていると判断できる。にも関わらず、結果は出ていない。バットに球が当たったのは14球、ファウルが7球、フィールドに飛んで打席結果が出たのが7球(5凡打、2犠打)、6打数0安打、1三振、2犠打となっているのだ。

打率3割を記録して「あの頃」の鉄平はインコースの球のさばきが非常に上手かった。鋭い軸回転で腕をたたんでバットをコンパクトに振り抜き、強い打球が一二塁間を破ったり、ライナーで右前に運んだり・・・といった光景を、僕らは何度も目撃したはずだ。そのイメージが本人の中にもあるのだろう、「ストライクゾーン内角中段」(コースNo.12)では対戦投手が投げた8球のうち5球で積極的にバットを振りにいっている。しかし、これまた結果につながらない。5球のうち1球がファウルになり、4球で打席結果が出て、4/4ソフトバンク戦のニゴ、4/5ソフトバンク戦の遊ゴ、4/6オリックス戦のニゴ、4/8オリックス戦の投ゴと、いずれも芯やタイミングを外されてしまった内野イージーゴロに倒れている。


ファウルの内容も再確認してみた。

■鉄平 ファウル 13球
20120409DATA4.jpg

芯を外された当たり損ねのファウル、ひっかけ気味のファウル、差し込まれたり、振り遅れ気味の3塁側スタンドに入るファウルが多い。打ちにいっているファウル、というより、打たされているファウル、というイメージに、どうしてもなってしまう。

繰り返すが、もうこれ以上、鉄平を1軍スタメン起用することは、止めにしよう。

【終】

◎◎◎関連記事◎◎◎
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〔記録〕09年パ首位打者の打撃不振をデータから探る(3)鉄平が対左.198しか打てなかったその理由

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