31球以上だと球速ダウン&被打率上昇。炎上リスクが高まっていた昨年の長谷部康平
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本来なら今日はオープン戦の試合評を更新するところだが、降雨で流れてしまった。
そのため、先日、先発投手で確かめてみたストレート平均球速の推移を、救援投手でも確認してみようと思い、急遽、ざっくりと調べてみた。
回またぎの難しさがよく指摘されるリリーフ投手。本来なら1イニング目、回またぎの2イニング目以降で確認したかったのだが、あいにくすぐに取り出すことができる記録集計になっていないため、球数別にした。
(下記に続く)

■2014年 主要救援投手 球数別 ストレート平均球速

見方は先発投手の時と同じで、1-15球の欄なら1-15球の中に含まれるストレートの平均球速になる。
今回ざっくり調べたところ、斎藤、長谷部以外の救援投手は急激な下落傾向は確認されなかった。
斎藤、長谷部の2人は31球以上に入ると、ストレートの平均球速が落ちている。
斎藤は1.7キロ減、長谷部は0.9キロ減である。
この結果、今年45歳!の斎藤にとっては、ある意味、当然の結果だと思うのだが、今年30歳の長谷部には物足りなさが残る。
この傾向は2013年も同様で、1-15球138.9キロ、16-30球138.7キロだったが、31球以上137.6キロと1.3キロ減だった。
膝を痛めた後遺症がこういうかたちになって表れているのだろうか。
昨年の長谷部の球数別被打率を確認してみる。球数31球以上では実に.357を打たれていたのも、31球を越えると球速が約1キロ落ちていることと決して無関係でないように思える。
1-15球・・・被打率.262 (65打数17安打)
16-30球・・・被打率.205 (39打数8安打)
31球以上・・・被打率.357 (28打数10安打)
昨年の長谷部は26試合に救援登板。そのうち23試合が負けている展開での起用だった。回またぎも11試合と多く、2イニング以上を投げたのも8試合と多かった。つまり、敗戦処理だった。
負けている展開で投げた23試合中、失点したのは10試合と多く、傷口をさらに広げて、味方逆転勝利の芽を摘んでしまうピッチングが多かったので、今年はそのようなことがないよう、お願いしたい。
日経ビジネスONLINEの山本氏コラムに出てきた中堅C投手は、長谷部のことなのでは?と推測している。
大久保監督の起用法も最大2イニングまで。できれば1イニング限定になるのでは?とも思う。【終】
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リリーフ投手のストレート平均球速を調査した
本来なら今日はオープン戦の試合評を更新するところだが、降雨で流れてしまった。
そのため、先日、先発投手で確かめてみたストレート平均球速の推移を、救援投手でも確認してみようと思い、急遽、ざっくりと調べてみた。
回またぎの難しさがよく指摘されるリリーフ投手。本来なら1イニング目、回またぎの2イニング目以降で確認したかったのだが、あいにくすぐに取り出すことができる記録集計になっていないため、球数別にした。
(下記に続く)

■2014年 主要救援投手 球数別 ストレート平均球速

球速ダウンが確認された斎藤と長谷部
見方は先発投手の時と同じで、1-15球の欄なら1-15球の中に含まれるストレートの平均球速になる。
今回ざっくり調べたところ、斎藤、長谷部以外の救援投手は急激な下落傾向は確認されなかった。
斎藤、長谷部の2人は31球以上に入ると、ストレートの平均球速が落ちている。
斎藤は1.7キロ減、長谷部は0.9キロ減である。
この結果、今年45歳!の斎藤にとっては、ある意味、当然の結果だと思うのだが、今年30歳の長谷部には物足りなさが残る。
この傾向は2013年も同様で、1-15球138.9キロ、16-30球138.7キロだったが、31球以上137.6キロと1.3キロ減だった。
膝を痛めた後遺症がこういうかたちになって表れているのだろうか。
昨年の長谷部の球数別被打率を確認してみる。球数31球以上では実に.357を打たれていたのも、31球を越えると球速が約1キロ落ちていることと決して無関係でないように思える。
1-15球・・・被打率.262 (65打数17安打)
16-30球・・・被打率.205 (39打数8安打)
31球以上・・・被打率.357 (28打数10安打)
昨年の長谷部は26試合に救援登板。そのうち23試合が負けている展開での起用だった。回またぎも11試合と多く、2イニング以上を投げたのも8試合と多かった。つまり、敗戦処理だった。
負けている展開で投げた23試合中、失点したのは10試合と多く、傷口をさらに広げて、味方逆転勝利の芽を摘んでしまうピッチングが多かったので、今年はそのようなことがないよう、お願いしたい。
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