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恐れていた心配事が現実に・・・
11月中旬から始まった契約更改。楽天もいよいよ主力選手がテーブルにつく日程となり、本日、昨年12/19にトレードで楽天入りした後藤光尊の契約更改が行われた。
その契約更改で、恐れていた事態が事実になってしまった。
8/1付エントリー
「今オフ戦々恐々?! 楽天・星野仙一監督が考える粛清人員整理リスト2014。来季構想戦力外候補を予想してみた」で、私は後藤の名前を挙げ、下記の寸評を書き込んだ。
年俸1億5000万。鉄平との差し引きでも1億1000万。当時、鉄平に新天地を用意する必要はあった。しかし、代わりが2010年をピークに成績下落が止まらない36歳とは、内野バックアップ要員がアラフォーとは、 理不尽すぎた。両人のOPSを見ると、後藤.495に対し鉄平は.709。雲泥の差だ。セイバーを導入し戦略室を 立ち上げた立花楽天にとって、ボール球スイング率42.6%(昨年)、四球を選ばない選手は、その理想から最 も遠く外れた「視野外」のはずだが・・・。痛恨の失敗トレードだが、契約年数が5年の場合、自動残留も。
後藤の複数年契約、実は5年だった...orz
これが現実のものとなり、立花社長の唖然呆然の失態が改めて浮き彫りになったという次第なのだ。
御存じのように、今季の後藤は54試合に出場、141打席に立ち、スラッシュラインは.203/.206/.261、OPS.467.キャリアワーストの成績に終わっていた。この成績を受けて、なおも年俸1億5000万現状維持のサインとのことで、2010年オフにオリックスと結んだ複数年契約は実は5年に及ぶ長期契約だったことが判明したのだ。(※当時、東スポが5年契約では?と報じていたらしい)
以下、日刊スポーツの記事を引用する。
■楽天後藤現状維持1・5億「申し訳ない」
(日刊スポーツ 2014年11月29日15時15分)
楽天後藤光尊内野手(36)が29日、仙台市内の球団事務所で契約交渉を行い、現状維持の年俸1億5000万円でサインした。
オリックスからトレード移籍した今季は54試合で打率2割3厘の成績にとどまった。それでもオリックス時代に結んだ複数年契約が残っているため、現状維持となった。
「悔しいシーズンだった。立花社長、星野監督、コーチ陣と期待されて獲得していただいたのに全く貢献できずに申し訳ないなという気持ちです。自分に足りない部分を照らし合わせて、オフに補っていきたい」と来季への巻き返しを誓った。(金額は推定)
複数年契約時の年俸は変えられない・・・
そう言えば、昨年のトレード前夜、オリックスでの契約更改時に
『後藤、3年契約じゃなかった…低調な成績も現状維持「申し訳ない」 』と報道されていた。席上で後藤はこの日と同じセリフを口にし、報道は3年契約ではなく4年契約だったと報じた。1年経って、全く同じデジャヴな契約更改となり、2010年オフに結んだ複数年契約は、さらに1年多く、実際は5年だったことが明るみに出ている。
■後藤の複数年契約の内容2011年・・・年俸1億5000万
2012年・・・年俸1億5000万
2013年・・・年俸1億5000万
2014年・・・年俸1億5000万
2015年・・・年俸1億5000万
複数年契約は、嶋のような成績連動型の契約でない限り、一般にその後どれだけ成績が低迷しても、サインした時の年俸が保証される仕組みになっている。それが法の下に交わされた合意の重みなのである。
年俸を保証することで選手側は安定した環境を手にすることができる。球団側はFAでの流出を阻止、その後に当該選手が好成績を続けた場合には年俸を抑制することが可能になる。メリットがあるのだ。しかし、当然、リスクも生じる。MLBでは巨額の長期契約を結んだスター選手がその途中で成績を落として鳴かず飛ばずになり不良債権化するケースは日常茶飯事のことである。楽天でも中日からFAになった中村紀洋が2年総額2億円で楽天入り。1年目5000万で成績低迷ながらも、2年目1億5000万にアップで契約更改を終えた時、ファンの間で異論が出たのを覚えている。
今回の件をもう1度考えてみよう。
2010年オフに5年契約を交わし、契約1年目の翌2011年(33歳)に.312/.336/.409のOPS.745を残し、パリーグ打率3位に入った後藤。しかし、恐らく加齢による影響なのだろう、2012年(34歳)は.242/.266/.306のOPS.572、2013年(35歳)は.243/.281/314のOPS.595。2年連続スランプに見舞われていた。
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2年3億の不良債権を気前良く引き受けた立花クン
昨年12月、2年3億円の契約が残るそんなロートルのアラフォー選手を、楽天・立花社長は、藤田(32)=松井稼(39)の二遊間バックアップ要員として獲得しにいった。そこにはどうみても楽天側のメリットは乏しく、ハイリスクしか横たわっていなかった。それでも取りにいったのは、片岡獲得に失敗したから慌てて・・・ということだったらしい。(後藤が秋田で絶大な人気を誇り、後藤の入団で秋田の楽天ファンが増え、スポンサーも増えたという話も伝わってこない)
もし今季、後藤がV字回復をみせ、2010年~2011年の全盛期の働きができたとしよう。それでも1億5000万という費用対効果とその年齢を考えた時、今後ののびしろは期待できないという意味でも、トントン、及第点、ぎりぎり合格点といった評価になる。少しでもコケれば債権は回収できないことになる。立花社長はそのリスクを認識していたと思うのだが、それでもあえて取りにいった。昨年、我々ファンは初Vで大いに有頂天になったが、一番有頂天になっていたのは立花社長だったということなのかもしれない。
来季、後藤がどんなに好成績でも債権回収は不可能
来季、後藤は今年の分も含めた3億円の活躍できるだろうか?
今季、後藤はレフトを守るケースもあったが、松井稼がレフトに転向したため、レフトでは松井稼、枡田らとの争いを余儀なくされる。二遊間には盤石の藤田、新進の西田らが控え、サードにはゼラス・ウィーラーや銀次が控えている。後藤が自身の打撃を取り戻したとしても、出場機会は限られてくるのは必至だ。
2年総額3億円の不良債権を引き受けてしまった、球団史上ワーストのトレード失敗劇になった。
そんなわけで、当時、私は「不平等」「いっぱいくわされた」と書いたが、1年経ってますますその思いを強くしているのだ。
と同時に、オリックスの瀬戸山隆三球団本部長の辣腕に舌を巻くばかりである。いったいぜんたい、我らが立花社長をどのように上手いこと言いくるめて、不良債権を美味しい物件に演出したのか? またその気にさせたのか? その海千山千のネゴシエーターぶりに、脱帽である。。。
■初Vで浮かれていた立花陽三クンの「重たい罪」◎Web Sportivaの取材に対し、当初獲得リストに入っていなかったユーキリスの獲得を、スポーツ新聞の見出しで決めたとドヤ顔で答える。
―― まず、ユーキリス選手の獲得の経緯から教えてください。
「移動で新幹線に乗っているとき、新聞でユーク(ユーキリスの愛称)の記事を見たのがきっかけです。オリックスとユークが話をしているというような記事が出たんですね。で、ウチのスカウト部隊に『どんな選手?』って軽い気持ちで聞きました。それとデータ担当の部隊には、『もし日本に来たら、どれくらいの数字を残せるの?』って。それがスタートです」立花社長が見た記事はこれですね→ 11/29付サンスポ
「オリ、メジャー150発の超大物!ユーキリスをリストアップ」。個人的に、これも瀬戸山氏の罠だったと思っています。当時マギーに代わるホットコーナーを守れる助っ人を探していた楽天がくいついてくるのを狙って、メディアに偽の情報をあえてリークさせた...
◎立花氏、外国人選手へのバックアップ体制も万全とドヤ顔。本当に万全だったわけ?通訳の佐野氏に丸投げしてたんじゃないの? ユダヤ教という特殊な信仰を持つユーキリスとその家族に対し、バックアップは不十分だったのでは? 仙台という地方都市にユダヤ教信者のコミュニティがあるとも思えないし... そういった野球以外の日常生活にストレスを感じて嫌気が募った可能性はあり。
―― 球団はどこまでバックアップするんですか?
「統括本部長の安部井寛とチーム戦略室室長の佐々木亮人は英語がペラペラで、外国人選手と頻繁に連絡を取っています。そういう人間が責任を持ってしっかりやれば、彼らには部下がたくさんいますから、様々なサポートができると思います」◎立花氏、2年目AJはさらに成績が良くなる、チームの得点力は去年より上がると断言。結果はえっ・・・AJは成績変わらず、チーム得点はリーグ最下位ですが・・・。
「僕らの計算でいくと、AJは来日2年目の方が慣れて、数字的に上振れすると考えています。ユーキリスの対応力を持ってすれば、マギーよりも数字を残すでしょう(※)。その仮説に立つと、去年よりチームの得点力がアップする。それプラス、うちのチームは若いです。銀次、枡田慎太郎、岡島(豪郎)、島内(宏明)は、みんな20代前半から中盤。嶋(基宏)も29歳。その中に経験を持ったふたりが入り、チームの中心になってくれる。チームとして、まだ伸びる要素はあると思います」◎ワクワクとガッカリ・・・は表裏一体の関係です。ワクワクが大きければ大きいほど、針が逆に触れたときの失望感も大きい。ユークはユークデーの前に抹消されちゃいました。
「社内でも言っているんですが、まずは僕らがワクワクしないといけないんです。『僕らがワクワクしない選手を獲って、球場にお客さんが来るか?』っていう議論をよくしています。シンプルに、そういうことだと思うんですよ。僕らはプロスポーツなので、勝たなきゃいけないし、面白くなきゃいけない。常にワクワクすることが起こっている球団じゃないと、お客様に飽きられる。特に外国人はワクワクする選手じゃないとダメだと思いますね」◎立花クン、ブラックリーで田中の穴埋めができると鼻高々。実際は3試合わずか13イニング。ガールフレンドと共に日本観光をたっぷり楽しむオーストラリア人観光客に2億円の接待をしたようなもの。。。
「レンジャーズからトラビス・ブラックリーという投手を獲得しました。僕らの計算では、212イニングのうち120~130イニングを彼が埋めてくれると思っています。そうすると、残り70~80イニングを誰かが埋めてくれればいい。そこは塩見なのか、新人なのかはわかりませんけど、若い投手の伸び率に期待しています」◎◎◎関連記事◎◎◎・
「不平等」「いっぱいくわされた」と私が感じた楽天・鉄平とオリ後藤のトレードについての雑考Amazon、楽天市場でのお買いものはこちらからどうぞ。ブログ継続安定運営のモチベー ションになります
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