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【記録】 1軍合流が待望される楽天・枡田慎太郎。6/23終了時の2軍打撃成績(試合別、期間別、左右投手別)

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1軍合流が待望される楽天・枡田慎太郎

昨日のソフトバンク9回戦、左太ももを痛めていたダックワースが好投。動く速球とブレーキングボールを武器に7回2失点で自らの復帰登板を白星で飾ってみせた。

先発ローテの枚数が不足しているイーグルスにおいて、ダックワースの帰還は大きかった。

しかし、初優勝を狙うには、まだまだ陣容は整っていない。

投手で言えば、釜田がいない。美馬もいない。辛島も2軍。塩見は復帰の目処がまだ立っていない。野手では牧田がいない。そして、枡田慎太郎の不在なのだ。

覚醒2年目の今季、痛めた左ひざの影響なのだろう、オープン戦から打撃不振に見舞われていた。

開幕1軍の切符は掴み取ったものの、1軍でも不振は続く。開幕戦は3番・左翼でスタメン起用。攝津相手に先制打を記録した。しかし、快打ではなく好運に恵まれた内野安打だった。攝津の外角シンカーを当たり損ねのピッチャーゴロコース。これを攝津がグラブで弾いたことによる僥倖だった。

11試合でスタメン起用されたが(うち3番が10試合)、2安打以上の試合はゼロ。打率.171で遂に4/15に1軍登録を抹消された。

1軍で放った全27打球の内訳はこうだ。

内野17
外野10

ゴロ16
フライまたはライナー11

中距離打者の枡田には似つかわしくない内野止まり、ゴロ打ちが目立っていた。

やはり、昨年痛めた左膝後十字靱帯の回復具合が万全ではなかったということなのだろう。

その枡田だが、2軍で好結果を出している。

6/23終了時現在、OPS.861(イースタンリーグ平均.698)、打率.304(同平均.262)といずれもリーグ平均を大きく上まわる戦果を叩き出している。

そろそろ1軍の復帰も近いのでは?と期待が高まるのだ。

ということで、このタイミングで、ここまでの枡田の2軍成績を確認しておきたい。

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2軍での枡田の成績は、3期間に大別することができる。

オープン戦で不振が続いたため、1軍の開幕まで2軍戦に出場し調整を続けた3/21~3/24の期間、1軍登録抹消後、5/1、5/2巨人戦での2死球の影響で5/8から休場に入るまでの4/16~5/7の期間、死球の影響から2軍戦列復帰した6/1以降6/23まで、この3期間になる。

最下記に試合別の打撃成績表を掲載したが、成績を3期間にまとめると、下記表になった。

■枡田慎太郎 2013年 2軍 期間別 打撃成績
20130624DATA3.jpg

1軍登録抹消以降5/7までは、1軍での打撃不振をそのまま引きずったかのような数字となった。4/29利府での西武戦、延長11回裏、藤原良平からサヨナラ本塁打を放ったものの、打率.234、OPS.698はいずれも2軍の平凡な選手のそれとほぼ変わらない。昨年1軍の檜舞台で華々しい槍働きをしたその姿とは比べるべくもない数字だった。

しかし、死球の怪我から復帰した6/1以降は目覚ましい。打率.304、OPS.820と調子を上げてきている。

特に6/15以降は、21打数8安打、2二塁打、1本塁打。いよいよ調整も最終段階に入ってきたのかな?と思われる成績っぷりだ。

■枡田慎太郎 2013年 2軍 左右投手別 打撃成績
20130624DATA4.jpg

左右投手別の打撃成績もチェックしてみよう。枡田といえば昨年1軍で左投手を苦手としていた(左投手打率.237)。長打の大半も右投手からで、左投手からの長打は僅かに3本に終わった。

2軍ではどうなのだろう?

上記表のとおり、やはり、長打は左投手から打った本数が少なくなっているが、率は.293と健闘をみせているのだ。

枡田が1軍に復帰するとなると、守備位置は恐らく左翼ということになるのだろう。三塁にはマギーが、一塁は好調銀次がいるため、左翼にまわることが予想される。

左翼といえば、先日のエントリー「【犬鷲戦力分析】リーグ平均との比較で眺めてみる、楽天イーグルスのポジション別OPS (6/19終了時データより)」で確認したように、イーグルスのアキレス腱となっている。

左翼OPSはリーグ平均.777を下まわる.604。.604という数字は二塁OPS.598とどっこいどっこいの数字だ。未確認だが恐らく守備でも借金を作っているはずだ。

枡田には、島内や鉄平の危機感を煽り、左翼の穴を埋める仕事が期待される。

一刻も1軍合流を!と期待して止まないのだが、上がってくるには万全なコンディションを望みたい。


最後に。枡田がブログを開始していたことを、今日初めて知りました。

STAY HUNGRY、STAY FOOLISH 枡田慎太郎オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/shintaro-masuda/


■枡田慎太郎 2013年 2軍 試合別 打撃成績
※2013年6/23終了時データ

20130624DATA2.jpg

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〔総括〕犬鷲通信簿2012──枡田慎太郎。85点。その高いポテンシャルを開花させた7年目25歳の生え抜きバットマン
【記録】楽天イーグルス 枡田慎太郎 2013年 オープン戦 打撃成績(左右投手別含む)、打球方向

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【記録】楽天イーグルス 枡田慎太郎 2013年 オープン戦 打撃成績(左右投手別含む)、打球方向

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開幕までに1軍主な選手のオープン戦の成績まとめ作業を続けている。

近年はオープン戦の他に練習試合という名前の対外戦もあり、個人的にはあまり区別する必要性を感じていない。そのため、打撃成績表の下記、対外戦合計はオープン戦と練習試合のトータルを意味している。

ここでは枡田の成績を紹介しているが、他選手は下記にリンクを貼ったので、そちらからどうぞ。


聖澤諒西田哲朗銀次鉄平マギー小斉祐輔嶋基宏牧田明久島内宏明


さて、枡田のスタッツを確認していきたい。

昨年秋に負った左膝十字靭帯からの復活を目指し、久米島キャンプ、オープン戦で汗を流してきた枡田だが、3/27、開幕1軍登録されている。

対外戦打率は.194、オープン戦では.152と振るわなかった枡田。やはり左膝の影響が打撃に微妙な狂いを生じさせているのかな?という印象を持った。率の低さも気になったが、もう1つ、紅白戦から打った13本のヒット全てが単打で、長打が1本も出ていなかった点も気になるところだった。

オープン戦終盤は2軍で調整を続けた。3/21巨人戦から4試合、既に開幕している2軍公式戦に出場。19打数9安打4打点、3三振、2四球、1二塁打、2本塁打と、1軍では出ていなかった長打も3本飛び出し、さすがに「格の違い」をみせつけている。

この2軍の結果がモノを言って開幕1軍になったかと判断している。もし2軍でも1軍同様の低迷ぶりだったら、開幕1軍は見送られたはずだ。

この2軍での結果をどうみるか?だろう。枡田が調子をグッと上げてきたと見るか、または、2軍レベルの投手ならいつでも打てるでしょと見るか?

守備位置をみると1軍対外戦では主に左翼、一塁、指名打者での先発出場だった。2軍でも左翼と一塁。昨年守備のあったサードには1度も就いていない点をみると(マギーがいるという事情もあるが)、恐らくシーズン始まっても左翼、一塁での起用が予想される。(DHはジョーンズ)


■枡田慎太郎 2013年 オープン戦 打撃成績
※紅白戦、練習試合を含む。



■枡田慎太郎 2013年 2軍公式戦 打席結果
※3/24ヤクルト戦終了時



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■枡田慎太郎 2013年 オープン戦 左右投手別 打撃成績
※紅白戦、練習試合を含まない。
20130327DATA10.jpg


紅白戦からの凡打の内容を確認しておきたい。39本あった凡打だが、そのうち内野ゴロは22本だった。また外野凡打が9本に止まったのに対し、内野凡打は30本(内野フライまたはライナーは8本)。大変内野ゴロが多かったのが特徴。


■枡田慎太郎 2013年 オープン戦 打球方向
※(カッコ)内は安打数
※紅白戦~オープン戦の全打球。(犠打除く)
20130327DATA11.jpg



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〔総括〕犬鷲通信簿2012──枡田慎太郎。85点。その高いポテンシャルを開花させた7年目25歳の生え抜きバットマン(2012.11.1)
【記録】楽天 枡田慎太郎 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率(2013.1.14)

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【記録】楽天 枡田慎太郎 2012年 ゾーン・コース打率 球種打率

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楽天イーグルス主な1軍選手の2012年ゾーン・コース打率、球種打率。

ここまで、聖澤諒松井稼頭央中島俊哉牧田明久銀次鉄平藤田一也嶋基宏岡島豪郎まで終了した。

今回は枡田慎太郎のゾーン・コース打率、球種打率を取り上げたい。

枡田のゾーン・コース打率については「〔総括〕犬鷲通信簿2012──枡田慎太郎。85点。その高いポテンシャルを開花させた7年目25歳の生え抜きバットマン」エントリで全体を軽く触れた。セリーグ相手の交流戦ではOPS1.079、打率.388と傑出した成績を残した枡田が、パリーグ相手だとOPS.712、打率.273と成績が低下した。その理由を内角攻めの多寡だと指摘したので、興味のある方はそちらもあわせて御参照頂きたい。

今回は対戦投手の左右別でもっと詳しくみていくことにする。


■対右投手ゾーン・コース打率
打率.329、161打数53安打、4本塁打、31三振


対右で長打量産。OPS.892

シーズン打率.295を残した枡田だが、対戦投手の左右で打撃成績は明暗分かれるかたちになった。

対左投手OPS.595、打率.237と苦しんだのに対し、対右投手ではOPS.892、打率.329と「強さ」を発揮、長打22本のうち実に19本を右投手から記録していた。一般に左打者は右投手を打って当たり前みたいな風潮があるけれども、それでもこの成績は群を抜いていると思う。

ゾーン・コース打率をみると、「ストライクゾーン外角」がホットゾーンであることが確認できる。他には「真中低め」がホットゾーンに当たる。

一方、苦手ゾーンは「ストライクゾーン内角高め・真中高め」「ボールゾーン外角低め」となった。


■対右投手ゾーンOPS
20130114DATA3.jpg


ゾーンOPS診断では、得意・不得意が「より明確に」なったと言えそうだ。

最強ホットゾーンは「ストライクゾーンの外角高め」「外角中段」だ。

「ストライクゾーン内角低め」でOPS.1250となっているが、4打数1安打2三振1本塁打とサンプルが少ないため、なんとも言えない。


■対右投手ゾーン空振り率
20130114DATA5.jpg


ゾーン空振り率。最も多く数の空振りを記録し、空振り率も19.7%と高めを記録したのは「ストライクゾーン外角高め」となった。ここは枡田の最強ホットゾーンに当たる。得意コースなのに空振りが多いのはなぜだろう?と疑問に思うものの、恐らく得意コースだからこそバットを強く振っていきたいという意識があるのだろう。

対右で50、対左で50、合計で全50ゾーン存在する。その中で最もヒットを量産したのが、対右投手時の
「ストライクゾーン外角高め」
なのだ。28打数14安打。長打も二塁打、三塁打、本塁打、各2本ずつ合計6本を記録している。良い当たりの割合を見るWH率も高い。当てにいく軽打ありきのバッティングはせず、ホットゾーンだからこそ強振して仕留めていきたいという「意志の表れ」とみることができそうだ。


■対右投手球種打率
20130114DATA7.jpg


右投手が枡田に投げた721球の球種割合は、速球(St+Sh)50.6%、スライダー16.9%、フォーク9.0%、チェンジアップ8.5%となった。割合が多い速球、スライダーの2球種の球種打率が上々。落ちる系でもフォークには苦しむかたちになったが、チェンジアップでは3割。このため、対右打率が3割を超えたとみられる。





絶好球は右投手が投げる外角速球

枡田にとって右投手が投げる速球は絶好球だった。長打も11本を記録した。中でも右投手の外角速球に強かった。

上記図、水色網掛け=「内角」、赤色網掛け=「真中」、黄色網掛け=「外角」とコース分けすると、右投手の速球打率は以下のようになる。

◎「内角」=打率.000、17打数0安打、7三振、2四球
◎「真中」=打率.304、23打数7安打、1三振、3四球、3犠飛、3二塁打
◎「外角」=打率.458、48打数22安打、4三振、5四球、3犠打、6二塁打、2三塁打、2本塁打

枡田がいかに右投手が外角に投げてくる速球に強いか?おわかりいただけたかと思う。


■対左投手ゾーン・コース打率
打率.237、93打数22安打、1本塁打、25三振
20130114DATA2.jpg

対左投手時「低め全般」に苦しんだ

右投手で傑出した数字を残した枡田だったが、左投手には少々苦しむかたちとなった。

ホットゾーンは「ストライクゾーンの外角高め・外角中段」。これは右投手のときと同様だ。

しかし、水色網掛けゾーンが増えてしまった。右投手時では「ストライクゾーンの真中低め」「外角低め」でも率を残していたが、左投手では一転、打てなくなっている。

特に、下記図で水色網掛けで示した「低めゾーン全般」での成績がかんばしくない。球種別を調べてみたところ、速球、変化球ともに対応ができなかったと言えそうだ。

◎「低めゾーン全般」=打率.125、32打数4安打、14三振、3四球、1犠飛
◎「低めゾーン速球」=打率.167、12打数2安打、4三振、2四球
◎「低めゾーン変化球」=打率.100、20打数2安打、10三振、1四球、1犠飛





ゾーンOPS診断だと得意・不得意がもっと際立つ。左投手時の最強ホットゾーンは1.143を記録した「真中」といえそうだ。右投手時でもホットゾーンだった「外角高め」「外角中段」はOPS7割を超えたものの、長打が出ていないため、7割止まり担ったと言えそうだ。

一方、苦手は「内角高め」「真中高め」と「真中低め」「外角低め」。対左では対角線上のゾーン・コースを苦手としていた。


■対左投手ゾーンOPS
20130114DATA4.jpg


次にゾーン空振り率を確認してみる。対右と比べると一目瞭然だ。空振り率10%を越えるゾーンが一気に増えているのがおわかりいただけると思う。安価でも20%越え2ゾーンや17%を記録した3ゾーンが「低め」に集まっている。先ほど、左投手の「低めゾーン全般」に球種関係なく苦しんだと書いたが、空振りも多かったのだ。


■対左投手ゾーン空振り率
20130114DATA6.jpg


最後に対左時の球種打率を確認。

左投手が枡田に投げてきた451球の球種割合は、速球49.4%、スライダー30.3%、この2つが多く、以下チェンジアップ5.5%と続いていた。

対右時には高打率を残した速球、スライダーともに3割を切る結果になったのが、対左打率の低迷につながったと判断できる。

上記図で黄色網掛け=「高め」、赤色網掛け=「中段」、水色網掛け=「低め」とすると、左投手が投げる速球打率は下記のようになった。


◎「高め」=打率.211、19打数4安打、2三振、1四球、3死球、2犠打
◎「中段」=打率.375、16打数6安打、3三振、1四球、1二塁打
◎「低め」=打率.167、12打数2安打、4三振、2四球


左投手が投げる速球は打ちごろの高さの「中段」だけ3割を越え、「高め」「低め」では結果を残せなかった。


■対左投手球種打率
20130114DATA8.jpg


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今季の犬鷲戦士達のプレーを100点満点で点数をつけて記録と共に振り返る特別企画、「犬鷲通信簿2012」

聖澤諒(87点)島内宏明(80点)に続く第3弾は、銀次と共に今季の楽天を象徴する1人で、「アーリーワークの申し子」となった枡田慎太郎を取り上げてみたい。

枡田慎太郎・・・85点

もし枡田がいたら、3位はイーグルスだったかもしれない?!

プレーオフへ向けて最後の最後まで粘って踏んばり「望み」をつないだイーグルス。しかし、その戦列に「第16代目4番打者」の姿はなかった。9/5東京ドームでの日本ハム戦、走塁時に左膝を痛めてしまった影響で翌日戦線離脱していたのだ(左膝後十字靱帯部分損傷)。9/7以降、楽天は枡田を欠きながらも27戦16勝9敗2分の成績を残したが、Aクラスまであと一歩届かなかった。もし枡田がいたら・・・ そのように悔しがったファンは、決して私だけではないはずだ。


■月間別 期間別 左右投手別 打撃成績



主将の故障で掴んだチャンス。がむしゃらプレーでモノにした

主将・松井稼頭央の故障がきっかけとなった。かねてから枡田の潜在能力を評価はしていた首脳陣だったが、4年ぶりの開幕1軍切符は腰痛で出遅れた松井の代役としてあてがわれたもの。そのような性格が強かった。開幕の1軍内野メンバーを見ると、フェルナンデス、高須、内村、阿部、草野、枡田、銀次、ガルシア、西村の9人が登録されている。各々の役割・立場等を考慮するに、ここに松井が加わっていれば、どうしても枡田が弾き出されてしまう。その可能性は高かったはずだ。

事実、4試合スタメン出場、バットでは6の0という成績だった4/12、松井の1軍合流に伴い、利府行きを告げられている。再び1軍に召集されたのは5/17で、このときも右手首痛を被った松井と入れ替わりで昇格となった。

しかし、ここからが、おみごと!

枡田の言葉を借りれば、まさに「がむしゃら」のアピール劇が続いていく。
それはぎこちなさを伴ったが、7年目にかける思いや必死さは、ひしひしと伝わってくるものだった。

再登録となった翌5/19阪神戦以降6/14に左手首打撲で抹消となるまでの18試合、全てで遊撃スタメンをはった。この間、スタメンながらも守備に難のある枡田は、試合中盤以降は途中交代というケースが大半。バッターボックスに立たせてもらえるのは1試合で2打席か3打席といったところで、4打席まわってくることはまずないといえる状況だった。守備でもエラーが相次ぎ、その中で「がむしゃら」にプレーし、バットで48打数19安打、打率396。1打席目での打率は18打数7安打の.389。数少ない打席で見事結果を出し、ミスを上まわる好成績を残したのだから、たいしたものだと思う。

5/20甲子園での阪神戦ではデビューとなった釜田の足をひっぱる痛いエラーで初回3失点劇に絡んでしまった。しかし、その後、3-3で迎えた4回表、1死からレフト・金本の守備ミスを誘うスリーベースで出塁すると、小斉の犠飛で勝ち越しのホームを踏む活躍もみせている。

エレベーター選手の呪縛を自ら解き放ったプロ初アーチ

5/23、Kスタでの中日戦(○E4-0D)。プロ7年目にして初となったホームランが飛び出す。今考えれば、この初本塁打がそれまでエレベーター選手だった枡田を呪縛から解き放ったと言えるのかもしれない。0-0で迎えた5回裏1死2塁だった。辛島と投手戦を演じていた相手先発・中田賢一のスライダーを右翼席最前列へ運んでいく。本人いわく「7年もたって、プロではもう本塁打を打てないかと思っていた」という歓喜の一撃は、決勝打に。そして、今季初のヒーローインタビューにも登壇している。

5/27、5/28のヤクルト2連戦でもチームの勝利に貢献している。5/27(○E-1S)は館山相手にみせた4回4得点劇で4点目となる犠飛を放って釜田の初勝利に花を添えると、5/28(○E7-1S)では増渕から左前流し打ち。ワンバウンドでフェンス到達となった一撃はチームに流れを運ぶ先制打となった。

今季2度目の“ヒーロー”は6/3Kスタで。釜田の2勝目を2打点の活躍でアシストした広島戦(○E3-1C)だ。2回無死3,2塁の先制機、前進守備を敷かない内野守備陣形を見て「とにかくゴロを打てば得点できる」という判断の下、泥臭い先制のファーストゴロ。さらに6回裏。直前の表、1点を取りかえされリードが1点となった場面で追加点となる適時打。この日当たっていたテレーロが内野フライで凡退、後がない2死2,1塁でまわってきた打席だった。ベニーランドの応援が場内に鳴り響く中、1-0からの2球目、低め縦のスライダーをナイスショット! 矢のような痛烈な打球が右翼線を襲うツーベースは、ニ走を本塁へ迎え入れる貴重なタイムリーとなっている。

6/9中日戦では山内壮馬から2号ソロ。6/10DeNA戦では2度の敬遠も経験した。松井が故障で戦列を離れた間に与えられた僅か1ヶ月弱の試用期間。ここで前述のとおり、バットマンらしくバットで活路を切り開いたことが、その後の今季レギュラー定着となったと言えそうだ。

走者一掃プラス本人も生還した珍シングルヒットも

6/13ヤクルト戦で左手首に死球を受けたことで、翌6/14登録抹消。6/26再々登録となるものの、この間に松井も戦列復帰となる。以降、主将が戻ってきたことによりショートでの出場はなくなったが、前述のお試し期間でしっかり数字を残したことが奏功し、以降は主にサード、ファーストでの出場となっていく。

登録された6/26日本ハム戦(○E2-1F)、即、結果を残した。1回2死2,1塁から武田勝からセンター前に弾き返すチーム2点目の適時打。終わってみれば、これが決勝打になった。

6/30Kスタでのソフトバンク戦(○E8-4H)では「走者一掃プラス本人も生還するシングルヒット」という珍打もあった。スコア4-0。4点リードで迎えた8回裏、楽天は1死から連打、野選で満塁のチャンスを掴んでいた。バッターボックスは枡田。相手四番手・金澤のインコース甘めの変化球を叩きつけた。打球はファースト・小久保の頭上を超え右前へ抜けていくシングルヒット。さらにライト・長谷川がこの打球を後逸(エラー)。転々とした打球がフェンスまで達する間に、打者走者・枡田も一気にダイヤモンド一周する「珍しいシーン」となった。


楽天16代目の四番打者へ

7月に入ってからも好調を維持した。7/4から7/10まで6試合連続安打、うち3試合でマルチ安打を記録。

中でも記憶に残っているのは7/6西武戦(○E6-2L)である。相手先発・西口を打ち崩す2回の先制4得点劇は、チャンスを広げた無死1塁・枡田の右翼線深くを襲う右前安打で、一走・岩村が三塁を陥れて無死3,1塁となった所を起点にして誕生した。

さらに、忘れてはならないのが、7/10Kスタでのオリックス戦(○E6x-3Bs)でのサヨナラ3ランだ。延長10回裏、3時間41分の戦いに終止符を打ったのは、左中間へ伸びていった劇的な3号3ラン。ダイアモンドを周ってきた枡田がひとしきり本塁周辺でナインからもみくちゃにされた後、ベンチ前で星野監督の熱い抱擁を受けていたシーン、今なお忘れられない。

田中将大vs斎藤佑樹、3度目の対決となった7/13日本ハム戦(○E5-1F)、試合開始前のスタメン発表で4番に枡田慎太郎の名前が刻まれた。歴代16人目となる楽天の4番打者の誕生である。6/26に再々登録となってから7/11まで期間内打率は50打数15安打の3割をマークしていた。ガルシアが腰痛で離脱、フェルナンデスが調子を落とす等、本来4番を打つべき人の不振もあり、まわってきた大役だった。3回1死満塁の場面でさっそく右翼へ先制となる犠牲フライ。4番の仕事を果たした。

7/17ロッテ戦(○E6-2M)にはチームを救う・敵軍にトドメを指す貴重な3打点の活躍! 1点を追う9回表1死3塁で同点犠飛を放つと、延長10回表、2点を勝ち越してなおも2死満塁の場面で、右中間へダメ押しの2点タイムリーヒットをみせている。

結局、枡田は15試合で4番打者を務めた。

結果は80打数14安打の.206/.288/.265という内容に終わるものの、この経験は主軸に挑戦してほしい来季へ必ずきっと活きてくる。そう信じている。

唯一のスランプといえる23打席快音なし

今季を打率.295の好成績で終えた枡田の唯一のスランプと言えるのが、7/29西武戦(●E4-13L)の第4打席から8/8オリックス戦(○E14-1Bs)の第1打席まで凡退した23打席ヒットなしの期間と言えそうだ。(しかし、6四死球で出塁はしていた)。ちょうどチームが8連敗していた時期と重なるのだ。

しかし、8/8オリックス戦の2打席目以降で綺麗なライナーヒットを2本放つと、これをきっかけに、フォーム修正に取り組んだことも奏功し、打撃の調子を取り戻していく。8/14から8/23まで9試合連続安打をマーク。そのうち猛打賞が1度、マルチ安打が5度を数える当たりっぷりで、一時期.277まで落ち込んでしまった打率を再び3割の大台に乗せることに成功した。

釜田先発試合で打ちも打ったり!の打率.385

釜田vsウルフの1点を巡る投手戦となった杜の都8/16日本ハム戦(○E1-0F)では、終盤7回の好機に、バットをへし折られながらも左中間前方に打球を運ぶ先制決勝打を放ち、今季3度目のヒーローインタビューへ。「釜田が一生懸命投げていたので打つしかないと、がむしゃらにいった。(打球を見ながら)落ちてくれと祈った」と振り返ってみせた背番号32は、今季、釜田登板試合で39打数15安打の.385/.432/.590のOPS1割超えと打ちまくっていた。「(自分自身も)ダメージが大きかった」と語ったデビュー戦での甲子園エラーがその後、枡田に奮起を促したのかもしれない。

今季唯一の猛打賞は8/21ロッテ戦(●E1-4M)で記録。グライシンガーから左中三、一安、枡田から右手1本で運んでみせた右安。この3安打で打率を再び3割に乗せた。

星に願いが通じたニ夜連続・奇跡のサヨナラ勝利劇で貢献!

終盤のハイライトは、8/25、8/26、いずれもKスタでの日本ハム戦だ。ニ夜連続・奇跡のサヨナラ劇に大きく貢献した。

8/25(○E2x-1F)、1点を追う9回裏1死2塁で武田久から土壇場での同点打を左前に放ってみせた。カウント1-1からの低め縦のスライダー。見逃せばボールだったという難しい球をナイスショット。三遊間を綺麗を割っていく同点打は解説・金石昭人氏をして「静かな闘志をみた」と言わしめる貴重な一撃になった。その直後、草野が歩いて、松井のサヨナラ打が飛び出した。

田中vs中村以下ファイターズ投手陣との投手戦となった8/26(○E1x-0F)。0-0のまま延長戦へ突入しイニングは10回裏を迎えていた。先頭・枡田が四番手・モルケンからフルカウントの末、左翼線いっぱいにスライス気味の流し打ちを決め、これが星に願いが通じた奇跡のニ夜連続サヨナラ劇のお膳立てツーベースとなった。

実は、この試合、もっと興味深かったのは7回裏のシーンである。楽天は先頭の銀次が安打出塁、無死1塁で4番・枡田を迎えていた。試合はもう1点取ったほうが勝利する、そんな展開だった。4番とはいえどこの試合2打席凡退している4番目の打者である。ここは送っていくべき場面である。金石氏もそのような解説をしていた場面だったが、闘将のサインは「打て」。結局、三振に倒れて得点入らず仕舞いのシーンだったが、指揮官の枡田にかける期待度の高さが表出したシーンだったかと思う。

それだけに9/5日本ハム戦での左膝の怪我はチームにとって想像以上に痛かった。


■主要打撃成績
20121030DATA2.jpg

OPS、RC27でチームトップ。79試合中76試合でスタメン出場

怪我で79試合にとどまった点は、もったいなかった。一方、79試合のうち先発出場が76試合は評価すべき点だ。特に再々登録となった6/26以降は9/6に抹消されるまで55試合中54試合でスタメンをはった。首脳陣の評価の高さを象徴する数字で、この間、枡田はイーグルスにとって文字通り必須戦力だった。

打率、出塁率、長打率、OPS、IsoPといった気になる主な指標でリーグ平均を上まわった。特にOPS、RC27では100打席以上対象でチームトップの数字。高めの値を示したBABIPは、俊足とは言えない枡田にとって運も味方につけたシーズンになったと判断すべきだで、その意味で来季への懸念材料となるものの、それでも不安を上まわるポテンシャルの高さを存分に証明してみせた1年となった。

広角打法と長打力が開花した

特にに評価したいのは、長打が打てること。ここ数年チームにとって最も足らない能力を所持し、開花させてみせた点は、来季へ向けて大きなアピールポイントになるはずだ。純粋な長打力を診るIsoPではリーグ平均を超え、チームでは.123のガルシアを上まわり、松井の.142に肉迫する高さを残した。

広角に打ち分けることができる打撃技術も魅力的である。下記の打球方向図のとおり、左翼、中堅、右翼に放った安打数はほぼ均等。ひっぱった方向(右翼)と比べると、逆方向はともすれば球威に押されがちになるため、飛んだ打球に対しヒットになる割合は減るのが通常だ。しかし今季の枡田は左翼でも44打球中50.0%に当たる22本を安打にしていた。しっかりとした当たりを逆方向に打てていたと言えそうだ。

■打球方向
カッコ内は安打数
20121030DATA4.jpg

■長打の打球方向
左翼・・・8本 (ニ塁打6、三塁打2)
左中間・・・5本 (ニ塁打3、三塁打1、本塁打1)
中堅・・・2本 (ニ塁打1、本塁打1)
右中間・・・2本 (ニ塁打2)
右翼・・・5本 (ニ塁打2、本塁打3)

さらに、特筆すべきは逆方向に数多くの長打を打てていた点だ。枡田は今季、二塁打を14本、三塁打を3本、本塁打を5本、合計22本の長打を放った。そのうち13本を左中間から記録していたのだ。

象徴するのが、あのサヨナラ3ランだ。

7/10Kスタでのオリックス戦(○E6x-3Bs)、スコア3-3で迎えた延長10回裏、2死2,1塁、岸田の初球だった。アウトコースの148キロ速球をバット一閃。芯を食った飛球は気持ち良く伸びていき、広いKスタの中でも最深部とんる左中間スタンド中段へ着弾。試合後、闘将の「あれホームラン?入ったの?入ったのが見えなかったよ(笑)。あ、そうなの?すげぇな!」という寝ぼけた発言は正直いただけなかったが、裏を返せば、それほどインパクト大の当たりだったとも言える。



確かに左翼~左中間で記録した13本の長打のうち、3本は相手拙守も絡んでのものだった。(5/20阪神戦・左三は金本の後逸、6/29ソフトバンク戦・左越三で背走内川のジャンピングキャッチでグラブからこぼす、8/21ロッテ戦・左中三は中継プレーが乱れた)

この3本を除いても、強い当たりが出やすい右中間~右翼方向より本数で上まわっているところをしっかり評価したいと思うのだ。

統一球を外野へ運ぶことができる点、ゴロよりフライ・ライナーが多いところも、付け加えておきたい。犠打を除く全203打球のうち、

ゴロ81、フライ・ライナー122(60.1%)
内野86、外野117(57.6%)

という結果になっていた。

次にゾーン・コース打率を確認したい。


■ゾーン・コース打率



ストライクゾーンの真中からアウトコースにかけてがホットゾーンとなっていた。一方、苦手は身体に近い高めのゾーン。インハイ、真中高め。

ただし、投手の左右別ではもっと色濃く差異が出てくる。

特に打率.237/出塁率.305/長打率.290と長打も出ず苦手としてしまった左投手対戦時では、身体に近い高めの球と、アウトローを中心とした低めがはっきりとした苦手ゾーンになっている。

特にストライクゾーン内のアウトコース低めでは右投手からは.412(17-7、1三振)のアベレージを残すものの、左投手だと.000(9-0、5三振)とウィークポイントになってしまっていた。

内角攻めが少なかった交流戦、多かったリーグ戦

投手の左右別では右投手から好成績を上げた枡田だが、期間別でみると、セリーグ相手の交流戦で.388/.426/.653という4割近いアベレージ、1割超えのOPSを残し、パリーグ相手では.273/.332/.380と率では1割、OPSでは約3割5分下げる結果となった。

セリーグとパリーグでどうしてこんなに差異が出たのか?と言えば、その1つに相手投手の内角攻めがある。

下記は枡田に対して相手投手がどのゾーン・コースに何球投げたか?をセリーグ、パリーグで表したものになる。この表のとおり、交流戦では全224球のうち内角割合は15.6%だった。ところが、パリーグどうしでの対決では全953球のうち26.8%がインコースに集まっていた。体験データが集まってきたリーグ戦では調子の良かった交流戦時よりもインコースを攻められていたことが確認できるのだ。




最後に、守備について振り返ってみたい。10を記録した失策の全履歴を下記で出してみた。


■失策履歴
20121030DATA5.jpg

致命的エラーはなかった?!

ちなみに、楽天で二桁失策を記録したのは、13の銀次、12のフェルナンデスと枡田の3人である。

その大半が、離脱中の松井に代わってショートスタメンで起用されていた時期のものである。こうしてみると悪送球が多かった。

今季パリーグで遊撃100イニング以上守備に就いた選手は13人いる。その中で枡田のレンジファクターはワーストの3.88を記録した。

枡田が遊撃でスタメン出場した22試合(主に交流戦の時期だ)のうち、守備固めや代走等で西村や阿部らと途中交代になったのは18試合に及ぶ。走塁ミスや拙守を最も嫌う闘将だが、この間、我慢して良く使い続けた。もちろん、打で結果を残したという枡田の頑張りはあったものの、他の指揮官なら守備に定評のある西村や阿部にもスタメンで機会を与えたいという衝動に駆られる場面のはずだ。しかし一貫して枡田をスタメンで起用した。背番号32の成長を促したその采配ぶりは、育成と結果のニ兎を追った今季の楽天で、最もプラスに出た選手運用の象徴と言えるかもしれない。

また、ラッキーだったのは、周囲のカバーの助けもあって失点につながるミスが少なかった点、敗戦に直結するエラーが1つもなかった点である。

上記表のとおり、失点に絡んだエラーは3つ。そのうち2試合でチームは勝利を収めている。この10失策の中で最も記憶に残っているのは、5/20甲子園での阪神戦でのエラーではないだろうか。1点先制した直後の1回裏、1死2塁でマートンのショートへの当たりをファンブル。1死2,1塁を起点に3点を失い、逆転を許す結果となってしまった。プロ初登板・初先発の釜田の立ち上がり、足をひっぱる痛いエラーとなってしまったのだ。ところが、この試合も結局E10-6Tでチームは勝利を収めていた。

唯一の敗戦となった8/17西武戦(●E1-4L)でも枡田のエラーが絡んだ7回1失点は、試合展開上、あの1点さえなければ・・・というものではなく、大きな意味を持たなかった(楽天があげた点は2回の1点止まりだったからだ)。

そんなこともあって、6/11試合終了時で枡田がエラーをした試合は6勝2敗と勝ち越していた。好運をも見方につけた巡り合わせを、闘将も半ば楽しんでいるかのようで、慣れない左翼で出場し根元のイージーフライを落球した7/5ロッテ戦(●E1-2M)では「あいつが(失策を)やったから勝てると思ったんだけど…」というコメントまで残している。

松井が右手首痛から復帰した6/14以降の54試合は、主に三塁、一塁での出場となった。(スタメン内訳・・・三塁25、一塁22、DH5、左翼2)。三塁、一塁ではファインプレーも多かった。

7/11オリックス戦(●E1-3Bs)、7回無死2塁、李大浩が打ち上げた一塁内野フェンス際へのふらふらっとしたファウルフライを金網ぎりぎりで体勢崩しながらも好捕をみせ、ニ走のタッチアップをしっかり想定し、捕った後はすかさず3塁送球してみせる隙の無いプレーをみせた。サードでも8/19西武戦(●E2-6L)、9/3オリックス戦(●E3-4Bs)では強襲をスライディングキャッチ、ジャンピングキャッチでアウトにしてみせている。

三塁のレンジファクターは2.63。チーム内で100イニング以上サードの守備についた選手は枡田の他に高須、銀次、岩村の4人がいるが、その中で高須の2.09、銀次の2.35を超え、トップの数字を残した。

来季へ向けて聖澤以外のレギュラーがほぼ白紙といえる状況である。松井の起用がどうなるか?という問題があっても、ショート枡田はありえないというイメージになってくる。一塁やDHは打力を買われた外国人選手の指定席であり、枡田がレギュラーを目指すには、三塁もしくは左翼ということになろうかと思う。個人的にはホットコーナーのレギュラー争いに参戦、ぜひその奪取を狙ってほしいと思うのだ。

【終】

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