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【書評】他社刊を置いてけぼりにする独走状態!! 史上最高のプロ野球選手名鑑、本日発売。Slugger特別編集『2015プロ野球オール写真名鑑』が凄い!!

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待ちに待ったプロ野球選手名鑑、本日発売です!!



@eagleshibakawaです。

早いもので2月も下旬ですね。プロ野球はキャンプも実戦中心、今週末にはオープン戦も始まります。書店の店頭では各社から一斉発売された2015年版の選手名鑑がスポーツコーナーを彩り、開幕の足音がまた一歩近づいてきたことを実感します。

この時期、当ブログでは2年連続で選手名鑑比較を実施しました。(文末の関連記事参照)

書店に並ぶ10冊以上の名鑑を大人買い。徹底して比べてみるオバカ?な企画のおかげで、各社が色々趣向を凝らしているのを実感するわけですが、2年間やってみて改めて気づいたことがあります。

やっぱり、選手名鑑、『プロ野球オール写真選手名鑑』(日本スポーツ企画出版社)がイチバン!だってこと。

私、MLB専門誌Slugger編集部が製作する同名鑑を2012年から愛用しています。2013、2014年と各社の選手名鑑も読み込み、結局は同名鑑が他を圧倒し、断トツに素晴らしいことをヒシヒシと実感しました!!!

その『2015プロ野球オール写真名鑑』が本日、発売されました!!

んで、さっそく書店に押しかけ、3冊も買いました。(1冊自分用、残り2冊は先日アンケートの抽選プレゼント用)

▼朝イチ(でもなかったが)で手に入れた当ブログ管理人shibakawa激愛用の選手名鑑


▼お買い求めは是非こちらから!! オナシャス!m(_ _)m


■『Slugger特別編集 2015プロ野球オール写真選手名鑑』
(日本スポーツ企画出版社) 税込980円。A4判257頁


最大の売り=選手の特徴を多面的にクローズアップ!!



常連読者の皆さんにはお分かり頂けていると思いますが、私がこのブログで試みたいのは、楽天選手の特徴を立体的に捉えることです。

一昔前なら打率、打点、本塁打、盗塁、守備率ぐらいが選手の特徴を表す「せいぜいの物差し」でした。ところが、今やビッグデータ全盛の時代。プロ野球でもセイバーメトリクスが年々浸透しています。しかし、意外にも選手名鑑でそれら新指標を取り扱っているところって、ホント数少ないんですよ。いまだに多くの名鑑が牧歌的なコトをやっているのです。ほのぼのしすぎるがな。

そんな中、『プロ野球オール写真選手名鑑』は、各種数字に血を通わせ、選手の特徴を立体化にし、具体的に把握することに成功しているのです。

分かりやすく例を出しますね。(下記へ続く)



サイコロに例えると、Slugger名鑑は20面ダイスだ!!



上記、左側の一般的なサイコロが他社名鑑としましょう。サイコロといえばコレですよね。最もポピュラーですが、6面しかなくて大変簡素でもあります。Slugger編集部が作る同名鑑は右側。さながら20面ダイスであります。

対象物を6つの視点で捉えようとすると、どうしても無理が出てくる。死角も出てくるでしょうし、見落としもある。しかし、切り口を増やして、多角的&複眼的にすることで、そういったミスを防ぎ、同時に対象物の特徴を「より立体化」させることができる。今まで私達が気付けなかったことが見えてくる。そういう名鑑なのです。

Batted Ball、Plate Discipline等、珍しいデータを搭載。さらに今年からゾーン別データも!!



用意されている記録は、打率、打点、本塁打・・・といった従来指標に加え、OPS、ISO、FIPやWHIP、BABIPといった今やポピュラーになったセイバーメトリクス指標。さらには投手では球種割合などの球種データが掲載されていますし、他では滅多にお目にかかることができないゴロ率等のBatted Ball、初球スウィング率やボール球スウィング率、空振り率等のPlate Discipline系のデータまで盛り込まれています。

さらに今年は進化を遂げました。ゾーン別データが同名鑑初登場!

投手では対戦打者の左右別にゾーン別データが用意されており、それぞれ投球割合、被打率、被本塁打数、奪三振数を確認することができます。打者は(対戦投手の左右別に分かれてはいないのですが)ホットゾーン、苦手ゾーンが分かる。こうなってくると、例年購入していたベースボールタイムズ社が出しているポケットサイズの名鑑、あれ、不要になるわけです。

それでは、投手から具体的に見ていきましょう。

サンプルとして楽天・則本昂大の欄を掲載しました。

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球種データは巻頭のNPB平均値と見比べながら楽しみたい!!



写真周りは他の名鑑と共通しています。ただ、赤線で囲ったコメントもSlugger編集部ならでは。則本のように記録を詳しく説明した内容になっている所もあれば、下記で紹介する島内のように野球以外のプライベートな情報も盛り込み、データの羅列で一見無味乾燥になりがちな所を上手くほぐす作りにもなっています。

その下、緑の線で囲った箇所。こちらは昨年と変更になりました。昨年までの2年間は左右被打率、奪三振率、与四球率、K/BBが掲載されていましたが、今年はホーム/アウェー別の被打率/被本塁打/被OPSの記載になりました。

さらにその下、全体の中段に当たる箇所に、過去5年分の主要投手成績があります。年俸も確認OK。
試合数、先発数、勝利、敗戦、セーブ、投球回、被安打、被本塁打、奪三振、与四球、防御率、FIP、年俸の項目が掲載されているのです。

主要成績は統一球前夜も確認できる過去5年分を搭載



他社は3年分しか掲載していないところも多いのですが、同名鑑は嬉しい5年。というのは、2011、2012年は極度な投高打低のシーズンでした。その前後をしっかり確認できる点は、同名鑑の売りの1つだと思います。

続いて、球種データ。左に球種割合を円グラフで表示。右側に持ち球の平均球速、投球割合(全体&初球)、三振%、空振り%、被打率、被本塁打を確認することができます。

巻頭に各々球種ごとのNPB平均値が載っていますので、「則本のストレートの空振り率はNPB平均6.1%より多いのか~」等と、平均値と見比べながら、その選手の持ち球が優れているのか?劣っているのか?確認できる仕掛けになっています。球種ごとのNPB平均データは去年まで未掲載ですから、今年の新たな売りの1つでしょう。これからそうやって見比べるの、楽しみ!

投手のゾーンデータは打者の左右別を搭載



下段に移って、9分割のゾーン別データです。前述しましたが、今年最大の売りでしょう。去年までありませんでした。

投手は対戦打者の左右別で載っているのが嬉しい。

「水色=投球割合7%未満、ピンク色=同割合15%以上」のヴィジアル表示になっていて、各ゾーンの投球割合、被打率、被本塁打、奪三振をチェックすることができます。則本のこれをみると、右投手には全体の約3割をアウトローに集めていることが一目瞭然なのです。

例えば、他投手と比べることで、低め投球率のランキングを作成し、低めに球を集めるのに長けている投手をコレを使ってあぶり出すことも可能です。近々やってみよ!!

(昨年までこのスペースは得意&不得意打者(投手)との通算対戦成績が掲載されていました)

その右側には投球詳細データ。

対戦打席(左右)、被打率(左右)、被本塁打(左右)、被OPS(左右)、K/BB(左右)に加えて、ゴロ率、空振り率、初球ストライク率、BABIP、WHIPといったBatted Ball、Plate Discipline系の各項目が紹介されています。

ゴロ率~WHIPまではリーグ平均値が併記されているため、その選手の特徴を掴み取る時の手助けになります。

たかが2行、されど2行。正鵠を射る的確なデータ寸評



そして、一番最後。2行のコメントが付与されて、終わりになります。

この僅か2行が、されど2行で見逃せないのです!
その選手のデータで特徴的な点の解説が書かれていて、なるほどなあ~と思わせてくれます。

例えば、青山はこんな感じ→「フォークの空振り率が24.0%→11.5%と半分以下に減少。決め球としてこれまで以上にスライダーに頼っており、それに伴い初球にスライダーを使う割合も減った」

辛島は当ブログが何度か指摘した点が→「全体の21.1%を占めたチェンジアップは、被打率.128だった前年より悪化したがそれでも.217。盗塁企図数はリーグワースト2位の23回で、左腕としては考えもの」


次に、野手をみてみましょう。サンプルとして楽天・島内宏明を上げてみました。




同一ポジション400回以上にはセイバー系守備指標UZRの掲載も



野手も基本は投手と同じ体裁になります。

写真右のコメント下部は、投手と同様、ホーム/アウェー別の打率/本塁打/OPS表示に変更になりました。昨年は左右投手別の打率/OPS、得点圏打率が掲載されていましたが、左右の数値はその下(打球方向の下)にも掲載がありましたから、重複していたんですよね。

写真の左端、赤枠内を御覧下さい。セイバー系守備指標の中で現在信頼できるUZRが掲載されています。

細かな映像解析技術を用い、リーグ平均と比べてどのくらい失点を防いだのか?を表す指標。同一ポジションで400イニング以上守備に就いた選手のとき、掲載があります。昨年、島内はセンターで-5.8。平均と比べて6失点と足をひっぱっていたことになるんですねえ。左肩の影響が響いているのかしら・・・

過去5年成績は、試合、打数、安打、本塁打、打点、三振、四球、盗塁、打率、出塁率、長打率、OPS、年俸を搭載。

中段、左側の打撃詳細データでは各種スウィング率、ゴロ率、P/PA、2ストライク打率といったBatted Ball、Plate Discipline系のデータが充実しています。こちらもリーグ平均値が併記されていますので、その特性・優越が一目瞭然です。

例えば、ここで取り上げた島内では、リーグ平均と比べて空振りが少なく、その結果、三振率は平均の約半分であることが見てとれるのです。

ヴィジアル的にも見やすい打球方向、初登場のゾーン打率



そのお隣が打球方向。島内はひっぱる打球が多いことが確認でき、40%以上=赤、25%以下=青で表示されているので、ヴィジュアル的にも分かりやすい見せ方になっています。

下段へいって、左側が9分割のゾーン別データ。ピンク=3割以上、水色=.200以下。各々、打数-安打、打率、本塁打、三振を確認することができます。そのお隣には左右投手別の対戦データ諸々も。島内は左腕対戦時のフォアボールが少ないのですねえ。


以上、ざっとですが、紹介してみました。

セパ総勢288人の主要選手が濃密な内容で紹介されています



このように、他社名鑑には掲載がない珍しいデータや指標盛り沢山で紹介されている選手は各球団の主要24人。セパ12球団で総勢288人!

下記のとおり、1ページ4人貼り付けで、見開きで8人を紹介する体裁になっています。

20150219DATA04.jpg

楽天の場合は下記の24人が主要メンバーとして、上記のかたちで紹介されているのです。

投手=松井裕樹、塩見貴洋、則本昂大、長谷部康平、美馬学、西宮悠介、青山浩二、ミコライオ、斎藤隆、クルーズ、辛島航、菊池保則、福山博之

野手=嶋基宏、後藤光尊、藤田一也、銀次、西田哲朗、牧田明久、松井稼頭央、聖澤諒、岡島豪郎、枡田慎太郎、島内宏明

それ以外の選手は1ページ8人枠で紹介



それ以外の選手は↓↓↓こんな感じ。

20150219DATA05.jpg

前年のチーム成績を打撃・投手・走塁/守備、守備位置別に徹底分解



他にも見どころ多数!

例えば、各球団の扉ページでは、昨年のチーム成績が「打撃」「投手」「走塁・守備」別、さらにはポジション別で掲載されており、どのポジションがチームの足を引っ張っていたのか、どこがチームを牽引していたのか?が一目で分かる仕様になっています。

リーグ順位も併記されているので、昨年のイーグルスがいかに・・・であったか痛いほど確認できるわけです・・・うっうっ・・・ (下記参照)

20150219DATA06.jpg

欄外の解説も読ませるもので、「攻撃的ポジションのレフトと一塁でそれぞれ6位と5位に低迷し、チーム全体の得点力不足に直結した」は当ブログで何度も指摘してきたとおり!!!(特にレフトは口酸っぱく言っておく!!!)

パークファクターは有り難い!!



巻末に出てくる「全12球団本拠地球場ガイド」も目を通したい!!

データ分析には長けたSlugger編集部が作るのですから、そんじょそこらの名鑑の本拠地ガイドと一緒にされてもらっては困る。

見どころは球場別のパークファクターです。ヒッターズパークなのか?投手天国なのか?各球場の特性が丸分かり。

得点、本塁打、安打、二塁打、三塁打の5項目のパークファクターが2012~2014年の3年分掲載されていて、万歳!!

いかに福岡ヤフオク!ドームが過去3年ホームランが出にくかったか?分かりますし、当ブログでも指摘しましたが、コボスタジアム宮城での三塁打発生頻度のバカ高さには改めて涙が出てきてしまうほど・・・(それでも西武ドームほどではないけどね)

パークファクターは計算が面倒なので、同名鑑のココでいつも参考にしています。

20150219DATA07.jpg

以上、ざっとですが、当ブログ管理人shibakawaが激押しする同名鑑を紹介してみました。

ね? 他の名鑑なんて、目じゃないほど、凄いでしょ?

え?ポケットサイズじゃないから球場に持っていけないって? そらそうよですが、選手の特徴を立体的につかむには同名鑑はこれ以上ない出来なのは間違いないでしょう!

▼ぜひぜひ皆様、お手に取って確認してみて下さい。
その良さ、きっと分かっていただけるはず!!



いや、ホント、コレ1冊だけでご飯3杯おかわりできるんです!!

ですが、あえて贅沢な注文をつけるとすれば、

◎打者の球種データが欲しい (打率/空振り率/本塁打など)
◎投手の許盗塁企図数、獲得併殺打数の掲載


この2点が盛り込まれれば、来年もう少し分厚くなって、お値段も数百円程度値上げになっても、私はもち、買います!!!

ということで、

本当にお薦めです!!

この名鑑の虜になってしまうと、他の名鑑ではもはや満足できないのです!!


ホント、コレ1冊だけでも十分すぎるのですが、最後に1つだけ。

本当の意味で真価を発揮するのは、同名鑑を2012年から所持して、当該選手の各種データを見比べてみることになるのです。

例えば、楽天の塩見。ルーキーイヤーは9勝9敗となかなかの好投をみせました。しかし、2011年データが掲載されている2012年の名鑑から塩見の欄を追いかけてみると、ストレート平均球速が2011年139.5キロ→2012年138.8キロ→2013年1軍登板なし→2014年136.8キロと年々下落。ルーキーイヤーと比べて2.7キロ減になっていて、今後が心配だなあ~とか、経年による選手の現在地、課題点を「より詳しく」把握することも可能になってくるのです。

楽天・嶋を例に出せば、代名詞の右打ち。右方向の打球割合の変遷が、2011年43%→2012年50%→2013年46%→2014年51%、昨年は遂に50%を超えてきた衝撃の事実をチェックできるのです。

こうした楽しみ方は2012年から今年までの4冊を所持してこそできる技!!

(ちなみに同名鑑は2011年以前も出ていますが、主要選手の詳しいデータが紹介されるようになったのは2012年から。2011年以前はありません)

ということで、2012年からの3冊も貼っておきます。

この1年、私は同名鑑を何度も何度も、それこそ辞書のようにひっくり返して使い倒すんだろうなあと思います。

最後に。こんな素晴らしい名鑑を届けてくれて、Slugger編集部の皆さん、ありがとう!
ぜひ、これに乗じてNPBの専門誌も作りましょうよ!!(売れるかどうか分かりませんが・・・私は買います)
と希望を述べて終わりにしたいと思います。

御清聴を有難うございました!!
テンションMAXのshibakawaがお送りしました!!

乱筆乱文失礼しました。



◎◎◎関連記事:昨年はこんなオバカな企画も実施しました◎◎◎
【2014年プロ野球選手名鑑購入ガイド(1)】 BBM、ベースボールタイムズなど携帯サイズ5冊を徹底比較
【2014年プロ野球選手名鑑購入ガイド(2)】 Slugger特別編集『プロ野球オール写真選手名鑑2014』など大判6冊を徹底比較


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テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

【2014年プロ野球選手名鑑購入ガイド(2)】 Slugger特別編集『プロ野球オール写真選手名鑑2014』など大判6冊を徹底比較 ※読者プレゼントあり※

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▼今年私が購入した11冊の選手名鑑


2014年プロ野球選手名鑑。大判5冊を徹底比較

※長くなりますが、最後までお付き合いくださいますよう、よろしくお願いします。最後に読者プレゼントの御案内があります。

先週末、各社一斉に発売された2014年プロ野球選手名鑑。

只今、書店の店頭に足を運ぶと、そら凄いことになっております。プロ野球の他にMLB、Jリーグと名鑑だらけで溢れかえっています。

そんな先週末、私、店頭に並んでいた全11冊の選手名鑑を自腹で買いましたよ。(上記写真参照)(詳しく書くと選手名鑑がついた『週ベ』を買うのを忘れた)

一昨年、昨年(携帯サイズ大判)に続き、今年もやります!!!

プロ野球選手名鑑、徹底比較!

どれを買おうか迷っている貴方に送る購入手引き企画です。

前回は携帯用のポケットサイズ5冊を比較しました。

◎【2014年プロ野球選手名鑑購入ガイド(1)】 BBM、ベースボールタイムズなど携帯サイズ5冊を徹底比較 ※読者プレゼントあり※

第2回目の今回は、ムック本など下記の大判サイズ6冊を比較していきたいと思いま~す!

ページ数は表1~表4を除いた中身のページになります。

取り上げる6冊はそれぞれサイズが異なりまして、下記のようなかたちになっています。

タテ20.8cmxヨコ14.6cmサイズはこちらの3冊

■『プロ野球パーフェクトデータ選手名鑑2014』(宝島社) 略称=宝島
■『12球団全選手カラー百科名鑑2014』(廣済堂出版) 略称=廣済堂
■『プロ野球全12球団選手名鑑2014』(コスミック出版) 略称=コスミック

タテ25.4cmxヨコ18.2cmサイズはこちらの2冊

■『プロ野球選手カラー名鑑2014』(日刊スポーツ出版社) 略称=日刊スポーツ
■『プロ野球オール写真選手名鑑2014』(日本スポーツ企画出版社) 略称Slugger

タテ29.6cmxヨコ21.0cmサイズはこちら。

■『プロ野球全選手カラー写真名鑑&パーフェクトDATA BOOK 2014』(ベースボール・マガジン社) 略称=DATA BOOK

それでは、下記でさっそくみていきましょう。

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■『プロ野球パーフェクトデータ選手名鑑2014』(宝島社) 税抜790円。240頁

新人選手、二軍選手の情報が充実。ファームの盗塁阻止率も

まずは宝島社が出しているムック本の選手名鑑を御紹介しましょう。

宝島社と言えば、ポケットサイズで『プロ野球選手データ名鑑2014』も出しています。中身はその携帯サイズと99%同じ。詳しい御案内はコチラをクリックして御確認頂きたいのですが、1%違う点があったので書いておきますね。

それは巻頭インタビューが違うこと。ポケットサイズでは巨人・菅野智之でしたが、こちらではヤクルト・小川泰弘のインタビューが4ページに渡って掲載されています。

選手成績も御紹介しましょう。統一球前夜~統一球~反発係数上方修正の昨年が一望できる過去5年分の掲載は嬉しいところ。下記のスタッツが掲載されています。

投手=登板、勝利、敗戦、セーブ、投球回、奪三振、防御率、推定年俸
野手=試合、打数、安打、本塁打、打点、盗塁、打率、推定年俸


その他、昨年成績では下記の数値も掲載されています。出塁率と長打率を足せばOPSも確認することができる仕様です。

投手=先発登板数、ホールドポイント、与四球率、奪三振率
野手=出塁率、長打率、得点圏打率、盗塁阻止率、守備位置別出場試合数


20140224DATA12.jpg

ただ、育成選手に関しては扱いが小さくなり、成績は昨年1年分しか載っていません。

他に売りとしている所は、新人選手の情報が他より充実していること。特にアマ時代の成績が詳しく載っています。

(1度も1軍出場しなかった)二軍選手の情報もココでしか見ることのできないものが多数。例えば、ファームでの得点圏打率や盗塁阻止率はNPBオフィシャルサイトでも確認することができないデータで見逃せません。1軍選手情報もええ!そうだったの?という小ネタデータなどがさらりと書いてある。記録好きは気になってしまう名鑑です。

宝島社から出ている携帯版と大判、購入をそのどちらかで迷っている方は、判断材料は3つ。大きさと値段、インタビュー選手の差異でしょうね。ヤクルトファンではなく、視力にも自身がある方なら、迷わずポケットサイズをお薦め。なにせ値段が大判790円の約半分の360円で、中身は99%一緒ですから。

詳しくはポケットサイズ5冊徹底比較のエントリーで御確認下さい。





■『12球団全選手カラー百科名鑑2014』(廣済堂出版) 税抜950円。296頁

古き良き昭和テイストの選手名鑑。テレビ・ラジオ実況アナ・解説者を15頁に渡って紹介

今回、私は全部で11冊の選手名鑑を購入したわけですが、その中で古き良き昭和を感じるのが、廣済堂が手掛けるこちらの名鑑です。

「ちょっと何言ってるのか分からない」という方、下記の楽天・聖澤の選手ページを御覧下さい。

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基本1ページ6人の割り付けです。主要選手のみ2/6、2人分のスペースを割いてクローズアップされていますが、写真が大きくなっただけで、プロフィールまわりや成績、寸評が詳細になっているわけではありません。

見て下さい。デザインが一昔前って感じ、するでしょう? そういう意味で「昭和」。ぺらぺらめくっていて、なんだか楽しくありませんし、読みにくい。「昭和」テイストだからなのか?球団歌の歌詞がバッチリ掲載されているのは、今回購入した11冊の中で廣済堂だけで、その点は評価できるのですが、やや残念な名鑑になっています。

選手成績は下記が載っています。昨年1年分と通算成績です。2軍出場記録のある選手は2軍記録も併記されています。

投手=勝利、敗戦、セーブ、防御率、試合(通算は年)
野手=打率、本塁打、打点、盗塁、試合(通算は年)


否定的なことを先に書いてしまいましたが、良い所探しをすると、コーチ陣の寸評が比較的しっかり書いてある。フロント・裏方名簿は載っていないものの、ブルペン捕手と打撃投手の名簿一覧の記載があるという点。

どの選手名鑑にも巻末に付いている記録集で言えば、タイトルの記録で次点選手の記載がある。例えば昨年のパリーグ最優秀防御率は楽天・田中将大の1.27ですが、2位にオリックス・金子千尋2.01と書かれています。他の名鑑はタイトルホルダーのみの記載ですから、この点は廣済堂の売りなのでしょう。

他、アピールポイントをあげるとすれば、テレビ・ラジオの実況アナ・解説者の紹介が実に15ページの紙幅を割いて行われている点でしょうか。解説者名簿は写真付&寸評付。しかし、NHK大リーグ中継の解説でおなじみ、時にお茶の間を凍りつかせる冷気を醸し出す武田一浩氏の寸評をみると「最近、特に聞きやすいしまった話し方に変わってきた」。頑張れば、ぶっきらぼうな語り口は「しまった話し方」と言えなくもないですが、正直、聞きやすくはないですし、物凄く納得のいかない寸評もあったりします。各局の実況アナは氏名・年齢・出身大学・出身地等の名簿が記載されていて、恐らく他にはないものかと思われます。

個人的な所感を述べるなら、こういう企画をやってなければ、今回購入した全11冊の中で、絶対に買わないであろう名鑑が、ポケットサイズのサンスポと、この廣済堂です。これ買うより他に良いものが店頭に並んでますから。

別に廣済堂が嫌いなわけではないですよ。数年前、2011年だったか、私、廣済堂の選手名鑑を愛用していた人ですから。



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■『プロ野球全12球団選手名鑑2014』(コスミック出版) 税抜857円。256頁

『プロ野球12球団全選手完全名鑑2014』という税抜343円の携帯用名鑑も出しているコスミック出版のもの。

こちらも先ほどの宝島と同様、内容は携帯版とほぼ同じ(90%ぐらい?)です。

選手成績は過去5年分と通算のものが下記スタッツで掲載されています。

投手=登板、勝利、敗戦、ホールド(またはセーブ)、投球回、奪三振、防御率
野手=試合、打数、安打、本塁打、打点、盗塁、打率



20140224DATA11.jpg

昨年の成績では下記が掲載されています。

投手=勝率、与四死球、自責点、奪三振率
野手=出塁率、長打率、守備率、盗塁阻止率、得点圏打率


携帯版との違いは巻頭インタビューが楽天・嶋基宏ではなく巨人・菅野智之に変更されていること。各球団選手名簿の末尾にスタジアムガイドが1ページ追加されていることぐらいでしょうか。内容がほとんど同じですから、個人的には買うなら値段が安いポケットサイズで良いのでは?と思います。

詳しい御案内はポケットサイズ5冊徹底比較のほうで御覧下さい。



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■『プロ野球選手カラー名鑑2014』(日刊スポーツ出版社) 税抜907円。272頁

ゴロアウト内訳、安打の傾向、カウント別打率はココだけ。攻めに転じた日刊スポーツ名鑑

日刊スポーツが出す大判の名盤。どうやら日刊スポーツはポケットサイズも出しているようですが、あいにく今回入手していないので、それとの比較はできませんので、あしからず。

今回大きくリニューアルした名鑑と言えるでしょう。一言で言えば、選手の特徴を良く表すデータの見せ方だったり、セイバーメトリクスの指標が追加される等といった変更点がありました。

基本は1ページ8人を紹介する体裁ですが、各球団主要選手24人(投手12人・野手12人)は1ページ4人枠で大きく紹介されています。これも前年からの大きな変更点です。前年はクローズアップシステムはありませんでしたから。

過去3年分と通算成績はそれぞれ下記のスタッツで記載があります。

投手=試合、勝利、敗戦、セーブ、投球回、奪三振、与四球、自責点、防御率
野手=試合、打数、安打、本塁打、打点、三振、四球、盗塁、打率


その他、昨年の名鑑と比べると一気に前年のデータが充実しました。

サンプルを見て確認しましょう。

20140224DATA09.jpg

アウト内訳で投手の特徴がより具体的に

御覧のように、色々とあります。

セイバーではK/9(奪三振率)、BB/9(与四球率)、制球力を見るK/BB、1イニング当たり何人の出塁を許したかを診るWHIPの記載があります。その他、球種と球速も書かれており、決め球には☆印が、球速は平均とMAXの表示があります。

打者に何割打たれていたか?をみる被打率ではトータルの数字の他に、左右打者別の数字も。一番下にはチーム別の対戦投手成績が表にまとめられていて、分かりやすい作りになっています。

中でも目を見張るのは、円グラフで見せているアウト内訳。獲得アウトを三振、ゴロ、フライの3つに分け(例えばここに含まない走塁死などは除外しているのでしょう)、その投手がゴロアウト投手なのか?フライアウト投手なのか?三振でバッタバッタと打者を打ち取る力投派なのか?を確認することができるのです。

前述したセイバー指標や球種、球速はこの後に紹介するSlugger名鑑にも記載があります。しかし、ゴロ内訳は今回購入した11冊の中で、日刊スポーツでしか見ることができない数字になっています。

次に打者をみてみましょう。

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新採用された安打の傾向

打者のセイバー指標は、OPS、安打以外の出塁率IsoD、選球眼を診るBB/K、運の介在を表すBABIPの4指標の記載があります。左右投手別や得点圏での打率、対戦チーム別の打率なども掲載がありますが、面白いデータが2つ載っていますねえ。

1つは、円グラフで表示された安打の傾向です。安打数を内野安打、単打、二塁打、三塁打、本塁打の5つに分け、どのヒットが多いのか?を円グラブでビジュアル的にみせているのです。例として挙げた岡島は一目瞭然、内野安打が多いシングルヒッターなんですよ。

もう1つはカウント別の打率。さすがに打数─安打の内訳までは紙幅の都合上なのでしょう、掲載がありませんが、12通りあるBSカウントでの全打率が明記されているのは、11冊中、日刊スポーツだけです。

この2つは投手のアウト内訳と合わせて、今年の日刊スポーツ名鑑の大きなセールスポイントになっています。

一目瞭然の主要打者vs主要投手の2013年対戦成績

その他、目立ったリニューアルポイントは、巻末の記録集に載っている「カモと苦手 主力投手と野手の対戦成績」。セパ主要打者vs主要投手の2013年対戦成績が打数─安打で下記図のように一覧表にまとめられていて、これは嬉しいデータです。

毎年2月に出す選手名鑑はどうしても前例踏襲主義になりがちです。ところが、今年の日刊スポーツは力を入れて“攻め”選手名鑑に仕上げてきたな。そう唸らせてくれる内容に仕上がっているかと思います。

▼カモと苦手 セリーグ 主力投手と野手の対戦成績 (本書240ページより)
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■『プロ野球オール写真選手名鑑2014』(日本スポーツ企画出版社) 税抜848円。254頁

さてさてさて、今回購入した11冊の名鑑のうち、いよいよ真打ちの登場です!

当ブログが3年連続でイチオシでお薦めする名鑑はコレだ! 

どれか1つ選べ!と言われたら、迷わずこれを買いますね!!!


我が国唯一のMLB専門誌『Slugger』を手掛ける編集部が作るNPB名鑑だけあって、データの使い方が本当に上手いし、どのように見せたら読者に伝わるのか、よく心得ていると感じました。きっと中の人も記録好きなのでしょう!

基本は1ページで8人を紹介する体裁になっていますが、各球団の主力級24人(内訳はほぼ投手12人・野手12人)は1ページ4人枠で紹介するクローズアップシステムを採用しています。(この採用は2012年度版から。私、Slugger名鑑、2010年度から所持しています)

セイバーメトリクスを始めとする様々なデータや指標が、当該選手の特徴や選手像を「より立体的に」表してくれるのです。

百聞は一見にしかず。さっそくサンプルに目を移してみましょう!

20140224DATA07.jpg

年度別成績で投手本来の力量を表すFIPを新採用

過去5シーズン分が紹介されている年度別成績では、試合、先発、勝利、敗戦、セーブ、投球回、被安打、被本塁打、奪三振、与四球、防御率、FIP、年俸の13項目が記載されています。

昨年と違うのはWHIPの代わりに投手本来の力量を表すFIPが採用されたこと。WHIPは(被安打+与四球)÷投球回ですから、頑張れば、読みながらスマホの電卓機能を使ったりして計算できるんですよね。FIPはさすがにそうはいかず、年度別でFIPの推移が見ることができるのは、改良点だと思います。(※WHIPは表の右下にあるように、昨年の掲載はあります)

円グラフで表す球種割合は、おなじみです。球種割合は別途、初球時の記載があるのが嬉しい。例に挙げたファルケンボーグなら、持ち球の1つ、カーブは全体では9.5%だけど、初球では16.3%と多い。カーブを初球時になると使用頻度がやや高くなると読み取ることができるのです。各々の三振%、空振り率、被打率、被本塁打数などの明記も当然あります。

表の下段に目を移すと、主な得意打者&苦手打者との通算対戦成績が。右下にいくと、左右打者別の投手成績に加えて、ゴロ率、空振り率、初球ストライク率、BABIP、WHIPの前年数値がリーグ平均と合わせて紹介されています。このリーグ平均値の併記があるという点がポイントで、その選手の特徴をより立体的にしてくれる手助けになっています。

勉強になるインテリジェンスに満ちた寸評の数々

寸評も充実。2か所にあるのが御覧いただけるかと思います。1つめはプロフィールまわりで、その選手の経歴や昨年の活躍を主に記述。もう1つは、最下段で2行にまとめられた寸評で、こちらがSluggerの本領発揮のなせる技で、データから診断したその選手の特徴が紹介されているのです。物凄く勉強になる! 投手ではなく打者ですが、2例、紹介しましょう。

楽天・銀次・・・抜群のミート力を誇り、空振り率3.0%は両リーグで2番目に低い。初球スウィング率は前年の25.4%から20.1%へと下がり、アプローチがより慎重になった。

楽天・ジョーンズ・・・P/PA4.47は両リーグ最多、ストライクゾーンに来た球でも半分以上は見逃す徹底的な待球型。リーグ最多の164三振もその代償と考えれば納得できる?


わくわくするようなコメントが目白押しです。中には自分の所感と異なった見立てをする寸評もあり、ああなるほどだなあ~と勉強になります。

次に打者のサンプルをチェックしましょ!

20140224DATA08.jpg

嬉しいP/PAの公開

過去5シーズン分が紹介されている年度別成績では、試合、打数、安打、本塁打、打点、三振、四球、盗塁、打率、出塁率、長打率、OPS、年俸の13項目が記載されています。昨年との変更点はありません。

この年度別成績表の上には、左右投手別の打率/OPS、得点圏打率の記載もありました。

中断では、打球方向がパーセンテージ表示されており、その左隣では打者の特徴をよく伝えてくれる詳細なデータの数々。

初球スウィング率、ボール球スウィング率、空振り率、ゴロ率、BABIP、1打席当たり平均球数のP/PA、(打席に占める四球の割合になる)四球率、三振率、2ストライク打率。

前年との比較では内野安打割合が不採用になり、代わりにBABIP、P/PAが採用されています。ここらは微妙なマイナーチェンジといったところですが、P/PAがあるのは嬉しいですね。その打者が相手投手にどれだけ球数を投げさせてきたか?分かりますから。

下段に目を移しましょう。左下には主な得意投手&苦手投手との通算成績が、右下には左右投手別の打撃データが掲載されています。投手の左右を苦にせずにほぼ均等の数字を残す選手のほうが稀で、多くはどちらかに偏っていますから、大いに参考になります。

表の最下段2行は投手のときと同じく、データからみた当該打者の特徴を伝えてくれる読み応えのある寸評です。

とにかく色んな数字やデータ、指標が紹介されているんですが、デザインの良さなのでしょうか、煩雑といった印象はなく、見やすいのもポイントですよね。

各球団選手名簿のトップページには、展望テキストや予想布陣、基本オーダーや戦力分析のページになっていて、こちらも読みごたえ・見ごたえあります。中でも目玉になっているのは、2012年版から採用された「ポジション別得点貢献度」です。ここでは楽天のものを掲載しましたが、守備位置別の得点力の有無を棒グラフで表しているんですよね。

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UZRは選手ごとに紐付けされている

ただ、残念なのは、これ、攻撃時だけなんですよね。昨年はUZRを使った守備時の得点貢献度もありましたが、今回はRCAAを用いた攻撃時のものだけになってしまいました。では、UZRはどこへ行った?ということなんですけれども、上記の後藤のサンプル見て下さい。写真の左下に載っていますよね。

昨年はチーム別のUZRはありましたが、選手別の数字はありませんでした。その意味では今年、UZRが選手ごとに紐付けされて紹介された点は、大きな進化と言えます。しかし、チーム別の数字も残しておいて欲しかったなあと。

では、Slugger名鑑に欠点はないのか?と言うと、あるんです。写真付コーチ陣の名簿には寸評がなく、いたってシンプル。フロントや広報、通訳や用具係、打撃投手、ブルペン捕手などのスタッフ名簿がないこと。その点は少々不満点でもあります。

他に書いておきたいのは、巻末の記録集も充実しているんですよね。ありきたりな歴代記録といったものは正直なくてもよかったりするわけです。それよりも、もっと違った記録が見たいという欲求に良く応えてくれるのが、Sluggerです。

全12球団本拠地球場ガイドには、得点、本塁打、安打、二塁打、三塁打のパークファクターが、部門別リーグリーダーズの頁ではストレート平均球速ランキングやスライダー被打率ランキングなど他では見ることのできないものが載っています。もちろん、OPSランキングなどセイバー指標のランキングページもあり、見ていて飽きるところがありません。



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■『プロ野球全選手カラー写真名鑑&パーフェクトDATA BOOK 2014』(ベースボール・マガジン社) 税抜848円。240頁

Slugger名鑑と重複するデータが多く、前年と比べてセールスポイントが激減

トリはベースボール・マガジン社製作の超大判名盤で締めましょう。

今回買った11冊のうち、判型が最も大きいのがDATA BOOKです。タテ29.6cmxヨコ21.0cmサイズですから、当然、球場に持っていくにはデカすぎる。ただし、そのぶん、読み応えがある名鑑に仕上がっています。

パーフェクトDATA BOOKと銘打つだけあって、『プロ野球オール写真選手名鑑2014』に負けじとデータは充実しています。

基本は1ページ8人の選手を紹介する体裁ですが、各球団投手8人・野手8人の合計16人を1ページ4枠で紹介するクローズアップ・システムを採用してます。

過去5シーズンを載せている年度別成績は下記のスタッツが紹介されています。

投手=登板、勝利、敗戦、セーブ、ホールド、投球回、奪三振、自責点、防御率
野手=打席、安打、本塁打、打点、盗塁、四球、三振、打率


珍しいことにDATA BOOKでは打数ではなく打席を採用していますね。

他には既婚か未婚か、血液型、趣味、愛車などが載っているのも特徴的。特に趣味と愛車は全11冊中、DATA BOOKだけです。(11冊以外では『週べ』選手名鑑号だけかも) なお、これらの項目はコーチ陣名簿にも載っていて、コーチの意外な趣味を発見できたりします。

それではクローズアップされている投手、野手のページを眺めてみましょう。

20140224DATA21.jpg

前年と比べて大幅な変更点がありました。前年は対戦打者の左右別に分けられていた球種割合円グラフが1つになりました。代わりに、各球種の球速帯、全体と初球の投球割合、三振%、空振り率、被打率、被本塁打数など、Slugger名鑑でも紹介されている数字が掲載されています。

写真の下には左右打者別の被打率、奪三振率、与四死球率。

下段では、主なカモ打者&苦手打者との昨年の対戦成績が紹介されており、その隣には走者別の被打率表も(走者なしと得点圏)。その下にある寸評も読みごたえありますが、Slugger名鑑がデータから見た選手特徴を伝えていたのに対し、こちらは割とオーソドックスな印象を受けます。

打者をみてみましょう。

20140224DATA20.jpg

こちらも前年から大幅にリニューアルとなりました。前年は対戦投手の左右別によるゾーン打率図が掲載されていたのですが、今年はゾーン打率を不採用にし(これにより全11冊中ゾーン打率が掲載されているのはBT名鑑だけになった)、代わりに打球方向をパーセンテージで掲載しています。打球方向があるのはDATA BOOKとSlugger名鑑の2冊だけです。

打球方向の隣には左右投手別の打撃成績が。その下には主な投手との対戦成績に加えて、走者別成績(走者なし・得点圏)も。

ただ、個人的所感を言うなら、ベースボール・マガジン社が頑張っているのは分かるんですが、Sluggerと比べると、やっぱり、熱量が不足しているんですよね。『週ベ』をみても分かるようにベースボール・マガジン社はセイバーなど新指標には弱く、そういった指標をあまり評価していない出版社(のようにみえる)ですから、やっぱり、そういったところが、読者に伝わってしまうんですよね。

球種割合を1つにし、ゾーン打率を廃止して打球方向を採用したことでSluggerと完全に内容がかぶることになり、結果的に自らのセールスポイントを消してしまったと言わざるをえません。

昨年は左右投手別のゾーン打率、左右打者別の球種割合といった貴重なデータがありましたが、それがないのですから、このような企画をやっていなければ、今年はDATA BOOKは買わなかったと思います。

むしろDATA BOOKの売りは巻末の記録集かもしれませんね。現役選手の誕生日がカレンダーごとにまとまっている「Birthday Check」、出身地が一目瞭然の「都道府県別出身選手一覧」、ちょっと珍しい記録も載っている「日本プロ野球歴代記録」は嬉しいですね。




ということで、随分長くなってしまいましたが、これでポケットサイズ含む全11冊の選手名鑑の比較記事を終わりにしたいと思います。

【3/16まで:抽選1名様に選手名鑑を読者プレゼント!!】

最後までお読み頂き、有難うございます。

昨年も実施した選手名鑑プレゼントを今年もやります!

ちなみに昨年は7名の皆さんから御応募があり、抽選の結果、宮城県在住の男性の方に発送しました。

プレゼントするのは、最後から2番目に御紹介した『プロ野球オール写真選手名鑑2014』(日本スポーツ企画出版社)です。抽選で1名様にプレゼントします。私が最も愛読する、ボロボロになるまで読んだ選手名鑑の2014年版です。

3月16日(日)までに下記の応募フォームから御応募下さい。
 
◎応募フォーム
http://form1.fc2.com/form/?id=900833

3/17読者プレゼント発送しました

詳細はコチラをクリック。


※「お名前」「年代」「性別」「住所」「御意見・御感想」全ての記入をお願いします。
※特に「お名前」「住所」は、くれぐれも間違いのないようにご記入下さい。誤りがあると当然、プレゼント発送ができなくなります。
※いただいた個人情報は本企画のみに使用します。他企画へ使うことはありませんので、御安心下さい。
※本エントリーを書くため、めくったり開いたりしていますので「完全なる新品」とは言えません。発送時に角が折れ曲がる可能性もあります。あらかじめ御了承下さい。
※3/16(日)に締め切らせて頂き、希望者が複数の場合、厳正なる審査の末、3/22(土)までに「ゆうメール」で発送いたします。なお、当選は商品の発送をもってかえさせていただきます。



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☆2/17配信最新号の主な内容は「歴代犬鷲戦士が放った756本の本塁打。球団通算本塁打記録〔1〕」です。
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◎◎◎関連記事◎◎◎
〔雑感〕プロ野球選手名鑑、購入の手引き。2012年、当ブログが推薦する名鑑はコレだ!!2012プロ野球オール写真選手名鑑(日本スポーツ企画出版社)
【2013年プロ野球選手名鑑購入の手引き(1)】 BBM BT 日刊 サンスポ 宝島。ポケットサイズ5冊を徹底比較 ※※※読者プレゼントあり※※※
【2013年プロ野球選手名鑑購入の手引き(2)】『2013プロ野球オール写真選手名鑑』ほか大判5冊を徹底比較 ※※※読者プレゼントあり※※※


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テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

【2014年プロ野球選手名鑑購入ガイド(1)】 BBM、ベースボールタイムズなど携帯サイズ5冊を徹底比較 ※読者プレゼントあり※

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▼本日、私が購入した11冊の選手名鑑


今年もやります!! ポケットサイズ5冊を徹底比較!!

※長くなりますが最後までお読み下さい。最後に読者プレゼントの御案内があります。

2月1日に始まった春季キャンプもいよいよオープン戦へと突入です。紅白戦や練習試合を経て、本日2月22日はセパ12球団が一斉にオープン戦を戦う初の週末。

3月28日の開幕へ向けて、私や皆さん、多くの野球好きの心も一段とそわそわしだす頃でしょう。中にはテレビ中継される試合もありますしね。

さて、そんなセパ12球団の動静と歩調を同じくするかのように、今週末、全国の書店でプロ野球選手名鑑が一斉発売されています。

私、本日、開店と同時に最寄りの書店まで行ってまいりましたよ!

おバカ?にも、店頭に並んでいた11冊の選手名鑑を有無を言わさずにまとめ買い!(上記写真参照)

一昨年、昨年(携帯サイズ大判)に続き、今年もやります!!!

各社の選手名鑑徹底比較ガイド、始まり♪始まり~♪~

なお、私が贔屓にしている本屋さんは地方の中規模書店。恐らく都内の大型書店のスポーツコーナーには、これ以上の名鑑がずらりとひしめきあっているはずです。いつかは世に発売されている全ての名鑑を集めて比較してみたいのですが、今回はお預け。

もし、出版社の担当者の方が本エントリーを見ていて、「わが社のがない!」という憤りの方、そういう訳ですから、そこのところを御了承下さいね。m(_ _)m あ、献本、お待ちしておりますよ。


1回目の今回は、タテ15cm×ヨコ10.6cmの携帯用ポケットサイズの下記5冊を比較してみたいと思います。

■『プロ野球カラー名鑑2014』(ベースボール・マガジン社) 略称=BBM
■『2014プロ野球プレイヤーズファイル』(ベースボール・タイムズ) 略称=BT
■『プロ野球選手データ名鑑2014』(宝島社) 略称=宝島
■『プロ野球12球団全選手完全名鑑2014』(コスミック出版) 略称=コスミック
■『2014スポニチプロ野球選手名鑑』(毎日新聞社) 略称=スポニチ

文中、名鑑を下記の略称で表します。サンプルはいつものように楽天・聖澤を使用します。

それでは、さっそくまいりましょう!


※大判5冊の徹底比較記事はコチラをクリック。


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プロ野球カラー名鑑2014

■『プロ野球カラー名鑑2014』(ベースボール・マガジン社) 税抜476円。354頁

『週ベ』で知られる老舗出版社による“定番名盤”

一昔前と比べて本当に沢山の選手名鑑が発売されている昨今ですが、私がとりあえず真っ先に「買っとくか」となるのが、ベースボール・マガジン社が出しているBBM名鑑です。

書店の店頭で黄色に黒ゴシック字の表紙を見つけると、なんだかホッとした感覚を覚えるのです。

購入判断の基準を「見やすさ」に置く方におすすめ。

コスミック、宝島が1ページで6人を、スポニチが8人を紹介する体裁なのに対し、BBMは4人を均等幅で割り付け。ゴシック体を採用したそのデザインは落ち着きがあり、文字サイズも大きくて、読みやすい。文字サイズの大小は意外に重要だと思います。コスミックはとにかく小さすぎるし、スポニチは行間が狭くキツキツな感じがして、読みにくい。その点、BBMは選手の背番号もしっかり目に飛び込んでくる。

「見やすさ」という点ではポケットサイズ5冊の中で群を抜いていると思います。忙しない試合展開のさなかでも、めくって確認するなど球場のお供に使うには最適です。

トータルデザインでは「見やすい」のは間違いないですが、例えば、新入団選手、昨年度タイトルを獲得した選手などがパッと見、デザインでは判断できないのが、もどかしい点ですね。

名前の前に○印があれば新入団、△印は移籍組というかたちでの表記はありますが、一目では分からないですよね。例えば、宝島では写真の右下に「新人」「移籍」のゴシック表示があり、似たようなことをスポニチもやっているのですが、BBMにはありません。ただ、全体的には「見やすい」という印象は変わりません。

1ページ4人枠を採用し「見やすさ」を強調する一方、「犠牲」になった部分も当然あるわけです。紙幅は限られていますしね。それが出てしまっているのは、成績面。

コスミック、宝島が過去5年分&通算成績を、BTとスポニチが過去3年分&通算成績を掲載する一方、BBMは昨シーズンの成績と通算成績しか載っておらず、記録好きにはストレスが溜まる所ではあります。

ただ、それをフォローするかのように、他にはない良さも。例えば楽天・小斉祐輔のように、1軍と2軍を往来するエレベータ選手の場合、BBMでは昨年の1軍と2軍の成績が2つ併記されています。他の名鑑の多くは1試合でも1軍出場がある選手は、1軍の成績しか載っていません。(宝島も2軍成績も載っています)

成績は下記が掲載されています。

投手=試合、勝利、敗戦、セーブ、投球回、奪三振、防御率
野手=試合、打数、安打、本塁打、打点、盗塁、打率、守備位置




その他の売りと言えば、表紙で謳われているように、アマチュア時代の経歴が詳しく書かれている点でしょうか。楽天・聖澤を例にとって並べてみます。(出身県や高校~大学~ドラフト年・順位はどの名鑑も記述されています)

BBM=07年オランダ・ワールドポート大会東都選抜、07年秋季東都リーグ・ベストナイン外野手、06年秋季同三塁手、03年夏の長野県大会二回戦
BT=なし
宝島=03年夏2回戦
コスミック=06東都L2部春優勝
スポニチ=高校の県大会は2年夏の3回戦が最高。大学では3年秋に三塁、4年秋に外野でベストナイン


このように、BBMが一番詳しく書いてあります。

他、触れておきたいのが、球団スタッフや裏方さんの名簿一覧がないけど、審判名簿はあること(他には宝島)。

以上、書いてきましたが、個人的な所感を言えば、例年、惰性買い度が上昇しているのがBBMです。やっぱり、記録好きからみれば「物足りない」んですよねえ。


2014プロ野球プレイヤーズファイル

■『2014プロ野球プレイヤーズファイル』(ベースボール・タイムズ) 税抜429円。274頁

球種割合、ゾーン打率でおなじみ。記録好き必携名鑑

当ブログ開設のヒントを与えてくれた『ベースボールタイムズ』編集部が手掛けている選手名鑑です。

昨年1軍でプレーした投手には球種割合が、同じく打者にはゾーン打率が載っているのは、みなさんすでに良く御存じのことかと思います。

ここで強調しておきたいのが、打者の得意コース、苦手ゾーンなどゾーン打率が確認できる名鑑はBTだけっていうこと。

今回ポケットサイズ、ムック本、大判など合計11冊の名鑑を購入しましたが、ベースボール・マガジン社が出す大判の『2014プロ野球全選手カラー写真名鑑&パーフェクトDATA BOOK』にはゾーン打率の記載がありませんでした。昨年は主な打者のページには、対戦投手左右別のゾーン打率が掲載されていたのですが、今回は無くなりました。私が最も愛読する日本スポーツ企画出版社の『プロ野球オール写真選手名鑑2014』にもゾーン打率はありません。そのため、ゾーン打率が載っているのはBTだけだと思います。

成績は下記が掲載されています。過去3年分と通算成績が載っています。

投手=試合、投球回、勝利、敗戦、セーブ、奪三振、防御率
野手=試合、打数、安打、本塁打、打点、盗塁、打率


20140222DATA08.jpg

球種割合は円グラフ表示。各々の球種が%で表されています。ゾーン打率は上記のとおり、各ゾーンの打数と安打、打率、本塁打、三振が載っています。

私のように過去のBT名鑑を所持している方は、次のような楽しみ方ができます。

年度ごとの球種割合の変化などを見比べてみるのも、面白いかと思います。過去2年の極端な投高打低から昨年は使用球の反発係数が知らずに変更されていたため、打者に揺り戻しが起きたシーズンでした。これまで真っすぐで強気に攻めてきた投手が、変化球の割合を多く使い出している形跡もあるかもしれませんしね。同様に、ゾーン打率推移の見比べも面白そうです。「今まで3割打てなかったあの選手が初めて3割打てたのは、あの苦手コースを克服したからなのか!」とか、分かるいかもしれません。

球種割合、ゾーン打率の他は、ごくごくシンプル。どうしてもあの2つに紙幅を割くことになりますから、プロフィール周りなど他の記述は本当に簡素です。しかし、なぜか、なくても困らない血液型の項目が。え?OPSやFIPではなくて、血液型をのっけちゃうの?という疑問も。ベースボールタイムズ編集部内に血液型占いにこだわりを持つ人がいるのでしょうか? もしかして谷口一馬さん?

プロ野球選手データ名鑑2014

■『プロ野球選手データ名鑑2014』(宝島社) 税抜360円。240頁

新人、二軍選手や見逃せない小ネタデータなど、記録好きは気になる名鑑

野球本を数多く出している宝島社による編集。

一番嬉しいのは、選手の成績が過去5年分載っている点です。

近年のNPBは御存じのように、従来球の時代が2010に終わりを告げ、2011年から統一球になりました。2011年、2012年は極端な投高打低の環境に激減し、同じNPBなのに全く違うリーグを見ているような感覚にも襲われたものです。2013年は一転、ファン不在の下、反発係数が修正され、過去2年と比べるとホームランが増えたシーズンでした。

このような変化を成績で確認するには、過去5年分の成績が必要で、それがしっかり掲載されている宝島社の名鑑は優秀と言えそうです。(前述のように、他にはコスミックも5年分あります)

成績は下記が掲載されていますが、表の外で、それを補足する記述も見逃せません。例えば、投手だったら、与四球率、奪三振率の数字が、野手なら得点圏打率が表の外で紹介されています。

いつも疑問に思っていたんですよ。投手成績でなぜ三振はあるのに四球はないのだろう?って。どちらかがないと片手落ちな気しません? 四球があれば、この投手はコントロールに課題があるんだなとか分かるじゃないですか。その悩みを解消してくれるのが、宝島です。

投手=登板、勝利、敗戦、セーブ、投球回、奪三振、防御率、推定年俸
野手=試合、打数、安打、本塁打、打点、盗塁、打率、推定年俸


あと、表外の記述欄で触れておきたいのは、好記録・珍記録の紹介があること。

全選手というわけではないのですが、例えば下記のとおり、聖澤なら「パ最多809連続守備機会無失策を更新中」とあります。確かこの記録が更新中であることを知ったのは、昨年のこの欄だったような気がします。

そうそう、銀次の欄をみて、びっくり!

なんとなんと!「両リーグ最少の空振り59」とのこと。セパ両リーグ規定打席到達54人の中で空振り数が最も少なかったのが、我らが銀次だったなんて!!(驚) 空振りが59回だったことは当然把握していますよ。私も空振り数は記録をつけていますから。確かに銀次の三振44個は54人中、阪神・大和の40個に続く2番目に少ない数だったことも知っていましたよ。しかし、まさか空振りが両リーグで最少だったなんて!!!

そんな驚きに満ちた名鑑が宝島といえるでしょう。

20140222DATA14.jpg

宝島が目配りしているのは決して1軍選手だけではありません。1軍に出場できなかった2軍選手や、今季からプロの世界に入るルーキーたちにもしっかりフォローがなされているのです。

1軍で1試合でも出場記録がある場合は1軍成績だけになってしまう点は残念ですが、1軍出場ゼロの2軍選手の場合、2軍での得点圏打率の明記があるんですよ。ファームの得点圏打率が分かるのって、宝島だけですよ。どうやってデータを取っているのだろう?と驚かされるのですが、これは貴重ですよ。

新人選手には成績欄に「甲子園通算」「都市対抗通算」「仙台六大学L」「東京六大学L」「神奈川大学L」など、各々のアマチュア時代の成績が紹介されており、これにもびっくり。投手は試合、勝利、敗戦、投球回、防御率、打者は試合、打数、安打、本塁打、打率が載っていて、もちろん、他の名鑑にはありません。この点も宝島の売りの1つになっています。

他、書いておきたいことは、退団選手、入団選手のOUT&IN情報が巻末ではなく、各チーム選手名簿の先頭で紹介されていること。簡単な戦力分析のページもあること。ただし、裏方名簿はありません。巻頭に巨人・菅野智之の4頁インタビュー記事があります。日本人メジャーリーガーやテレビ・ラジオ解説者一覧ページもあること(他4冊はありません)

プロ野球12球団全選手完全名鑑2014

■『プロ野球12球団全選手完全名鑑2014』(コスミック出版) 税抜343円。240頁

予想打順や布陣、今季展望記事も読める名鑑

まず、楽天ファンにとって嬉しいのは、嶋基宏の巻頭4頁インタビューがあること。昨年の初Vのこと。配球やリードについての考え。星野監督の印象。ユーキリスが加わった今年の陣容などが嶋の口から語られています。

さておき、コスミック名鑑の一番の売りは、戦力分析や今季展望記事がある点だと思います。BBMにはミニ球団史が、宝島には1/3ページ枠でごくごく簡単な戦力分析の枠がありますが、コスミックのように1ページまるごと用いて、予想布陣や220字程度の展望テキストが載っている記事は他にはありません。

展望記事のタイトルをパ6球団分、書き出してみましょう。

楽天=田中、マギーの穴を埋め、創設10年目の優勝を狙う
西武=優勝のカギは中村の完全復活と中継ぎ&抑え
ロッテ=涌井加入で厚み増した投手陣。後半の戦いがカギ
ソフトバンク=主砲に先発候補・・・・・・12球団一の大型補強を敢行
オリックス=主砲の抜けた穴を埋める新外国人選手がカギ
日本ハム=若手の台頭で前年最下位からの逆襲を誓う


もう1つの売りは、監督・コーチ名簿の充実。

例えばスポニチ、宝島は監督のみ写真付きでコーチ陣は写真なしですが、コスミックはしっかり写真が入り、さらに他4冊にはない充実した寸評と現役時代の記録紹介があります。

例えば、楽天の田代富雄1軍打撃コーチの項目に目を移すと、「通算1321安打278本塁打」の他に、「77年5試合連続本塁打、79年5試合連続併殺打(日本記録)」「現役時代から大洋(横浜)一筋だったが、韓国球界を経て12年より楽天で使用」とあります。現役引退後はラーメン屋を開業していたことがあるのは知っていましたが、韓国球界も経験されていたとは知りませんでしたし、何よりも5試合連続併殺打という珍記録の持ち主だったことも、今回知りました。

選手だけではなく、監督、コーチ名簿も充実している点に、あっぱれ! 打撃投手やブルペン捕手、通訳などの裏方さん名簿があればもっと良いものになるのでは?と来年さらなる充実を期待します。

成績は下記が掲載されています。

投手=登板、勝利、敗戦、セーブまたはホールド、投球回、三振、防御率
野手=試合、打数、安打、本塁打、打点、盗塁、打率


20140222DATA10.jpg

他には表外で昨年の成績を補完。

投手は勝率、与四死球、自責点、奪三振率。野手は得点圏打率、捕手は付け加えて盗塁阻止率も載っています。血液型も載っています。ただ、冒頭でも書いたように、文字サイズが小さく、視力が悪い人、老眼の人には少々つらいかもしれません。

あと、書き添えておきたいのは、今回比べた5冊の中で、値段が最も安いのがコスミックです。

2014スポニチプロ野球選手名鑑

■『2014スポニチプロ野球選手名鑑』(毎日新聞社) 税抜381円。192頁

フロント陣やスカウト、スコアラー、用具係などの裏方名簿の記載あり

今回比べた5冊の中で唯一球団裏方名簿の記載があるのが、スポニチ名鑑です。

ただし、残念なのが、ブルペン捕手や打撃投手の記載が抜けちゃっているんですよねえ。画竜点睛を欠く感が否めません。

他には特に書くこともないほど、売りがないのがスポニチ名鑑。

え?最後だから、書く気力がなくなって、手抜きしているんじゃないかって?

そんなことはなく、本当に売りがないのです。スポニチ買うぐらいなら、他の名鑑買ったほうがよいですよ。

というのも、1ページ8人の割り付けで、前述したように、行間が狭く、文字サイズも小さく、非常に読みづらい。コーチ名簿と育成選手名簿には写真がないのです。コーチ陣に写真が無いのは他の名鑑でもありましたが、さすがに育成選手は他4冊は写真付でしたよ。ないのはスポニチだけですよ。

成績は下記が掲載されています。過去3年分しかないというのも、マイナスポイント。

投手=試合、防御率、勝利、敗戦、セーブ、年俸
野手=試合、打率、本塁打、打点、盗塁、年俸


他4冊にはない「既婚か未婚か」の項目は、女性ファンにとっては重要なことなのかも。

20140222DATA11.jpg



【3/16まで:抽選1名様に選手名鑑を読者プレゼント!!】

最後までお読み頂き、有難うございます。

昨年も実施した選手名鑑プレゼントを今年もやります!

ちなみに昨年は7名の皆さんから御応募があり、抽選の結果、宮城県在住の男性の方に発送しました。

プレゼントするのは、明日か明後日に御紹介するSlugger特別編集『プロ野球オール写真選手名鑑2014』(日本スポーツ企画出版社)(上記画像)を1名様にプレゼントします。私が最も愛読する、ボロボロになるまで読んだ選手名鑑の2014年版です。

3月16日(日)までに下記の応募フォームから御応募下さい。
 
◎応募フォーム
http://form1.fc2.com/form/?id=900833

3/17読者プレゼント発送しました

詳細はコチラをクリック。

※「お名前」「年代」「性別」「住所」「御意見・御感想」全ての記入をお願いします。
※特に「お名前」「住所」は、くれぐれも間違いのないようにご記入下さい。誤りがあると当然、プレゼント発送ができなくなります。
※いただいた個人情報は本企画のみに使用します。他企画へ使うことはありませんので、御安心下さい。
※本エントリーを書くため、めくったり開いたりしていますので「完全なる新品」とは言えません。発送時に角が折れ曲がる可能性もあります。あらかじめ御了承下さい。
※3/16(日)に締め切らせて頂き、希望者が複数の場合、厳正なる審査の末、3/22(土)までに「ゆうメール」で発送いたします。なお、当選は商品の発送をもってかえさせていただきます。



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◎◎◎関連記事◎◎◎
〔雑感〕プロ野球選手名鑑、購入の手引き。2012年、当ブログが推薦する名鑑はコレだ!!2012プロ野球オール写真選手名鑑(日本スポーツ企画出版社)
【2013年プロ野球選手名鑑購入の手引き(1)】 BBM BT 日刊 サンスポ 宝島。ポケットサイズ5冊を徹底比較 ※※※読者プレゼントあり※※※
【2013年プロ野球選手名鑑購入の手引き(2)】『2013プロ野球オール写真選手名鑑』ほか大判5冊を徹底比較 ※※※読者プレゼントあり※※※


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【書評】 企画・監修 京都純典『プロ野球本当の実力がわかる本 2013-2014』(日刊スポーツ出版社)

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個人的愛着本の最新版が登場!!



2009年6月に当ブログを開設して以来、ブログを続けていく上で、個人的に何度も読み返したり、ひっくり返したりした愛着本が幾つかある。

2008年刊『野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス』(企画・編集データスタジアム)は、その後の私の野球観戦のスタイルを大きく変えた「重大な1冊」になった。この書籍で新たな価値観で野球を観る楽しさ・面白さに魅せられた私は、当時、タブロイド紙だった『BTウィークリー紙』を定期購読するようになっていく。

「座右の書」は岡田友輔氏の著書『日本ハムに学ぶ勝てる組織づくりの教科書』(講談社プラスアルファ新書)だ。2011年春に上梓された同書は、『野球の見方が~』から一歩踏み込んで、セイバーメトリクスの思想を立体的に解き明かしてくれた。

その2冊にひけをとらず、それこそ辞書のように使い倒した本がもう1冊存在する。『プロ野球本当の実力がわかる本──セイバーメトリクスで見るプロ野球』(日刊スポーツ)だ。

2009年11月に発売され、ほどなく購入した。2009年のプロ野球を題材に、OPSから始まるセイバー系の基礎指標の用語解説、各指標をもとにした代表的選手の紹介、各球団のページでは投打1人ずつ選手をピックアップし、セイバーで見た新たな選手像を提供していた。各球団の投打成績ページには従来指標に加えて、セイバー指標の記載もあった。

全試合スタメン表に全試合投手リレー表も使い勝手が良かった。5人の野球記者がセイバーを用いてベストナインを選ぶという「セイバーベストナイン選定座談会」のくだりも興味深く、読んでいて新たな知見があるテキスト集&見ていて飽きない記録集でもあった。

あれから4年ちょっと。

この間、残念ながら同書の後継は発売されてこなかったが、ようやく最新版がお目見え。キャンプインを目前に控えた今月17日に発売されている。




▼発売されたばかりの『2013-2014』と前書『2010』。2009年オフに発売された『2010』は電話帳のように何度も使い倒した、私にとって愛着の1冊


■企画・監修 京都純典『プロ野球本当の実力がわかる本 2013-2014』
(日刊スポーツ出版社)本体1143円+税。224頁


本書を手掛けたのは前回同様、日刊スポーツから独立され、現在はフリーで活躍中の野球ライター、京都純典氏である。Twitterをやっている読者のみなさんには、サンタ帽をかぶったメロンのアイコンのあの方、のほうがとおりがよいかもしれない。


▼おなじみメロンのアイコン。以前、クリスマスが過ぎてとっくの某日、Twitterで京都氏に「サンタ帽かぶったままですよ」と余計なツッコミをしたことのある野暮なshibakawaさんです・・・(ガクッ...)
20140119DATA6.jpg

それではさっそく本書を紹介しよう。

ボリュームは前回226頁に対し、今回224頁。ページ数はほぼ一緒だが、情報量は格段に増えている。今回は前回なかった2軍、3軍も視野に捉えたため、記録集としては前回を上まわるクオリティに仕上がった。

厚さは前回よりやや薄くなった。これはわらばん紙(?)を使っていた前回とは違い、今回は紙質が上がったのが大きい。それにソフトカバーの体裁も嬉しい。この間、後継本が出なかったのは、やはり売れずに採算が取れなかったからだろうと思っていたので、今回、外見も中身も質が上がって、果たして大丈夫だろうか・・・とも思ってしまう(笑)

前回本から4年ちょっと。この間、日本の野球好きの間にも、セイバー系の基礎指標は広く浸透した感がある。そのため、本書では指標や用語解説はごく簡単な言及に止まっているのが特徴的だ。下記画像のとおり、まえがきと指標の説明が見開きページに収まるかたちになっている。


▼同書2~3ページより。まえがきと指標・用語解説。計算式と簡潔な説明につけ加えて、リーグ平均値の記載があるのが嬉しい
20140119DATA2.jpg

4年経って、OPSは説明不要の指標へ



例えば、OPSだ。前回は1頁丸ごと使い、「確実性+怖さを表す。出塁率の計算式は(安打数+四死球数)÷(打数+四死球数+犠飛数)。出塁率が高い(アウトにならない)ということはそれだけ得点に結びつく可能性も高くなる。長打率の計算式は塁打数÷打数。出塁能力と長打を打つ能力が高い、すなわちOPSが高ければ高いほど得点に貢献したといえる」云々といった丁寧な説明があった。

しかし4年経って、OPSは説明不要の指標として認知された。そのこともあって、本書では、「計算式=出塁率+長打率 セ.699 パ.708」とごくあっさりした記述になっている。

その他の指標もポイントを抑えた簡潔な説明になっている。かといって、セイバーにほとんど馴染みの無い初心者読者をおいてけぼりにするといったこともないと思う。


▼同書12~13ページより。田中将大による昨年の神がかり的な活躍を、記録とともに振り返っている。右ページに掲載されている表はペナントレース試合別投手成績表と、2011年以降の主な投球成績
20140119DATA3.jpg

指標の説明をサクッと終えた後にやってくるのは、昨年活躍した選手を6人ピックアップしてのコラムだ。

バレンティン、大谷翔平、村田修一、金子千尋、岩瀬仁紀、田中将大の6人についてその好活躍を記録をメインに振り返っている。テキストの隣には各選手の活躍を補足するのに相応しい記録表が掲載されている。(バレンティンと田中のみ見開き2ページ。他は1ページ枠)

読んでいて、その都度、ハッと気づかされることが多かったのも、ここだ。

例えば、バレンティンの項目では、日付、対戦相手、対戦投手、球場、回、BSカウント、打点、飛距離、打球方向を網羅した全本塁打記録が嬉しい。

あれだけ打ちまくったのに満塁ホームランは7/13広島戦で大竹から打った31号1本だけだったんだなとか、パリーグと比べて狭いセリーグ球場ながらも、飛距離100m以下の一発は1本だけで、逆に121m以上弾は30本。球場の狭さに助けられたという当たりよりも、有無を言わさぬ飛距離でスタンドまで運んでいったホームランが大多数だったことも、本書から確認することができる。

実は数字でも大器の片鱗を見せていた大谷翔平



二刀流が中途半端に終わった感が強い大谷翔平。しかし、京都氏は「期待が大きい分物足りない気もするが数字は十分」と解説する。

一緒に掲げられている成績は「投」ではダルビッシュ有の1年目、「打」では松井秀喜の1年目。なるほど、大谷の奪三振率6.71はダルビッシュの4.91を上まわっていたんだ!とか、へええ!長打以外の数字はほとんどルーキーイヤーのゴジラと一緒じゃん!といった「発見」があった。京都氏の指摘どおり、期待感が半端ないからこそ、大器の片鱗を見せた成績であっても、霞んでみえてしまうということなのだろう。

金子千尋のくだりでは、沢村賞の選考基準を満たした選手一覧が載っている。

「選考基準を全項目満たした投手は、金子が史上10人目。基準を満たしながら受賞を逃したのは史上3人目のことだった」らしい。お恥ずかしながら、今回初めて知りました。(他には1982年の江川卓、2011年のダルビッシュ有がいる。2011年の沢村賞は田中で田中も選考基準全てをクリアしていた)

田中将大快記録の源泉をズバリ指摘



田中将大は見開きで紹介されている。唸らされたのはゴロ率について的確に指摘されていること。

「打ち取った打球の種類を見ると、ゴロアウトが254、フライアウトが157。ゴロアウト率は61.8%は、規定投球回に達した投手の中で木佐貫洋(ファイターズ)に次ぐ数値だ」との解説。

その傍らの表では2011年以降のゴロ率の年度別推移が、59.4%、60.3%、61.8%と紹介されている。

そうなのだ。ゴロが多いこと。これこそ、田中の快記録の源泉であった(ちなみに、当ブログでは既に8月にメルマガ創刊号で指摘している)

反発係数が上方修正されボールが飛ぶようになった昨季、当然ゴロよりフライが増えただろうと想像できる。しかし、その環境下において、田中だけは1人、過去2年と同じ統一球を投げていたというイメージになるのだ。これって、改めて本当に凄いことだと思う。

その選手に相応しいデータを読者に提供し、主に語られている本流とは少し違った新鮮な視点で、選手のプレーを振り返る語り口は、さすが記録好きの京都氏ならではと言えそうだ。文体も堅苦しいものではなく平易で、その世界に没入しやすい。


▼同書14~15ページより。2014パ・リーグ展望
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6選手による昨年の好活躍をハイライト的に振り返った後は、セパ両リーグの展望記事。それぞれ見開き2ページで紹介されており、主に左がテキスト、右には昨年のチーム成績が紹介されている。

載っている成績は、従来指標+セイバー指標による投打成績。表の一番下にリーグ平均値の記載があるのは、嬉しい点だ。順位表では勝ち負けといった基本情報から、対戦チーム別の成績、ホーム、ビジター、1点差、延長、先制した・された、デーゲーム、ナイター、逆転勝ち・逆転負け、観客動員数といった記録も網羅されている。逆転の楽天、昨年の逆転勝利数がいかに他球団より多かったか?をニヤニヤしながら改めて確認することも可能だ。

その後、セパ両リーグの規定打席・規定投球回クリアの個人投打成績表になる。ここは少々残念な点があった。

前回はOPS、打率、SecA、TA、BB/K、IsoD、RC、RC27といった指標で、リーグ順位がそれぞれ明記されていた。これが意外にも便利で、各指標の十傑を目で追う場合の手助けとなっていて重宝した。しかし、本書では順位の割り振りがない。そのため、パっと見、各指標で誰がリーグトップなのか?判然としない。

順位をつけなかったのは恐らく、紙幅の都合だろう。順位に紙幅を割くより、1つでも多くの指標を載せていきたいという意図があったのかもしれない。その狙いは読者に新たな選手像の提供の成功になって表れている。

選手の特徴をより良く伝えてくれる、幾つかの指標



具体的に言うと、打者では打球のゴロ、フライ、ライナー率がある。三振では見逃し三振、空振り三振、どちらが多いか?を表すパーセンテージの記載もあった。これは前回には無かった数字だ。

これらの数字の記載で、選手像をイメージしやすくなる。

例えば、見逃し三振率だ。見逃して三振に倒れるのは日本では眉間に皺が寄ってしまう良くない行為である。このパーセンテージが30%を超えてくる打者は「積極性がないのか?どうなのかなあ?」と思って眺めていたところ、嶋基宏は34.8%。これは捕手ならではの配球を読んで打席に入っていることも影響しているのかもしれない。4割近い出塁率を残した栗山も意外にも高く33.3%。これも積極性が無いというより、選球眼が良いからこそ生じる副産物なのかもしれない(自信を持って見逃したのがストライク判定など)等ということを頭でつらつら想像することができるのだ。

銀次の打率3割に黄色信号灯る心配される数字とは?!



ゴロ率も同様だ。表を眺めながら、打率3割以上を記録したバッターでゴロ率が60%超えをピックアップした。打率.319を記録したヘルマンが61.8%、.317の銀次も62.3%と異様に高かった。

私は今季の銀次は2年連続規定打席到達+打率3割は手堅いと予想しているのだが、そんな私であっても、ゴロ率62.3%は不安を抱かせる数字である。というのは、一般にゴロはフライ、ライナーと比べて最もアウトになりやすい打球なのだ。

常に打率3割を維持する優れたアベレージヒッターはゴロ率を50%前後に止めなければならないという私の選手判断基準からすると、昨年の銀次が残した62.3%という数字は相反する結果である。BABIPが高かったことと合わせて、2年連続打率3割に黄色信号を灯す懸念を示す数字になってしまっている。

さらに特筆すべきは、フライ内訳だ。内野のポップフライが多かったのか?外野へ飛ばしたフライが多かったのか?といった疑問をすぐさま解消してくれる「内飛」「外飛」の項目もあり、びっくりだ。

例えば、昨年の松田宣浩は外飛が84に対し内飛も69と大変多かった。詰まらされて打ち上げてしまったり、ミスショットでポップフライに倒れたり・・・といったケースが多かったのだろう。少しネットを調べてみると「チャンスでポップフライ...マジいらない」とか「ポップフライ製造機」といった声をすぐに見つけることができた。

このように規定打席到達の打者成績に記載がある「内飛」「外飛」「空振」「見振」「ゴロ」「ライナー」「空振率」「見振率」「フライ率」「ゴロ率」「直率」といった数字は、各々の打者像を、より一層具体的にし、イメージしやすくする一助を担っている。

この後、イースタン、ウエスタンの投打成績を経て、セパ12球団のページに移っていく。

ここでは楽天のページを例にして説明したい。


▼同書28~29ページより。東北楽天ゴールデンイーグルス~今季は1からのチーム作り
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ファーム投打成績を始め、スタメン一覧、投手リレーまで網羅



楽天のページは合計16ページに及ぶ。他球団も同じである。(ソフトバンクなど3軍があるチームはもっと紙幅が増えている)


28~29頁・・・上記画像の見開き2ページ。昨年の成績と今季展望と
30~31頁・・・全試合スタメン表
32~33頁・・・全試合投手リレー表 球数記載あり
34~35頁・・・個人打撃成績
36~37頁・・・個人投手成績 ※球数記載あり
38~39頁・・・イースタン全試合スタメン表
40~41頁・・・イースタン全試合投手リレー表 ※球数記載あり
42~43頁・・・イースタン個人打撃成績、イースタン個人投手成績 ※球数記載あり

各々のチーム事情を浮き彫りにする記録、データの紹介が嬉しい



まず最初の見開きページにくるのは、今季展望記事だ。

テキストの他に左側には「対戦球団別成績」「月別成績」「イニング別得失点」「ホーム・ビジター成績」「部門別成績」「打順別成績」が掲載されている。右側には各球団の特徴や課題を浮き彫りにする記録が紹介されている。

例えば、イーグルスなら「主な投手のゴロ・フライ率」だ。

懸念される点として則本の高いフライ率が紹介され、今季はゴロを打たせる投球技術を身につける必要性があるのでは?との指摘。もっともだと感じた。

他には「岡島の打撃内容」など。1番起用時、第1打席時の打率、出塁率、打球方向のパーセンテージなどがまとまっている。1番打者としての岡島の活躍を評価し、「逆方向にゴロを転がす打球で岡島は活路を見出した」と本書は結んでいる。

他球団の記事も、改めて確認させられたこと、今回初めて知ったことなど、勉強になる点が多かった。ブログに冗長な文章を書いてしまう私にしてみれば、文字量は腹六分といったところ。

しかし、限られた文字数の中で、各チームの昨年の総括、今季の展望や課題を的確かつ簡潔にまとめていると思う。各々のチームがそれぞれ抱える台所事情をよくあぶり出している。

投手リレー表には新たに球数の明記も



前回重宝した全試合スタメン表、全試合投手リレー表の掲載もある。

投手リレー表は本当に便利で、前回は、攝津─ファルケンボーグ─馬原の投手リレーが何試合あったか?を調べるのにかなり助けてもらった記憶がある。今回は前回にはなかった各投手の球数も明記されていて、より使い勝手が良くなった。

例えば、イジの悪い?私は「昨年最も少ない球数でマウンドを去った先発投手は誰だろう?」と気になり、さっそくこのリレー表をもとに調べてみた。

5/22広島戦の牧田17球がそうかな?と思いきや、上?には上?がいるもので、6/25阪神戦に先発登板した中日ブラッドリーの僅か14球が最少だという。いったい何があったのだろう?とスマホでググったら、こういうこと↓↓↓らしいです (; ̄ー ̄A

◎ブラッドリー降板は虫刺されが原因 高木監督「今更言っても…」 (スポニチアネックス)

前回には丸々なかった2軍の成績表の新掲載も本書の売りの1つだろう。

特にスタメン一覧は個人的にツボにきた。ここ数年2軍の記録収集にも力を入れている当ブログだが、さすがにスタメン一覧表を作るところまでは手が回っていなかったのだ。

以上、簡単にだが、届いたばかりの『プロ野球本当の実力がわかる本2013-2014』を紹介してみた。

セイバー系の書籍、刊行物というと他にはデルタ社が出している『セイバーメトリクスマガジン』(2が昨秋電子書籍で上梓されている)、『プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート1』『同2』が知られている。

デルタ社の刊行物がセイバーの中級者から上級者を対象にしているイメージがある一方、本書は初心者から中級者まで幅広く対象にしている。とっつきやすい1冊に仕上がっている。

最後に参考までに下記に目次を掲載してみた。

【終】

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■目次
◎まえがき&用語解説・・・・・・2
打者編 OPS (出塁率+長打率
    SeCA (Secondary Average)
TA (Total Average)
BB/K (四球数÷三振数)
PA/BB (打席数÷四球数)
IsoD (出塁率-打率)
ISO (長打率-打率)
wOBA (Weighted On Base Average)
wRAA (Weighted Runs Above Average)
wRC (Weighted Runs Created)
BABIP (Batting Average Ball in Play)
RCAA (Runs Created Above Average)
RC (Runs Created)
RC27 (Runs Created27)

投手・守備編 QS% (Ratio of Quality starts)
FIP (Fielding Independent Pitching)
WHIP (被安打数+与四球数)÷投球回数
DER (Defense Efficiency Ratio)
K/9 (奪三振数X9)÷投球回数
BB/9 (与四球数×9)÷投球回数
K/BB (奪三振数÷与四球数)
BABIP (Batting Average Ball in Play)
RSAA (Runs Saved Above Average)

◎セイバーメトリクスで見る13年 個人選手編──
 バレンティン6 / 大谷翔平 / 村田修一9 / 金子千尋10 / 岩瀬仁紀11 / 田中将大12

◎2014年展望──
 パ・リーグ14 / セ・リーグ16

◎セイバーメトリクスによる個人投打成績一覧──
 パ・リーグ18 / セ・リーグ20

◎イースタン・ウエスタンの記録──
 チーム別投打成績22 / 個人投打成績イースタン24 / 個人投打成績ウエスタン26

◎セイバーメトリクス 12球団編
(総括&展望・打撃部門・投手部門・個人投打成績・ファーム成績)
 東北楽天ゴールデンイーグルス・・・28
 埼玉西武ライオンズ・・・44
 千葉ロッテマリーンズ・・・60
 福岡ソフトバンクホークス・・・76
 オリックス・バファローズ・・・94
 北海道日本ハムファイターズ・・・110
 読売ジャイアンツ・・・126
 阪神タイガース・・・142
 広島東洋カープ・・・158
 中日ドラゴンズ・・・174
 横浜DeNAベイスターズ・・・190
 東京ヤクルトスワローズ・・・206

◎2013年ドラフト指名選手・・・222

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◎◎◎関連記事◎◎◎
【書評】工藤公康 著『野球のプレーに、「偶然」はない ~テレビ中継・球場での観戦を楽しむ29の視点~』(KANZEN)
【書評】 岩隈久志 著『感情をコントロールする技術~未来を切り拓く50の視点』(ワニブックス)
【書評】山村宏樹 著『楽天イーグルス優勝への3251日』(角川SSC新書)


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キミは読んだか?! 発売2週間で当ブログ雑誌書籍売上歴代ランキング6位へ!! 山村宏樹 著 『楽天イーグルス優勝への3251日』

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キミは読んだか?! 発売2週間で当ブログ雑誌・書籍売上歴代ランキング6位へ!!
楽天ファン必読の1冊!!
元・犬鷲戦士による初の著書
ゼロから歩んだ3251日目の光景とは?!

山村宏樹 著『楽天イーグルス優勝への3251日』



おはようございます。@eagleshibakawaです。

台風も上がるようで、無事、夜には日本シリーズ初戦ができるようで、朝からそわそわしますね~

さて、皆さん、元・犬鷲戦士、山村宏樹氏による初の著書『楽天イーグルス優勝への3251日』は既に読まれましたでしょうか??

発売からちょうど2週間経ちましたが、当ブログ上でも大反響。毎朝Amazonのアフィリエイト管理画面を確認するたびに、驚かされています。

というのは、この極めて短期間の間で、当ブログ経由でAmazonさんへの注文が殺到。当ブログ雑誌書籍売上歴代ランキング6位にまで一気に登り詰めているのです。この勢いだと近々5位浮上となりそう。

自慢するような話ではないですが、当ブログがAmazonアフィリエイトを導入したのがちょうど3年前の2010年10月からでした。以来、野球関連書籍・雑誌だけでマンモス校の1学年の生徒数と同じ規模の冊数を販売してきました。

上位にランクインされている書籍・雑誌は、そこらのちょっとした規模の書店よりも、読者の皆さんに手に取ってもらえている数を送りだしています。

そんな中、僅か2週間で歴代ランキング6位まで一気に浮上してきました。

これも、山村氏の性格が滲み出たような穏やかで温かい文体が、読み手を惹きつけるからでしょう。

元・犬鷲戦士の目にはゼロから始まった新興球団の3251日目はどのように映ったのか?

参入承認正式決定から初Vまでインサイドストーリーは、楽天ファンなら1度は目に通しておきたい1冊です。

Kindle版も発売されているようです。

読書感想文を書いてみました。本書の中身など詳細はコチラをクリックして御確認ください。

まだの方、読書の秋です。日本シリーズ試合観戦後の秋の夜長、この1冊に目を落としてみるのはいかがでしょう??


■当ブログ雑誌書籍売上歴代ランキング
(2013年10/25現在。Amazonアフィリエイト売上のみ。楽天市場は商品名が分からないため対象外)

◎1位:岡田友輔・編集発行 『セイバーメトリクスマガジン1』(デルタ)

◎2位:岡田友輔 著『日本ハムに学ぶ勝てる組織づくりの教科書』(講談社プラスアルファ新書)

◎3位:大坪正則 著『パ・リーグがプロ野球を変える 6球団に学ぶ経営戦略』(朝日新書)

◎4位:岡田友輔 編著 『プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート1』(水曜社)

◎5位:『Number』2011年4/21号

◎6位:山村宏樹 著 『楽天イーグルス優勝への3251日』イマココ!!


1位と2位の間は僅差。2位以下との間はダブルスコア以上。1位2位は当ブログで大ヒットロングセラー中。この2冊を抜く書籍・雑誌は出てこないような気がします。

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