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〔雑感〕星野楽天の得点力不足。やっぱり、諸悪の根源は田淵幸一コーチだった?!

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昨日のオリックス12回戦でサヨナラ勝利を収め、今季初の4連勝と、ここへきてBIG WAVEを捕まえつつある星野楽天。

一昨日のヒーローインタビューでは、草野選手が思わず「借金をオールスター前で返して、なんとか上位に食い込めるように頑張っていきますので」とサービス発言(?)するなど、チーム内の良好な雰囲気が垣間見れる場面となった。やはり、一番の良薬は白星に尽きるということか。(※数字上では、全部勝っても借金1)

開幕以来、星野楽天の悩みの種は、打線だった。とにかく点が取れないと指揮官も深く嘆いていた得点力不足。

交流戦突入直前の5/15には、大幅人事の大鉈が振るわれた。それまで一軍打撃コーチ補佐だった“元祖ミスターイーグルス”礒部公一コーチをファームへ追いやり、本西厚博コーチを一軍外野守備走塁担当から打撃コーチ補佐に配置転換、2軍からは子飼いの関川・種田の両コーチを昇格させるなどの処置をとった。

しかし、そんな荒療治も、なかなか目に見えた得点力改善とはいかず、交流戦もズルズル点が取れないゲームが続いた。遂には、6/5に2度目の人事が敢行される。三木谷会長・フロントとの相当激しい攻防戦があったとされる闘将も、遂には白旗を掲げるかたちとなり、盟友・田淵氏からヘッド兼打撃の打撃コーチの肩書を剥奪し、補佐の本西厚博コーチに授ける人事を敢行した。

この間のチーム得点力の推移を調べてみた。

◎4/12~5/14 (1度目のコーチ人事まで)・・・26試合で57得点 (1試合平均2.19)

◎5/15~6/4 (2度目のコーチ人事まで)・・・15試合で36得点 (1試合平均2.40)

◎(打撃コーチの要職から田淵氏が離れた) 6/5以降・・・32試合で105得点 (1試合平均3.28)

依然、打率、長打率、出塁率のチーム打撃成績はパリーグ最下位の記録になっているものの、徐々に得点力が上昇しつつあるのを、上記の数字からでも確認できると思う。

田淵コーチの打撃理論でパっと思い浮かぶのが骨盤打法とファーストストライク理論。

そのうち、ファーストストライク理論に頑なにこだわった点が、元来得点力が見込めない楽天打線がさらに拍車をかけたような得点力不足に陥った最大原因の気がしてならない。

「3球以内に打てばヒットになる率は高いんだ」と田淵コーチは持論を展開する。。確かに理論上ではそうなる。

下記表のとおり、2004年から2008年までのセパ12球団のデータでは、1ストライク時より、追い込まれた状況より、ファーストストライクを打ちにいった0ストライク時の時の打率が最も高い。



しかし、この間、大きく様変わりした状況を考えず、それに「こだわりすぎた」点が、墓穴を掘ったと言えるかもしれない。

東日本大震災で最も被害をこうむったのは、言わずもがな、楽天イーグルスだ。

3.11以降、予定されていたオープン戦の大多数は中止、実戦形式の練習や他球団との練習試合もままならず、さらにビジター球場を間借りしての調整が続いたため、あらゆる面で練習量が不足した。

そんな状況下で、今季は飛ばない統一球が導入され、セパの審判も統一、共通のストライクゾーンとなった。今考えればこれが大きかったように思う。3.11以降、ままならない環境下で、楽天の選手達は、変更された新ストライクゾーンを確認し、身体に沁み込ませるという段階までには、全くいたらなかったのでは?と思うのだ。

さらに、前述の田淵コーチのファーストストライク理論である。早いカウントから打っていくようにと再三指導されるため、選手達は本人の意志とは別なところで実践してしまった。本当はじっくりストライクゾーンを体感することが重要なのにもかかわらず、だ。それが真相なのではないだろうか?

開幕してから1ヵ月経ったあたりだろうか? その影響は目に見えて数字に表れてきた。

聖澤選手など一部の選手の三振数が目に見えて多かった(5/31時点で91打数のうち三振が30)。さらに出塁率に直結するチーム四球数はパリーグ最少を記録するなど、いびつな数字が打撃成績で出てきていた。5月中旬でのチーム四球数はソフトバンクが70、日本ハムが56、ロッテが70、西武が61、オリックスが56に対し、楽天は僅か34だった。

一般に選球眼の良し悪しを診るとされる指標で、四球数を三振数で割った「BB/K (Bases on Balls per Strikeout)」がある。数値が高ければ高いほど優れた選球眼を持つとされるシンプルな物差しだが、これが下記表のとおり、7/17終了時で楽天はパリーグワーストとなっている。

■7/17終了時 パリーグ・チーム別BB/K
20110718DATA3.jpg

2010年のBB/Kはどうだったか?と確認してみると(下記表)、楽天はパ3位を記録、ほぼリーグの平均値の数字だった。しかし、今季はリーグ平均を大きく5分下回りパ最下位となっている。

■2010年 パリーグ・チーム別BB/K
20110718DATA4.jpg

次に、楽天の主要選手の期間別BB/Kを出してみた。開幕から第1次コーチ人事が行われるまでの4/12~5/14期間、第1次コーチ人事から第2次コーチ人事が行われるまでの5/15~6/4期間、そして田淵コーチがヘッド専任になった6/5以降、である。

■楽天主要選手の期間別BB/K
20110718DATA1.jpg

これをみると、開幕1ヵ月、ほとんどの選手のBB/Kがかんばしくないのが見てとれる。7/17終了時のリーグ平均は.353だが、その数値を下回る、聖澤選手の.056、松井稼選手の.211、嶋選手の.235、山崎選手の.227などが目立ち、安定した選球眼をみせていたのは鉄平選手と草野選手だけであったことが確認できる。

しかし、第1次コーチ人事が発表された5/15以降は、ほとんどの選手が数値を改善させてきている。打率.202と苦しんでいる嶋選手も.227から.500、.450と上昇をみせ、.056と酷かった聖澤選手もまだまだ改善の余地はあるものの.357、.208と改善傾向にある。高須選手、松井稼選手なども同様だ。

ここで丁寧に書いておくと、プロであるから、場数を踏めば踏むほどストライクゾーンや統一球に順応し、アジャストしてくるのは当然のことだ。であるから、打撃コーチが変わっても変わらなくても、選球眼を取り戻すことはできたのかもしれない。しかし、打撃コーチが変わってから、目に見える様々な部分で良くなっているのも、これまた事実なのだ。【終】

■7/17終了時、パリーグBB/Kランキング
※150打席以上対象
※リーグ平均.0353
※網掛けは楽天の選手
20110718DATA5.jpg
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