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【記録】 ホットゾーンを調査セヨ! 聖澤諒選手のゾーン別コース別打率・OPS 得意なコースと苦手コース

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ゾーン別コース別打率2010年完結版、第2回目は今季中堅のレギュラーとして台頭をみせた聖澤諒選手にスポットを当てたいと思います。

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■今季の主な成績
試合数135、打席数577、打数517、安打150、二塁打25、三塁打4、本塁打6、得点72、打点43、得点圏打率.328、三振96、四球32、死球3、犠打24、犠飛1、盗塁24、併殺打4、
OPS.723 (規定打席28位。中村紀の下。本多の上)
出塁率.335 (規定打席対象25位。小久保の下。本多の上)
長打率.389 (規定打席対象27位。川崎の下。本多の上)
打率.290 (規定打席対象18位。井口の下。稲葉の上)


打撃が課題とされてきましたが、今季は春季キャンプ~オープン戦時からしっかり結果を出し、シーズン通しても活躍しました。夏場には鉄平の24試合連続安打の球団記録に迫ろうかという23試合連続安打も記録しましたね。今季活躍の総括はまた別の機会に行いたいと思いますので、ここではこのくらいで割愛します。

本題に入る前に、下記のように配球図の各コースに便宜上番号を割り振って、この番号をもとに話をすすめていきたいと思いますので、よろしくお願いします。この配球図は投手側からみた視点のため、聖澤の内角は当然向かって左側(1,2,6,7,11,12,16,17,21,22)になります。



■全体
◎5/29~シーズン終了集計
20101002DATA3.jpg

◎5/29~7/8集計


◎ホットゾーンと苦手ゾーン
ホットゾーン・・・ストライクゾーン真中のコース(8,13,18番)、ストライクゾーン外角高め(9番)・外角中段(14番)、ボールゾーンでは唯一外角高め4番が得意コースとなっています。。

苦手ゾーン・・・ストライクゾーン外角低めを中心としたゾーン(19番を始め15,20,23,24番)。内角低め膝元の17番、22番も不得意としていますね。高めボールゾーンでは4番は好結果が出るものの、体に近い2番,3番だと凡打を重ねる回数が多い傾向にあります。

高低、内角真中外角別にみると、高め~中段が得意(それぞれ.304、.369、.321の打率)、低めは苦手(.266、.067の打率)、内角は苦手(.225)、真中・外角は得意(.351、.331)、ボールゾーンの外角は苦手(.160)となっていますね。

ストライクゾーン内の打率も確認しておきましょう。前回は78打数28安打の打率.359。今回は276打数93安打の打率.337。若干下がってはいますが、いぜんとして高い値を残していますね。

◎得意不得意の変遷
今季7/9に1度ゾーン別コース別の集計(期間5/29~7/8)をしています。その時の図が上記の2番目のもの。それと比較すると、大まかには変わりはないものの、細かくみていくと、、、

前回苦手だったストライクゾーン外角14番のコースの打率が.231から.357と1割以上上昇し、ホットゾーンに転じているのが確認できます。一方、ストライクゾーン内角低め17番が前回6の2で打率.333だったのが今回17の4と苦しみ.235と低下、苦手ゾーンの仲間入りを果たしています。

その中で、シーズン前半戦に打率が2割6分台まで落ち込んだ聖澤が今季.290の打率を残せた秘訣は、得意ゾーンの球を多く打ちにいっていた点が1つ挙げられます。

前回は得意ゾーン(4,8,9,13,18番)を49回打ちにいく一方、不得意なゾーン(2,3,5,14,15,16,19,20,22,23,24番)も同数程度の47回打ちにいっていました(色網掛していない個所も含む)。つまり、自分の得意とと苦手をしっかり認識できていなかった、あるいは把握していたが苦手なコースもついつい手を出していた、といえそうです。

それが今回、得意ゾーン(4,8,9,13,14,18番)は189回、不得意ゾーン(2,3,5,10,20,16,17,19,20,21,22,23,24,25番)は116回。全体の約62%得意とするコースの球を打ちにいっています。つまり、自分のホットゾーンで勝負できていたといえそうです。

次にゾーン別のOPSを確認してみましょう。

■OPSと本塁打
20101002DATA6.jpg

ストライクゾーンのアウトロー(19番)。投手にとっては原点ともいえるコースで、打者にとっては最も打ちずらいコースとされている場所です。聖澤も苦手な部類に入りますが、34打数9安打の打率.265と極端に悪いという訳でもありません。

しかし、OPSでみると、ストライクゾーン中の各コースの中で最低値の.559を記録、対戦投手にとってはココに投げておけばとりあえず手痛い目に遭うことは少ないといえそうです。

同様に内角12番。ここは21打数6安打の打率.286とまあまあ打っているコースですが、OPSでみるとワースト2位の.667という低さです。

こうして、打率とOPSを組み合わせてみると、聖澤のウィークポイントとストロングポイントがより一層立体化してくると思います。(ストライクゾーンでの弱点は内角低め17番と外角低め19番といえそうですね)

今度は球種別にみていきます。本来ならスライダーやフォークやカーブ・・・と細かくできれば良いのですが、そこはご勘弁を。とりあえず、従来どおり直球、変化球の二別でいきます。

■直球
20101002DATA4.jpg

(参照)前回5/29~7/8集計時データ
http://plaza.rakuten.co.jp/shibakawa/diary/201007090000/

直球打率:前回.356(59の21)→今回.322(174の56)

変遷をみると、前回から僅かながら下げてしまっています。しかし、前回のは明らかに確変時のもので、この.322が今季の通常値といえそうです。

直球のホットゾーンは全体のホットゾーンとほぼピタリ重なりますね。やはり、直球を打つのは打撃の基本ですから、こういう結果が出るのでしょうか。

一方で、OPSのところでみましたが、ストライクゾーン内での苦手コースは内角低め17番と外角低め19番。この苦手なコース、直球の場合もそのままピタリ重なっていますね。17番では打率.182、19番では.083という散々な内容。やはり、打撃の基本は直球を打つことといえそうです。

次に変化球を、、、

■変化球
20101002DATA5.jpg

(参照)前回5/29~7/8集計時データ
http://plaza.rakuten.co.jp/shibakawa/diary/201007090000/

変化球打率:前回.200(50の10)→今回.271(177の48)

前回時の聖澤は直球への対応は上々だったものの変化球への対処が課題となっていました。しかし終わってみれば、その課題を見事にかなりの部分まで改善できたといえそうです変化球もそれなりに打てるようになった点が今季の好結果に直結した、といえそうです。

高低別の変化球打率をみると、
1~5番・・・打率.400(10の4)
6~10番・・・打率.344(32の11)
11~15番・・・打率.295(61の18)
16~20番・・・打率.295(44の13)
21~25番・・・打率.067(30の2)

となっています。

高めに浮いた変化球や真中に甘く入ってきた変化球ほど聖澤にとって絶好球はないと言えますが、しかし、中段の内角12番、真中13番は結果が思わしくありません。特にストライクゾーンど真ん中の13番は全体では得意としている所ですが、変化球になると打率.188となっています。

これは絶好球だからこそ逆に力んでしまって凡打になっている?ということでしょうか? 不思議ですねぇ。

前回、膝元のストライクからボールに変化する変化球(22番)が最も苦手だと書きましたが、その傾向は今回も変わりません(12の0)。バットもクルクル回ってフォークやスライダー、カーブ等で三振10個を記録しています。

ところで、ボールゾーン最下段、つまり変化球だとストライクからボールに変化するコース、21~25番で、結果球が四球になった回数をみてみると、8個しかありません。そのうち直球で四球を選んだのが7個。

つまり、ここのゾーンに投じられた変化球をみきわめて四球にできた回数は5/29~シーズン終了の期間では1個しかないって事です。もっと書けば、ここの変化球をバットに当ててファウルで逃げることはできても、四球を選ぶことはできていないと推測できます。(バットに当たらなかった場合は三振に倒れるケースが多い)。

まだ調べてみていないので一概には言えませんが、恐らく渡辺直だったら、ここのゾーンでの変化球での四球の回数は多いはずです。この辺りに聖澤の来季への課題がありそうです。

最後に、

前回、聖澤の打撃スタイルが待球型ではなく積極型なのは、変化球打率が悪いため追い込まれてからの変化球勝負だと分が悪いと本人が自覚しているのでは?そういう側面があるのでは?と書きました。終わってみれば変化球打率もそれなりに改善されました。

前回と今回でP/PA(Picth Per Plate Apperances。1打席で相手投手に投げさせる投球数)に際立った違いが出てきたか?時間があったら調べてみたいと思います。僕の印象では「聖澤=積極型」っていうイメージなんですが、記録はどうなっているか?

とりあえず、この記事はココまで。何か追加で出てきたら、追記するかもしれません。

追記:内角攻めをされた場合の打率も来季は出してみたいですね。例:1打席の中で内角球を1球使用された時の打率、2球攻められた時の打率、など。

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