〔記録〕野村克也から「天才」と呼ばれた男──楽天イーグルス・草野大輔選手、2011年最も印象に残った打撃ベスト5。vs全投手別の対戦成績表を掲載
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“遅れてきた天才打者”の2011年は、昨年に引き続き、ピリっとしない印象に終わってしまった。
ここ3年間の試合出場数とスタメン出場数を確認してみると下記のようになる。
2009年・・・試合数122、スタメン出場120
2010年・・・試合数111、スタメン出場90
2011年・・・試合数92、スタメン出場71
チームがクライマックスシリーズに進んだ2009年を境に、試合数、スタメン数ともに尻すぼみ傾向だ。
「バットマンはそのバットで自らの未来を切り開かなければならない」。ぼくは草野に対してそういう立ち位置なのだが、昨年と今年、これができなかった。
■草野大輔 2011年 月間打撃成績

■草野大輔 2011年 先発出場数と守備位置

今季は開幕1軍を果たすものの、サードに岩村が起用されたこともあり、なかなか出場機会がまわってこなかった。しかし、4/25に一旦抹消されるも5/10再登録されてからスタメンが増えてくる。岩村の打撃不振が長引くにつれて、5月6月の交流戦ではサードでのスタメンが急増、山崎が故障離脱中となった7月はガルシアがDHにまわったこともあり、ファーストでの出場が増えていった。だが、9/19、鉄平、中川との入れ替わりで、横川と共にファーム落ちして今季終了となった。
上記の月度別の打撃成績をみても判るとおり、セパで明暗分かれるかたちになってしまった。交流戦では3番、5番など打線の中軸に座る試合も多く、打率.291と好成績を残すものの、リーグ戦に戻ってからの7月~9月の3カ月間の打率が.229と低迷してしまった。同じパリーグ相手の対戦で好成績を残せなかった点が、今季イマイチに終わってしまった大きな要因だろう。(下記表とおり、vsロッテに対しては.429を残すものの、vs西武.094、vs日本ハム.176、vsソフトバンク.088と3球団相手にカラッキシだった...)
さらに言えば、左投手を打てなかったのも、痛かった。
■vs左投手の年度別打撃成績
2009年・・・打率.323、161打数52安打
2010年・・・打率.205、83打数17安打
2011年・・・打率.227、66打数15安打
このようにvs左投手との対戦打席は年々減る一方で、率もかんばしくないものになっている。このようなジリ貧状態だと、どうしても草野は左に弱いというイメージになり、その出場機会は右投手のときに限定されてきてしまう。この負の印象をどうにかしなければ、出場機会は増えてこないだろう。
...と、ここまでネガティヴな話題を書きすすめてしまったが、良いところを上げてみると、下記の点が挙げられる。
◎チーム内で出塁率が2番目に良かった
⇒出塁率.337。規定打席に到達していないが...それでも、聖澤の.338に次ぐチーム2位の高さ。
◎安打以外の出塁率、IsoDがリーグ・ベスト4だった
⇒12.13打席に四球1個を選び、IsoDは.091。この値は250打席以上のパリーグ打者内で中村剛也.104、井口資仁.097、糸井嘉男.092に続くリーグ4位の好数字である。
◎敬遠、死球が多い
⇒敬遠は3個でリーグ3位タイ。死球は11個でリーグ7位、打席数が少ないことを考慮すれば、この死球数はさらに多いという印象になる。
「BB/K(四球÷三振)」も.706と高い値を残していたため、球のみきわめに苦しむ打者が多かった中で、草野は選球眼の良さを維持していたと言えそうだ。そして、敬遠、死球の多さから相手バッテリーからも嫌がられる存在だったことも推測できる。
2011年、草野大輔選手、投手別の相性
対戦5打席以上を対象で打率で振り分けてみると下記のようになった。
〔好相性〕
渡辺俊介・・・打率.364 (11打数4安打、1死球、1二塁打)
金子千尋・・・打率.333 (9打数3安打、3三振、1四球、1死球、1内野安打)
小野晋吾・・・打率.429 (7打数3安打、1四球、1内野安打)
カルロス・ロサ・・・打率.600 (5打数3安打1打点、1三振)
近藤一樹・・・打率.667 (3打数2安打1打点、2四球)
唐川侑己・・・打率.250 (4打数1安打、3四球、1死球、1犠打) ※出塁率.625
〔悪相性〕
ダルビッシュ有・・・打率.125 (8打数1安打、1三振、1四球)
ホールトン・・・打率.000 (7打数0安打、2三振、1四球)
ケッペル・・・打率.143 (7打数1安打、1四球)
岩崎翔・・・打率.167 (6打数1安打、1三振、1四球、1二塁打)
能見篤史・・・打率.000 (6打数0安打)
帆足和幸・・・打率.200 (5打数1安打、1三振、1二塁打)
石井一久・・・打率.000 (5打数0安打、1死球)
涌井秀章・・・打率.000 (4打数0安打、1四球、1犠打)

2011年、最も印象に残った草野大輔選手の打撃ベスト5
規定打席に満たなかったのでベスト5とした。順位をつけるなら、個人的に1番は、やっぱり、ヒーローインタビュー込みで7/16オリックス戦での先制打になる。
◆静岡の夜空を彩る、山崎武司とのアベックホームラン!
静岡市の草薙野球場で行われた5/25横浜戦、初回に松井稼のタイムリーで楽天が1点を先制するも、3回、先発・永井が横浜打線に捕まり、村田、ハーパーの適時打で3点を失ってしまう。その直後の4回表、楽天の攻撃だった。1死1塁から4番・山崎が相手先発・須田から左翼へ同点2ランを放つと、その後2死1塁から7番・草野。2-0からの3球目をタイミング完璧に捉えた。捕手のミットは外角を要求するも中に甘く入ってきた逆球を痛烈な一撃! 軽々と右翼フェンスを超えていく打球は、今季初打点・今季1号の逆転2ラン! 山崎と草野のアベックホームランが1万1千の観衆がつめかけた静岡の夜空を大いに彩った。
◎この映像はこちらのyoutube映像でどうぞ。1:12からです。
◆今季逆方向へ放った唯一のタイムリーヒット!
再び横浜との交流戦から選んでみた。Kスタで行われた6/9、塩見vs加賀による投手戦となった4回戦だ。スコア0-0で迎えた6回、2死満塁のピンチで塩見が金城を空振り三振に討ち取った直後の裏だった。1死1塁から松井稼が低めの変化球を上手く左中間に運ぶタイムリーツーベースで先制すると、さらに2死2塁から草野も続く。代わったばかりの二番手・篠原のストレートを捉えた。外角の厳しいコースだったが、ややバットの先ながらも上手く軽打し、三遊間をゴロで抜いていく左前タイムリー。なお、この当たりは今季草野が逆方向に打った唯一のタイムリーヒットである。
◎この映像はこちらのyoutube映像でどうぞ。1:20からです。
◆走者一掃のタイムリーツーベース!
6/16、マツダスタジアムでおこなわれた広島4回戦。楽天はスコア2-8の大差で終盤9回表、最後の攻撃を迎えていた。6点を追うワンサイドゲームの様相。だが、イヌワシ打線はここでようやく意地をみせる。先頭打者の横川によるヒットを皮切りに広島救援陣を攻め立て無死満塁、続く西村が代わったばかりの上野から押し出し四球を選んで1点を返すと、1死満塁で草野のバットが一閃した。1-2と追い込まれてからの4球目。上野の投じたストレートがストライクゾーンの真中に入ったのを天才打者のバットは逃さない。ジャストミートした当たりは右中間を切り裂いていく走者一掃のタイムリーツーベースとなり、スコア楽6-8広と2点差まで追い迫った。
◎この映像をWEB上から見つけることができませんでした。もし発見された方いましたらお知らせください。
◆ルーキーのプロ初完投勝利をアシストする序盤先制打! お立ち台では独壇場の7.16!
打線の援護に恵まれず、好投すれども白星がつかない時期が続いていた塩見。そんな新人を救ったのが、この日3番にすわった草野だった。塩見が3勝目を懸けてマウンドに上がった7/16オリックス戦。その3回に草野が先制打を放つ。1死1塁での第2打席。その2球目に直前の内村のバント失敗をカバーする1塁走者・松井稼のニ盗が成功。すると、2-2からの5球目だった。膝元の決して甘くはない球を一二塁間に痛烈に打ち返し、松井稼をホームに迎え入れる右前タイムリー。塩見のプロ発完投勝利に大きく貢献した草野は、今季初のお立ち台へ。このヒーローインタビュー、涙がちょちょぎれるほどの抱腹絶倒モノです(笑)未見の方はぜひ!!!
◎この映像はこちらのyoutube映像でどうぞ。7:21からご覧ください。必見のヒーローインタビューは2:15からです。
◆今季初の猛打賞を決める、8/13ロッテ戦での勝ち越しタイムリー
イーグルスは8/5~8/11まで悪夢の7連敗。前日のロッテ戦でようやく連敗を止めたという状況だった。8/13はロッテ3連戦の2戦目、ここを取って再び息を吹き返したい楽天は先発に田中将大を送り込む。相手は渡辺俊介だった。試合は投手戦。スコア1-1で迎えた終盤8回裏の楽天の攻撃だった。イーグルスはロッテ救援陣を攻め立て1死3,2塁のチャンスを作る。ここで草野が決めた! カルロス・ロサのアウトローのフォークをしっかり体勢を残しながら打ち砕く一撃をみせる。田中が「やってくれると信じてました」と語る、一二塁間を抜く右前への勝ち越しタイムリーで試合を決めた。さらにこの1本で今季初の猛打賞となり、2度目のお立ち台へ。
◎この映像はこちらのyoutube映像でご覧ください。6:41からです。
◎◎◎関連記事◎◎◎
・〔記録〕攻守の要に成長した背番号23。楽天イーグルス・聖澤諒、2011年最も印象に残った打撃ベスト10。vs全投手別の対戦成績表を掲載
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・〔記録〕イーグルスの背番号7番よ、永遠なれ! 楽天・山崎武司、2011年最も印象に残った打撃ベスト10。vs全投手別対戦成績表も掲載
・〔記録〕貴重な1軍経験を来季への糧に!──楽天イーグルス・横川史学、2011年最も印象に残った打撃ベスト5。vs全投手別の対戦成績表を掲載
・〔記録〕クリーンアップで101試合!──楽天イーグルス・高須洋介、2011年最も印象的に残った打撃ベスト10。vs全投手別の対戦成績表を掲載
■楽天イーグルス 草野大輔 2011年 投手別 対戦成績








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2010年・・・試合数111、スタメン出場90
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チームがクライマックスシリーズに進んだ2009年を境に、試合数、スタメン数ともに尻すぼみ傾向だ。
「バットマンはそのバットで自らの未来を切り開かなければならない」。ぼくは草野に対してそういう立ち位置なのだが、昨年と今年、これができなかった。
■草野大輔 2011年 月間打撃成績

■草野大輔 2011年 先発出場数と守備位置

今季は開幕1軍を果たすものの、サードに岩村が起用されたこともあり、なかなか出場機会がまわってこなかった。しかし、4/25に一旦抹消されるも5/10再登録されてからスタメンが増えてくる。岩村の打撃不振が長引くにつれて、5月6月の交流戦ではサードでのスタメンが急増、山崎が故障離脱中となった7月はガルシアがDHにまわったこともあり、ファーストでの出場が増えていった。だが、9/19、鉄平、中川との入れ替わりで、横川と共にファーム落ちして今季終了となった。
上記の月度別の打撃成績をみても判るとおり、セパで明暗分かれるかたちになってしまった。交流戦では3番、5番など打線の中軸に座る試合も多く、打率.291と好成績を残すものの、リーグ戦に戻ってからの7月~9月の3カ月間の打率が.229と低迷してしまった。同じパリーグ相手の対戦で好成績を残せなかった点が、今季イマイチに終わってしまった大きな要因だろう。(下記表とおり、vsロッテに対しては.429を残すものの、vs西武.094、vs日本ハム.176、vsソフトバンク.088と3球団相手にカラッキシだった...)
さらに言えば、左投手を打てなかったのも、痛かった。
■vs左投手の年度別打撃成績
2009年・・・打率.323、161打数52安打
2010年・・・打率.205、83打数17安打
2011年・・・打率.227、66打数15安打
このようにvs左投手との対戦打席は年々減る一方で、率もかんばしくないものになっている。このようなジリ貧状態だと、どうしても草野は左に弱いというイメージになり、その出場機会は右投手のときに限定されてきてしまう。この負の印象をどうにかしなければ、出場機会は増えてこないだろう。
...と、ここまでネガティヴな話題を書きすすめてしまったが、良いところを上げてみると、下記の点が挙げられる。
◎チーム内で出塁率が2番目に良かった
⇒出塁率.337。規定打席に到達していないが...それでも、聖澤の.338に次ぐチーム2位の高さ。
◎安打以外の出塁率、IsoDがリーグ・ベスト4だった
⇒12.13打席に四球1個を選び、IsoDは.091。この値は250打席以上のパリーグ打者内で中村剛也.104、井口資仁.097、糸井嘉男.092に続くリーグ4位の好数字である。
◎敬遠、死球が多い
⇒敬遠は3個でリーグ3位タイ。死球は11個でリーグ7位、打席数が少ないことを考慮すれば、この死球数はさらに多いという印象になる。
「BB/K(四球÷三振)」も.706と高い値を残していたため、球のみきわめに苦しむ打者が多かった中で、草野は選球眼の良さを維持していたと言えそうだ。そして、敬遠、死球の多さから相手バッテリーからも嫌がられる存在だったことも推測できる。
2011年、草野大輔選手、投手別の相性
対戦5打席以上を対象で打率で振り分けてみると下記のようになった。
〔好相性〕
渡辺俊介・・・打率.364 (11打数4安打、1死球、1二塁打)
金子千尋・・・打率.333 (9打数3安打、3三振、1四球、1死球、1内野安打)
小野晋吾・・・打率.429 (7打数3安打、1四球、1内野安打)
カルロス・ロサ・・・打率.600 (5打数3安打1打点、1三振)
近藤一樹・・・打率.667 (3打数2安打1打点、2四球)
唐川侑己・・・打率.250 (4打数1安打、3四球、1死球、1犠打) ※出塁率.625
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ダルビッシュ有・・・打率.125 (8打数1安打、1三振、1四球)
ホールトン・・・打率.000 (7打数0安打、2三振、1四球)
ケッペル・・・打率.143 (7打数1安打、1四球)
岩崎翔・・・打率.167 (6打数1安打、1三振、1四球、1二塁打)
能見篤史・・・打率.000 (6打数0安打)
帆足和幸・・・打率.200 (5打数1安打、1三振、1二塁打)
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2011年、最も印象に残った草野大輔選手の打撃ベスト5
規定打席に満たなかったのでベスト5とした。順位をつけるなら、個人的に1番は、やっぱり、ヒーローインタビュー込みで7/16オリックス戦での先制打になる。
◆静岡の夜空を彩る、山崎武司とのアベックホームラン!
静岡市の草薙野球場で行われた5/25横浜戦、初回に松井稼のタイムリーで楽天が1点を先制するも、3回、先発・永井が横浜打線に捕まり、村田、ハーパーの適時打で3点を失ってしまう。その直後の4回表、楽天の攻撃だった。1死1塁から4番・山崎が相手先発・須田から左翼へ同点2ランを放つと、その後2死1塁から7番・草野。2-0からの3球目をタイミング完璧に捉えた。捕手のミットは外角を要求するも中に甘く入ってきた逆球を痛烈な一撃! 軽々と右翼フェンスを超えていく打球は、今季初打点・今季1号の逆転2ラン! 山崎と草野のアベックホームランが1万1千の観衆がつめかけた静岡の夜空を大いに彩った。
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◆今季逆方向へ放った唯一のタイムリーヒット!
再び横浜との交流戦から選んでみた。Kスタで行われた6/9、塩見vs加賀による投手戦となった4回戦だ。スコア0-0で迎えた6回、2死満塁のピンチで塩見が金城を空振り三振に討ち取った直後の裏だった。1死1塁から松井稼が低めの変化球を上手く左中間に運ぶタイムリーツーベースで先制すると、さらに2死2塁から草野も続く。代わったばかりの二番手・篠原のストレートを捉えた。外角の厳しいコースだったが、ややバットの先ながらも上手く軽打し、三遊間をゴロで抜いていく左前タイムリー。なお、この当たりは今季草野が逆方向に打った唯一のタイムリーヒットである。
◎この映像はこちらのyoutube映像でどうぞ。1:20からです。
◆走者一掃のタイムリーツーベース!
6/16、マツダスタジアムでおこなわれた広島4回戦。楽天はスコア2-8の大差で終盤9回表、最後の攻撃を迎えていた。6点を追うワンサイドゲームの様相。だが、イヌワシ打線はここでようやく意地をみせる。先頭打者の横川によるヒットを皮切りに広島救援陣を攻め立て無死満塁、続く西村が代わったばかりの上野から押し出し四球を選んで1点を返すと、1死満塁で草野のバットが一閃した。1-2と追い込まれてからの4球目。上野の投じたストレートがストライクゾーンの真中に入ったのを天才打者のバットは逃さない。ジャストミートした当たりは右中間を切り裂いていく走者一掃のタイムリーツーベースとなり、スコア楽6-8広と2点差まで追い迫った。
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イーグルスは8/5~8/11まで悪夢の7連敗。前日のロッテ戦でようやく連敗を止めたという状況だった。8/13はロッテ3連戦の2戦目、ここを取って再び息を吹き返したい楽天は先発に田中将大を送り込む。相手は渡辺俊介だった。試合は投手戦。スコア1-1で迎えた終盤8回裏の楽天の攻撃だった。イーグルスはロッテ救援陣を攻め立て1死3,2塁のチャンスを作る。ここで草野が決めた! カルロス・ロサのアウトローのフォークをしっかり体勢を残しながら打ち砕く一撃をみせる。田中が「やってくれると信じてました」と語る、一二塁間を抜く右前への勝ち越しタイムリーで試合を決めた。さらにこの1本で今季初の猛打賞となり、2度目のお立ち台へ。
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■楽天イーグルス 草野大輔 2011年 投手別 対戦成績








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