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〔試合評〕2011年8月6日(土) ●楽天イーグルス2-6日本ハム。ダルビッシュから2点先制も、勝利の執念・貪欲さが見れない楽天ナインと首脳陣。

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“日本一(ひのもといち)のエース”ダルビッシュに対して、こちらは6試合に先発、いまだ白星がないヒメネス。

はっきり言って捨て試合である。ここで良い投手をぶつけて試合をモノにし、後半戦の起爆剤にしたい!という発想は首脳陣には無かった。まあ、これも1つの作戦であるから、理解はできる。

ところが、予想外の展開に。先制点は楽天が獲得する。

ヒメネスがまさかの好投をみせて序盤試合を作りスコア0-0で迎えた4回裏2死1塁だった。
ガルシアがダルビッシュの高めの球を叩いてセンターバックスクリーン右に飛びこむ意外や意外の先制2ランを放ったのだ。

一度は2点リードした試合展開、これをなんとかして勝ちに繋げることができれば、ダルビッシュから勝利を収めれば、残り13連戦の日程、ひいては後半戦、イーグルスは波に乗っていけるのでは?と誰しもが思ったはずだ。

というのも、イーグルスにはその前例があるからだ。

思い返すと、CS争いを演じた2009年の後半戦、8/7の日本ハム戦でダルビッシュを攻略したのが、その後の快進撃につながる“足がかり”の1つになっていたはずだ。約2ヵ月白星から遠ざかっていた田中がダルビッシュと投げ合い8回1失点の粘投をみせて息を吹き返し、4番・山崎による執念の勝ち越しタイムリー等でスコア3-1で勝利したこの試合の持つ意味は大きかった。

2010年も後半戦にダルビッシュと対戦した。8/6のゲームだった。思えばこの試合が昨年の最後のチャンスだったような気がする。最下位の楽天は8月に入り4連勝、99試合45勝52敗2分の借金7まで戻し、5位・日本ハムとのゲーム差も3.5、3位との差を6まで縮めてきた。そして迎えた5位・日本ハムとの直接対決3連戦。その初戦が8/6だった。楽天は4回までに4-1とダルビッシュから4点を奪い3点リードする。しかし中盤以降、先発・二番手以下の乱調、継投作戦のミス等、いくつかの要素が重なり、逆転負けをくらってしまう。ぼくはこの瞬間、楽天の最下位脱出は無いな...と腹をくくった。

今日も、昨年の二の舞のようなことにならなければ...と思う。もちろん、ハナから捨てていた試合だけに予想通り負けてみせたのは想定内かもしれないが、一方で一時は2点リードした試合展開だっただけに逆転負けを喫したそのダメージは、予想外に大きいかもしれない。勝てば間違いなく乗っていける下地ができたゲームだった。

試合は、2点先制した直後の5回表にヒメネスが崩れて一挙5失点。その後1点ずつ取り合いスコア3-6で敗戦。

逆転負けの原因は幾つか挙げられる。ヒメネスのまるで人が変わったかのような不甲斐ないピッチング、嶋の慎重を期すリードが裏目に出てしまった点、積極的に火消しにいかなかった継投作戦の拙さ、ガルシアのまさかの同点エラー、牧田の拙い判断....まだまだあるかもしれない。ふぅ。

これで楽天のチーム成績は86試合38勝44敗4分の借金6となった。
対ファイターズ戦12試合3勝9敗、後半戦成績11試合5勝6敗、3位・ロッテとの差は1.5に広がっている。

(下記へ続く)

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●楽天イーグルス3-6北海道日本ハムファイターズ〔12回戦〕


■ハイライト映像


■両軍のスターティングオーダー
日本ハム・・・1番・スケールズ(ニ)、2番・陽(右)、3番・糸井(中)、4番・中田(左)、5番・稲葉(一)、6番・小谷野(三)、7番・ ホフパワー(指)、8番・飯山(遊)、9番・鶴岡(捕)、先発・ダルビッシュ(右投)。

楽天・・・1番・松井稼(遊)、2番・内村(ニ)、3番・中村(左)、4番・山崎(指)、5番・高須(三)、6番・ガルシア(一)、7番・横川( 右)、8番・嶋(捕)、9番・牧田(中)、先発・ヒメネス(右投)。

序盤素晴らしい立ち上がりをみせるも突如崩れたヒメネス

4回2/3、打者23人に91球を投げ(P/PA3.96)、被安打4、被二塁打1、奪三振1、与四球3、与死球1、5失点、0自責点。

来日して7度目の先発マウンドとなったが、この試合の序盤が最も良い投球をしていた。前回7/30ロッテ戦での闘将のコメント「勝負の世界である以上、次のチャンスは遠くなるだろう」にいよいよ尻に火がついたのか?発奮したのか?とにかく、3回終了までは完璧なピッチングだった。

■ヒメネス、1回~3回の全配球図、低めに球が集まっていたことが確認できる。


日本ハム打線を3回まで3イニング連続三者凡退に退ける。低めに球を集める意識がピッチングに表れていて、打たせて取るピッチングが冴え、ゴロアウトを7個積み重ねていった。4回も先頭のスケールズにセンター前へヒットを打たれ、陽に送られて初の得点圏ピンチを迎えるも、中田、稲葉を討ち取りゼロで切り抜ける。

しかし、ガルシアの先制2ランが飛びだした直後(楽2-0日)の5回表・日本ハムの攻撃回で、突如崩れてしまった。

先頭の6番・小谷野に落ち切らないチェンジアップを叩かれて二塁打で出塁を許す。すると、7番・ホフパワー、9番・鶴岡に四球で1死満塁。スケールズの討ち取ったファーストゴロをガルシアがまさかのファンブルで後ろに大きく弾いてしまい、2塁走者までもが生還して同点に追い付かれてしまう(楽2-2日)。

なおも、1アウト3,1塁で2番・陽に甘い球をライトへ鋭く弾き返されて勝ち越しを許す。(楽2-3日)
さらに、糸井凡退後、4番・中田にフルカウントから四球を与えて2アウト、再び満塁。
5番・稲葉には初球打ちで鋭いセンター返しのタイムリーを浴びて、さらに走者2人がホームを踏んでこの回5失点。(楽2-5日)

この回は幾つかポイントがあった。

まず与えた3四球のうちホフパワーと鶴岡の四球はいずれも追いこんでからの四球だった。

ホフパワーには2球で0-2と追い込む。3球目はファウル。そこから4、5、6球と内角のストレートを投じていずれもボールになってしまう。そしてフルカウントになった末、ウイニングショットの7球目のチェンジアップをみきわめられてしまい、フォアボール。この内角ストレート3球はいずれも討ち取るための布石球だと思ったが、なぜこんなにも回り道をしたのか?が、解説の阿波野氏も指摘していたが、全く解せない。鶴岡に対しても同様のことが言える。1~3球で内角を攻めて1-2とするも外を2つみられて3-2、最後は内角にシュートが抜けてしまいフォアボール...阿波野氏の言わんとしていることは何故もっとシンプルに攻めていかない?ということだったと思う。

次に、ガルシアのファーストゴロまさかのエラー....2ランを放って、一挙2失点で同点に追い付かれるエラー。まさに自作自演である...言うことなし。。。

さらに、首脳陣の継投作戦のミス。勝ち越しを許して楽2-3日、さらに中田に四球を与え2死満塁、打席に左の稲葉というところで、解説の阿波野氏は左投手をつぎ込んで継投に出るべきだと指摘していた。が...結果は動かず、稲葉に手痛い適時打を打たれて楽2-5日。次の小谷野を迎えたところで、ようやく山村にスイッチするという後手後手の判断。

首脳陣のその判断からは、この試合を勝ちにいくんだ!という姿勢が感じられず、非常に残念に感じたシーンになった。

5点を取られて楽2-5日とされたが、その直後の5回裏、楽天はチャンスを作る。
1アウト2,1塁(2塁は牧田、1塁は松井稼)、バッターボックスは内村という状況である。
ダルビッシュが内村に投じた初球ストレートがひっかかってしまいワンバウンド投球となる。この球を捕手・鶴岡が少しはじいて見失ってしまった隙に、1塁の松井稼は良いスタートをきっていたものの、2塁の牧田はそのまま....

もしかりに牧田・松井稼が進塁していれば、中村のタイムリーで2点が入り楽4-5日と1点差とし、終盤まだまだ試合は判らなくなっていたかもしれない。それだけに、全く動かなかった(ようにみえた)牧田の走塁ミスは...正直...イタダケナイモノになってしまった。

個人的に牧田をもう1つ信頼できないのは、時として致命的な場面でこのようなミスを犯してしまう点にある。11年目を迎える十年選手であるのに、こういうプレーをしっかりできない所がたまに手痛いシチュエーションで表出してしまう。

最後に、途中出場した伊志嶺はダルビッシュからの2安打含む猛打賞、ツーベースも放った。伊志嶺の猛打賞は今季2度目で1度目も途中出場した6/5ヤクルト戦で記録したものだった。【終】

■楽天・ヒメネスの配球図、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20110806DATA7.jpg
【球種別の投球成績】
20110806DATA9.jpg

■日本ハム・ダルビッシュ有の配球図、球種割合
【配球図】
20110806DATA8.gif
【球種別の投球成績】
20110806DATA10.jpg

■両軍の打席結果とカウント推移表
20110806DATA5.jpg
20110806DATA6.jpg
「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シ ンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
「初球」「結果球」のゾーンの数字は下記のとおりです。

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真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

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