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〔試合評〕2011年6月16日(木)●楽天イーグルス6-8広島。2点差だけど...事実上のワンサイドゲーム

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交流戦での対広島カープ戦、2010年から続く連勝街道を「8」に伸ばしたい1戦だった。

さらに、チーム状況が格下の相手に対し、きっちり白星を拾って、きたるべくパリーグのリーグ戦再開に備えたいところだった。(リーグ戦に戻れば、パ5球団はどこも楽天より少なくとも1,2段階上のチーム状況にある。そのため、必然的に苦しい戦いが予想されるからだ)

しかし、この日、投手陣が踏ん張れない。先発・塩見が5回を投げてプロ最多の4失点、ようやく来日初登板となった二番手・ヒメネスも2回を投げて4失点で合計8点を失う。(6回は2死3,1塁から1塁走者のディレイドスチールの隙に3塁走者に本塁を突かれて失点するという珍光景もあった)

このような大量点差になってしまえば、9回の土壇場でどのようにあがいたとしても、やはり、勝利はやってこない。

チーム成績は49試合20勝26敗3分、借金6。交流戦成績は8勝12敗2分(借金4)、6月月間成績は4勝6敗1分(借金2)、先制点を許してしまった試合は28試合7勝20敗1分(勝率.250)、相手に初回先制を許した試合はこれで17試合となり、その勝敗は3勝14敗となっている。

(下記に続く)

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●楽天イーグルス6-8広島カープ〔4回戦〕


■両軍のスターティングオーダー

楽天・・・1番・鉄平(右)、2番・聖澤(中)、3番・松井稼(遊)、4番・ガルシア(一)、5番・草野(三)、6番・高須(ニ)、7番・中村(左)、8番・嶋(捕)、9番・塩見(先発)。

広島・・・1番・東出(ニ)、2番・梵(遊)、3番・丸(中)、4番・栗原(一)、5番・井生(右)、6番・小窪(三)、7番・石原(捕)、8番・岩本(左)、9番・前田健(先発)


塩見、3敗目。4失点はここまでで最多

5回、打者22人に69球を投げて(1人当たり3.14球)被安打6(うち二塁打・三塁打・本塁打が各1本)、三振3、与四球1、4失点、3自責点。

今日のゲーム、塩見は主に売り出し中の丸にやられてしまった。丸に対して1回に相手先制点となるレフトフェンス直撃のタイムリーツーベース、さらに5回に右中間スタンドへ今季4号を運ばれてしまった。

課題といわれている初回をこの活きの良い打者に打たれてしまい、さらに井生にも適時打を浴び2失点。2回に味方打線が1点を返し楽1-2広と1点差とするも、3回に1死から東出にやや前寄りに守備していたライト鉄平の頭上を越されるスリーベースを打たれてしまい、これが失点に結びつく(その後、松井稼のエラーの間に1失点)(楽1-3広)。5回には前述のとおり、再び丸に甘く入ったスライダーをスタンドまで運ばれ1失点(楽1-4広)。試合は終始広島ペースで進んでいった。

塩見は結局6安打を打たれたわけだが、そのうち4安打は左打者に打たれてしまった。下記のvs左打者配球図のとおり、左打者には球が真中の高さから高めに集中しているのが確認できる。つまり、左打者にとって、打ちごろの球がストライクゾーンに入ってきていた。

塩見の持ち味は右打者への内角を恐れずにどんどん突いていくところだが、左打者に対しては、それに代わる持ち味が見えてこないのが気がかりだ。これで被打率は右打者が.208に対し左打者は.300と1割の開きができてしまった。左投手は左打者を抑えて当たり前、そのようなイメージが球界でも根強くある現在、これは少し懸念材料だ。

本調子ではなかったが、要所は締めていたマエケン

一方、楽天打線は序盤本調子ではなくエンジンがかからないマエケン相手に、1点をとるのがやっとだった。その1点もマエケンの塩見への押し出し四球という相手から頂戴した1点で、こちらから掴みにいった点はゼロ。1回から3回までイニングの先頭打者を出塁させ、毎回得点圏のチャンスを作るも、1回は1死2塁、2回は1死満塁、3回は1死2,1から2死満塁と、いずれも最後のところで凡退を重ねてしまった。

裏を返せば、マエケンが要所を締めていたという話になる。この日のマエケンは雨降りの中で球が滑ってしまったり、力んでしまったり、球が抜けたり、リリースポイントにばらつきがあったり、マウンドの状況も悪く...等、本来の調子ではなかった。

マエケンは122球を投げたが、そのうち39.3%にあたる48球がボールカウントになっていた。四球も4つとコントロールに苦しんでいたことが数値からも容易に伺える。しかし、カウントをみてみると別の側面が見えてくる。

初球ストライクは対戦打者29人中20人、69.0%で取れていたし(初球で打席が終わった打者除く)、3球目までに2ストライクと追い込むことに成功していたのは対戦打者22人中13人、59.1%にのぼった(3球目まで打席が終わった打者除く)。

つまり、コントロールには苦しんでいたが、まさに要所ではストライク先行の組み立てができていた。序盤特に精度にばらつきが見られたスライダーもピンチの場面になると落差が大きく、楽天の各打者のバットはついついクルリとまわっていた。(象徴的なのは1回2アウト2塁で4番・ガルシアが空振り三振した場面。あの外角の縦スライダーの落差が鋭く、目を見張った)。

9回に4点を返し、あと2点差まで追い迫るも...

楽天の最終攻撃イニングになった9回表。アタマから広島三番手としてマウンドに上がったのはルーキーの岩見だった。この岩見相手に、横川、鉄平、聖澤と2安打1死球で連続出塁に成功、無死満塁のチャンスになると、広島は上野にスイッチ。しかし西村が押し出し四球を選び、1死後、草野が右中間に走者一掃の二塁打を放ち、一気に4点を返し、楽天は遂に2点差まで迫った。なおも1死2塁の得点圏チャンスとなり、ようやく相手のクローザー、サファテをマウンドに引きずり出すことに成功する。しかし、後続が及ばずで楽6-8広で敗戦した。

最後に2点差まで縮めたことで、塩見の失投による丸のソロアーチが痛かった、とか、松井稼のエラーによる1失点がなければ、とか、ヒメネスが仕事をしていたら、7回無死満塁で1点しかとれなかった、とか、いろんな場面で注文をつけたくなり、ついつい「たられば」のオンパレードになってくる。

しかし、ぼくは9回に4点を取ったとはいえ、2点差に迫ったとはいえ、この試合はワンサイドゲームだったと思っている。上記のたらればで1点ないし2点ぐらいを防いでいたとしても、この試合は負けていたと思っている。

というのは、9回の4得点は楽天打線の粘りや諦めない姿勢、というよりも、どちらかというと広島ベンチの継投作戦の拙さが引き起こしたものと思っているからだ。9回アタマの時点では広島は6点リードしており、この安全な試合展開で、ルーキーの岩見に経験を積ませたいと思ったのだろう。結果としてそれが裏目に出てしまい、後手後手にまわり、守護神サファテを注ぎ込むことになったわけだ。

こんな展開はそういえば今季(少なくとも)もう1試合あった。6/6ヤクルト3回戦だ。この試合は4-5で1点差で負けたゲームだったが、9回アタマの時点では楽1-5ヤと4点ビハインドで迎えていた。4点ならば1イニングだしよもや負けることはないだろうという判断の下、小川監督はルーキー左腕の久古をマウンドにあげた。2アウトまで漕ぎつけるも、そこから山崎、中村に連続四球を与えてしまい2死2,1塁。ここでヤクルトベンチは慌てて守護神の林昌勇を消火作業に向かわせる。しかし、おっとり刀で出てきたものだから、高須、草野に連続タイムリーを許し1点差まで迫られてしまう。

この試合は伊志嶺の空振り三振で結局楽天が負けたのだが、この試合も、どちらかというとヤクルトのベンチの判断が招いた3失点(楽天側からしてみれば頂いた3得点)だった。

相手のベンチがグッと引き寄せていた試合の流れを9回にきて緩めてしまったがための、楽天の攻勢だった。

もちろん、そこで懸命に四球を選んだり安打を放ったりした楽天選手は評価したいところだが、チーム全体でいえば、あまり喜ぶことはできないし、良い評価もつけがたい状況なのだ。【終】

■広島・前田健太の配球図、球種割合
【配球図】
※各コースの上段は直球、下段は変化球
20110616DATA5.jpg
【球種別の投球成績】
20110616DATA7.jpg

■楽天・塩見貴洋の配球図、球種割合
【配球図】
20110616DATA6.jpg
【球種別の投球成績】
20110616DATA8.jpg


■両軍の打席結果とカウント推移表
20110616DATA2.jpg
20110616DATA3.jpg
20110616DATA4.jpg
「ボール球」・・・ボールゾーンの球を(打席結果に関わらず)スイングした回数
「球速」・・・結果球の球速
St・・・ストレート、Cur・・・カーブ、Sl・・・スライダー、Cut・・・カットボール、Sh・・・シュート、Fo・・・フォーク、Sin・・・シンカー、Ch・・・チェンジアップ、Pa・・・パーム、Kn・・・ナックル。
カウントの太字はストレートです。
配球図のマス目に番号を割り当てていきます。向かって一番左上(左打者の内角高めボールゾーン)から、
1、2、3、4、5
6、7、8、9、10
11、12、13、14、15
16、17、18、19、20
21、22、23、24、25
となります。そのうちストライクゾーンが、7、8、9、12、13、14、17、18、19になります。
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