【記録】 2010年パリーグ 球団別 被ニ三塁打&鉄平右翼コンバートの果実
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いやはや、今年のクライマックスシリーズは見ごたえがありますねぇ。まさかロッテのマリンガン打線がSBMを攻略するとは! これでもし明日ホークスが敗れて日本シリーズ出場ならずになったら、ソフトバンクにはカーネルサンダース級の呪いがかかっていそうです(>_<)
さて、今日は、2010年のパリーグ球団別・被ニ三塁打数をチェックしたいと思います。
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まずは下記に表でまとめましたのでどうぞ。
2009年データは『週刊ベースボール』2010年2/15&2/22「記録の手帳」から引用、2010年データは僕が逐次チェックしたデータの集計です。マンパワーでの確認ですので、本数に誤差が生じてるかもしれませんが、その際はスミマセン。
■パリーグ 2009年 2010年 球団別 被ニ三塁打
※H=ソフトバンク、L=西武、M=ロッテ、F=日本ハム、Bs=オリックス、E=楽天
※※注意※※表中の塁打合計は計算が間違っています。デタラメな数字のため、信用しないでください。訂正するのが面倒のため、当面このまま掲載いたします。

楽天の話をメインにします。
今季、春季キャンプでブラウン監督が打ち出した外野構想は、昨年不動の中堅として好活躍した鉄平を右翼にコンバートするというアイデアでした。
その狙いは、被三塁打数を防ぐこと、にありました。
上記2009年の項目を診て下さい。イーグルスの被三塁打数だけ突出して多いのが一目で判りますよね。この39本の三塁打の打球方向をみると、左翼11、中堅3、右翼(右中間含)25、と、圧倒的に右翼方向へ長打を許す悪結果となっていたのでした。
(昨年はリンデン加入後は、左翼=リンデン、中堅=鉄平は固定。右翼のみ対戦投手の左右等の事情でメンバーが変わる、という状況でした)
((参照1))鉄平右翼コンバート案の真相(1)
http://plaza.rakuten.co.jp/52waka/diary/201003010000/
((参照2))鉄平右翼コンバート案の真相(2)
http://plaza.rakuten.co.jp/52waka/diary/201003030000/
その検証を今回行いたいと思います。
今季イーグルスが許した三塁打数は13本。前年のワーストから一気に減らし、パリーグでチーム最少本数です!
「許したニ三塁打数が多い」イコール「外野守備が悪い」とは言えません。甘い球が多ければ、それだけ快打が増え、長打も多くなる、味方投手の出来不出来が大きく影響してきますから。
ただ、三塁打数が多い=外野守備に何らかの問題あり!とは言えると思います。被二塁打本数を減らすのは味方投手のコンディション等の問題もあって相当難しいと思うのですが、三塁打の防止はそれより簡単(というと語弊がありますが)だと言うことができそうです(対応を講じれば、結果が出やすいのでは?という話)。
その意味で、この数値のみをみる限りにおいては、今季のイーグルス外野陣は好活躍をしたといえるでしょうね。
一方で、西武とロッテは問題あり!と言えそうです。2009年もそれなりに多く、その傾向は今年も変わらないです。上記表には左端に今季チーム防御率を掲載しましたが、ニ三塁打数が少ないと防御率が良く、増えるにつれて防御率も悪くなっている、当たり前な話ですが、そんな関係が見えてきます。昨年のチーム防御率をみると西武4.01、ロッテ4.23。両チームにとって防御率改善の処方箋の1つはニ三塁打数を減らすこと、と指摘できそうです。
(今オフ中に、走者1塁、打者が右翼へ安打を記録した場合、三塁到達した回数はどれくらいか?をパリーグ各球団別に調べてみたいと思います。ここでも良い傾向が出れば、鉄平右翼コンバートは成功だったといえると思います)
次に、本拠地でどれだけニ三塁打を許しているか?、表にまとめてありますので御参照下さい。
■パリーグ 2010年 本拠地 被ニ三塁打
※オリックスは京セラDとSマークの合計

特に目を惹かれるのは、日本ハムの数字です。本拠地だとニ三塁打がそれぞれ74本、5本、合計79本しか許していません。2位のイーグルスに28本の差をつけています。日本ハム外野陣(主に稲葉、糸井、森本...)が本拠地札幌ドームで水を得た魚のように躍動している姿が浮かんできそうです。地の利を得た戦いが、特に守りの面でできているチーム、それが日本ハムだということを改めて再確認できますね。
本拠地で許してしまった本数が最も多いのがロッテです(大松、サブロー、荻野貴、清田...)。ロッテは2年連続して被ニ三塁打数の単純合計が343、271とワーストになっており、早急に要改善が必要です。ただ、御存じのように相当の強風、それも独特の海風が吹く球場です。その影響もあって、2年連続でこの数字なのかもしれませんね。
さて、イーグルスですが、Kスタで許した三塁打数が僅か4本なのは秀逸ですね。許した二塁打数も日本ハムに次ぐ2位の少なさ、地の利を得た守り方がある程度かたちになりつつあるといえるかもしれません。本西コーチ元年の成果がでてきているといえそうです。
最後に、イーグルスの被三塁打詳細表です。
■楽天イーグルス 2010年 被三塁打詳細

セリーグ球団に打たれた4本を除くと、パリーグ他球団に許した三塁打数は9本。そのうち、今季対戦成績で最も分が悪かった(7勝16敗)ホークスに5本も許す結果となっています。
右翼方向に飛んだ三塁打は8本。そのうち鉄平が守備に就いていたときの本数は5本となっています。Kスタで鉄平が右翼を守っていた時に許していた三塁打は僅か1本、8/20ホークス戦の江川に許した右越三のみとなっています。
最後に、僕が個人的に選ぶ「今季最も痛かった三塁打」は後半戦開幕戦となった7/27ホークス戦に許した逆転タイムリーとなった本多の2点適時三塁打(中越三)。そう、聖澤が正面の飛球を目測を誤って後逸してしまったあの1本です(>_<)
この記事はココまでにしたいと思います。
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ベースボールタイムズウィークリー紙のオンラインサイト、ベースボールタイムズオンラインの「アウトサイドレポート~スタンドとTVから見たプロ野球~」更新しました。
鉄平選手の2010年全投手別対戦成績・打撃成績をBTブログのほうにアップしました。
下記URLからどうぞ。
http://www.baseball-times.jp/blogs/shibakawa/101014
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■パリーグ 2009年 2010年 球団別 被ニ三塁打
※H=ソフトバンク、L=西武、M=ロッテ、F=日本ハム、Bs=オリックス、E=楽天
※※注意※※表中の塁打合計は計算が間違っています。デタラメな数字のため、信用しないでください。訂正するのが面倒のため、当面このまま掲載いたします。

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今季、春季キャンプでブラウン監督が打ち出した外野構想は、昨年不動の中堅として好活躍した鉄平を右翼にコンバートするというアイデアでした。
その狙いは、被三塁打数を防ぐこと、にありました。
上記2009年の項目を診て下さい。イーグルスの被三塁打数だけ突出して多いのが一目で判りますよね。この39本の三塁打の打球方向をみると、左翼11、中堅3、右翼(右中間含)25、と、圧倒的に右翼方向へ長打を許す悪結果となっていたのでした。
(昨年はリンデン加入後は、左翼=リンデン、中堅=鉄平は固定。右翼のみ対戦投手の左右等の事情でメンバーが変わる、という状況でした)
((参照1))鉄平右翼コンバート案の真相(1)
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((参照2))鉄平右翼コンバート案の真相(2)
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今季イーグルスが許した三塁打数は13本。前年のワーストから一気に減らし、パリーグでチーム最少本数です!
「許したニ三塁打数が多い」イコール「外野守備が悪い」とは言えません。甘い球が多ければ、それだけ快打が増え、長打も多くなる、味方投手の出来不出来が大きく影響してきますから。
ただ、三塁打数が多い=外野守備に何らかの問題あり!とは言えると思います。被二塁打本数を減らすのは味方投手のコンディション等の問題もあって相当難しいと思うのですが、三塁打の防止はそれより簡単(というと語弊がありますが)だと言うことができそうです(対応を講じれば、結果が出やすいのでは?という話)。
その意味で、この数値のみをみる限りにおいては、今季のイーグルス外野陣は好活躍をしたといえるでしょうね。
一方で、西武とロッテは問題あり!と言えそうです。2009年もそれなりに多く、その傾向は今年も変わらないです。上記表には左端に今季チーム防御率を掲載しましたが、ニ三塁打数が少ないと防御率が良く、増えるにつれて防御率も悪くなっている、当たり前な話ですが、そんな関係が見えてきます。昨年のチーム防御率をみると西武4.01、ロッテ4.23。両チームにとって防御率改善の処方箋の1つはニ三塁打数を減らすこと、と指摘できそうです。
(今オフ中に、走者1塁、打者が右翼へ安打を記録した場合、三塁到達した回数はどれくらいか?をパリーグ各球団別に調べてみたいと思います。ここでも良い傾向が出れば、鉄平右翼コンバートは成功だったといえると思います)
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■パリーグ 2010年 本拠地 被ニ三塁打
※オリックスは京セラDとSマークの合計

特に目を惹かれるのは、日本ハムの数字です。本拠地だとニ三塁打がそれぞれ74本、5本、合計79本しか許していません。2位のイーグルスに28本の差をつけています。日本ハム外野陣(主に稲葉、糸井、森本...)が本拠地札幌ドームで水を得た魚のように躍動している姿が浮かんできそうです。地の利を得た戦いが、特に守りの面でできているチーム、それが日本ハムだということを改めて再確認できますね。
本拠地で許してしまった本数が最も多いのがロッテです(大松、サブロー、荻野貴、清田...)。ロッテは2年連続して被ニ三塁打数の単純合計が343、271とワーストになっており、早急に要改善が必要です。ただ、御存じのように相当の強風、それも独特の海風が吹く球場です。その影響もあって、2年連続でこの数字なのかもしれませんね。
さて、イーグルスですが、Kスタで許した三塁打数が僅か4本なのは秀逸ですね。許した二塁打数も日本ハムに次ぐ2位の少なさ、地の利を得た守り方がある程度かたちになりつつあるといえるかもしれません。本西コーチ元年の成果がでてきているといえそうです。
最後に、イーグルスの被三塁打詳細表です。
■楽天イーグルス 2010年 被三塁打詳細

セリーグ球団に打たれた4本を除くと、パリーグ他球団に許した三塁打数は9本。そのうち、今季対戦成績で最も分が悪かった(7勝16敗)ホークスに5本も許す結果となっています。
右翼方向に飛んだ三塁打は8本。そのうち鉄平が守備に就いていたときの本数は5本となっています。Kスタで鉄平が右翼を守っていた時に許していた三塁打は僅か1本、8/20ホークス戦の江川に許した右越三のみとなっています。
最後に、僕が個人的に選ぶ「今季最も痛かった三塁打」は後半戦開幕戦となった7/27ホークス戦に許した逆転タイムリーとなった本多の2点適時三塁打(中越三)。そう、聖澤が正面の飛球を目測を誤って後逸してしまったあの1本です(>_<)
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