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【記録】 楽天 永井怜 2010年は何故10勝止まりだったのか?を探る!

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イーグルス先発投手陣にもはや欠かすことのできない戦力となった、永井怜投手の2010年投手成績。
手始めに先日「vs全打者対戦成績」をまとめてみたが、今回は5つのデータを用いて振り返ってみたい。

なお、ネタ元はデータスタジアムさんがブログ上で永井の2009年成績を分析した記事「選手分析 ~楽天 #30 永井 怜~」である。URLは下記。こちらを1度チェックして頂き、本記事に目を通して頂けると、さらにわかりやすいと思うので、ぜひ。データスタジアムさんが用いた同じデータ、指標を用いて、その成績の変遷を確認してみようという趣旨なのだ。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/input/article/109

なお、これ以上の詳細な分析は改めて後日順次行うこととする。

永井怜 年度別投手成績


2年連続して先発ローテを守り抜き、二桁勝利でチームに貢献した永井。その働きぶりは真っ当に評価されるべきだと思っていたので、去る12月20日、28%増の推定年俸7300万円で契約更改を終えた時は、ホッとしたのを覚えている。

しかし、防御率は3点台前半から後半へ悪化した。僅か0.32の違いだが、この“差は”大きい。3.42なら先発ローテの2,3番手として頼れる先発投手という印象を個人的に持つ。これが3.74だと少し頼りなさを感じてしまう。不安要素を抱えながらそのピッチングを見守るというイメージだ。

勝敗数も09年は6個の貯金を作ることができたが、10年はプラスマイナスゼロで終わってしまった。10勝到達も最終登板9月26日ホークス戦までかかってしまった。

上記理由による意味合い等で、永井のピッチングがイマイチに映ってしまったのは、決して僕だけではないはずだ。

なぜイマイチだったのか?を下記で探ってみる。

永井怜 年度別WHIP・与四球率
20110126DATA2.jpg

09年は制球力が向上。そのため、無駄な四球が少なくなった(3.61から2.63へ。9イニング換算で四球が約1個分少ない)。1イニングに何人の走者を出したか?を診るWHIPでも数値が改善された。

だが、10年は与四球率が3.40と再び3個台にのってしまう結果に(前年比0.77個分増)。それに伴い、WHIPも1.32とリバウンドしているのが確認できる。被打率は踏ん張って.244から.254と僅かな推移に止まったため、やはり、10年の永井は、コントロールに精彩を欠き、自らが与えた四球で自らを苦しめる結果になったと言えそうだ。

(10年パ防御率ランキング16人の中で与四球率は13番目。ちなみに12番目がケッペル3.01、14番目がラズナー3.42、木佐貫3.67、マーフィー5.25。意外にもラズナーとほぼ同数の四球を出していたことになる)

永井怜 年度別イニング先頭打者被出塁率
20110126DATA3.jpg

09年は制球力が安定し四球が減少したことも大きなストロングポイントだが、もう1つ好成績の大きな要因として、イニングの先頭打者の出塁を許さなかった点も大きい。それ以外の被出塁率は.322だったが、アタマの打者相手には.246と抑えていた。(田中や岩隈と比べて)決して一流投手ではない永井にとって、ノーアウトでの出塁は特に命取りとなる。ピンチの萌芽をきっちり摘み取ることが好成績のカギになった。

ところが、10年、この値もリバウンドしてしまった(.246から.312へ)

永井怜 球種別投球割合・被打率
20110126DATA4.jpg

次に球種別の投球割合と被打率を見てみたい。ここ3年、代名詞であるカーブとウイニングショットのフォークの被打率は極めて優れた数字で安定している。

その上で、09年は、全対の投球割合の40%を占めるストレート被打率が改善(.347から.266へ)。直球が“通用する勝負球”へ生まれ変わったことが、勝ち星を13勝まで伸ばすことができた大きな要因とも言えそうだ。ところが一転、10年は再び悪化している。

ところで、10年はというと、春季キャンプ中にシュートを猛特訓。実戦でシュートを本格的に投げたシーズンになった。シュートの被打率は.179とこちらも優秀。この数字だけを見ればシュート習得は大正解と言えそうだ。でも...そうとも言えない事情がありそうなのだが...この話題は後日の機会に。

永井怜 ストレート高低別被打率
20110126DATA5.jpg

では、なぜストレートの被打率が再び悪化してしまったのか。
高低別にみると、特に真ん中のコースでストレートの被打率が.283から.367へと大幅悪化しているのが確認できる。

理由として考えられるのは主に次の2つ。
09年と比較して、ストレート自体の球威・球質・伸びが無かったのかもしれない。
また、制球力に狂いが生じて外角・内角の厳しいコースを突くことができなかった、突いたつもりでもボール1個分甘めに中へ入って痛打されてしまった、そういうことがあったかもしれない。

“石の上にも三年”という言葉がある。永井にとって先発ローテ3年目を迎える今季こそ、本当の意味での力量が問われる大切なシーズンだ。09年から10年にかけて悪化してしまった各数値を再び改善に転じることができるか?がカギになってくるはずだ。そのピッチングで09年CS進出の原動力となったように、今季ぜひ頑張ってもらいたいと切に願っている。

このエントリはここまで。次回以降、より詳細に分析していきます。

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