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【記録】 楽天イーグルス 田中将大 2010年投手成績まとめ( 2 ) 球種割合 月度別 カウント別 塁状況別など

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田中投手の2010年投手成績まとめ、その2。
今回はそれぞれのデータをアラカルト風に見ていきたいと思う。

■田中将大 2010年 月度別 投手成績
20110109DATA7.jpg

開幕当初と太腿の肉離れから復帰後の8月が防御率1点台と素晴らしい内容だったのが確認できる。

田中と言えば交流戦での好投が印象的で5月に自身3度目のMVPも受賞した。ところが、5月の防御率は3.44。これは交流戦に入る前の5/9日本ハム戦での等7失点・7自責点(いずれも2010年自己最多)が影響している(高橋に満塁アーチを浴びた)。

月間防御率3.77と2010年自己最悪を記録した6月も同様のカタクリで、交流戦明け初で中8日でマウンドに立った6/22西武戦では5失点・5自責点と振るわず、これが足をひっぱるかたちとなっている。(この2試合が、田中が昨年クオリティスタートを記録できなかった=ゲームメイクできなかった試合になる)。

ちなみに、交流戦でのは2.61と健闘していた。

この表を見れば一目瞭然だが、前にも書いたとおり、7月と9月まるまる働くことができなかった。この点は相当痛い点だ。

■田中将大 2010年 球種割合
20110109DATA2.jpg


『BT2010プロ野球プレイヤーズファイル』によると、田中の2009年球種割合は下記になっていた。

ストレート・・・38%
スライダー・・・31%
フォーク・・・13%
シュート・・・11%
カーブ・・・4%
チェンジアップ・・・3%


2010年と比較してみるとほぼ同値、2009年から2010年にかけて球種の割合を変えたということは無さそうだ。

(※ちなみに2010年はカットボールが入っているが、これはyahoo一球速報だと、曲がりが小さいスライダーはカットボール換算されることがあるため、この8球は全てスライダーだったかもしれない)

左右打者別にその割合をみてみると、大きく違うのはスライダーとフォークの割合になる。
右打者にはスライダーを多く使用している(33.3%)。左打者にはスライダーの割合が減り(33.3→24.4%)、代わりにフォークが増えている(10.2→15.2%)、もう1つの落ちる系球種チェンジアップも1.5→6.2%と上昇している。

これはゾーン被打率の時に確認したけれど、右打者相手には外角と低めのスライダーが絶好のウイニングショットになっていた。一方、左打者にはスライダーの代役にフォークを低めに集めて、打者を完全に封じていた。(vs左打者フォーク被打率.153)

◎田中の結果球・球種割合
ストレート・・・右41.6%、左41.0%
スライダー・・・右28.6%、左18.7%
フォーク・・・右14.0%、左22.3%
シュート・・・右11.9%、左11.2%
カーブ・・・右2.4%、左1.8%
チェンジアップ・・・右1.5%、左4.7%
カットボール・・・右0.0%、左0.4%


■田中将大 2010年 初球の球種調査
20110109DATA3.jpg

初球の入り方を左右打者別に調べてみた。
右打者にも左打者にもストレートか?スライダーか?この2球種で入ることが圧倒的に多くなっている。
さらに、シュートも真っすぐ系の球種として捉えるなら、打者は真っすぐ系か?スライダーか?の二者選択で球種を絞ることができる。

この初球を完全に狙い打ちされていたのでは?と思われるのが左打者との対戦時なのだ。

下記のカウント別の表を参照して頂きたいが、左打者相手の初球被打率はちょうど5割(44打数22安打)、被OPSだと1.250という驚異的な悪い数値が出てくる。ただでさえ左打者へのストレートとスライダーは昨年あまり通用していなかった(vs左打者時の球種被打率はそれぞれ.337、.333だった)。左打者対戦時には初球で容易にストライクを取りにいくと危険、慎重に初球を入る必要性があると言えそうだ。

■田中将大 2010年 カウント別 投手成績
20110109DATA4.jpg
20110109DATA9.jpg

ひとたび2ストライクに追い込んでしまうと、あとはどのカウントでも ── 2-0でも2-1でも2-2でも2-3でも ── 被打率は1割台~2割前半のため、完璧に田中有利と言える。ただ、追い込むまでが予想外になかなか難路だったのだなと確認できる。

左打者相手時はさらに厳しく、追い込むまでは右と比較してほぼ1割増しで被打率が悪化していた。2ストライクと追い込んでしまえば.192の被打率のため田中有利だったが、左打者相手では、より一層慎重に配球を組み立てる必要があると言えそうだ。(09年時と比較してストレートの球威が落ちてしまったのが、左打者に分が悪い最大の要因と僕は考えている)

■田中将大 2010年 塁状況別 投手成績
20110109DATA5.jpg
20110109DATA6.jpg
※「回先頭」の三振は正しくは22個です。

田中の2010年被打率は.270。

走者無しでの被打率は.303。走者がいない時によく打たれていたことになる。最も出塁させてはならないイニングの先頭打者被打率もシーズン被打率を上回る.282だった。しかし、シーズン被打率.237だった2009年もイニング先頭打者被打率は.279とかんばしくなかった。少なくともここ2年間の田中は先頭バッターをよく出してしまう傾向にあると言える。

一方、得点圏での被打率は.200だった。

安打を良く打たれた田中、防御率2点台に収めた好因は、得点圏では抑えていたからなのだ。

田中はピンチになるとスイッチが入り好投するとよく言われているが、その指摘はデータでも裏付けられている。

ストレートの被打率が左右ともに約1割悪化した5/30以降の成績をみても、得点圏では完璧に抑えている。
同様に、分が悪かった左打者相手でも得点圏になると被打率が.288から.182と下がり、ピンチをシャットアウトしていた。

((参照))【記録】 楽天イーグルス投手陣 2009年 vsイニング先頭打者投球成績
http://plaza.rakuten.co.jp/52waka/diary/201003080000/

■田中将大 2010年 対戦チーム別 投手成績
20110109DATA8.jpg

日本ハム戦での防御率が4点台と悪いが、満塁弾を献上してしまった高橋をもし討ち取っていたら、防御率は2.57となっていた。そう考えると、wikipediaに「西武を苦手としており、通算成績は4年間で3勝9敗である」とあるように、2010年もパリーグ球団の中では西武に分が悪かったのかな?とも見ることができそう。


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