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〔試合評〕2011年8月13日(金) ○楽天イーグルス4-1ロッテ。“ホットハンド”に入り込んでほしい内村賢介の2夜連続猛打賞の活躍!

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楽天・田中、ロッテ・渡辺俊の通算5度目の投げ合いとなった3連戦の2戦目は、楽天が終盤勝ち越してスコア4-1で勝利を収めた。

これで楽天のチーム成績は93試合40勝49敗4分の借金は▲9、対ロッテ戦は14試合9勝4敗1分(+5)、後半戦成績18試合7勝11敗(▲4)、8月月間成績12試合4勝8敗(▲4)、3位・オリックスとのゲーム差は3.0、4位・ロッテとの差は2.0、6位・西武との差は2.0となっている。

(下記へと続く)

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○楽天イーグルス4-1千葉ロッテマリーンズ〔14回戦〕


■ハイライト映像


■両軍のスターティングオーダー
ロッテ・・・1番・伊志嶺(右)、2番・岡田(中)、3番・井口(ニ)、4番・カスティーヨ(一)、5番・今江(三)、6番・福浦(指)、7番・里崎(捕)、8番・工藤(左)、9番・根元(遊)、先発・渡辺俊(右投)。

楽天・・・1番・松井稼(遊)、2番・内村(ニ)、3番・高須(三)、4番・山崎(指)、5番・草野(左)、6番・ガルシア(一)、7番・横川(右)、8番・嶋(捕)、9番・聖澤(中)、先発・田中(右投)。

楽天のスタメンは前夜と全く同じ布陣である。2試合続けてスタメンが同じなのは、5/4、5/5のソフトバンク戦以来。イーグルスがいかに打線を固定できずに苦しんでいるか?が伺える数字である。

中盤まで田中vs渡辺俊による投手戦

田中vs渡辺俊の投げ合いで始まったこの試合、終盤まで投手戦の展開だった。

田中は立ち上がりの1回表、1番・伊志嶺、2番・岡田に立て続けに内野安打を許しノーアウト2,1塁のピンチを背負ってしまう。しかし、3番・井口を詰まったレフトフライ、4番・カスティーヨをショート正面のゴロ、5番・今江にはひっぱられるもサード正面の当たりと後続を抑えて難を切り抜けた。すると、2回表から4回表までは奪三振ピッチングで3イニング連続三者凡退に切って取る。主に低めのストライクからボールに落差鋭く変化するスプリットが決まり、打者9人に対し空振り三振を5個奪う内容だった。

ロッテ先発・渡辺俊も危なげない投球で立ち上がり、様々な球種と緩急を巧みに使った柔の投法でイヌワシ打線を翻弄していく(楽天の見逃し率は22%にも上った)。楽天は序盤に2安打を放つもいずれも散発。さらに、この日の渡辺俊は制球が良く(ボール割合は全95球のうち21%にあたる25球と非常に少なかった)、渡辺俊の前で4回2死まで得点圏に走者を進めることができなかった。

試合がまず最初に動いたのは5回だった。両軍1点を分け合うかたちになった。

田中は5回表に先頭の福浦に低めの球がことごとくはずれストレートの四球を与えてしまうと、2死3塁から根元に1-1から投じた3球目のストレートが失投となり高めに甘く入ってしまう。根元にこの球を痛打されて左中間ツーベースとなり、1点を先制される(楽0-1ロ)。

直後の裏、5回裏、渡辺俊も1点を失う。楽天は1死後から嶋が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁すると、2死後、松井稼が初球97kmの緩いカーブを我慢して上手く引きつけてさばきライト前へのヒットでつなぎ2死2,1塁。続く2番・内村がカウント2-2から一ニ塁間を破るタイムリーヒットで同点に追いつく。(楽1-1ロ)

しかし、両軍とも相手先発から奪うことができた点はこれら1点のみだった。

田中は、9回、打者32人に対し97球を投げ(P/PA3.03)、被安打5、被二塁打1、奪三振6、与四球1、失点1、自責点1の内容。点を取られた後の6回以降はロッテ打線を散発2安打に抑えた。今季6度目の完投勝利。白星は11。完投は6となった(7/20東京ドームでダルビッシュと投げ合った試合は敗戦投手ながらも完投している)。なお、球数100球をきる完投は、田中がお立ち台でコメントしていたとおり、プロ初の快挙である。

一方、渡辺俊は、6回2/3、打者27人に対し95球を投げ(P/PA3.52)、被安打8、奪三振1、与四死球0、失点1、自責点1と、こちらも持ち味を出す内容になった。

勝敗が決まったのは、ロッテが継投作戦に入ってからになった。

8回表・楽天の攻撃、先頭の内村が三遊間深いゾーンへのショート内野安打で出塁に成功すると、高須が送りバントで勝ち越しの走者が得点圏に進み1死2塁。ここで西村監督は二番手・伊藤からカルロス・ロサにスイッチする。ロサの球威ある速球でネジ伏せにいこうという采配も、結果としてこれが裏目に出た。

1死2塁、4番・山崎が154キロのストレートを振り抜き、ショートの頭上をふわっと越えていくフライを打つ。これがレフト前に落ち、内村は打球が落ちたのを確認して3塁へ。

1死3,2塁とチャンスを広げたところで5番に座る草野が低めの難しい球を体勢泳がせながらも上手く拾ってライト前へもっていく勝ち越しタイムリーを放つ(楽2-1ロ)。続く代打・中村も高めボール球を思いっきり叩く「らしさ」の打撃で一二塁間を破り、さらに1点を追加する(楽3-1ロ)。この後、動揺収拾つかないロサにボークが飛びだして3塁走者がホームを踏み4点目。(楽4-1ロ)。勝負あった!という8回裏になった。

一方、田中は8回表、9回表と味方野手陣の相次いで飛びだした好守備、ファインプレーにも助けられて、しっかりスコアボードにゼロを入れて、今季11勝目を飾り、チームを2連勝に導いた。

連夜の猛打賞! 内村の好活躍!

昨日に続いて今日も4打数3安打1得点1打点の猛打賞。楽天が獲得した4点のうち2点に絡む活躍をみせてくれた。

特に初回、1番・松井稼が緩急でタイミング合わずに空振り三振に倒れた後の第1打席は、この人の持ち味を象徴する打席だった。僅か3球で1-2と追い込まれるも、ここから3球、渡辺俊が投じるのらりくらりな変化球をファウルカットして粘る。続く7球目の緩い球が甘く入ったのを見逃さず、うまくひきつけてタイミングを合わせてレフト前へ運ぶヒットで出塁した。

かつて渡辺直人がよく見せたような追いこまれてからも粘っていく打撃が内村にはできるのだ。

この日の3安打猛打賞はいずれも追いこまれてから記録したもの、カウント1-2が2本、2-2が1本、球数は7球、5球、5球という内訳だった。

このブログで何度か繰り返し言及しているが、昨年晴天の霹靂となった渡辺の放出は、内村の成長があったればこそ、だとぼくは考えている。守備位置が重なる両人、世代交代を進めていきたい球団側(もしくは星野監督)からすれば、渡辺は(残念ながらバックアップ要員ではなく)余剰要員として映った。

その理由は、内村が昨年粘りの打撃を習得できたからだった。

昨年、球数6球(全打席の14.8%を占めた)の内村の出塁率は.450、球数7球以上(全打席の11.1%)の出塁率は.538を叩き出していた。

今季、8/12終了時のそれをみてみると、

球数6球(12打席、全打席の7.4%)の出塁率は.364

球数7球以上(19打席、全打席の11.7%)の出塁率は.421


と、昨年よりかは落ちるが、それでも高い出塁率を残している。

フルカウントからの出塁率も.438と極めて高いのだ。

どうやら内村賢介は一時期打撃で結果が出なかったが、ここへきて上り曲線を描いていると言えそうだ。

個人的にはもっともっとホットハンドな状態に入りこんでいってほしい。

一昨年の草野や鉄平、昨年の嶋がみせたような、打席に立てば出塁するのでは?というイメージを僕らファンに嫌というほど植えつけてほしい。今季はホットハンドに入り込んだ選手がイーグルスには不在のため、内村がそういう活躍をしてくれたら、12球団ワーストの得点力の打線にヤキモキさせられてきた僕らファンも、溜飲を下げるというものだ。期待している!

幻のデッドボール2つ。かなり珍しいケースですよね

この日、打者に球が当たってもデッドボールにならないというシーンを非常に久しぶりに目撃した。プロ野球で前回目撃したのが何時だったか全く思いだせないので、かなりレアなケースだろう。2回、田中が工藤に投げた3球目の内角ストレートが工藤の右膝横付近に直撃する。工藤はストライクゾーンの中に身体を入れていたのでは?と思えるほど身体を寄せて、避けるそぶりがなかったため、ボール判定となった模様。西村監督の抗議も覆らず。すると、今度はその逆も。4回、渡辺俊が草野に投げた2球目カーブが草野の右腕、二の腕付近に直撃。これもデッドボールにはならずにボール判定となった。【終】

■楽天・田中将大の配球図、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20110813DATA8.jpg
【球種別の投球成績】
20110813DATA11.jpg

■ロッテ・渡辺俊介の配球図、球種割合
【配球図】
20110813DATA9.jpg
【球種別の投球成績】
20110813DATA10.jpg

■両軍の打席結果とカウント推移表
20110813DATA6.jpg
20110813DATA7.jpg
「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
「初球」「結果球」のゾーンの数字は下記のとおりです。

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