〔記録〕楽天イーグルス・横川史学選手の2011年ボールゾーン・スイング率
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ここまで横川選手の2011年成績を下記のように調べてきた。
・ホットゾーンを探せ!──横川史学2011年ゾーン・コース打率&球種打率
・貴重な1軍経験を来季への糧に!──横川史学2011年最も印象に残った打撃ベスト5。vs全投手別の対戦成績表
今回はボールゾーン・スイング率をみてみたい。
その前に下記表を観て頂きたい。

横川の今季の主な打撃成績は打率.224、出塁率.280、OPS.607(リーグ平均は.656)という内容だった。物足りないと感じてしまう数字になっているが、選球眼はぎりぎり及第点かな?という印象だ。
打者タイプが違うので一概に簡単に比較はできないけど、同じ左打者の聖澤と比較してみたのが上記表。聖澤も横川も、BB/K(四球÷三振)、打席÷三振、打席÷四球、IsoDといった項目でリーグ平均を下回る値だけれども、横川は聖澤より良い値を示している。そのため、安打以外の出塁率を診るIsoDではリーグ平均にぎりぎり近い.056を記録した。
それを踏まえて下記でボールゾーン・スイング率を確認してみたい。
まずは全体から。
■楽天・横川史学選手の2011年ボールゾーン・スイング率

各コースの上段がボールゾーン・スイング率、中段が球数、下段が(打席結果に関わらず)手を出した回数となっている。
まず、全体をみると、
横川・・・19.4%
聖澤・・・26.4%
となった。全体で確認すると、横川も聖澤同様、手を出す「回数」は低めボールゾーンが多いものの、手を出す「割合」でみると高めボールゾーンが多くなっている。しかし、その割合はいずれも聖澤より少ない。
高めボールゾーンのスイング率・・・横川23.8%、聖澤30.5%
低めボールゾーンのスイング率・・・横川18.8%、聖澤27.1%
次にボールゾーンの球に手を出しにいって、バットに球があたったコンタクト率を確認。
聖澤・・・58.4%
横川・・・32.3%
(どちらかと言うと)聖澤は当てにいくバッティングも多いが、横川はバットを振り抜くタイプ。
そのため一概には言えないけども、バットコントロールの良さという点では聖澤のほうが上とも言える。
次に2ストライクと追い込まれてからのボールゾーン・スイング率をみてみる。
■2ストライク以降

横川・・・23.2%
聖澤・・・46.7%
(聖澤と比較すると)追い込まれてもボール球に手を出さないことが確認できる。
聖澤は追い込まれると高めボールゾーンの球に手を出す割合も急増したが(全体30.5%→2S以降61.1%)、横川は手を出すことがない(21.7%)。
最後に下記で対戦投手の左右をチェックすると、
右投手(19.6%)より左投手(18.2%)のほうが若干ながらもボール球に手を出す割合は減っている。
先日の「ゾーン・コース打率」のエントリとあわせてみると、特に追いこまれてからのボール球となる誘い球に手を出すことがほぼないと言える。
この点が、打席数は少ないながらも今季左投手相手に打率3割を残せた要因かな?と思う。【終】
■vs右投手

■vs左投手

◎◎◎関連記事◎◎◎
・〔記録〕楽天イーグルス・聖澤諒選手の2011年ボールゾーン・スイング率
・〔記録〕楽天イーグルス・高須洋介選手の2011年ボールゾーン・スイング率
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今回はボールゾーン・スイング率をみてみたい。
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横川の今季の主な打撃成績は打率.224、出塁率.280、OPS.607(リーグ平均は.656)という内容だった。物足りないと感じてしまう数字になっているが、選球眼はぎりぎり及第点かな?という印象だ。
打者タイプが違うので一概に簡単に比較はできないけど、同じ左打者の聖澤と比較してみたのが上記表。聖澤も横川も、BB/K(四球÷三振)、打席÷三振、打席÷四球、IsoDといった項目でリーグ平均を下回る値だけれども、横川は聖澤より良い値を示している。そのため、安打以外の出塁率を診るIsoDではリーグ平均にぎりぎり近い.056を記録した。
それを踏まえて下記でボールゾーン・スイング率を確認してみたい。
まずは全体から。
■楽天・横川史学選手の2011年ボールゾーン・スイング率

各コースの上段がボールゾーン・スイング率、中段が球数、下段が(打席結果に関わらず)手を出した回数となっている。
まず、全体をみると、
横川・・・19.4%
聖澤・・・26.4%
となった。全体で確認すると、横川も聖澤同様、手を出す「回数」は低めボールゾーンが多いものの、手を出す「割合」でみると高めボールゾーンが多くなっている。しかし、その割合はいずれも聖澤より少ない。
高めボールゾーンのスイング率・・・横川23.8%、聖澤30.5%
低めボールゾーンのスイング率・・・横川18.8%、聖澤27.1%
次にボールゾーンの球に手を出しにいって、バットに球があたったコンタクト率を確認。
聖澤・・・58.4%
横川・・・32.3%
(どちらかと言うと)聖澤は当てにいくバッティングも多いが、横川はバットを振り抜くタイプ。
そのため一概には言えないけども、バットコントロールの良さという点では聖澤のほうが上とも言える。
次に2ストライクと追い込まれてからのボールゾーン・スイング率をみてみる。
■2ストライク以降

横川・・・23.2%
聖澤・・・46.7%
(聖澤と比較すると)追い込まれてもボール球に手を出さないことが確認できる。
聖澤は追い込まれると高めボールゾーンの球に手を出す割合も急増したが(全体30.5%→2S以降61.1%)、横川は手を出すことがない(21.7%)。
最後に下記で対戦投手の左右をチェックすると、
右投手(19.6%)より左投手(18.2%)のほうが若干ながらもボール球に手を出す割合は減っている。
先日の「ゾーン・コース打率」のエントリとあわせてみると、特に追いこまれてからのボール球となる誘い球に手を出すことがほぼないと言える。
この点が、打席数は少ないながらも今季左投手相手に打率3割を残せた要因かな?と思う。【終】
■vs右投手

■vs左投手

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・〔記録〕楽天イーグルス・高須洋介選手の2011年ボールゾーン・スイング率
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