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【記録】 星野楽天 開幕2カードを終えての採点は「想定外」です(笑)

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ロッテとの開幕3ゲームシリーズ、甲子園での主催試合となったオリックスとの3連戦、2カードを終えて、星野楽天は現在4勝2敗の単独1位につけている。長いペナントレースは始まったばかりとはいえ、トップの座に輝いたのは、はたして何時ぶりなのだろう?

チームが抱える慢性的な得点力不足。それに今季から導入された統一球の影響で、イーグルスはオープン戦、練習試合と、何度かこのブログで触れたように2点以内どまりの試合が非常に多く、苦しんでいた。その矢先に未曾有の震災である。

6試合で4勝2敗は、個人的な感想を率直に述べるなら、十分満足なのだ。

もちろん、幾つかの課題や心配点は、ある。しかし、それらを割引いても諸々の状況を鑑みれば上々の滑り出しと言えそうだ。

どんな点が良いか?といえば、一言で言えば(一言で片づけてしまえば?)良い流れで勝利している、この点に尽きるのだ。

そこで、こんな表を作ってみた。

■楽天イーグルス 2011年 開幕2カード日程と主な成績


昨年は先発三本柱を押し立てながら開幕カード3連敗とまさかの悪夢を味わったが、今シーズンは岩隈、田中、永井がそれぞれしっかり試合を作り、先発に勝ち星がついている。

イーグルス先発陣はちょうど1まわりして(当初先発ローテ5枠でいく構想があったが、震災後の日程変更で6枠に変更)、先発の防御率は1.91とすこぶる安定。5試合でクオリティスタート(QS)を記録、青山も5回2/3を投げて自責点2だから、ほぼQSの内容といってよい。

全体的に見れば、当面、先発陣には問題がない、といえそうだ。

攻撃陣に目を転じてみよう。

ここまで獲得したチーム得点は19点。1試合平均3.17点、3点以上が3試合、2点以下が3試合という内訳なのだ。星野監督は就任してからしばしば得点を1試合で1.5点以上あげたいという趣旨のコメントをしていたように記憶している。この点で言えば、まだまだ課題は山積なのだが、それでも、ぼくはこの時点では、評価したい。

というのも、確実に先制点を上げることができるようになってきたからだ。6試合のうち5試合で先制点を奪取、そのうち3試合では初回に上げることに成功している。プレイボールが宣告されて、一番最初の大きな関門が先制点攻防だ。先制点を取ったチームに試合の流れが大きく傾く。そのため、まずはなによりも先制点を取りにいく姿勢を見ることができるのは、朗報だ。

次に評価したいのが、ノーアウトでの出塁チャンスを得点に結び付けている点だ。

ここまで無死で走者が出塁した回(※先頭打者本塁打含む)は14イニングあった。そのうち71.4%にあたる10イニングで得点を上げ、合計は13得点である。ノーアウトで上げた得点はチーム得点の7割にも迫ろうかという高い割合だ。

最も得点が入り易いアウトカウント状況は、無死で走者出塁した場面である。これが得点を上げる基本になるため、このシチュエーションを忠実に点に結び付けられている今の状況は、しっかり評価していきたい。

下記に無死1塁の履歴を出してみた。無死でのチャンスは14回あったが、そのうち10回が無死1塁の場面であった。

■無死1塁履歴
20110418DATA6.jpg

ここまで無死1塁は10回あり、そのうち7回で得点が入った。合計10得点。
得点確率は70.0%、得点期待値は1.000点となる。両値ともにきわめて高い。

ちなみに参考値として、2009年(4月)と2010年(3月4月)の無死1塁からの両数値を掲載すると、

2009年・・・得点確率37.3%、得点期待値0.569点
2010年・・・得点確率46.1%、得点期待値0.855点


まだ6試合消化時点のため比較はできないし、上記の値は少しバブリーのため、これから落ち着いていくことが予想されるけど、ともあれ流れ良く得点できている、と言えるのだ。

無死1塁で主軸にまわるケースや打つことを期待されている(逆に言えばバントをしない印象のある)打者にまわる事例が少ないこともあるけれど、ここまで10回のうちバント作戦を選択したのは7回、強攻作戦は(岩村、山崎、ルイーズの)3回あった。ということは、無死1塁でバントをする可能性がある打者にまわった場合、100%でバント作戦を選択している。ここまでの星野采配は非常に手堅い印象だ。

そのうち、次の打者が打席結果を出す直前の塁状況で、得点圏が9回あった。4/14ロッテ戦で聖澤がバント失敗してバントゴロにしてしまうが、1塁に生き残り、直後にニ盗を決めている。強攻作戦も4/15岩村は凡打に倒れるが進塁打を記録している。そのため9回となる。無死1塁からどちらの作戦を選択したとしても、ほぼ得点圏に走者を進めることができている点は、大きい。(ちなみに、無死1塁の状況から1塁走者が走る「盗塁作戦」はまだ無い)

次に犠打履歴をみてみる。

■犠打履歴
20110418DATA7.jpg

ここまでチーム犠打数(※バント安打は含まれない)は10。これは現時点でセパ12球団で最多数である。ここでは走者無しでバントヒットを狙って凡打になったケース、バントヒットのケースも含めた上記14本でみていく。

14回のうち9回で得点が入り、そのうち7回が1点、1回が2点、1回が3点という得点内訳になっており、1点を取りにいくがためのバント作戦が昨年とは違ってここまで有効的に機能しているのが伺える。

試合状況別にみると、スコア0-0/同点時は6回、リード時が7回(1点差が6回、3点差が1回)、ビハインド1回(1点差が1回)。

アウト状況別では、ノーアウトが11回、1アウトが3回。

塁状況では、走者なしが1回、1塁が9回、2塁が3回、2,1塁が1回、という内容。

例えば、3点リードしている4/12ロッテ戦8回無死1塁からでもバント作戦を敢行したり、無死2塁の得点圏で松井稼がバントしたり、昨年犠打1本の草野にも遅らせたりするなど、慎重で堅実な星野采配が伺えるのだ。

次に盗塁履歴をチェックしてみよう。

■盗塁履歴
20110418DATA8.jpg

チーム盗塁はここまで4個。6度仕掛けて2度失敗のため盗塁成功率は66.7%だ。
内訳は、聖澤が成功3失敗1、鉄平が失敗1、松井稼が成功1。

現時点では、0-0時、リード時に仕掛けているが、これは今年はグリーンライトのケースが多いため、ビハインドの状況でも走ってくる回数は増えるに違いない。

アウトカウントでは1死が3回、2死が3回で、ノーアウトの状況がゼロなのだ。

現在内村が怪我等もあって2軍にいるのが痛いのだが、当面は聖澤を中心に走っていくはずで、盗塁作戦を有効的なものにするには、やはり、無死1塁で1塁走者が聖澤というシチュエーションを多く作りたいところである。

最後に、得点圏の打撃成績をみる。

得点圏でのチーム打撃成績は、38打数9安打15打点、8三振、4四球、2死球、3犠打、3犠飛、2二塁打、2本塁打。得点圏打率.237、得点圏出塁率.319だ。チーム打率が.220、同出塁率.264なので、それを上回る率を残している。

犠牲フライを3本記録している点もポイントだと感じている。

さて、今後も定期的にこのようなスタイルで検証していきたいと思う。【終】

■得点圏履歴


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