【記録】 意外にも外野への打球は少なかった?!──楽天イーグルス 牧田明久選手 2010年 打球方向調査
スポンサーリンク
※今まで本文をスペース横いっぱいまで使ってきたけど、
今回は適時改行してみました。このほうが見やすいでしょうかねぇ。
2011年。星野楽天の外野手構想に入っている牧田明久にかかる期待度は、高い。
球団史の草創期を支えた近鉄バファローズ組も、
今オフ、藤井、憲史(中村紀も入れれば3人か)が去り、残るところ牧田、高須、岩隈、有銘、山村の5人となった。
血を入れ替え、新陳代謝を促進し、世代交代を促す──。
これはどの世界でも、どの組織でも、どの社会でも避けて通れない道である。
楽天も早急かつ確実に世代交代をはかりチーム体質を改善していかなければならない。
このことは最下位に終わった今季の成績が如実に証明しているし、
球団も痛感したための星野新体制なのだろう。この流れは止められない。
そう思う一方で、しかし近鉄組の生え抜き達が2011年どこまで存在感を見せつけることができるか?
にも僕は期待したい。そして注目していきたいと思うのだ。
そう、ちょうど蝋燭の灯が消える瞬間、一瞬だけ大きくふわっと燃えるように・・・
さて、牧田の今季打撃成績はここまで「vs全投手対戦成績」「ゾーン打率」をまとめてきたが、
今回は「打球方向」に迫ってみたい。(調査方法は従来同様)
■牧田明久 2010年 打球方向 全158打球

一般に右打者なら左翼方向の打球が多くなる傾向にあるが、
今季の牧田はフィールドの全方向に広角に均等に打っていた事実が確認できる。
左翼と右翼のパーセンテージがほぼ同値、中堅も10.1%を記録した。
次に打球の内野・外野割合を確認してみよう。
牧田の内外野打球割合は、内野57.6%、外野42.4%となった。
■楽天イーグルス主要選手 2010年 内外野 打球割合

今季強打/長打力が花開いた印象が強い牧田だが、
その全打球に占める外野打球割合(外野打球÷全打球)は、
上記表の1軍選手対象で9人中7番目の低いパーセンテージにとどまった。(1位は山崎武司の54.6%)。
その値は軽打で結果を残した聖澤とほぼ同値である。
予想外の低さである。
しかし、5二塁打、2三塁打、4本塁打と長打力が爆発した9月のみの内外野割合をみれば、
内野30・外野31でほぼ同値となっていることも付記しておく。
次に外野に飛んだ(抜けた)打球がどれくらいの割合で安打になっているのか?
その割合を算出してみた。(外野安打数÷外野打球数)
■楽天イーグルス主要選手 2010年 外野飛球に占める安打割合

上記表をみると、外野打球に占める安打割合が最多なのは内村であった。
牧田は鉄平を上回る値で上記表だと(中川対象外)チーム4位の割合。なかなかの良値といえる。
つまり、ひとたび外野に打球が飛べばor外野に打球が抜ければ、安打になる確率は高かった、と言える。
これは長打が多かったのも影響しているだろう。
(長打数÷打数の長打割合でみると、今季の牧田は山崎武司の42.6%を上回るチームトップの45.3%を記録していた)
以上のことから、牧田ののびしろはまだまだある!と考えている。
今季42.4%にとどまった外野割合を5割近くまでに上げていくことができたら・・・
そう想像してみるだけでも、期待は膨らむ。
それには、ゾーン打率の球種別打撃成績でも触れたように、やはり、
ストレートをしっかり打ち返していくことが喫緊の課題
になると思うのだ。(今季の直球打率.213と低迷した)
-------------------------------------------------
ベースボールタイムズオンライン
のコラム、12/18更新しました。
今回は「【記録/保存版】 楽天イーグルス 牧田明久 2010年 対戦投手別 対戦成績 打撃成績」。
http://www.baseball-times.jp/blog/report/shibakawa/101218
こちらもぜひご一読を。「君を忘れない・・・チームを去った選手~楽天 渡辺直人選手」。
http://www.baseball-times.jp/blog/report/shibakawa/101211
------------------------------------------------
---------------------------------------------
ブログ村に参加しています。長らく「楽天イーグルス」部門1位でしたが、現在2位陥落中...(T_T) なにとぞ御協力宜しくお願い致します。

にほんブログ村
人気ブログランキングにも参加しました。こちらも宜しくお願い致します( _ _)人


SEO対策:楽天イーグルスSEO対策:東北楽天ゴールデンイーグルス
※今まで本文をスペース横いっぱいまで使ってきたけど、
今回は適時改行してみました。このほうが見やすいでしょうかねぇ。
2011年。星野楽天の外野手構想に入っている牧田明久にかかる期待度は、高い。
球団史の草創期を支えた近鉄バファローズ組も、
今オフ、藤井、憲史(中村紀も入れれば3人か)が去り、残るところ牧田、高須、岩隈、有銘、山村の5人となった。
血を入れ替え、新陳代謝を促進し、世代交代を促す──。
これはどの世界でも、どの組織でも、どの社会でも避けて通れない道である。
楽天も早急かつ確実に世代交代をはかりチーム体質を改善していかなければならない。
このことは最下位に終わった今季の成績が如実に証明しているし、
球団も痛感したための星野新体制なのだろう。この流れは止められない。
そう思う一方で、しかし近鉄組の生え抜き達が2011年どこまで存在感を見せつけることができるか?
にも僕は期待したい。そして注目していきたいと思うのだ。
そう、ちょうど蝋燭の灯が消える瞬間、一瞬だけ大きくふわっと燃えるように・・・
さて、牧田の今季打撃成績はここまで「vs全投手対戦成績」「ゾーン打率」をまとめてきたが、
今回は「打球方向」に迫ってみたい。(調査方法は従来同様)
■牧田明久 2010年 打球方向 全158打球

一般に右打者なら左翼方向の打球が多くなる傾向にあるが、
今季の牧田はフィールドの全方向に広角に均等に打っていた事実が確認できる。
左翼と右翼のパーセンテージがほぼ同値、中堅も10.1%を記録した。
次に打球の内野・外野割合を確認してみよう。
牧田の内外野打球割合は、内野57.6%、外野42.4%となった。
■楽天イーグルス主要選手 2010年 内外野 打球割合

今季強打/長打力が花開いた印象が強い牧田だが、
その全打球に占める外野打球割合(外野打球÷全打球)は、
上記表の1軍選手対象で9人中7番目の低いパーセンテージにとどまった。(1位は山崎武司の54.6%)。
その値は軽打で結果を残した聖澤とほぼ同値である。
予想外の低さである。
しかし、5二塁打、2三塁打、4本塁打と長打力が爆発した9月のみの内外野割合をみれば、
内野30・外野31でほぼ同値となっていることも付記しておく。
次に外野に飛んだ(抜けた)打球がどれくらいの割合で安打になっているのか?
その割合を算出してみた。(外野安打数÷外野打球数)
■楽天イーグルス主要選手 2010年 外野飛球に占める安打割合

上記表をみると、外野打球に占める安打割合が最多なのは内村であった。
牧田は鉄平を上回る値で上記表だと(中川対象外)チーム4位の割合。なかなかの良値といえる。
つまり、ひとたび外野に打球が飛べばor外野に打球が抜ければ、安打になる確率は高かった、と言える。
これは長打が多かったのも影響しているだろう。
(長打数÷打数の長打割合でみると、今季の牧田は山崎武司の42.6%を上回るチームトップの45.3%を記録していた)
以上のことから、牧田ののびしろはまだまだある!と考えている。
今季42.4%にとどまった外野割合を5割近くまでに上げていくことができたら・・・
そう想像してみるだけでも、期待は膨らむ。
それには、ゾーン打率の球種別打撃成績でも触れたように、やはり、
ストレートをしっかり打ち返していくことが喫緊の課題
になると思うのだ。(今季の直球打率.213と低迷した)
-------------------------------------------------
ベースボールタイムズオンライン
のコラム、12/18更新しました。
今回は「【記録/保存版】 楽天イーグルス 牧田明久 2010年 対戦投手別 対戦成績 打撃成績」。
http://www.baseball-times.jp/blog/report/shibakawa/101218
こちらもぜひご一読を。「君を忘れない・・・チームを去った選手~楽天 渡辺直人選手」。
http://www.baseball-times.jp/blog/report/shibakawa/101211
------------------------------------------------
---------------------------------------------
ブログ村に参加しています。長らく「楽天イーグルス」部門1位でしたが、現在2位陥落中...(T_T) なにとぞ御協力宜しくお願い致します。

にほんブログ村
人気ブログランキングにも参加しました。こちらも宜しくお願い致します( _ _)人


SEO対策:楽天イーグルスSEO対策:東北楽天ゴールデンイーグルス

スポンサーサイト
テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ