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〔試合評〕2011年7月9日(土) ●楽天イーグルス1-7日本ハム。鉄平休養は十分ありえる采配も、旭川は花火大会...

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旭川の大空を彩る、印象深き花火大会

東北楽天ゴールデンイーグルスは旭川スタルヒン球場で北海道日本ハムファイターズとの6回戦。

旭川といえば、CS目指して驚異的な巻き返しをみせていた2009年8/18のゲームを思い出す。

投げては岩隈が9回3失点の完投、打ってはセギノールが1試合2ホーマー4打点と大当たりでスコア6-3で快勝した試合だ。前年途中に助っ人として入団し大暴れしたセギノールは、一転、この年は不振を極めた。それだけに左右両打席本塁打の回数を9(プロ野球最多記録)に伸ばしたこの2本の活躍は、いまだなお僕の記憶の中に印象深く残っている。

今日の6回戦も、旭川の空を彩る格好の花火大会になった。

しかし、2年前と違うのは、打ったのはイーグルスではなく、ファイターズだったところ。

2回表に2死3塁から横川の適時打で1点先制したイーグルスだったが、4回裏の守りで先発・井坂がファイターズ打線に捕まってしまう。

1死後から抑えていかなければならなかった下位打線の8番・金子誠、9番・大野に、ニ者連続アーチを左翼スタンドに許してしまう結果に。いずれも失投だった。金子には外からシュート回転して甘く入っていったストレートを打たれ、大野には嶋の外要求とは裏腹に真中に入っていった逆球スライダーをもっていかれた。井坂は僅か二振り・2球で2点を失った。(楽1-2日)

さらに5回裏だ。先頭の糸井に二塁打、4番・中田にフルカウントから四球を与え無死2,1塁、次打者は左の稲葉というところで、楽天ベンチは動く。先発・井坂を諦め、二番手に左腕の佐竹を投入。しかし、稲葉に見逃せば高めのボール球を大根切り打法でしぶとくライト前にもっていかれ、ノーアウト満塁。

佐竹が小谷野をセカンドフライに討ち取って、1アウト満塁。日本ハムベンチが左のホフパワーに代えて右の二岡を代打起用したところで、楽天ベンチも佐竹から右の川岸にスイッチ。

ところが、この川岸がいただけなかった。粘られた挙句の7球目、嶋は外を要求したものの、投げ切ることができずに甘く入った変化球を完璧に叩かれ、打球はセンターバックスクリーン左に飛びこむグランドスラム。(楽1-6日)。さらにこの後、新外国人スケールズにも来日初安打となる適時打を許した。(楽1-7日)

今日の川岸は二岡の打席含めて全般的に逆球が非常に多かった。まるで昨年の悪くなっていった頃の川岸をみるかのようなシーンが続き、ハラハラしていたのだが、最悪の結果になってしまった。

これで金輪際、イーグルスファンは二岡のことをモナ岡といってヤジることはできなくなってしまった。

ちなみに、楽天が満塁本塁打を浴びたのは、昨年の9/3西武戦、初回に長谷部がおかわり君に打たれて以来となる。

試合は結局スコア1-7のままゲームセット。これで、チーム成績は64試合28勝34敗3分、借金6。対日本ハム戦2勝4敗、7月月間成績は4勝3敗、交流戦明け成績は14試合7勝7敗となった。

(下記へ続く)

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●楽天イーグルス1-7北海道日本ハムファイターズ〔6回戦〕


■ハイライト映像


■両軍のスターティングオーダー
楽天・・・1番・牧田(右)、2番・松井稼(遊)、3番・聖澤(中)、4番・ルイーズ(指)、5番・高須(ニ)、6番・岩村(三)、7番・ガルシア(一)、8番・横川(左)、9番・嶋(捕)、先発・井坂。

日本ハム・・・1番・スケールズ(ニ)、2番・陽(右)、3番・糸井(中)、4番・中田(左)、5番・稲葉(一)、6番・小谷野(三)、7番・ホフパワー(指)、8番・金子誠(遊)、9番・大野(捕)、先発・武田勝。


焼け野原状態のイーグルス救援陣.....

お手あげ状態である。

5回5失点の場面、先発・井坂がいきなり無死2,1塁のピンチを作ってしまった点こそが最も拙い点なのだが、その後を受けた川岸がそれなりの火消し役を担うことができなかった点も、悔やまれる。(佐竹が稲葉にヒットで繋がれたが、あれは打った稲葉を褒めるべき)。

なにもゼロに抑えることをベンチは計算していた訳ではないと思う。1失点、あるいは2失点止まりだったら...という状況だったが、グランドスラムなどで5点を失ってしまったら、ゲームは決まったようなもの。逆球が多く球威を欠いていたようにみえる川岸。丁寧に書くが「情熱大陸」での被災地で子供たちに声をかける川岸の姿を忘れることができないぼくとしては、川岸の気持ちが切れてしまった...とは到底思えない。

こうも救援陣が結果を出せない状況だと、先日、ラズナーの抑え起用に踏み切った星野監督の苦渋の決断も、十分理解できるものになってくる。先発4番手の投手を、計画的に、ではなく、緊急避難的に後ろに注ぎ込まざるをえなくなった原因こそ、今日のゲームに如実に表れていたような気がする。

6回以降は消化ゲーム

5回に5失点で6点差をつけられたため、6回から楽天は大幅に選手を代えてきた。ゲームセット時にスコアボードに名を連ねていたのは、1番・平石、2番・西村、3番・聖澤、4番・ルイーズ、5番・内村、6番・丈武、7番・草野、9番・伊志嶺で、スタメンとは大きく顔ぶれが入れ替わった。

特に6回表の先頭は1二塁打1四球と武田勝から結果を出していた高須からだった。しかし、ベンチは代打で内村を起用する。GAORAの実況・解説者は高須を代えることにキョトンとし理解ができなかったようだが、星野楽天の判断は消化試合という位置づけだろう。

確かにまだ中盤にも関わらず早々にゲームを投げ出しているように見えるかもしれない。実際、現地で観戦されていた数少ない楽天ファンからしてみれば、たまったものではないだろう。(まだ救いだったのが、日本ハムファンがほとんどだと思われる敵地だった点か...)

しかし、ぼくはこの采配は、ありえる起用方法だと思っている。

野球は何が起こるか最後までわからないところこそ魅力の1つだが、この場合、竹槍精神は不要。冷静に考えると、今の楽天に6点ビハインドを跳ね返す余力は、残念ながら、いったいどれほどあるのだろう?

この試合は7/17まで続く9連戦とい長丁場の初戦にあたる。当面の選手起用はこの長丁場をトータルで見据えてこそ成されるべきである。その賛否はあるものの、当面の抑えをラズナーに指名した星野監督の決断も、その視点に立った上での判断だったはずだ。(その結果が吉と出るか?凶と出るか?はまた別の話)

そのため、このようなワンサイドゲームになってしまっては、主力陣を無理させずに休ませて、代わりに出場機会が少ない控え選手を使っていくことはありえる作戦で、決してピントがずれた采配ではない。

その証拠に、日本ハム首脳陣も完投目前だった武田勝を8回2アウトを取ったところで大塚にスイッチしている。これは楽な展開でプロ初登板を経験させてあげたいという親心とともに、オールスター前の過密日程を考慮して、武田勝を少しでも休ませようという2つの要素があったから、と見ることができる。

実は調子を落としていた鉄平?!

この試合、6/4巨人戦を皮切りにここまで全24試合1番スタメン起用されてきたキャプテン・鉄平の名がなかった。1番だけでなく他の打順にも無かった。結局、こんな試合運びとなったため途中出場もなく、鉄平は6/1広島戦以来の完全ベンチ休養となった。

鉄平は1番に座るようになってから打撃の調子を取り戻してきた。

今季初の1番起用となった6/4巨人戦以降ここまでの打撃成績は95打数30安打の打率.316。
交流戦明けのリーグ戦の打撃成績でも52打数17安打の打率.327。

この数字だけを見れば、せっかく復調した鉄平をここへきて外すとは、まるで梯子を外されたかのようだ...と思ってしまうかもしれないが、対象物をどの視点、どの角度で見つめるか?によって景色は全く変わってくるように、どこからどこまでの数字を切り取るか?で見方は全く変わってくる。

7月に入ってからの打撃成績ということになると、23打数5安打の打率.217となっていた。

直近の数字がこれである。ファンからみれば「えー?!」と首をかしげたくなる首脳陣の判断も、指揮官からしてみれば再び調子を落としてきているのでは?と見えたがための処置だろう。そのための大事をとってのリフレッシュ休養だったのかもしれない。

これで交流戦明けで14試合を戦って7勝7敗。借金を返すこともできていないが、逆の見方をすれば、これ以上増やしてしまうこともなく良く踏み止まっているとも言える。


◎交流戦明け、リーグ戦再開、ここまでのチーム成績
ソフトバンク・・・6勝7敗
日本ハム・・・8勝5敗
オリックス・・・8勝6敗
千葉ロッテ・・・7勝7敗
楽天イーグルス・・・7勝7敗
西武ライオンズ・・・5勝9敗


星野楽天が本当の勝負をかけるのは、開幕投手の岩隈や4番・山崎武司が帰ってきてからであり、今ここで燃料を大きく消費してアクセルを過度を踏む時ではない、とも言うことができる。マラソンで例えれば、前の走者に離されずに辛抱強くついていく段階であり、ここでスパートをかける時期ではないということ。

試合前、ツイッターで鉄平がスタメンに名を連ねていないのをみて、何があったのだろう?とツイートしたが、それはひとえに、怪我でなければ...という思いからだった。(ほんと、怪我だけは勘弁!)

鉄平の代役1番で牧田を起用した点はいささか疑問符がつくものの(数多く場数を踏ませたいという思いからの1番起用だったのか?)、リフレッシュ休養という意味合いでのベンチであるとしたら、それは十分に理解できる範囲なのだ。(また、鉄平が出場していても、今日の試合展開をみれば、勝てなかったと思われる)【終】

参考URL:【雑感/記録】 ブラウン監督の采配を考える!  スポーツ報知「主力抜き8戦全敗!休養策が裏目・・・」記事を徹底検証!
http://plaza.rakuten.co.jp/shibakawa/diary/201004300000/

■日本ハム・武田勝の配球図、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20110709DATA7.jpg
【球種別の投球成績】
20110709DATA9.jpg

■楽天・井坂亮平の配球図、球種割合
【配球図】
20110709DATA8.jpg
【球種別の投球成績】
20110709DATA10.jpg

■両軍の打席結果とカウント推移表
20110709DATA5.jpg
20110709DATA6.jpg
「球数」欄黄色網掛・・・3ボールまでいった打席
「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
「初球」「結果球」のゾーンの数字は下記のとおりです。

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