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〔試合評〕2012年3月3日(土) ●楽天イーグルス0-1横浜DeNA〔オープン戦〕無得点も攻撃の“かたち“は垣間見せたか?!選手採点&寸評ほか

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●楽天イーグルス0-1横浜DeNA
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星野楽天は今日から長崎で横浜DeNAとオープン戦2連戦。

天気予報によると、どうやら明日は雨模様とのこと。それを受けて、星野監督は、明日先発予定となっていた田中を急遽この日の三番手で投げさせた。

先攻の横浜DeNAのスタメンは

1番・荒波(中)、2番・渡辺直(遊)、3番・石川(ニ)、4番・ラミレス(指)、5番・中村(三)、6番・後藤(一)、7番・森本(右)、8番・黒羽根(捕)、9番・小池(左)、先発・国吉。

後攻の楽天の先発オーダーは

1番・聖澤(中)、2番・鉄平(指)、3番・松井(遊)、4番・牧田(右)、5番・岩村(三)、6番・ガルシア(一)、7番・テレーロ(左)、8番・嶋(捕)、9番・内村(ニ)、先発・下柳。


楽天は地元出身の下柳が先発し2イニングを無失点に抑えるまずまずの内容。二番手は首脳陣から二桁勝利と目されているヒメネスが登板し3イニングを、そして田中が三番手で3イニングをそれぞれゼロに抑え、先発3投手がそれぞれ結果を残す中、明暗分かれてしまったのが、青山だった。

スコア0-0で迎えた9回表に先頭打者・梶谷にセンターオーバーの二塁打を許すと、その後2死3塁の場面で、フルカウントから藤田に投じた低めフォークボールが暴投。この間に3塁走者が決勝のホームを踏んで、楽天は0-1で敗戦となっている。

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楽天打線、3度の得点圏も、得点入らず

楽天打線は、横浜DeNAの先発・国吉の球威あるストレートを打ちあぐねるかたちになってしまった。捉えたと思った当たりも野手の正面を突いたり、思ったより打球が伸びずに平凡なフライアウトに終わるなど、キャンプの結果を得点というかたちで残すことができなかった。

最大のチャンスは、3回裏だ。1死後、内村がセーフティバントで出塁、さらに国吉の1塁悪送球を誘い2塁へ進出する。初ヒットがバント安打となり、この試合初の得点圏チャンスを演出し、続く聖澤も四球で続いて無死2,1塁のチャンス到来となった。

しかし、後続の鉄平、牧田が続かない。無死2,1塁で打席に入った鉄平だが、外角高めのストレートをスイングにいくも、振り遅れ気味のレフトファウルフライ。松井が四球を勝ち取って2死満塁で2打席目を迎えた4番・牧田も、自分が決めにいかなければ・・・という思いがあって焦りにつながったのか、ボール先行2-0から3球連続で空振りを喫し、あえなく三振に倒れてしまった。

楽天は4回にもガルシア、嶋の長短打で2死3,2塁のチャンスを作るも、内村がサードゴロに、7回には相手四番手・佐藤の制球難もあり2死2,1塁とするも、鉄平が見逃し三振に倒れるなど、3度の得点圏でこそ欲しい1本が出なかった。


下位から上位への攻撃の“かたち“はみえた

結果が出なかった楽天だが、一方、今季目指すべき攻撃のかたちは作れたのでは?と思う。9番に内村を置き、下位から上位へ流れを作っていく攻撃のリズムだ。この試合、3度の得点圏のうち2度は内村が生み出したものだった。3回はナイスアイデアのセーフティバントで1ヒット1エラーの2塁へ。7回はフライヒットを中前に運ぶと、相手に警戒されながらもニ盗を成功させて、得点圏を演出してみせた。内村の好出塁によって相手投手がリズムを崩したのは、その後の聖澤がいずれも投手制球難の四球となったことからも、わかる。

この2度の好機はいずれもクリーンアップで途切れてしまった。しかし、この主軸はまだ暫定的なクリーンアップ。本当に4番に牧田を使うのか?は今後次第だろうし、鉄平もヒット量産していたころの姿と比べるとまだまだまだの状態。クリーンアップが今よりも固まってくるようになれば得点は入っていくのでは?と思わせてくれるものだった。


機動力でチャンスをモノにした横浜DeNA

横浜DeNAも攻撃の“かたち”がみえる内容だったかと思う。3回と5回に掴んだ得点圏は、いずれも安打出塁した打者走者の荒波と、代走で起用された啓ニ朗による盗塁成功が生み出した、足で掴んだチャンスだった。中でも荒波は練習試合やオープン戦など対外試合8試合でこれで7個の盗塁となったという。あの荻野貴司も認める俊足の荒波を1番に置き、積極的に足で次塁を狙わせたい指揮官の思惑は、徐々にかたちになりつつある、と言えそうだ。

決勝点をあげた9回も、しっかりとした野球ができた結果、と言えそうだ。先頭の梶谷の二塁打で、続く3番・石川がしっかりバントを決めて1死3塁とした。ラミレスの代打としてチャンスを貰った吉村はアウトローのボール気味のスライダーに泳がされて三振に倒れるも、続く、藤田の打席時に、青山の暴投が飛び出したのは、しっかり2塁走者を3塁に進めておいたからこそ。

解説の杉山賢人氏によると、この日、青山はスライダー中心に投球だったという。恐らくフォークの精度がいま一つの完成度で、できればマスクをかぶる伊志嶺は(もしくは青山も)失点のリスクが高いフォークを投げさたくないという思いから、スライダーに偏った投球になったのだろうと指摘していた。しかし、これが結果的には首を絞めることになった。藤田に対してスライダーが抜けるなどして、苦しいカウントに追い込まれてしまった。止むに止まれず、やぶれかぶれで、この日初めて(もしくは2球目)投げたフォークが暴投してしまった、という訳なのだ。藤田もこの場面でフォークはないだろうということで、球の見きわめも楽になっていたかもしれない。

試合後、中畑監督は、緊迫感のあるゲームができて良かった、という趣旨のコメントを残していたが、僅か1点だったが、横浜DeNAにとっては価値のあるゲームだったかと思う。



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選手寸評

10点満点、通常のプレーを5.5として、0.5幅で採点します。


~スタメン~

聖澤諒・・・5.5:1番・中堅。2打数0安打2四球。凡打も良い当たりだった。初回は国吉の低めストレートを鋭く振り抜く快打も、飛んだコースが悪くライナーに。5回のファーストゴロもファースト左、一二塁間へのなかなかの当たり。走るだけではなく長打もある怖さを与えたいとリポートにあったように、その意識の表れが一二塁間~右翼方向への強い打撃と言える。2四球は投手制球難。

鉄平・・・4.5:2番・指名。4打数ノーヒット1三振。ライナー性も正面飛球、差し込まれた左邪飛、初球打ちの平凡中飛、見逃し三振。このうち特に疑問符を持ったのは、7回2死2,1塁、3-2からの見逃し三振。外の際どい球に反応できずの三振に倒れてしまった。ここはバットを振ってほしかった。どちらともいえない厳しい球はファウルで逃げてほしかった。

松井稼頭央・・・5.5:3番・遊撃。3打数0安打1四球。3回2死2,1塁、フルカウントから国吉の外角カーブを良く見ての四球出塁は価値大。しかし、見逃せばボールだった低めの球をすくいあげて中飛に倒れた1打席目は、少々不満が残る。確かに中堅やや後方まで飛ばせるのかもしれないが、このような場面で我慢ができれば、昨年も出塁率が3割切ることなかったのでは?という思い。

牧田明久・・・5.0:4番・右翼。4打0安打1三振。4番候補期待度急上昇も、この日は結果が出ず。特に3回2死満塁での打席だ。2-0と打者有利から直球、変化球、直球を連続して空振りし三振。投手が制球を乱す時に、変化球をみきわめてボールを選んでカウントを3-1にすれば、投手に重圧与えることができたのかもしれないが、牧田はそういうタイプではない。3回黒羽根の右飛は好守備。

岩村明憲・・・4.0:5番・三塁。4打数0安打3三振。復活や活躍を期待したい数多くの選手の中で、個人的に特に期待を寄せているのが岩村だ。しかし、このような姿をみると、本当に寂しさを覚えてしまう。昨年はインコースの見きわめに苦慮、内角で見逃し三振が多かったのだが、この日は外角での見逃し三振を2個記録した。う~~む.......。

ガルシア・・・6.0:6番・一塁。1打数1安打1四球。左足内転筋の張りで2軍での調整が続いていたガルシアが久々に1軍合流となった。この日、2打席でバットを2度振ったが、いずれもストライクゾーンの球を打ちにいったもので、球もよく見えている印象。昨年シーズン終盤に得た「収穫」を、このまま結果を残して、しっかり持続していってほしいところ、だ。

テレーロ・・・5.0:7番・左翼。3打数0安打1三振。守備も上手いという触れ込みだったかと思うが、1回石川の左翼ファウルフライを追いついたにもかかわらずポロリ...。バットでは1打席目にセンター後方フェンスぎりぎりまで長打性の飛球を飛ばすも、荒波の好守備に阻まれてしまう。三振は低めボール球に手を出して空振りしてしまったもの。とにかく、場数を踏んで、慣れてもらいたい。

嶋基宏・・・6.0:8番・捕手。3打数1ニ塁打。4回2死1塁、2-0のボール先行から、国吉の高めに甘く浮いたストレートを狙い澄ましてひっぱった一撃は左翼線を襲うツーベースに。ここは嶋の読み勝ち。7回も三遊間を襲うゴロを放つも、ここは藤田の横っ飛びに阻まれた。リードではヒメネスに対し、再三アウトコース低めを試していたが、なかなか相手打者は誘いに乗ってこなかった。

内村賢介・・・6.5:9番・ニ塁。3打数2安打1盗塁。4回2死3,2塁の得点圏で凡退に倒れたことよりも、2度の得点圏を自らのアイデアと打撃と足で掴み取ったその功績は大きい。今季星野楽天がやろうとしている打線、攻撃の“かたち”を作ることができたのは、大きな収穫だ。開幕ニ塁スタメンは、よほどのことがないかぎり、彼の手中にあるといってよいと思う。


~途中出場~

西村弥・・・採点対象外:9回表アタマから、松井に代わってショートの守備で途中出場。プレー時間短かったため、採点対象外。

銀次・・・採点対象外:9回表アタマから、岩村に代わってサードの守備で途中出場。プレー時間短かったため、採点対象外。

フェルナンデス・・・5.5:6回表アタマからガルシアに代わってファーストの守備で途中出場。渡辺直が弾き返したファースト左、一二塁間の当たりを横っ飛びで好守。バッターボックスは2打席まわってくるも、平凡なライトフライ、ボテボテのショートゴロに倒れる。今日は結果が出なかったが、まだまだこれから。この人は最終的には手堅い成績を残してくれるはず。

島内宏明・・・5.5:代走出場デビューの報道がされていたが、そういう試合展開にならなかったため、8回表から左翼守備で途中出場となる。打席は9回にまわってくる。ハミルトン相手に3-2からの6球目外角の高めの甘い球を打っていくも、ライン際へのレフトフライに。フルカウントになったのは明らかなボール球が3つあったためで、際どい球を選んだ結果ではない。勇姿は今後のお楽しみ。

伊志嶺忠・・・5.0:8回表アタマから二番手捕手としてマスクをかぶる。打席はチーム最後の打者となった。2-2からハミルトンの内角変化球にバットを出していくことができず、見逃し三振に。捕手としては苦しいピッチングになった青山を思うようにリードしていくことができなかったか。


~投手陣~

下柳剛・・・6.0:先発。2回、打者7人に対し27球を投げ、被安打1、無失点。試合後、緊張した、慎重に丁寧になり過ぎたとのコメントを残したが、27球のうち41%に当たる11球がボール球になったことも念頭にあったのだろうか。とはいえ、獲得アウト6個のうち実に5個が内野でのゴロアウト。まだまだ調整の段階だが、こちらが期待するような投球内容の片鱗はみせたのでは?

ヒメネス・・・5.5:二番手。3回、打者12人に対し44球。被安打2、1四球、無失点。杉山氏が直接ヒメネスに訊いたところ「俺はストレートを1球も投げない」とのこと。微妙に球を動かすそのスタイルが奏功したか、詰まらせた当たりや芯を外した当たりが目立った。しかし、44球のうちボール球になったのは19球。割合にして43%。投げた球の4割がボールという事実は変わらず、である。

田中将大・・・6.0:三番手。3回、打者9人に29球。被安打1、3奪三振、無失点。最初のイニングとなった6回こそ凡打になった中にも良い当たりを許したものの、残り2回は文句なし。6回はセンターへ抜けるピッチャー返しで出塁を許していた石川を1塁牽制で素早くアウトにもしてみせた。変化球の精度がもう一つだったかもしれないが、なにも問題ないと思います。

青山浩二・・・4.0:四番手。1回、打者6人に対し23球。被安打2(1二塁打含)、1奪三振、1四球、1暴投、1失点。コントロールがいまだ不安定、そんな不安な印象を強く受ける。2/13紅白戦でも2/22阪神との練習試合でもそれぞれ2四球を記録していた。抑え宣言をしている青山だが、このような状況だと、杉山氏と同じく抑えは青山でも良いとも思う私も、ラズナーだなという意見に傾く。


【終】


■両軍の打席結果とカウント推移表
※ヒメネスの球数は正しくは44球ですが、私の記録集計では43球と1球少なくなっています。同じく青山投手の球数は正しくは23球ですが、こちらでは22球に。誤差が生じていますので、予め御了承下さい。
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〔練習試合〕
2/18○楽天3-1横浜DeNA2/21●楽天1-5巨人2/22○楽天2-1阪神2/24●楽天1-7サムスン
〔オープン戦〕
2/25●楽天5-7日本ハム

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