FC2ブログ

〔試合評〕2011年7月3日(日) ○楽天イーグルス5-1ロッテ。永井にアクシデントも、昨日指揮官から苦言を呈された救援陣が一転、奮起!

スポンサーリンク

交流戦明けのリーグ戦、東北楽天ゴールデンイーグルスは6/24(金)から10連戦を戦ってきた。
(西武4連戦、ソフトバンク3連戦、ロッテ3連戦)

それも今日で終わり、ようやく一息つける。

その最終戦となったロッテとの9回戦、終わりよければ・・・の諺どおり、イーグルスはスコア5-1で快勝、この10連戦を5勝5敗で乗り越えた。

永井にアクシデント.....

5-1というスコアだけをみれば、観戦できなかったファンは先発・永井が好投しゲームを作り、相手の先発・渡辺俊介が打ちこまれてノックアウトされたのでは?と思うかもしれない。

スコアだけなら誰しもそう考えるはずだが、ところがさにあらず。まさかまさかの展開になってしまった。

1回2死か井口に左翼線沿いにツーベースを打たれるものの、後続の4番・大松を詰まったピッチャーゴロに討ち取りゼロで切り抜けた永井。思わぬアクシデントが発生したのは2回だった。

先頭の今江に右中間に打球を運ばれて安打出塁を許して無死1塁。次の福浦をアウトローに逃げていく絶好の曲がりのスライダーで三振に抑えた直後のことである。

右肩付近に痛みが走ったという。一旦治療のためベンチに引き下がる永井も、そのまま出てくることはできず病院へと向かう。試合は2回1死1塁の状況で、川岸がスクランブル登板をした。

故障で戦線離脱中の岩隈、ラズナーの復帰が遅れている状況である(ラズナーは最近1試合2軍で投げてはいるが...)。ここへきて、永井が長期離脱ということになれば、楽天の先発台所事情はさらに苦しくなってしまう。もし岩隈の目処が立たずに大幅に遅れ、永井が全治数カ月という状況になれば、イーグルスの今季はオワタ...\(^o^)/となる可能性も高いだけに、胃の痛い思いなのだ。

2年連続して離脱することなく先発ローテを守り抜いた永井。またそれを誇りとしてきた背番号30番だけに、今季もやってくれるはず!という思いで、ぼくの心配はどちらかというと岩隈やここ数シーズン必ず1度は離脱がある田中のほうに向いていた。このエントリを書いている時点では、病院の診断結果がどうだったか?まだ判らない。大怪我に繋がらなければ...と願っている。

これで、チーム成績は61試合26勝32敗3分、借金6。対ロッテ戦は5勝3敗1分、順位は最下位変わらずである。5位・西武が敗れたため楽天は5位浮上となった。

(下記へ続く)

ブログ村に参加しています。皆様の一票が更新の活力源です。おかげさまで現在「楽天イーグルス」部門1位です。何卒、投票の御協力お願いします。 (_ _)人
にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

○楽天イーグルス5-1千葉ロッテマリーンズ〔9回戦〕


■ハイライト映像


■両軍のスターティングオーダー
ロッテ・・・1番・岡田(中)、2番・伊志嶺(右)、3番・井口(ニ)、4番・大松(左)、5番・今江(三)、6番・福浦(一)、7番・里崎(指)、8番・根元(遊)、9番・的場(捕)、先発・渡辺俊。

楽天・・・1番・鉄平(右)、2番・松井稼(遊)、3番・聖澤(中)、4番・ルイーズ(指)、5番・岩村(三)、6番・草野(一)、7番・高須(ニ)、8番・中村(左)、9番・嶋(捕)、先発・永井。

主導権は終始イーグルスが握っていた

ロッテ先発・渡辺俊の不安定な立ち上がりを逃さずに攻め立てた点が、まずは楽天有利の状況にした。

1回、1番・鉄平の2球目のカーブ。渡辺俊が投げる時に右手を地面にこすってしまい、大きくすっぽぬけてボール。この直後、マウンドを気にする仕草をするなど、渡辺俊のコントロールは不安定だった。また鉄平の粘りもあり、最後は外角に大きく逸れるボールで四球出塁に成功する。(1番・鉄平が1回・第1打席に出塁したのは、失策も含めてこれで21試合中12試合。物凄い高い頻度!)

鉄平を1塁に置き、2番・松井稼。昨日は同じ場面で併殺打に倒れたが、ここではファーストの強襲内野安打でつなぐ。3番・聖澤はきっちり送りバントを決めて1死3,2塁と、トントン拍子に先制点奪取のお膳立てができた。ここで昨日2本をぶっ放したルイーズが今日は4番起用されて、バッターボックスへ。

初球だった。真中に甘く入ったシンカーをタイミング良くバットに乗せて、打球は渡辺俊の頭上を大きく越えてセンター前に落ちるヒット。これが2塁走者・松井稼もホームを踏む、決勝打となる2点先制適時打となった。(楽2-0ロ)

楽天がピンチを迎えたのは4回表・ロッテの攻撃だった。永井の後を受けて2回途中からマウンドに上がった二番手・川岸。3回もゼロに抑えていたが、3イニング目に入ったこの回、先頭の伊志嶺に安打を許す。すると、井口に技ありのレフト前ヒットで繋がれて無死3,1塁の危機を招いてしまう。しかし4番・大松をセカンドゴロ、6-4-3の併殺に討ち取り、この間に3塁走者がホームを踏み、1点を返される。(楽2-1ロ)。(※終わってみれば、この3回のピンチがピンチらしいピンチで、4回以降ロッテに2塁ベースを踏ませることはなかった)

1点差に迫られたイーグルスだったが、5回裏に3得点を上げて突き放したのが決定的だった。

先頭の中村が渡辺俊のグラブをはじく痛烈な当たりのヒットで出塁、嶋送りバントの後、1番・鉄平に対してストレートの四球。1死2,1塁の場面で松井稼が一二塁間を鋭く破るライト前ヒットを放ち、本塁クロスプレーとなるも2塁走者・中村がホームを奪って、楽3-1ロ。(ロッテのライト・伊志嶺のダイレクト返球も素晴らしかった)

ここで渡辺俊はノックアウトとなり、ロッテは二番手に左腕の山本一をマウンドに送り出す。この山本一を攻略したのは、3番・聖澤だった。山本一が投げた外角へのストレートをきっちり捉えて、打球は完全に左中間を破る。ワンバウンドしてフェンス到達となるツーベースとなり、1塁走者・松井稼も楽々ホームに帰ってくる2点タイムリーで試合を決めた。(楽5-1ロ)

渡辺俊はもともとコントロールが安定して良いタイプという訳ではないが、それでも今日はかんばしくなかった。ボールコールされた球は全球数68球のうち41.2%に当たる28球。四球3個。中でも、持ち味のシンカーの制球がよくなく、ストライクゾーンの高め、甘めに入るケースが多かった(下記配球図参照)。結果として楽天打線はこのシンカーを積極的に狙いにいき、好結果を出していた。

川岸─佐竹─青山─スパイアー救援陣も奮投

試合後の星野監督のコメント「昨日“中継ぎは命綱”と言ったけど、こうやって頑張ってくれれば粘り強くゲームが出来る。こういう試合になるね」ではないけれど、今季不甲斐ないピッチングが目立つ救援陣が全員揃って良い仕事をしてくれた。

試合前データでイーグルスの防御率は先発陣2.79に対し、救援陣のそれは3.87とかんばしくない。

イーグルスがなかなか勝ち切れない原因の1つがこの数字に如実に表れている。この数字になっている背景には、もちろん、このブログでも何度も指摘してきたけれど、首脳陣の継投作戦の拙さという環境面でのマイナスも大いにある。しかし、打たれた張本人には同等もしくはそれ以上の大きな原因があるわけだ。失投、甘い球が目立った昨日の試合をみてそう強く感じていたのだけれど、今日のような引き締まった継投を見ると、俄然、希望、期待が湧いてくる。

イニング先頭打者の四球出塁は、得点(または失点)に繋がる可能性は高いのか?

この3ゲームシリーズ、実況は上野晃アナで解説はなんと!昨年までイーグルスでプレーしていた川口憲史だった。

憲史というと一番思い出に残っているのはCS争いを演じていた2009年後半戦に打で活躍しお立ち台に登り、大粒の汗をいっぱいたらして歓喜の受け答えをしていたシーンを今でも思い出す。昨年は打撃不振だったけど、代打で物凄く粘りをみせて最終的にタイムリーを放ち勝利に貢献した試合が印象に残っている。

その憲史氏が昨日、片山が回の先頭打者に四球を与えてそこから失点に繋がってしまったところで、このようなコメントをしていた。

「先頭打者のフォアボールは痛いですね。得点になる確率は高いですからね」。

別に憲史氏でなくてもこのようなフレーズを口にする評論家は多い。

しかし、イニング先頭打者の安打(単打)出塁と、四球出塁では、その後の得点(失点)確率、得点(失点)期待値はほぼ均等で、四球出塁したからといって攻撃側の得点力が上昇するわけでもなく、四球を与えてしまったからといって守備側の失点リスクが高まるわけでもない。

このことは、加藤英明・山崎尚志『野球陣の錯覚』(東洋経済新報社)に詳しく記述されている。



また、昨年、無死1塁でのイーグルスの得点パターンを調べた時に、安打出塁した時と四球出塁した時の得点の入り方を比べてみた。しかし、ここでも結果はほとんど同じで、四球を貰ったから、試合の流れが貰った側に傾く、なんてのは、実際おこりえないのだ。

今日の試合も、初回に先頭の鉄平が四球出塁しこれが決勝点に繋がっただけに、イーグルス側、ロッテ側からも、やはり先頭打者の四球は与えてはいけないんだな、という思いを持つファンが多いかもしれないが、そのようなわけで僕はそれは信じていない。

正確に言えば、ぼくは、イニングの先頭打者の四球は安打(単打)と同じく得点に繋がり易い、という文脈で、このことを捉えている。それ以上もそれ以下でもない。

どうして「四球は得点に繋がりやすい」とよく言われるのか?

それを考えてみると、四球は(ほぼ)投手1人の責任であり、フィールドを守る(捕手にも責任の一端があるとすれば)残り7人の守備陣には、何もできることがないからだ。ましてやベンチの首脳陣はもとより、観客席やお茶の間のファンはどうしようもない。指をくわえて見つめるだけである。

一方、ボールにバットが当たって生まれるヒットは、その前段階で飛んだコースによっては守備陣に阻まれて1アウトとなるかもしれない。その差だと思う。このいただけないシーンを僕らの脳がことさら大きく記憶してしまい、記憶にバイアスがかかってしまうということなのだろう。

また、四球は投手の頑張り(?)次第ではゼロにすることができると過剰に信じられている点も、大きいだろう。

「四球は得点に繋がり易い、絡み易い」とよく言われる一方で、新聞等の報道では四球の存在は無死されてしまう。

例えば、今日の試合、イーグルスもマリーズも共に8安打だったけれど、スコアは5-1の開きが出てしまった。楽天は8安打5得点、ロッテは8安打1得点となり、楽天は効率の良い点の取り方ができたとなり、一方ロッテは拙攻の二文字で片づけられてしまう。

ここには四球の存在は無い。四球は単打と同価値を持つのに、ヒットでないという理由だけで、報道、評論からは削除されてしまう。(この点については過去エントリでも疑問を呈した)

しかし、実際は、ロッテ投手陣の与四死球は6であり、イーグルス投手陣の与四死球はゼロであった。今日の試合、ロッテが8安打1得点に終わった背景には、イーグルス投手陣が四死球を出さなかった点も大きいし、その逆もまたしかりである。【終】

■楽天・永井怜の配球図、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20110703DATA4.jpg
【球種別の投球成績】
20110703DATA6.jpg

■ロッテ・渡辺俊介の配球図、球種割合
【配球図】
20110703DATA5.jpg
20110703DATA8.jpg
【球種別の投球成績】
20110703DATA7.jpg

■両軍の打席結果とカウント推移表
20110703DATA2.jpg
20110703DATA3.jpg
「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
「初球」「結果球」のゾーンの数字は下記のとおりです。

---------------------------------------------------------
ブログ村に参加しています。皆様の一票が励みになっています。現在「楽天イーグルス」部門、長期1位。(*・人・*)
にほんブログ村 野球ブログ 東北楽天ゴールデンイーグルスへ
にほんブログ村

人気ブログランキングにも参加しました。こちらは現在「野球」カテゴリ49位/606人中、「楽天イーグルス」2位/144人中。宜しくお願い致します八(^□^*)

人気ブログランキングへ


おかげ様でブログラムでも良い位置につけています。「楽天Gイーグルス」「田中将大」「岩隈久志」「中村剛也」カテゴリで1位
blogram投票ボタン
FC2ランキングでは20位前後で推移しています


SEO対策:楽天イーグルスSEO対策:東北楽天ゴールデンイーグルス

ブログパーツ
レンタルCGI


このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト



テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

プロフィール

shibakawa

Author:shibakawa
真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえるそんな信州人による、東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログ。

鷲ブロガーの中で楽天の記録やデータを最も見ている管理人が、各種データや記録、セイバーメトリクス等を用いながらイーグルスの魅力を紹介していきます。

御訪問&閲覧有難うございます。初めての方、当方と連絡希望の方は「はじめに」をお読み頂いた上で、楽しんで頂けたら幸いです。

Twitter
プロ野球、楽天イーグルス、ブログ更新情報を専門的にツイートするアカウントを作成しました。
カレンダー
06 | 2011/07 | 08
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
スポンサーリンク
feedlyへのRSS登録はこちらから
follow us in feedly
検索フォーム
投票御協力のお願い
各種ブログランキングに参加中です。日々の更新の励みになりますので、ポチっと押して頂けたら幸いです。SHIFTキーを押しながらマウスで次々にクリックして頂けるとスピーディーです。お忙しい時はブログ村!でm(_ _)m
このブログのはてなブックマーク数
この日記のはてなブックマーク数
ブログ村PVランキング
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
191位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
32位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
最新コメント
このページのトップへ
try{ var pageTracker = _gat._getTracker("UA-20192910-1"); pageTracker._trackPageview(); } catch(err) {}