守備でも12球団No.1級! 楽天・島内宏明が作り上げた『復活三部作』完結編
◎コテコテの巨人ファンがナベツネ教を脱会し、東北楽天ゴールデンイーグルスに一目惚れしたその理由
こんにちは。郷里の英雄、真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える楽天推しの野球好き、楽天に関するあらゆる記録を集計したいデータマニアの@eagleshibakawaです。
昨日は島内宏明選手が契約更改をおこない、2300万円増の来季年俸7800万でサインを済ませました。
今シーズン、楽天選手の中で上位の好成績を収めたのが、島内選手。
ぼくの中でも、かなり印象の良いシーズンでした。
島内選手といえば、2013年9/13オリックス戦の9回守備時、左前ポテンヒットコースを球際前進スライディングキャッチを試みたとき左肩を痛めたというアクシデントが、今でも思い出されます。
この怪我で2014年、2015年は低迷を余儀なくされました。
このままフェードアウトしてしまうのか・・・
そう心配したファンは僕だけではないはず。
足掛け3年、そこからのみごとなV字回復になりました。
この3年間、ぼくは『島内復活三部作』と呼んでいます。
来季からはいよいよ『新序章』のスタートだと思っています。
今シーズンは右内腹斜筋損傷で約2ヵ月間戦線離脱。
出場試合数は昨季の球団史上3人目の全試合から103試合にとどまりました。
それでも、6月中旬に復帰するとバリバリ働き、2年連続で規定打席に到達。
OPS.805、出塁率.373はともに自己最高をマークし、ホームランも11本を放ちました。
7/31オリックス戦(○E6-4Bs)から8/22オリックス戦(●E1-3Bs)まで『22試合連続出塁』の快挙も。
一方、守備も凄かった!
(下記へつづく)
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▼シンクタンクDELTA選出の「1.02FIELDING AWARDS」、左翼手部門で受賞に輝いた島内宏明

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昨年は正中堅手で全試合出場を果たしたこともあり、疲労との戦いでUZRといった守備指標を伸ばすことができませんでした。
しかし、今年は台頭した田中和基選手にセンターを任せることができたため、島内選手は左翼に固定化されました。
そのことで疲労をため込まずに、ヘルシーな状態でプレーすることが可能になったのです。
(田中選手、同じ左打ちの茂木栄五郎選手は『島内三部作』の功労者だと思います。彼らに触発された部分、インスパイアを受けた部分は大きかったと思う)
その結果が左翼UZRに表れています。
シンクタンクDELTAによれば、島内選手の左翼UZRは12球団トップの17.3!
そのDELTAが例年秋に発表する新世代の好守備賞「1.02FIELDING AWARDS」。
記者による主観で決められがちな「ゴールデングラブ賞」とは異なり、こちらはセイバー系の守備指標を重視し、各アナリストによるデータ分析で決定される好守備賞です。
そこでも島内選手は堂々の1位を受賞しました。
日本を代表する8人のセイバーメトリシャンによる投票も、満票で1位を獲得したのも凄かった!
◎野手の守備力をデータから分析し評価する[1.02 FIELDING AWARDS 2018]左翼手部門
外野3ポジションの中で最も広大な守備範囲を要求されるセンターの場合、球際プレーも多くなる。
そのため、怪我につながるダイビングキャッチやスライディングキャッチを試みる回数も、どうしても増えてしまう。
島内選手の場合、前述したとおり2013年の前歴がありますから、ぼくらファンも気が気ではありません。
本人も思い切ってプレーするのをどことなく躊躇する部分はあったかもしれません。
しかし、センターより守備範囲が要求されない左翼にコンバートされたことで、懸案が解消されました。
ダイビングキャッチ、スライディングキャッチはいずれも減りました。
とくにダイビングキャッチは昨年5回から今年1回へ。
それらを試みなくても球際ランニングキャッチで十分対応できたところが、結果として怪我のリスク、コンディション低下のリスクを下げたと思うのです。
攻守ともに活躍できた今シーズン、選手総合指標もキャリアハイ4.0をマーク。
これはチーム内でも則本昂大投手の5.6に続き、岸孝之投手と並ぶ2位タイになりました。
みなさんぜひ上記のDELTAの記事を読んでみてください。【終】
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テーマ : 東北楽天ゴールデンイーグルス
ジャンル : スポーツ