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〔試合評〕2011年7月13日(水) ○楽天イーグルス1-0ソフトバンク。今季1-0勝利は3度目。隅一だけど、これでいいのだっ!

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スミイチ勝利だけど、これでいいのだっ!

楽天打線は、制球に苦しんでいたソフトバンク先発・和田から初回に高須の適時打で1点先制。
終わってみれば、これが決勝点となった。

鉄平が凡退して1死後、2番・内村が絶妙なバントヒットで出塁に成功するも、あわや憤死という場面を迎えてしまう。
続く3番・聖澤に3球目を投じる前、和田の牽制球に内村が迂闊にも誘い出されて一二塁間で挟まれてしまう。
あぁ....というシチュエーションだったけれど、内村がどうにか挟殺網を潜りぬけて1塁へ生還する。
(ちなみに、同様のケースが4回にも。1死1塁で1塁走者・牧田が同様に飛び出し2塁でタッチアウトになった)

聖澤は2球で0-2と追い込まれるものの、そこからファウルで粘る等して6球目。低めいっぱいのストレートを上手く拾ってセンターの浅いゾーンに落とすフライヒットでつなぐ。

4番・ガルシアが倒れて2死2,1塁の美味しい場面で高須がしっかり仕事をしてのけた。内角低め、膝元にスッと入ってきた134キロ直球をひっぱって、鋭い打球がライナーでレフト前へ飛んでいく決勝先制タイムリー。(高須の得点圏打率はこれで.342に上昇。開幕直後は勝負強い打撃が影を潜めていたが、いよいよ本調子といえそう)。内村が悠々ホームを踏んだ。(楽1-0ソ)

2回以降、両軍はそれぞれチャンスを作るものの、いずれも点に結びつけることができない。

楽天は和田の前に合計5イニング先頭打者の出塁に成功するもホームが遠い。3回無死2塁、5回1死2塁、7回2死2塁など好機を逸してしまう。一方のソフトバンクも6回7回にいずれも2死満塁の最大チャンスを迎えるも、楽天の救援陣が粘る。

最後は新守護神ラズナーが三者連続空振り三振にきってとり、楽天がスコア1-0で薄氷の勝利。

楽天のスコア1-0の勝利は
5/11日本ハム戦(Kスタ。永井が9回・被安打4・奪三振7・与四死球2・0失点の完封勝利。鉄平1号が決勝点)
5/31広島戦(Kスタ。永井が7回1/3・被安打3で0失点。片山、スパイアーとつなぐ。松井稼3号が決勝点)
に続く今季3度目、もちろん、隅一での勝利は初となった。

ハラハラドキドキのし通しだったけれど、勝てばいいのである。

「強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いということを証明したい」

現在、不振にあえぐ岩村が昨年の年末、長野のトークショーで語った抱負だけれど、まさに言い得て妙で、その通りだと思う。楽天は強いチームではないのだから、残りのシーズン、勝ったチームが強いということを見せつけていかなければならないのだ。

これで、チーム成績は69試合30勝36敗3分(▲6)。対ソフトバンク戦4勝7敗(▲3)、7月月間成績は6勝5敗、交流戦明け成績は18試合9勝9敗。最下位・西武がロッテに敗れたため、5位・楽天とのゲーム差は広がり1.0、3位・オリックスも負けたため、3位との差は2.0と縮まっている。

下記でアラカルト風にそれぞれをみていきたい。

(下記へ続く)

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○楽天イーグルス1-0福岡ソフトバンクホークス〔11回戦〕


■ハイライト映像


■両軍のスターティングオーダー
ソフトバンク・・・1番・川崎(遊)、2番・本多(ニ)、3番・松中(左)、4番・小久保(一)、5番・オーティズ(指)、6番・松田(三)、7番・長谷川(中)、8番・福田(右)、9番・田上(捕)、先発・和田。

楽天・・・1番・鉄平(右)、2番・内村(遊)、3番・聖澤(中)、4番・ガルシア(指)、5番・高須(ニ)、6番・岩村(三)、7番・牧田(H左)、8番・草野(一)、9番・伊志嶺(捕)、先発・井坂。

2番・内村、4番・ガルシアのスタメン

4番にルイーズを据えるのか?それともガルシアか? 山崎が離脱中でルイーズの調子が再び落ちてきた今、頭を悩ませるところだが、この試合では久々にガルシアを起用してきた。というのも、ルイーズの対左投手打率は.125、一方、ガルシアのそれは.292を記録していた。同様に2番・内村起用の背景にも対左投手打率があったに違いなく、内村は.313だが、松井稼は.202。相性という問題とベテランに休養をという思いがあった上での判断だろう。

2日連続で伊志嶺がスタメンマスク、嶋ベンチの真相

今日のスタメンマスクも伊志嶺。上位を追うため、交流戦明け五割のペースを最低限維持したいチーム事情にあって、経験に乏しい伊志嶺を起用するのは、どういう理由だろう?と思っていた。嶋がヒメネス、井坂と組んでここまで白星という結果が出ていなかったから、伊志嶺にチャンスを与えたのだろうか?と。今日の羽村亜美さんのベンチリポートでその真相が判明した。

なんでも、7/11日本ハム戦で右脇腹に痛みを覚えて病院に行ったとのこと。検査の結果、骨には異常はなかったものの、大事をとってコンディショニングコーチのほうから出場ストップをかけたとのことらしい。抹消するほどの怪我ではないが、様子をみての伊志嶺起用だったということだろう。井戸を招集して捕手3人体制にしたのも、そういう理由があったからだった。

井坂、約1年ぶりの白星は今季初勝利!

試合後、中3日登板をすっかり失念していたことがバレた星野監督だが、中3日という不安要素を感じさせない好投を井坂はみせてくれた。5回2/3、打者24人と対峙して99球、被安打5(長打なし)、奪三振2、与四球1、与死球1、0失点。6回2死満塁としたところで惜しくも降板となったが、クオリティスタートに準じる好内容をみせてくれた。

今日は特にストレートに球威があって走っていたように感じる。直球が活きていたため、変化球も活きた。そんな内容だった。文字通りの会心の当たりを打たれたのは2回オーティズのサードライナーと4回長谷川のセンター聖澤の正面を突くライナー性の飛球ぐらいで、他はバットに球が当たっても差し込まれたか、球威に押されて詰まった当たりか、芯をはずされたかの当たりだった。

6回は2死2,1塁から松田に対し、インハイの厳しいコースを突く攻めのピッチングが結果として四球になってしまい2死満塁となった。次打者は左の長谷川というところでベンチは動き、井坂はお役御免、片山にスイッチしたのだが、ここは(結果がどうなるにせよ)続投でも良かったのでは?と思う。闘志は燃え盛っていたはずで、決して逃げ腰のピッチングではなかった。しかし、片山がしっかり抑えてくれた。

ソフトバンク先発・和田、いつもの「らしさ」がみえないピッチング

8回、打者33人に対し116球を投げ、被安打10、被二塁打1、奪三振4、与四球1(高須へ敬遠気味の四球)、1失点、1自責点。

和田の楽天戦は今季これで4試合目だが、二桁被安打を許したのはこの試合が初。「らしさ」は見えず...という内容だった。特に序盤は直球、変化球ともにイマイチで球が高めに集中していた。終わってみれば、下記配球図のどおり、上段~中段の高さに集まっていた球は116球の64.7、75球にものぼっていた。特に空振りを奪えていなかった。いつもの和田なら、ストレート、スライダー、チェンジアップのコンビネーションで相手打線のバットを何度もクルクルまわすことができるが、下記の楽天の打席結果表のとおり、この日は3回岩村の4球目でようやっと初の空振りを記録するというもの。

今季の楽天戦での奪空振り率(奪った空振り数÷全球数)を確認してみると、下記のようになった。

◎4/19・・・16.2%
◎5/3・・・15.6%
◎6/29・・・12.3%

それがこの試合ではストレート4球、スライダー1球、チェンジアップ1球の計6球で、5.2%の低さ、である。
楽天打線が初回の隅一しか得点を上げることができなかったのだから、和田というより楽天側がすこぶる調子が良くて空振りをしなかったという訳ではない。これは和田側に何らかの問題があって、この数字だと言える。溜まっている疲労が顕在化する時期のため、和田もそれでパフォーマンスの質を落としているのでは?と推測できる。

青山─ラズナーの新・勝利の方程式

7回表、小山が招いた2死満塁のピンチでマウンドにあがった青山は小久保をバットの先で打ち上げたセカンドフライに討ち取ると、回またいで8回もマウンドに上がる。ここから9回のラズナーと、青山・ラズナーの合作による六者連続空振り三振劇が幕を開けた。

青山・ラズナーがこの2イニングで投げた球数は26。ソフトバンクの打者がバットを振ってきたのが16球、うち空振りを奪うことに成功したのは11球である。バットを振りにいったけど約70%の割合でバットに球が当てさせなかったというパワーピッチング。特にラズナーは抑え転向してから、空振りを奪うケースが目立ち、新たな顔をみせてくれている。解説の杉山賢人さんがこのままシーズン終了までラズナーで良いのでは?と発言されていたが、こういうピッチングをみると、かりにスパイアーやサンチェスらが戻ってきたとしても、抑え固定で良いのでは?と思わせてくれる。

結果的に零封リレーだったものの、不安を感じてしまう星野楽天の継投作戦

6回2死満塁で片山にスイッチしたことに対し、井坂続投でも良かったのでは?と書いたけれど、それには理由がある。

前の投手が塁上に残していった走者を本塁へ返してしまった確率を診る救援投手用の指標でIR%(Inherited runners)というものがある。「IR生還数÷IR(リリーフ登板時に背負っている走者数)X100」で算出されるセイバーメトリクスで、当然数値が低いほうが優秀といえる。目安として20%をきれば優秀ということになってくる。

この値、片山は26%とかんばしくないのだ。ちなみに昨年の片山は10%だった。

確かに左打者には左投手を当てたいという首脳陣の気持ちも理解できる。また、おそらくこの数字は首脳陣も当然把握しているはずだ。にもかかわらず、片山を上げるということは、依然、片山が高い信頼を得ている証なのだが、こういう継投作戦はハマれば、してやったり!なものの、ハズれるとダメージが大きいだけに、いつもハラハラさせられるのだ。【終】

■楽天・井坂亮平の配球図、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20110713DATA7.jpg
【球種別の投球成績】
20110713DATA9.jpg

■ソフトバンク・和田毅の配球図、球種割合
【配球図】
20110713DATA8.jpg
【球種別の投球成績】
20110713DATA10.jpg

■両軍の打席結果とカウント推移表
20110713DATA5.jpg
20110713DATA6.jpg
「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
「初球」「結果球」のゾーンの数字は下記のとおりです。

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