まるで福山級! ゴールデングラブ受賞の楽天・岸孝之が魅せた好守備名場面
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◎コテコテの巨人ファンがナベツネ教を脱会し、東北楽天ゴールデンイーグルスに一目惚れしたその理由
こんにちは! 故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える楽天推しの野球好き、信州上田在住の@eagleshibakawaです。
日米野球初戦の先発を前日に控えた昨日、岸孝之投手に朗報が舞い込んできました。
プロ野球担当記者が投票で選ぶ「守備のスペシャリスト」、ゴールデングラブ賞。
岸投手がプロ12年目にして自身初の受賞を飾りました!
受賞に当たり、岸投手は報道各社に「選んでいただき光栄ですし、初めてなのでとても嬉しいです。これからもしっかり守って、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」というメッセージを寄せています。
これで、楽天選手の受賞回数はちょうど10回目を迎えました。
下記表に過去の受賞歴をまとめましたので、ご参照ください。
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■歴代楽天選手のゴールデングラブ受賞一覧

◎「観る野球から考える野球へ。選手がノートを持ってノムさんの講義を受けるみたいな感覚が常にあるメルマガです。こちらを読むようになってから、本棚に野球の関連本が増えました」(東海在住40代男性さん)
受賞そのものも本当に喜ばしいことですが、さらに踏み込んでいえば、注目すべきは得票率です。
有効投票数の何割を独占したのか。
この比率が高ければ高いほど、投票資格を持つプロ野球取材歴5年以上の記者さんたちに、インパクトのある守備を残したということになりますから。
その意味でいえば、今年のパリーグ投手部門は票が割れました。
有効248票のなか30票以上を集めたのが、岸投手の69票を筆頭に、西武・菊池雄星投手の45票、楽天・則本昂大投手の36票、日本ハム・上沢直之投手の35票。
票が分散した結果、岸投手の得票率は27.8%。
上記一覧の中では最も低いパーセンテージでした。
おそらく記者さんの中に、これまで岸投手に好守備の人というイメージが希薄だったのかな?と。
僕ら楽天ファンの中でも守備の上手い投手といえば、真っ先に名前が出てくるのは福山博之投手ですし。
確かに岸投手も上手いんだけど、記者さんの中にあまりイメージになく、そのため票が割れたのだと思います。
しかし、岸投手が素晴らしい守備をみせているのは間違いない事実なんですよ。
そのことは下記の記録が証明しています。
楽天移籍後の2年間、335.1回を投げてきた岸投手。
この間、『エラーはゼロ』なんです。
もっと言えば、野選もわずかに1回のみ。
今年は『野選もゼロ』でした。
そんな岸投手ですが、僕が選ぶ今シーズンNo.1好守備といえば、5月24日オリックス戦(○E4-1Bs)でのできごと。
この試合は年に1度の東京ドームで主催される「楽天デー」。
今年はゲーム前、あのイニエスタが場内に姿を現し、話題を呼んだ試合でもあります。
岸投手と西勇輝投手の投げ合いは7回終了時にE2-1Bsのロースコアの投手戦。
そのなか、楽天が終盤、渡辺直人選手の2点三塁打で加点して突き放し、E4-1Bsで勝利を飾りました。
先発した岸投手は9回4安打1失点の完投勝利!
一発警戒の東京ドームで、ゴロ率は今季の自身最高値、楽天移籍後でも2番目に高い58.3%の打球管理をみせ、15個のゴロアウトを獲得。
マスクをかぶった嶋基宏捕手に「真っすぐ、カーブ、チェンジアップ全てが良い。文句をつけようのない出来」と言わしめ、翌朝のスポニチは「楽天・岸 ファンタジスタ完投 イニエスタ来場も主役は俺」と銘打つ記事を載せました。
そのなか、今季No.1好守備は、0-0で迎えた4回表に発生します。
先頭は2番・西野真弘選手。
その初球でした。
西野選手がサード前方の三塁戦絶妙ゾーンにセーフティーバントの奇襲攻撃を仕掛けてきました。
ホットコーナーを守る内田靖人選手も前進してくるなか、岸投手が一目散にマウンドを駆け下りての打球処理。
これ、実況・中田浩光アナも指摘していましたが、おそらく内田選手に任せていたら完全セーフだったと思うのです。
そして、捕球するやいなや、軽やかに身を翻しての1塁送球。
打者走者の西野選手も懸命な全力疾走で1塁ヘッドスライディング。
固唾を飲んだ送球と足の1塁競争は間一髪!
一塁を守る今江年晶選手もショートバウンドになった送球をガッチリ捕球してのアウトのジャッジ!
この後、福良監督が出てリクエスト判定にもつれこみましたが、判定変わらずでした。
もしセーフで走者が出ていたら、無死1塁で3番・吉田正尚選手以下の敵軍クリーンアップとの対決を余儀なくされていたところだったので、自らの好投を自らの好守備で救う素晴らしいシーンだったと思います。
というわけで、解説の内藤尚行さんも「スマートにスナップスロー」と評した岸投手のこのフィールディングこそ、今季の岸投手のNo.1好守備だと思うのです。
パリーグTVなどVOD観戦できる環境にありましたら、みなさんもぜひこのシーンを振り返ってみてください。【終】
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岸孝之、初のゴールデングラブ賞
◎コテコテの巨人ファンがナベツネ教を脱会し、東北楽天ゴールデンイーグルスに一目惚れしたその理由
こんにちは! 故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える楽天推しの野球好き、信州上田在住の@eagleshibakawaです。
日米野球初戦の先発を前日に控えた昨日、岸孝之投手に朗報が舞い込んできました。
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岸投手がプロ12年目にして自身初の受賞を飾りました!
受賞に当たり、岸投手は報道各社に「選んでいただき光栄ですし、初めてなのでとても嬉しいです。これからもしっかり守って、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」というメッセージを寄せています。
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票が割れたパリーグ投手部門
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この比率が高ければ高いほど、投票資格を持つプロ野球取材歴5年以上の記者さんたちに、インパクトのある守備を残したということになりますから。
その意味でいえば、今年のパリーグ投手部門は票が割れました。
有効248票のなか30票以上を集めたのが、岸投手の69票を筆頭に、西武・菊池雄星投手の45票、楽天・則本昂大投手の36票、日本ハム・上沢直之投手の35票。
票が分散した結果、岸投手の得票率は27.8%。
上記一覧の中では最も低いパーセンテージでした。
おそらく記者さんの中に、これまで岸投手に好守備の人というイメージが希薄だったのかな?と。
僕ら楽天ファンの中でも守備の上手い投手といえば、真っ先に名前が出てくるのは福山博之投手ですし。
確かに岸投手も上手いんだけど、記者さんの中にあまりイメージになく、そのため票が割れたのだと思います。
しかし、岸投手が素晴らしい守備をみせているのは間違いない事実なんですよ。
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エラーもゼロ、野選もゼロ
楽天移籍後の2年間、335.1回を投げてきた岸投手。
この間、『エラーはゼロ』なんです。
もっと言えば、野選もわずかに1回のみ。
今年は『野選もゼロ』でした。
そんな岸投手ですが、僕が選ぶ今シーズンNo.1好守備といえば、5月24日オリックス戦(○E4-1Bs)でのできごと。
この試合は年に1度の東京ドームで主催される「楽天デー」。
今年はゲーム前、あのイニエスタが場内に姿を現し、話題を呼んだ試合でもあります。
岸投手と西勇輝投手の投げ合いは7回終了時にE2-1Bsのロースコアの投手戦。
そのなか、楽天が終盤、渡辺直人選手の2点三塁打で加点して突き放し、E4-1Bsで勝利を飾りました。
先発した岸投手は9回4安打1失点の完投勝利!
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そのなか、今季No.1好守備は、0-0で迎えた4回表に発生します。
先頭は2番・西野真弘選手。
その初球でした。
西野選手がサード前方の三塁戦絶妙ゾーンにセーフティーバントの奇襲攻撃を仕掛けてきました。
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これ、実況・中田浩光アナも指摘していましたが、おそらく内田選手に任せていたら完全セーフだったと思うのです。
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打者走者の西野選手も懸命な全力疾走で1塁ヘッドスライディング。
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もしセーフで走者が出ていたら、無死1塁で3番・吉田正尚選手以下の敵軍クリーンアップとの対決を余儀なくされていたところだったので、自らの好投を自らの好守備で救う素晴らしいシーンだったと思います。
というわけで、解説の内藤尚行さんも「スマートにスナップスロー」と評した岸投手のこのフィールディングこそ、今季の岸投手のNo.1好守備だと思うのです。
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